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北朝鮮はまたミサイルを打つのか（共同）
北、ミサイル発射秒読みか 周辺海域の航行禁止
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130307/frn1303071217002-n1.htm
2013.03.07 夕刊フジ
朝鮮半島の緊張度が一気に増してきた。韓国の聯合ニュースは６日、複数の韓国政府筋の情報として、北朝鮮が日本海と黄海の自国周辺海域に、船舶と航空機の航行禁止区域を設定したことが確認されたと報じた。韓国は、１１日からの米韓合同軍事演習に反発を強める北朝鮮が、対抗措置として大規模演習やミサイル発射で挑発する可能性も視野に入れ、最大限の警戒態勢を整えている。
北が暴発危機だ。禁止区域の設定期間は黄海が３月末、日本海は４月末までという。これまでも、射程が短いミサイルの発射や海上での実弾射撃訓練の際に同様の措置を取ってきた。
北はすでに自国の東西の両海域で潜水艦部隊による機動訓練を開始。緊張を高めて米韓に妥協を迫る「心理戦」の一環とみられている。
一方、北による先月の核実験を受けて米国は５日、より強力な措置を含む新たな制裁決議案を国連安全保障理事会に提出、７日にも採択される見通しだ。
北の朝鮮労働党機関紙の労働新聞は６日、朝鮮人民軍最高司令部が５日、米韓や国連安保理を念頭に表明したとみられる「朝鮮戦争の休戦協定を白紙化する」との報道官声明を１面トップで報道。記事では「精密な核攻撃でソウルだけでなくワシントンも火の海にする」と威嚇する軍幹部の声を伝えた。
これに対し、韓国軍合同参謀本部は６日、緊急記者会見で北朝鮮に対し、「挑発には、拠点だけでなく支援勢力、指揮勢力まで強力に断固として反撃する」と表明、対決姿勢を明確にしていた。韓国軍は６日、対北警戒態勢を１段階引き上げ、「万全の態勢を整えた」という。
「休戦協定の白紙化」「ワシントンを火の海」に続き、周辺海域の航行禁止区域も設定したことについて、韓国筋は「米韓の１１日からの演習を中止させるのが目的で、航行禁止区域を設定することで『脅しではない』というメッセージを込めたのだろう」とみる。
脅迫行為を強める半面、先月末には米プロバスケットボールＮＢＡの元スター選手、デニス・ロッドマンを招くなど米国の顔色をうかがう北。子供じみた行動の末に待つものは…。
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http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130306/frn1303061216004-n1.htm
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