ダマスカス中心部で２１日、大規模爆発があり炎上する車。シリア国営通信提供＝ＡＰ

ダマスカス中心部で２１日、爆発があり車から炎と黒煙が上がった。シリア国営通信提供＝ＡＰ

ダマスカスの地図
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　【カイロ＝石合力】シリアの首都ダマスカス中心部の住宅街で２１日午前１１時（日本時間同日午後６時）ごろ、大規模な爆発があった。朝日新聞の現地助手が軍、救急関係者から聞いた情報では、少なくとも２０人の死亡を確認、２００人以上が負傷した。死傷者はさらに増える見通しだ。

　現場は、ダマスカス中心部の住宅街にある交差点付近。車に仕掛けた爆発物が爆発したもので、一般市民を狙った大規模無差別テロとみられる。近くには政権与党バース党の本部やロシア大使館があるが、爆発地点からは離れている。近くにある公立の小学校も被害を受け、死者には児童も含まれているという。犯行声明などは出ていないが、アサド政権打倒で反体制派に同調するアルカイダ系組織ヌスラ戦線などが関与している可能性がある。衛星放送アルジャジーラによると、このほか軍施設への砲弾による攻撃など市内計４カ所に攻撃があったという。

　ダマスカス市内での大規模爆発はこれまで警察や治安機関など政府関係施設を対象にした犯行が多く、無差別的なテロは異例。国営テレビの映像によると、現場付近にいたバスや車が吹き飛び、黒こげになっている。血だらけになった市民らを搬送する救急車がひっきりなしに到着している。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/35377-

(転載開始)

2013/02/21(木曜) 23:36
シリア首都での爆発で、30名死亡

シリアの首都ダマスカスで複数の爆発が生じ、最初の報告によれば、少なくとも30名が死亡、数十名が負傷しました。

ファールス通信によりますと、21日木曜、ダマスカスで二つの爆発が生じ、少なくとも30名が死亡、数十名が負傷しました。

これらの爆発により、病院のそばにあった自動車数十台が炎上しました。

ダマスカスにあるロシア大使館のそばでも爆発がありましたが、人的な被害はありませんでした。

またダマスカスでは、シリアの与党バース党に属する建物の前で、爆弾が仕掛けられた自動車が爆発し、数十名が死傷しました。

一部の報道でも、首都の警察学校で、爆発が起こったと伝えられています。

シリアでは2011年3月中旬より、情勢不安と暴力が生じています。西側の支援を受けた武装グループはテロにより、アサド民主政権の転覆を狙っています。

シリアの治安部隊と国民の多くが、暴力の中で命を落としています。

人権団体は、「武装グループは西側の支援を受け、シリアで戦争犯罪を行っている」と述べています。

シリア政府は、「情勢不安や暴力は国外で組織されており、報告により、多くの武装テロリストは外国人であることがわかっている」としています。

(転載終了)

●Press TVに大きな写真がありますので、リンクします。
http://www.presstv.ir/detail/2013/02/22/290187/syria-car-bombing-kills-53-injures-250/