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シリア軍の砲撃で住民が虐殺されたという話は否定され、誰が「処刑」したかということが問題になってきた(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/369.html
投稿者 中田英寿 日時 2012 年 5 月 30 日 22:00:01: McoerUaxt7HLY
 

シリア軍の砲撃で住民が虐殺されたという話は否定され、誰が「処刑」したかということが問題になってきた
2012.05.30
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201205300000/


 シリア政府軍がホムスのホウラ地区で住民を虐殺したとして、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアのアングロサクソン系4カ国のほか、フランス、ドイツ、そしてイタリアがシリアの外交官を追放したのだが、この決定の根拠が揺らいでいる。国連人権高等弁務官の広報担当、ルパート・コルビールは、ホウラで発見された遺体108人のうち砲撃で殺されたのは20人以下で、大半は至近距離から射殺されていると語った。
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9297123/Syria-most-Houla-dead-executed-says-UN.html


 砲撃の話が否定された後、親政府軍が入って殺したと反政府軍側は言い直しているが、ころころ話を変える人たちを信用することはできない。そういえば、ユーゴスラビアのケースにしろ、イラクのケースにしろ、アメリカ政府は戦争を始める前に嘘をついていた。


最終更新日 2012.05.30 16:08:59
 

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コメント
 
01. 2012年5月31日 20:25:30 : aIjrukObbg
なんとなく、

赤ずきんちゃん的(シリア大統領)に

業を煮やした連中(狼さん達=獣)の

直接介入(餌を戴き)に踏み切りそうなソワソワ感が・・・。


02. ももん爺 2012年6月01日 09:17:58 : QnfuyB5RKZq9U : ykn2eavcDg
無抵抗の女性と子供だけを虐殺するということを、責められつつあるアサドがする論理的な根拠があり得るだろうか?


それだけでも、事実でない事を想定すべきであり、そんなことをするアサド政権が
一年以上も保つこと事態があり得ないことと考えるべきだろう。

NHKは、そんなアメリカ製の嘘を流し続けている。

アサド支持ではないが、プロパガンダを打ち砕け。


03. とんくま 2012年6月01日 11:49:35 : Sl8itkF5PjX5Y : EvwuAb334f
> 情報解析
> その情報が 誰によって 流されているか?
ロシアや中国の主張・情報は、まったくと言っていいほど無い。

> なぜ今 流されているか?
アナン前事務総長の調停で、戦闘が収まりつつあったし、
選挙も実施され、徐々に政治改革が進められている。

反政府勢力やそれを支持する外国勢力に焦りが募ってきているのではないか?

> 事象解析
> その事象・情報で だれが利益を得るか?
外国軍の介入によりアサド政権を倒したい反政府勢力。
戦争を起こしたいアメリカ。
アメリカや反政府勢力に同調する、一部の中東諸国・西側諸国。

アサド政権に利益は無い。

> 歴史上、その事象の時何があったか?
ユーゴスラビアのケースにしろ、イラクのケースにしろ、アメリカ政府は戦争を始める前に嘘をついていた。


04. 2012年6月01日 15:23:31 : d5Urj05Heo
>>01.さん

「赤ずきんちゃん的(シリア大統領)に業を煮やした連中(狼さん達=獣)」というのは、油堕菌マフィアということですか?

今までも、アラブやアフリカ、南米等で、国内の政権側と反乱側の両方に兵器や資金を裏から提供した挙句に、最後は「独裁政権打倒」だとかいって「直接介入」で対象国を「平定」、大衆からあらゆるものを収奪・破壊し、インフラの再整備・再建に大金を貸し付ける、という銀行屋・戦争屋・土件屋・食糧屋などの油堕菌グループの仕業ということですか?

リビアの故カダフィ氏も、脱アメリカ・脱USドル決済でアフリカを良くしようとして、消された上に貯め込んだゴールドを持ってかれましたね...


05. 2012年6月01日 17:02:51 : qENGXgSHPQ
このニュースを聞いた時に私は戦争をしたい人間が仕組んだ事ではないかなと即思いました。偽旗作戦ですか?亡くなられた方が本当に気の毒です。

06. 2012年6月01日 18:58:48 : xhA8GtjSsI
もういい加減にしてください!

