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ミサイル失敗 北のオソマツ 日本政府のマンガ対応
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2012/4/14 日刊ゲンダイ ：「日々担々」資料ブログ
クーデターじゃないかの声も出た
日本のメディアがあれだけバカ騒ぎした北朝鮮のミサイル発射は大失敗に終わった｡外国から報道陣を集めて見せびらかそうとしたのに発射直後に空中分解｡赤っ恥もいいところだが､この失敗で分かったことがいくつかある｡北朝鮮脅威論のアホらしさと､それなのに危機をあおる連中の怪しさだ｡バカバカしいったらありゃしない｡
軍事評論家の神浦元彰氏はミサイル失敗について､｢クーデターじゃないか｣と思ったという｡
｢それほど考えられない失敗なんです｡ミサイルは1段目の切り離しでトラブルを起こしたわけですが､技術的には難しくなく､これまでも北朝鮮は1段目の切り離しには成功している｡
､わざわざ外国からプレスを集めていたのに､何の前触れもなく発射して､記者たちは本国からの携帯電話で事態を知ったのです｡衛星を打ち上げるときは長距離レーダーの電波を出して､観測するものですが､その電波も出ていない｡あれだけメンツを重んじる北朝鮮が打ち上げ失敗を素直に認め､発表したのも異例です｡誰かが発射ボタンを勝手に押してしまったのではないか｡だとすれば､金正恩体制移行の祝賀ムードに水を差す狙いだろうから､クーデターになる｡そうでないとすれば､北朝鮮のミサイル技術は以前よりも劣化していることになります｣
北朝鮮はきのう(13日)最高人民会議を開き､金正恩を国防第1委員長に推戴した｡これにより正恩は党､軍､国家機構のすべてで最高ポストに就いた｡15日は金日成生誕100周年｡盛大なセレモニーが開かれる｡この日程に合わせるために｢発射を急がせ､失敗したのだろう｣という見方もある｡いずれにしたって､北のミサイルのレベルが知れる話だ｡
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