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中国軍 総兵力は229万人、艦艇数は1088隻で米抜き世界1位 (NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/772.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 15 日 16:25:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130315-00000015-pseven-cn
NEWS ポストセブン 3月15日(金)16時6分配信


 中国の最新鋭戦闘機J10による尖閣諸島への領空侵犯、さらには海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射。それらは軍事挑発であるとともに、兵器のハイテク化がいかに進んでいるかを見せつけるデモンストレーションでもあった。しかし、そのハイテク化こそ中国のアキレス腱だと軍事ジャーナリストの井上和彦氏は指摘する。

 * * *

 軍拡の道を突き進む中国の国防費は、毎年2ケタの伸び率で増え続けており、2012年の国防費約6500億元(約9兆7000億円)は、5年前の約1.6倍。過去10年間で約4倍に増えている。世界でこれほど極端に国防費を増額している国は他にない。

 しかも公表額には兵器購入費や新兵器開発費といった主要な支出区分が含まれておらず、実際の国防費は公表額の2〜3倍になると見られている。

 中国人民解放軍の総兵力は229万人。第2位のアメリカ(157万人)、第3位のインド(133万人)を抑えて世界一だ。中でも陸軍は160万人と、米軍の陸上戦力(64万人)の3倍近い。

海軍の保有する艦艇数は1088隻。アメリカ海軍(1075隻)を抜いて世界第1位となっている。 航空戦力はどうか。中国空海軍の作戦機は2074機で、アメリカの3497機に次いで第2位。

 そしてなにより中国は、アメリカ、ロシアに次ぐ核兵器保有大国だ。

 中国の軍事費増大の背景には、軍事力の近代化がある。昨今中国は、ハイテク戦車やステルス戦闘機、最新鋭戦略原子力潜水艦など、次々と新兵器を繰り出している。ただし、それはまだごく一部のことで、中国人民解放軍の保有兵器は、旧式兵器が大半を占める。だから自衛隊やNATO軍の兵器に近付けるよう、急ピッチで近代化を進めている。

巨大な陸軍をすべて近代化するためには莫大な国防費を投じる必要があり、財政上大きな負担となる。陸軍は約8200両の戦車を保有しているが、その大半は著しく旧式であるため、欧州のハイテク技術を取り入れて99式戦車を開発するなど近代化に努めている。 だが専門家はこう見る。

「中国の最新鋭戦車には、それらしい装備が搭載されていますが、たいしたことはないでしょう。基本的に戦車は“自動車”であり、自動車製造技術が確立した国でないとまともなものは作れません」

 他の兵器についてもおよそ同様であり、粗悪品に大枚をはたいている。海軍も急速に近代化を進めている。中には海上自衛隊の護衛艦に匹敵するハイテク艦も登場した。

 前述の艦艇数も2008年から2012年の5年間で228隻も増えている。それらにも莫大なコストがかかるが、一番の金食い虫は航空母艦だろう。旧ソ連空母「ワリャーグ」を改装した「遼寧」の他に2隻の空母を建造中で、それらが就役すると軍事費はさらに跳ね上がる。

 なぜなら、航空母艦を運用するには、イージス艦のような防空艦や高度な対潜能力を持つ駆逐艦などを数隻建造して、空母打撃群という戦闘パッケージを作らねばならないからだ。予算は少なく見積もっても1兆円規模となろう。しかも中国は、少なくとも2個群の空母打撃群を持とうとしており、その維持管理費は半端ではない。

※SAPIO2013年4月号


 

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コメント
 
01. 2013年3月15日 20:33:39 : xEBOc6ttRg
モスクワにとっての南クリル諸島は日本政府にとっての尖閣諸島と同じ

特集: 領土問題の歴史 (16 記事)
タグ: 政治, アジア・オセアニア, 領土問題の歴史, 領土問題, 解説, 日本関連, 国際
イリナ イワノワ
11.01.2013, 15:42