いいですか,実際にシリアで罪もない人々が殺されているんです。
それを,「証言が信用できない」とか「欧米の陰謀」だと主張して,
何にも介入しないのは,事態を悪化させるだけです。

バシャールとその仲間たち,そして彼らの父親のハーフィズは,何をしましたか?
1.湾岸戦争で,アラブの大義に背き,ブッシュ父と同盟を結び,有志連合の一員として参戦しました。その結果,レバノンでの権益と湾岸諸国からの資金援助を得たのです。
2.パレスチナ解放運動への介入。アラファトやPLO指導部が自分の思いのままにならないと見るや,PFLPGCやアル・サイカ,ファタハ反対派など反アラファトグループを結成させ,その運動の邪魔をしました。
3.レバノン内戦への介入。PLOやドルーズ派,レバノン左翼が勝利を目前にするのを見てすぐさま軍事介入を行いました。これは,シリアがレバノンが自立したものになる動きをつみとり,諸勢力の調停者として君臨し、実質的に支配下に置こうとするのに邪魔になると考えたからです。

いま,実際に殺害行為を行っているのは,親バッシャール政権派民兵
シャビーハです。シャビーハのメンバーは,アラウィ派から成り,軍からは
統制外のところにいます。

いま最も危険なのは,シャビーハがやりたい放題にやっているということです。
バッシャールの弟であるマーヘルなど強硬派の意見が増して,この際徹底的に
やろうということのようです。

事態は,バッシャール本人の意向を超えたところで動いています。
これ以上何もしなければ,流血はつづきます。シャビーハはやりたい放題です。
それが却って,住民の反政府支持の声を日々強める格好になっていて,
これだけの弾圧を加えているのに,反乱が収まらない要因になっています。

ですので,最低限としてシリア北部トルコ国境地帯に非武装地帯を設けるべきです。



07. ももん爺 2012年6月01日 22:13:35 : QnfuyB5RKZq9U : KrLivj8wxk
>06さん。
バッシャールが出鱈目をやるというのはある程度は分かりますが、女性や子供を無差別に殺傷する事に意味がありますか?単に反政府の圧力を強めると言う意味ですか?
トルコが反シリアの傾向を強めているようですが、トルコの意図は?

08. 2012年6月01日 22:14:42 : 6kuobrWeYc
>>05
何、興奮しているんだよ。

>いいですか,実際にシリアで罪もない人々が殺されているんです。

イラクやアフガニスタンではそれ以上の人たちが殺されているんだけど。
そのとき国連や陣間団体は何をしていたの?

>それを,「証言が信用できない」とか「欧米の陰謀」だと主張して,
>何にも介入しないのは,事態を悪化させるだけです。

コソボ問題でもそんなこと言ってた人たちがいたけど、多くの話が
KLA側のプロパガンダだった。


09. 2012年6月01日 22:20:54 : 6kuobrWeYc
08

>>05>>06
の間違いです。失礼いたしました。


10. 2012年6月01日 22:33:50 : FCr6hw41Ug
>>05
レバノンのことをいうならイスラエルを抜きにして語れないはずだがね。

11. 2012年6月01日 22:36:00 : FCr6hw41Ug
訂正>>05ではなく>>06宛てです。失礼いたしました。

12. 2012年6月01日 22:38:55 : CR8P7OPzOg
湾岸戦争をはじめるときも
米議会でクウェート人少女が、イラク軍人が赤ん坊を床に叩きつけていた
との証言で、戦争になだれ込んでいきましたね

後から、そのクウェート少女は、米国在住で、全くのウソを証言していた
事が発覚しました。

アメリカは、戦争すると決めたら、あとはそのキッカケ作りに
どんな事でもやる国ですから


13. 2012年6月02日 05:40:47 : PV3r6LJKcY
>ユーゴスラビアのケースにしろ、イラクのケースにしろ、アメリカ政府は戦争を始める前に嘘をついていた。
真珠湾攻撃とトンキン湾も入れておいてほしい
つまりは戦争のすべてがそうですな

14. 2012年6月02日 14:28:59 : s9bUfmGWEA
阿修羅村民・陰謀論じじいどものタレ流す、糞尿のようなクソ思考ほど汚いものはない。

15. 2012年6月03日 02:19:14 : CR8P7OPzOg
昔の日本のように挑発に乗って真珠湾奇襲をするような
バカな国はさすがになくなったので

アメリカは、濡れ衣を着せて、他国を侵略するか
反政府組織を育てて武器を与えて内戦にするか

このどちらかですね


16. 2012年6月03日 02:34:45 : CR8P7OPzOg
死人に口なしなので
理由はなんでもいいので侵略して全員殺せばいい

アメリカの建国理念がそうです
自由に侵略して殺して奪え!
働く必要なんてねぇ。全て奪え!

