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トルコとシリア 戦争前夜か、すでに交戦中か
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/310.html
投稿者 グッキー 日時 2012 年 10 月 16 日 17:43:23: Cbr3d6O9vj7Mc
 

(回答先: シリアとトルコ 紛争は手に負えないものになる恐れ 投稿者 グッキー 日時 2012 年 10 月 16 日 06:38:37)

トルコとシリア 戦争前夜か、すでに交戦中か
http://japanese.ruvr.ru/2012_10_12/shiria-toruko-sensouzenya/

シリアの民間航空機がアンカラに強制着陸させられたことについては、多くの不明な点が残っている。シリアとトルコは少し前までは非常な友好国同士であったものの、最近その関係はつとに悪化しており、今回の事件はこれにさらに拍車をかけるものだ。すでに多くの人々は、両国の関係が、戦争と平和の境界線に近づいていることを感じている。例えばミッリエト紙のカドリ・ギュルセル解説委員は強制着陸をめぐる事件の前、すでに「トルコ政治指導部の間違った政策によって、間違った戦争が発生する。それを望むかどうかは重要ではない。なぜならば、戦争が政治の延長であるとみなすこと自体、すでに戦争開始への第一歩であるからだ。」と書いていた。

一方で他の解説委員のなかには、すでにトルコ政府がシリア政府との戦争を戦っていると書く者さえいる。つまり公式の宣戦布告がないだけだというわけだ。すでに国境を越えた弾薬の輸送は行われているものの、今となっては民間航空機に対する国境は閉鎖されたと考えていいだろう。

近東戦略研究センターのシリア問題専門家であるオイトゥン・オルハン氏は、VOR「ロシアの声」に対して次のように語ってくれた。

−現在トルコとシリアとの間で完全な戦争が行われていると言うことは出来ません。両国の間で限定的な武力衝突が行われているというほうが事実に近いでしょう。しかしトルコは完全な戦争を望んではいません。他方、シリア側も戦争を望んではいません。先週、アサド大統領はシリア軍の航空機に対して、トルコ国境から10キロ以内に近づくことを禁止しました。そのため、私の考えでは両者は完全な形での戦争は回避するよう努めるでしょうし、その代わり、国境付近での緊張状態は続くと考えられます。

ただ、21世紀研究所近東アフリカ研究センターの近東専門家であるシベル・カレムダログル女史は、違った見方を示しているようだ。カレムダログル女史は、与党・公正発展党はシリア政策を変更するつもりはないだろうとみている。

−公正発展党はシリアをトルコにとっての緩衝地帯にしようと大きな努力を傾けています。しかしそのためには十分な対外的支持はありません。NATOは例えば、その問題でトルコを支持していませんが、公正発展党の指導者らは自分の意見に固執しています。ただいまのところ、シリア問題に深入りしすぎることによって、多くの余計な問題が生まれています。これは公正発展党の頑固さによるものです。シリア危機において、トルコは近い将来深刻な問題にぶち当たる恐れもあります。
ーーーーーーーーーーー

緩衝地帯というのは良く分からない
何に対しての緩衝地帯なのだろう。

トルコとシリアが戦争をする動機が分からない???
他からの圧力以外考えられない。  

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コメント
 
01. 2012年10月16日 23:47:57 : S57QJHub3w
公正発展党は宗教政党として初めてトルコ大統領を送り出した。
エルドアンはギュルが大統領選に出馬して空いた首相ポストを受け継いだ。
この成功体験がシリアに深入りする原動力になっていると思う。

02. グッキー 2012年10月17日 00:45:20 : Cbr3d6O9vj7Mc : 7zlbU47Gsk
いくらハイに成っているからといって、シリアと戦争して
得るものは何も無い。
戦争で領土拡大が出来る時代でもない。
戦争により党勢が拡大するとも思えない。

やはり世界情勢の中での
シリアーイラン潰しの一環と見るのが正しいのでは


03. 2012年10月17日 10:50:55 : cqRnZH2CUM

トルコは少数アラウィ派が権力を握るシリアで、多数派の不満がさらに激化し不安定化し、もっと難民が増え、国内に反体制派の拠点ができ、内戦に巻き込まれるのが一番怖い

アフガンに対するパキスタンみたいなものだから

世俗派の政権としては、何とか、シリア領内に戦闘を限定したい

そのための武力行使はやむを得ないということだろう


04. 2012年10月17日 10:53:05 : cqRnZH2CUM

まあ米国が衰えて来れば、昔のように、こんなことは、世界中で日常茶飯事になってくるだろう

それがヒトというものだ


05. グッキー 2012年10月17日 11:48:34 : Cbr3d6O9vj7Mc : vfE4Rn8f7g
>>03

>もっと難民が増え、国内に反体制派の拠点ができ、内戦に巻き込まれるのが一番怖い

シリア反体制派の拠点、基地がどうどうと写真入れでトルコ領内に有るのが紹介されていたよ。
トルコ政府が支援しているとしか思えない。

>世俗派の政権としては、何とか、シリア領内に戦闘を限定したい
そのための武力行使はやむを得ないということだろう

戦闘をシリア領内に限定したいから、武力行使をする???
どういうメカニズムが働いてそうなるのですか。


06. 2012年10月17日 14:07:54 : cqRnZH2CUM

>>05 トルコ政府が支援しているとしか思えない

トルコ国内にもスンナ派が多く、シリアの専制政権への反発は強い

それに欧米の人権派や利権派からの圧力もある、

軍事干渉こそ反対でも、弾圧される気の毒な難民を助けるべきだという人々も多い

政府も一枚岩ではないので、表だって難民の政治活動を弾圧するのは難しいだろうな

まあどこの国も同じだが、いろいろな勢力のバランスで政治は動くということだ

>戦闘をシリア領内に限定したいから、武力行使をする???

そうした面倒を避けるのに一番効果的なのが、外国からの理不尽な攻撃に対して反撃するという名目で、国境エリアを軍事的に占有し、気の毒な難民をシリア領内に帰してあげるというわけだ

ただ欧米が本格的に援助してくれれば可能だろうが、トルコ単独では難しいだろうな


07. パルタ 2012年10月18日 11:28:41 : BeExvDE2jO5d2 : ytttIRkaeM
女性を自爆犯に仕立て上げるイスラム過激派と組めるシリア体制派が
権力獲得後に本気でイスラム原理主義に反対するだろうか?
誰が横暴なのか?シリアの政権崩壊後にはイラクと同様になるのは目に見えている。
レバノンのアサド支持のアラウィ派も襲撃されている。
このままトルコが欧米の尻馬に乗ってシリア攻撃を続けてもアルカイダの支配地が広がるだけ。
欧米は傍観者として見ていられるから丸儲けである。シリア反体制派の反動的本性を見抜け!

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