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シリア:テロリストが政府軍に対して化学兵器使用(Rockway Express)
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/564.html
投稿者 アフターバーナー 日時 2012 年 12 月 28 日 12:55:26: jrkxmEf6yaSpQ
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/860/

◆12月25日

 シリアのアレッポ近郊にある化学工場がどうも武装反政府勢力側に奪取されたようで、化学兵器が使用されたようだ。今までもこの化学兵器がテロ組織の手に渡ることが懸念されていたのだが、それが実現してしまったようだ。

 これから、この危険な兵器がシリア軍やシリア人全般にむけて使用される可能性が高い。欧米側はこれをシリア政府軍の仕業のように報道するかもしれないが。いずれにせよ、シリア当局がさらに苦しい状況に陥ることは明白だ。とりわけこのアルカイダ系テロ組織はあらゆる兵器を使用することに、なんらの痛痒も感じない者たちだから、危険この上ない事態である。

 このような事態を招いたのは、直接的にはこのテロリストだが、間接的にはこのテロリストたちを支援した欧米、トルコ、湾岸アラブ諸国、イスラエルである。これからシリア軍兵士はガスマスクを使用する必要に迫られるわけだ。しかし、戦闘はこれからも継続するだろう。結末は分からない。

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●シリア:テロリストが政府軍に対して化学兵器使用
http://english.farsnews.com/newstext.php?nn=9107129627
【12月23日 Fars News Agency】

 反政府武装勢力は23日、ダマスカス郊外にてシリア政府軍に対して化学兵器を使用した。

 「テロリストは既に三つの立方体の形をしたプラスチック・バッグを政府軍にむけて投げ、それから噴出したガスのため7名の兵士が死んだ」と、大統領府防衛隊司令官官が23日、イランに本社のあるアルアラム・ニュース局に語った。 

 この司令官はこのバッグには黄色ボタンが付いていて、押すと黄色のガスが噴出し、それを吸った者たちが1時間後に死亡した、と語った。

 数週間前から、さまざまなメディアがシリアにある化学兵器とそれを武装反政府勢力が使用する件について記事を書いていた。

 今月初旬、イランのある国会議員は、シリアにおけるこの21ヶ月に渡る危機の拡大で、テロリスト・グループがシリア政府軍よりこの化学兵器使用をずっと強く熱望していた、と警告していた。

 この指摘は、国会の教育研究委員会委員長のモハマド・メディ・ザヘディによって国会通信社でのインタビューでなされたものである。

 「地上での状況ならびに21ヶ月の間に起きたことは、シリアにいる反政府勢力が化学兵器と非通常兵器を使用する可能性の方が、政府側が使用する可能性よりずっと高い、ということを示唆している」とザヘディは語った。

 ユーチューブに掲載された衝撃的なビデオ映像は、自由シリア軍の形でシリア内で活動しているアルカイダ系テロリストが、シリアの諸都市に向け化学兵器を使用する準備をしていることを示している。このビデオはこのグループが研究所のウサギに対して化学兵器をテストしていることを示している。

 このビデオでは、ウサギに向けて使用しているのは神経ガスのようだ。1分後にはこのウサギは痙攣をおこしている。

 このテストを行った人物は、「何が起きたか分かったでしょう。これがあなたの運命だ。アラウィト派の不信仰ものよ。アラーの名によって誓うが、このガスを吸って1分後には、このウサギのようにあなたは死ぬ」

以前、シリアの外務大臣は武装反政府勢力が化学兵器をシリア軍とシリア市民に対して使用するかもしれないと警告をしたことがあった。

 「テロリスト・グループはアレッポ東部にある毒性塩素工場を掌握したらシリア人に対して化学兵器を使用するかもしれない」と、SANA通信は外相の言葉として報じた。

 外務省はシリア・サウジ化学会社(SYSACCO)の工場について語っていると考えられる。この工場はアレッポ近郊のサフィラにあり、今週初めにアルカイダ系のアルヌスラ戦線によって奪取されたものだ。

 テロリストは一般市民にとって安全な場所でなくなるように何日間か激しく活動を強化していたが、政府軍は殆どの地区から追い出して、何十人もの死者と逮捕者を出させた。

 シリアは重装備のギャングらが2011年3月以来、組織だった攻撃をシリア警察と国境警備隊に対して行って以来、紛争の中にある。

 反政府ラリーで武器使用による衝突になってから、警備部隊メンバーを含む数百人もの人々が殺害されてきている。

 政府は無法者、破壊工作者、武装テロリストたちが殺戮行為をおこなっていることを非難し、それが外国から組織されたものであることを指摘している。

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数日前、「政府軍が毒ガスを使用」などというニュースが流れていましたが、
これのことか。
しかし、この記事では、「政府軍が毒ガスを使用」ではなく「反政府側が政府軍に対して」毒ガスを使用したとのことである。