Photo: RIA Novosti
日本の有名な政治家森喜朗氏が、日本が自国の「北方領土」と呼ぶ土地、南クリル諸島の問題を解決するために、特命を受けて、再びイニシアチブをとろうとしている。
先日「BSフジ」のテレビ番組に出演した森氏は、南クリル諸島問題の解決策として自身の考えを提示した。すなわち、最大面積の島択捉のみをロシアに残し、国後、色丹、歯舞を日本がとる、というものである。森氏はごく近いうち、安倍晋三首相の特別代表としてモスクワを訪問する。そこで改めてこの「解決策私案」を提示するということは大いにあり得ることに思える。しかし、とどのつまり、こうした提案が公式になされることはないであろう。菅義偉官房長官は森氏発言の直後、南クリル諸島に関する日本政府の立場は従前の通りである、と声明を出した。すなわち、日本政府は森氏のイニシアチブを支持せず、ロシアに対してはやはり、4島全ての日本への帰属という主張を届けるということだ。「譲歩」として日本は、諸島の「現実の返還の時期については柔軟に」対応する用意がある、としている。

しかしこうした選択肢はモスクワを満足させるものではない。モスクワの視点によれば、南クリル諸島は第二次大戦の結果ロシア領土に組み入れられたものであり、これを見直す必要はない。しかし自由意志の発露として、モスクワは何らかの譲歩をする用意がある。可能な最大限の妥協としてウラジーミル・プーチン大統領が2005年に提示した解決策が、ロシアが自由意志で日本に色丹と歯舞の2島を返還した後平和条約を締結することを予定している1956年のソ日共同宣言を基礎にする、というものである。そして、これをもって領土問題は一度に、そして永遠に解決される。しかし日本は南クリル諸島全部の返還という主張に固執している。

この立場は絶対的に非現実的なものである、とモスクワ国際関係大学国際問題研究所のアンドレイ・イワノフ上級研究員は考えている。

―ロシアにとっては、第二次世界大戦の結果得られたものを見直す可能性についての問題が届けられること自体が、全く受け入れられないものなのである。ここには地政学的な事情も一役を買っている。南クリル諸島というのはロシアの太平洋艦隊にとって、太平洋への玄関口である。諸島をコントロール下に置き、この重要な海域を制圧するという考えは、1940年代、米国をも魅了した。米国は戦後処理の一環として日本からクリルを獲得し、そこに軍事基地を構築することを夢見た。ただ、日本との戦争にソ連を参加させ、それによって米国の損失を軽減するという喫緊の必要性が生じたために、セオドア・ルーズベルト米大統領は南クリル諸島が将来的にモスクワのコントロール下に置かれることに同意せざるを得なくなった。あにはからんや、戦争終結から数年後、ソ連は米国の敵国になり、日本は米国の同盟国になった。米国は、日本政府の領土返還運動を支持するようになった。そこには、諸島に米軍基地を建設し、海峡をコントロール下に置く、という狙いも含まれていた筈だ。すなわち、必要の際にはロシア海軍の太平洋への出口を封鎖する可能性を手元に置く、という狙いが米国にはあったのだ。

ロシアから「北方領土」の返還を求める日本政府は、同時に、尖閣諸島をめぐる中国とのホットな紛争を抱えている。日本政府はしかし、尖閣諸島については、領土問題の存在そのものを認めていない。ここで問題になっているのは尖閣諸島の陸棚に眠る化石燃料などではないのだ。日本は中国とこれを分け合うことに同意している。非常に文明的なことに、この天然資源の共同採掘に関する合意が既に結ばれている。しかし、尖閣諸島の一部を中国に明け渡すことさえ、日本市民の大部分には国民的な侮辱と受け取られる。さらに日本政府には、中国がそこに軍事基地を設営するのではないかとの危惧がある。

同様の危惧をロシアも抱いているのだ。すなわち、南クリル諸島が日本のコントロール下に置かれた場合について。もしもそうであるならば、尖閣問題について日本が中国に対してとっている立場と同様の立場を、いまロシアが取ることも自然なことではないだろうか。

 

7 comments

Masahiro Endo · Top Commenter · Katsushika-ku, Tokyo, Japan
言論による立場の主張は、ロシアが自由社会の一員たる証を示した思います。
Reply · 3 · · January 11 at 3:59am

Masahiro Endo · Top Commenter · Katsushika-ku, Tokyo, Japan
ありがとう Park Jin Park Jin ^^
Reply · · January 11 at 4:28am

Masahiro Endo · Top Commenter · Katsushika-ku, Tokyo, Japan
Cam on Hường Đặng nhe ^^
Reply · · January 12 at 2:16am