5000万人いたインディアンを99.9%、皆殺しにして
奪った土地がアメリカですから

原爆を広島に落とし、降伏を許さず、矢継ぎ早に2発目の
原爆を落とした国です

有色人種をまだまだ殺し足りないのでしょう


17. 2012年6月03日 11:48:30 : 8CYIP2OzWI
イラン海軍がエジプトの春直後、スエズ運河を通過、イスラエル沿岸を北上し、シリアに寄港。その新聞記事が予感させていた。案の定:イスラエルがアメリカを焚付け
た。

その直後から、イラン核疑惑再燃、シリアの春演出。逆にエジプトはムバラクが死刑から終身刑になり恩赦の恐れも出てきて、革命で死んだ身内は怒り狂う。

シリアにも問題が有るだろうが、イスラエル・CIAの謀略が自然だ。日本もこれだけヤラレテいるのだから。

だから、アメリカ軍は今後は太平洋にシフトするらしい。地中海の反米・イスラエル国家を大半潰したから。怖い話だ。

日本人の5〜7%はトルコ・シリア国境のハラン【高天原】から出ているそうなのに。


18. 2012年6月03日 14:03:51 : KrLivj8wxk
先日のシリア北部での車爆弾。
いまや、シリアに敵対状態にあるトルコですら、あれはモサドの仕業だと言っている。

南部での女性や子供の虐殺は、反政府軍を後押しする外国勢力の仕業であろう。


19. 2012年6月03日 15:19:20 : iyeSdVDP4I
ロシアが自由化したのちアメリカの偽ユダ金資本家がロシアに入ったがプーチンが
これを排除し、アメリカ弱体化のためロシアルーブル決済に変更して基軸ドルはずしをしていったがこれにアメリカは激怒。

ロシアいじめのために、また今後のイラン攻めのため背後にロシア支援国歌がいては困るので、ロシアの海上貿易拠点のあるシリアを滅ぼしたいわけ。

そこでプロパガンダとして自由主義運動がおこったとして偽情報をテレビで流し続けているが、シリア政府にたてついている=どんどん武器提供をしているのは西側アメリカでありましょう。(ブッシュ一族は中世からの麻薬や武器商人だよ)

いつも同じ構図の アメリカ君のいいがかりシナリオでの戦争起こしの詐欺事件。


20. 2012年6月03日 15:24:37 : iyeSdVDP4I
ちなみに ダイナモ発 情報はアメリカCIAもしくは日本側売国奴の勢力による
日本人攪乱投稿 もしくは アメリカ応援団育成のための偽情報のように思い
ます。

21. 2012年6月03日 15:40:30 : xhA8GtjSsI
6で投稿したものです。

>7さんへ
○女性や子供を無差別に殺傷する事に意味がありますか?
おそらく最初は,象徴的に一つの村,都市を見せしめ的に殺傷するということだった
と思います。しかし,最近の状況を見れば,完全に統制を逸脱しやりたい放題
やっている感じです。シャビーハは,軍隊ではありません。政府の意向が働いていますが,本来的には,治安組織でもなく,政府お抱えのゴロツキ集団といった存在です。それが怖いのです。
○トルコは,今までは,シリアの独裁に目をつむっていました。それは,シリアの多数派であるスンニ派主導の政権になってしまうと,必然的にイスラム同胞団
(シリア国内の反政府勢力で政権担当能力を有するのは,イスラム同胞団しかない)の勢力が拡大し,それが,トルコの政教分離という建前を侵すこと。クルド人の問題を抑えてくれるには,強権的な政権の方がよいこと。などです。
ところが,今のエルドアン政権は,穏健イスラム保守を掲げており,政教分離の恐れがないこと。また,クルド人問題に対しても,もはやバッシャール政権の当事者能力の欠如がはっきりしています。
トルコのシリア国境北部への軍派遣は,十分に考えられると思います。

反米,反イスラエル=善という単細胞的な思考では世界情勢は語れません。
イランイラク戦争中,イスラエルは,イラン側をひそかに支援しました。
それは,サッダームがホメイニより多くの脅威であり,イランはやはり非アラブペルシャということが理由にあったのです。