 

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コメント
 
01. 2012年12月28日 23:41:45 : GVYsLuFuCE
シリア情勢のニュースが日本では最近あまり取り上げられていなかったが、政府軍が苦戦しているようだ。当方が非難してきた反政府テロリスト集団が、欧米帝国主義勢力やイスラエル、湾岸王政諸国の支援を受け、シリア政府軍を支援するイランやロシアの力を上回っている模様だ。心苦しいところだが、IRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語から、最近のシリア情勢についてのニュースを紹介する。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/34179-

(転載開始)

2012/12/27(木曜) 22:20
シリアでテロ継続

シリアで、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも4名が死亡しました。

シリアの国営サナ通信によりますと、27日木曜午前、シリアの首都ダマスカス近郊で起こったこの爆発で、少なくとも市民4名が死亡、10名が負傷しました。

この爆発の犠牲者の多くが、生徒でした。

アルアーラムチャンネルのシリア特派員は、シリア軍のハーレム地区への攻撃で、武装テロリスト300名以上が死亡したことを伝えました。

ダマスカスを訪問している国連とアラブ連盟のシリア特使をつとめるブラヒミ氏は、27日の記者会見で、「シリア情勢は、この国と地域や世界の人々を脅かしている」と語りました。

ブラヒミ特使は、シリアの暴力停止とテロリストへの兵器移送の停止を強調しました。

また、シリアの衝突に関わるすべての人々による、幅広い利権を持った移行政権の樹立に向けた協議が行われることを明らかにしました。

ブラヒミ特使は、シリア問題の解決策に関して協議するため、ロシアを訪問する予定です。

ロシア外務省のルカシェビチ報道官は、27日木曜、シリアに対するロシアの立場は変わらないと強調し、2014年までアサド氏を大統領に留任させるというシリアに関するアメリカとの共同計画があることを否定しました。

シリアのテログループは、2011年3月から、サウジアラビア、カタール、トルコ、アメリカ、フランスの支援を受け、シリアの一部都市を混乱に巻き込んでいます。こうしたテロの中で、数千人が死傷、または住む家を奪っています。

(転載終了)

●それでは、「ロシアの声」放送のサイトから、シリア情勢に関係するニュースを紹介します。

http://japanese.ruvr.ru/2012_12_09/97437024/

(転載開始)

マスコミ:米国 秘密裏にシリア反体制派に武器供給

9.12.2012, 17:34

http://m.ruvr.ru/data/2012/12/09/1280886706/4h_50439681.jpg
Photo: EPA

米政府は、シリア反体制派に対する大規模な武器供給を秘密裏に開始する決定を承認した。英紙サンデー・タイムズが伝えた。

サンデー・タイムズは、米国がそのような行動を行うのは初めてのことだと指摘している。サンデー・タイムズの情報によると、武器は、中東の友好国を経由して供給される。米国はすでに、リビアから武器の一部を購入した。これらの武器は、昨年殺害されたリビアのカダフィ大佐によってたくわえられたもので、携帯式地対空ミサイル・システム「ストレラ2」も含まれているという。

サンデー・タイムズによると、シリア反体制派は、昨年春から米国側の明白な同意のもとで、カタール、サウジアラビア、トルコから武器を受け取っていると指摘している。

イタル・タス

(転載終了)

●イラン海軍がペルシャ湾で軍事演習を行なっていますが、シリア反政府テロリスト勢力を支援する湾岸王政諸国に対する圧力でしょうね。これに対し、アメリカ海軍の原子力空母ジョン・C・ステニスがペルシャ湾に来たそうです。

「財政の崖」問題は、どうなりましたか。


02. 2012年12月28日 23:48:38 : FEe3QwCMKy
欧米が「アラブの春」とかでサウジアラビアーアルカイダ系テロ組織の味方をするようになったのは
ビンラーディン死亡以来顕著だと思うのですが、
ビンラーディン死亡は欧米側がアルカイダと取引した成果だったのでしょうかね。

アルカイダもビンラーディンを始末すれば昔のような活動が展開できてだいぶ有利なはずですし。


03. 2012年12月29日 15:58:40 : e9kLSwCCAI
戦争犯罪を勝者が敗者を裁くからこのような
侵略がまかり通ってしまう。
東京裁判からやり直さないと、
偽ユダヤは我が物顔で侵略を続けるだろう。