Kenichi Miyamoto · Top Commenter · 横浜市立大学
北方領土は日露双方が平和的に結んだ条約により日本の領土と認められたところから始まり、戦争という暴力によってロシアに奪われ現在に至っています。一方、尖閣諸島は日中間で中国領土であるなどと認め合ったことは無くましてや戦争という暴力で奪い取ったものでもありません。最初から沖縄の一部です。(ロシアの声さんへ 一応それなりのメディアなんだからそれぐらいのことは知っててほしいです。また百歩譲って外国同士の歴史を知らない・良く分からないのであれば軽々しく記事に書いたりすべきではないですよ)
北方領土問題についてのロシアは侵略した者であり日本は侵略された者です。尖閣諸島問題についての中国は侵略しようとする者であり日本は侵略されそうになっている者です。北方領土問題のロシアの立場と尖閣諸島問題の日本の立場はまったく異なります。
この記事が主張していることにはまったく同意できません
Reply · 2 · · January 11 at 5:29am

Yuichi Koda · 立教大学 Rikkyo University · 939 subscribers
バカがいる…
Reply · · January 13 at 6:27am

Ayumi Shirayama · Top Commenter · 北海道釧路北陽高等学校
宮本さんのおっしゃられる通りです。大西洋憲章は戦争の結果として領土を増やす事を認めていません。ロシアは自身の不法な侵略を屁理屈で無理矢理に正当化するのをやめて、北方領土を日本に返還しなさい。
Reply · · January 13 at 2:33pm

Tadayoshi Hosoya · Top Commenter · Hiroshima-shi, Hiroshima, Japan
それについても極東国際軍事裁判で不問に付される判決が出されてて、それを日本は(いやいやながら)受け入れてしまってますので… もうひっくり返らないですよ… 
ひっくり返すということは、今の国連を脱退する覚悟が必要になります。これが、「戦争で負ける」ということです。
だからこそ、次回は勝ち切れないまでも絶対に負けないように国造りをしなければならないのです。そのためならかつての仇敵ソ連の継承国家であるロシアとも手を結ぶのです。
歴史を学べば、合従連合・条約破り・裏切り合いがごく普通に行われていた事がわかります。冷徹に現実的な思考をすべきです。
Reply · 1 · · January 13 at 3:18pm

Kenichi Miyamoto · Top Commenter · 横浜市立大学
「『戦争で負ける』ということ…」とか「次回は負けないように…」とか戦争での勝ち負けがすべてであるとおっしゃりたいようですが、それも1つの考えではあると思いますが、賛同はできませんね
Reply · 2 · · January 14 at 2:26am

Kenichi Miyamoto · Top Commenter · 横浜市立大学
香田 祐一 さんへ
ずいぶんなコメント。もう少しまともな人と思いましたが残念です。君は人間の命がどうのこうのなんて大きなことを言う前に他人との接しかたを学びなさい。自分と意見が合わないからって他人をバカ呼ばわりすることは間違っている。そのコメントを君の友達や家族に見てもらって意見を聞くといい
Reply · 2 · · January 14 at 2:39am

Tadayoshi Hosoya · Top Commenter · Hiroshima-shi, Hiroshima, Japan
そこで、日露軍事同盟(ただし海域限定)、ですよ♪
(米国+日本=東南アジアシーレン)×(日本+ロシア=北極海オホーツクシーレーン)=それぞれの海域を分け合った軍事同盟により、北太平洋の安全保障をしっかりと確保していきましょう。
Reply · 2 · · January 11 at 3:06pm

Akikazu Totukawa · Top Commenter
「ロシアの声」の諸君達よ、
都合の良い自分勝手な言い分を一方的に配信するな!

君達-ロシア-当時はソ連-は、日ソ不可侵条約を一方的に破棄し、「国際法に照らし合わせて違法」的に我が国 日本国に攻め込み、その際に北方四島を含む南樺太までの我が国の領土を侵略し、強奪したという事実については、何故、何も言及しようとしないのか?
答えは簡単、
言及してしまうと、君達-ロシア-当時はソ連-が国際法を無視し違法的に我が国の領土を侵略し強奪した事実を否定出来なくなるからだ!

よって、
日ソ不可侵条約を一方的に破棄し、「国際法に照らし合わせて違法」的に強奪した我が国 日本国の領土(北方四島と南樺太)を我が国 日本に返還せよ!
Reply · 1 · · January 13 at 11:23am

Tadayoshi Hosoya · Top Commenter · Hiroshima-shi, Hiroshima, Japan
「ロシアの声」は国立放送局ですから、もともと自国の都合のいい言い分を一方的に配信するところなのですよw 「日ソ不可侵条約を一方的に破棄」の部分は、「軍事同盟である日独伊三国同盟を結んでいたナチスドイツのソ連侵攻により、自動的に無効化された」とロシアは主張してくるはずです。それを認めてしまった極東国際軍事裁判の結果を受け入れている日本側は、そうなるとちょと不利に… だから、日本はこの件に関して国際司法裁判所への付託を一度も検討したことがありません。(負ける可能性が高いから) 北方領土交渉については、ソ連が血で勝ち取った領土は1平方メートルたりとも返さん!という主張に対して、戦後十数万人の兵員を不当に抑留し強制的に労働させて多くの人名を喪失させたのだから、その血の分をいま精算してもらいたい」という主張で対抗すべきでしょう。
Reply · · January 13 at 2:54pm

Akikazu Totukawa · Top Commenter
>極東国際軍事裁判の結果

ソ連は確か、
サンフランシスコ講和条約に署名して無い筈。。。

以下、我が国の外務省のHP http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/mondai_qa.html より抜粋転載。

【(Q2)北方四島が我が国の「固有の領土」であることの根拠は何ですか?

(A2)北方四島はいまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国の領土です。
 日露両国は、今から150年前の1855年2月7日に調印した日魯通好条約により、両国の国境を択捉島とウルップ島との間に定めました。その後1875年の樺太千島交換条約において、我が国は千島列島(シュムシュ島からウルップ島までの18島。)をロシアから譲り受けるかわりに、ロシアに対して樺太全島に対する権原、権利を譲り渡しています。
 ソ連は、第二次世界大戦末期の1945年8月9日、当時有効であった日ソ中立条約を無視して、我が国に対し宣戦布告し、我が国のポツダム宣言受諾後の8月18日には千島列島に侵攻し、その後29日から9月5日までの間に北方四島のすべてを占領し、一方的に自国に編入しました。なお、1951年のサンフランシスコ平和条約で我が国が千島列島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄しましたが、そもそも北方四島は千島列島には含まれていません。また、ソ連は、サンフランシスコ平和条約への署名を拒否しました。】
Reply · · January 14 at 12:26am

Yukifumi Kikuya · 北海道薬科大学 北海道鍼灸専門学校
プーチン大統領の見解は正論です。
Reply · 1 · · January 11 at 6:09am

Komei Akashi · Top Commenter
タダヨシ・ホソヤ様の意見に賛成します。日露同盟、日露協商を成立させるには、北方四島をダシにして足を引っ張る親米派や親中派が最大の障害ですね。間宮、宗谷、根室の3海峡と国後水道にトンネル作れば北海道・沿海州経済圏が成立しますから、領土問題など無意味です。どこの領土かではなくて、どんな経済圏を形成するかが大事なんです。津軽海峡トンネル作れるんですから、本来は日露間の4トンネル作るくらいわけないんですよ。
Reply · · January 11 at 7:22pm

Takao Sanuki · Meisei University
その危惧は理解できるが、大戦の結果云々の前に国際法・国連憲章に反しているということについてはどういう考えなのだか…。

太字部分って、むしろ日本の潜在領有権を認めていない?
Reply · · January 11 at 5:58am


02. 2013年3月15日 21:06:03 : Pj82T22SRI
「日本の奇跡」の秘密は海賊の真珠にあり

特集: 「創世記の有無もわからない以上、世紀末の到来は不明」 ヤロスロフ・コルヌィリエフ (古生物学者) (9 記事)
タグ: アジア・オセアニア, 「創世記の有無もわからない以上、世紀末の到来は不明」 ヤロスロフ・コルヌィリエフ (古生物学者), 解説, 経済, 日本関連, 国際
ゴンチャロワ・ユリヤ
31.01.2013, 15:11