04. 2012年12月30日 09:27:37 : l1NPjWZAfD
>>01さん、俺にはシリア情勢で政府側が苦戦しているという認識はないですけど。
確かに全てのテロからシリア全土を守りきるということはできていません、特にパイプラインの警護に関してはもぐら叩きの状態です。
ですが主要地域における戦闘でFSAのテロリストが大手を振り我が物顔で街の一角を占拠していた一昨年の状況は完全になくなりました。
散発的な戦闘や爆破テロは起きていますが、隣国が絡んできている以上、こればかりはシリアだけで防ぎきれるものでもなく故に国際舞台では停戦合意が国内だけでなく関係する国々の思惑と絡み合い様々な憶測や噂が乱れ飛んで入るというのが現状だと思います。

というよりシリア問題の中心はトルコの頑なさ(シリアの越境攻撃に対抗してパトリオットを配備すると宣言した問題)にイランが怒りを御しきれなくなっていることや、戦略上ロシアへの威嚇であるとロシアがやはりトルコに対して配備取りやめの再考を促している(対抗措置としてイスカンダルミサイルの配備をちらつかせるなど)、トルコとシリア、ロシア、イランそしてNATOとアメリカ、イスラエルの今までアラブの春の美名に隠れていたキナ臭い関係が一挙に浮上し、わかりやすい展開になったというほうがいいでしょう。
エジプトではムバラク体制を追い込んだ世俗主義派がムバラクの不正を徹底弾劾せずアメリカの意向に沿うことで権力を手に入れたムスリム同胞団で固めた現政権に対してデモを起こして騒ぎになっている。
トルコでもエルドアンの暴走に首都アンカラで怒りの抗議デモが起きています。
尚、ロシアはブラヒミ特使の停戦調停外交においてシリアが停戦受け入れ条件にアサドの大統領交代を容認したという一部報道についてラブロフ外相が言下に否定しています。

ロシア外務省、「シリアへの軍事介入は支持しない」

ロシアのラヴロフ外相はブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表とモスクワで行なった会談を総括し、 シリアへの軍事介入を念頭においた国連安保理決議をロシアは支持しないことを明らかにした。

ラヴロフ外相は、国際政治のプレーヤーはすべてシリアへの軍事介入に反対しており、アサド大統領も辞職せず、国民を守る構えでいる以上、この立場を変えさせることは不可能との見方を示した。

外相は他の諸国とは違い、ロシアはシリアに対し攻撃兵器を供給していないため、内紛でそれが使われる可能性もなく、また現地にはロシアの特務部隊も活動していないと語った。

ロシアの声
http://japanese.ruvr.ru/2012_12_29/99653859/



05. 2012年12月31日 23:02:56 : GVYsLuFuCE
>>04さん、こんばんは。01です。当方の投稿に対し、貴重な意見を戴きまして、ありがとうございます。シリア情勢は日本での情報が乏しく、IRIBイランイスラム共和国ラジオ日本語や、ロシアの声が頼りになっています。日本における意図的な報道により、アサド政権が悪者にされている状況を何とかしなければと思っています。

シリア情勢の続報をIRIBからリンクします。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/34270-

(転載開始)

2012/12/31(月曜) 22:23
シリアで、多数の武装勢力が死亡

シリアの首都ダマスカスの近郊で、シリア軍の攻撃により、多数のテロリストが死亡しました。アルアーラムチャンネルが報じたところによりますと、シリア軍の軍事作戦により、武装したテログループの指導者数名が死亡したということです。

また、プレスTVが31日月曜シリアの現地メディアの話として伝えたところによりますと、シリアの政府軍は、同国の北西部にある都市アレッポで、トルコ国籍を持つパイロット4人を拘束しました。

トルコは、シリアの反体制派を支援しています。

ロシアの外務省も30日日曜、声明の中で、シリア問題は平和的な手段によって解決される必要があると強調し、「シリア問題は軍事的な方法では解決できない」としました。

この声明ではまた、「ロシアのラブロフ外務大臣と国連のブラヒミ・シリア特使は、最近行なわれた会談において、外交手段によるシリア問題の解決策を検討し、シリア問題は軍事的な方法では解決されないという事実を強調した」とされています。

シリアの一部の都市では、カタール、サウジアラビア、トルコ、フランス、アメリカの支援を受けたテログループが、昨年3月以来、情勢不安を引き起こしており、テロ行為によって、同国のアサド民主政権を転覆させようとしています。

(転載終了)

IRIBで伝えられるニュースは、プレスTVの一部のようですね。04さんが指摘しておられるパイプラインの警護の問題は、下のリンクで取り上げられています。
http://www.presstv.ir/detail/2012/12/31/281054/militants-blow-up-gas-pipeline-in-syria/

コメント欄の内容が素晴らしいです。


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