Photo: EPA
「日本の奇跡」の秘密はどこにあるのだろうか? 日本はなぜあんなにも早く戦後復興を果たし、世界の経済大国の列に並ぶことができたのだろうか? これらの問いにはエコノミストだけでなく歴史家も取り組んでいる。
専門家らの間では日本の戦後復興が迅速に行なわれた背景には、日本の会社員、労働者の勤勉さ、日本の高級官僚の権限の大きさ、米国からの潤沢な財政支援の3つの要因があるとされている。最初の2つの要因には誰も疑問を呈さないだろうが、3番目に関しては米国は確かにアジア圏に共産主義が拡大しないためのバリアとして日本を使うために援助したが、それでも自国経済と互角で張り合うライバルを育てようとは思わなかったはずだという疑問がでてくる。では日本は第1級の産業と科学を打ち立てるための資金をどこから捻出したのだろうか? 歴史家の中には水兵、イムリオ・イソカワの話がこれに関連するという声がある。

話はロシアの巡洋艦「アメチスト」が1904年南シナ海のダナング沖合いで日本の水雷艇125を沈没させたところから始まる。水雷艇の乗組員は全員海の藻屑となったと思われていたが、2年後の1906年初頭、フランスの砲艦「クルーレ」は北アンナン島の沿岸でいかだに乗った一人の水兵を発見した。水兵はぼろぼろの服装で憔悴しきった様子で、自分は水雷艇125の乗組員の生き残りで名をイムリオ・イソカワといい、1年半にわたってたったひとりでパラセル諸島のある島で暮らしていると語った。

イソカワさんは日本に帰国した後、3年間、病院で心理療法を受け、その後、軍人恩給をもらって家族と暮らし始めた。イソカワさんは医師らや友人らに島で素晴らしい宝物を見つけたと話していたが、もちろん信じてはもらえなかった。ところがイソカワさんの死後、45年初頭、イソカワさんの家にはその宝物に大きな興味を示す人たちが東京から訪ねてくるようになった。その際、自分たちとの話については広めないでくれと頼まれた。

45年6月、パラセル諸島のある島に日本の潜水艦I−409が到着した。その乗組員と船長は日本の軍事諜報機関からの命令で差し向けられたのだった。後日、潜水艦の水上機のパイロットは水兵らが島の海岸線にある洞窟から樽のようなものを運び出していた様子を空から目撃したと語っている。樽の中身については水兵らには知らされなかった。だが、この作戦に関与した人間はその後全員、人間魚雷に配置されている。

その10年後の1955年、水上機のパイロットは長崎で偶然、潜水艦の元船長に出会った。その際、船長は初めて赤裸々な事実を語った。実は自分は将校には内緒で樽の中身をいくつか覗いた。すると樽は縁ぎりぎりまでぎっしり真珠が詰められていた。しかも価値の非常に高い黒真珠。樽は全部で20個ちかく。しかも1樽の重さは100キロはくだらなかったから、当時でも100−150億ドルはくだらなかっただろうというのだ。

そんな真珠が一体どうしてこの島にあったのだろうか? 一説にこれは16世紀に大活躍したマレーシアの海賊ブングワラ・アナムバスのものだというのがある。アナムバスはパラセル諸島のどこかの島に陣営を築いていたらしく、イソカワさんが見つけたのはその宝物だろうというわけだ。しかし、潜水艦I−409がお宝を発見したあと、その真珠はどこに行ってしまったのだろう?

戦後、石油王ジョン・セクストン氏の個人コレクションに1000万ドル相当の黒真珠がいくつか発見された。この線をたどると米国企業「ラジオテクニクス」の元経理長ロナルド・スミート氏が浮かび上がってきた。スミート氏の話では、戦後すぐ、破綻の瀬戸際にあった会社のオフィスに2人の日本人がきて、うまい取引を申し出た。その取引とは1943年の創業以来、この会社が開発したすべてをアタッシュケース2個分の真珠と交換するというものだった。アタッシュケースを開けると真珠の大半は黒真珠だったという。米国人はこれに同意し、糸目もつけないいい暮らしをした結果、全財産を失った。そのかわりに日本には軍需、民需両用の様々な生産を行なう企業が誕生し、大成功を収めた。

こんなわけで今、ヨーロッパや米国にある黒真珠の出所をつきとめようとすると、戦後、アタッシュケースに真珠をつめて世界を回り、最新の技術を買いあさった日本人数名の軌跡につきあたるかもしれない。

Masaki Kobayashi · 53 years old
帝国海軍に伊409という潜水艦は存在しません。
Reply · 3 · · February 3 at 7:23am

Masaki Kobayashi · 53 years old
ロシアの伝説「なぜ日本は奇跡の戦後復興が出来たか?」
Reply · 1 · · February 3 at 7:25am

Takumi Kimura
ちゃんと黒真珠を代金として置いていった生真面目な日本人・・・。
ロシア人、中国人なら、技術だけ取ってとんずらしそう笑。
Reply · 2 · · February 19 at 10:59pm

Kenichi Miyamoto · Top Commenter · 横浜市立大学
楽しく読ませてもらいました。w
Reply · · February 4 at 4:53am

Toshikazu Suzuki · Top Commenter
こんな面白い話、映画にしてしまえ!
Reply · · February 11 at 4:48am

Yoko Hamada · Himeji-shi, Hyogo, Japan
わくわくするね!
Reply · · February 3 at 6:51am

Mato Nakagawa · 帝京平成大学
おもろい
Reply · · February 3 at 5:49am

Kazuhiko Hirohata · 和歌山東高等学校
I-409という潜水艦は存在していないはずですが!伊号400番台で完成したのは、400.401.402号の3隻。
Reply · · January 31 at 7:42am

Jun Muranaka · Top Commenter
まぁ、こういう話が好きな民族ですから(笑
Reply · · January 31 at 10:55pm

Stephane Pietri · Me and Memes at RootCat
LOST?
Reply · · January 31 at 3:29am

Tadayoshi Hosoya · Top Commenter · Hiroshima-shi, Hiroshima, Japan
うさんくさーいお話!w
どこからこんなネタを拾って来たのでしょうか?
Reply · · January 31 at 3:42am
 


03. 2013年3月15日 21:07:04 : Pj82T22SRI

ロシアの声おもしろいな

04. 2013年3月15日 22:45:44 : c2LUBETrNk
伊409なんて、聞いた事ないな。

05. 2013年3月16日 09:06:49 : GVYsLuFuCE
共産中国が軍備の強化に邁進する姿は、戦前の日本と同じだ。かつて米英に次ぐ海軍力を有していたが、国家予算の40%が軍事費に消えていた。国民に対しては、陸軍の愛国号、海軍の報国号に寄付せよという。軍用機が有名だが、機関銃や艦艇もあった。町内会が強制徴収したり、金持ちが政府への協力姿勢を示すために寄付していた。(脱税を見逃してもらえる。)これらのステルス負担が半端な額ではなかった。

ところで話は変わるが、オーストラリアは太平洋戦争における交戦国であったことから年配の方に日本嫌いが多かった。ある時、戦争の話になったのだが、日本軍がダーウィンを爆撃したことが話題になった。日本軍国主義の脅威が、まさかオーストラリアにまで迫ってくるとは思われなかったのだが、あれは日本国民の生活を犠牲にして行なわれたことを説明した。日本では爆弾の材料になる硝酸がほとんど軍用に回されて民生が犠牲にされたため、うんこやおしっこが農業の肥料として使われ、化学肥料が使用できなかったことを伝えた。これが比較的、近年まで下水道普及率の低さとして残っていたのである。

「欲しがりません、勝つまでは」と言うキャンペーンは、オーストラリアでは考えられない。戦前の日本がそうだったし、現在の中国大陸もそうだろう。戦前の日本が軍国主義であったのと同様、今の中国大陸も中共の一党独裁体制で国民の自由はなく、政府に楯突く人たちは逮捕・連行されて殺されている。そのような体制でなければ、異常なまでの軍拡邁進などできるはずがない。

戦前の日本は世界に誇る空母機動部隊を持っていたが、これの維持費が巨額であり、太平洋戦争がもし勃発していなかったとしても国家は破綻していたと思われる。今の中国大陸も同じだろう。軍拡など、いつまでも続くわけがない。それでも軍拡に邁進するのは、メンツを重んずる中国大陸の思想がある。戦前の日本が破綻したように、中共の一党独裁体制が揺らげば、果てしない軍拡路線も崩壊するだろう。それが中共の運命である。


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