また,イラク戦争=アメリカの陰謀論に立てば,結果はどうなっています?
マリキ首相を始めイラク新指導部は,すべてイラン政府の息がかかったものです。
石油利権の確保でも大した結果は得られていません。あれだけの犠牲者を出しながら,結果は中東一反米なイランにイラクを渡したという最悪な結果となっています。イラク戦争は,アメリカというよりもブッシュ子の遺恨で始められた戦争といっていいかもしれません。

同様に,サウジ=親米という見方も短絡的です。
オサマを始め9.11を引き起こした犯人の出身地はどこですか?
サウジアラビアやエジプトです。
そして,彼らのもとになっている思想がエジプトの理論家サイイド・クトゥトプであり,アザド・アッザームなのです。
そしてエジプト当局の弾圧から,彼らを保護したのは,サウジでした。
サウジは,宗教的に厳格な「ワッハーブ主義」を国教としているので,イスラム原理主義と親和性があるのです。
これは,国体護持,尊皇のためなら許されやすい環境にあった戦前の日本と同じです。そして,この状況は全然変わっていないのです。すなわち,サウジ王室が打倒されるか,新王が原理主義的な傾向を有していれば,いつ反米になるかわからないのです。

>8さんへ
イラクやアフガニスタンでも多くの人々が殺されているけど,民間の人権団体は,
何かしたの?
→国際アムネスティや多くのNGOがサッダーム政権の非人道的な弾圧に抗議しました。また,イラク北部の飛行禁止地域が北部での虐殺行為を一定期間やめさせたのに効果はありました。
しかし,米国を始めとする有志連合の誤爆や対テロ作戦で多くの犠牲者が出ているのは否定できません。
ですので,最小限の非武装地帯,アジ―ル(聖域)的なものを作ることで事態の悪化を防ぐことができるのではないでしょうか?



22. ももん爺 2012年6月03日 19:02:53 : QnfuyB5RKZq9U : KrLivj8wxk
>6,21さん。

仰るとおり、トルコのエルドアンの動きはイスラム全体への影響力がありますが、反イスラエルの場合を除くとイランの強大化を恐れているようですね。

サウジ=親米ではなく、アメリカはサウジを煙たく思っているはずです。そこで、バーレーンなどを利用してサウジを叩こうとしているように見えます。その準備として、リビアの石油を確保し、戦火のサウジからの石油が止まってもアメリカは大丈夫という目論見で行動してないでしょうか?

この事態は日本には死活問題になりますが?


23. 2012年6月03日 20:48:13 : d07iybJkXA
>>21
だからこそなぜシリアだけがやられるのかということに疑問を持たないのかということさ。
中東の大儀なんてモンはご都合主義でしかないことは、今さら言ってみたところで詮無い。
アンタが上げている中東各国の諸事情と欧米イスラエルの利害が重なればフレームアップに使われ犠牲にされる国とその為政者が倒されてシンボライズされてきたのがこの地域であり、それがシリアでありその前はリビアであったし端を発したのがイラクであったことは言うまでもなかろう。
サウジ王家内に親米派と反米派(イスラムの聖地メッカのある国にヤンキーの軍隊が常駐することへの反発)がおり、厳格なワハーブにとっては太守としてのメンツから常に揺れているという国内事情もあるが、同時にサウジにはシーア派が存在しするという事実がイラン恐怖症を生み出しアメリカの利害にひっ張られる。
正義を立てたいなら先ずそこを見なければ意味がないだろうといっているわけだ。
それからバッシャールの当事者能力は欠如などしてないので間違わないように。
シリアの問題は、というより一連のアラブの春運動は現場で動いている自由を希求している人々の思いを利用した各国の思惑、その正体はイランとイスラエルを巡るもの。

24. 2012年6月03日 21:14:03 : 6kuobrWeYc
>→国際アムネスティや多くのNGOがサッダーム政権の非人道的な弾圧に抗議しまし
>た。また,イラク北部の飛行禁止地域が北部での虐殺行為を一定期間やめさせたの
>に効果はありました。
>しかし,米国を始めとする有志連合の誤爆や対テロ作戦で多くの犠牲者が出ている
>のは否定できません。

イラクやアフガニスタンへのアメリカを始めとするNATO諸国への侵略行為に対してどういう態度をとったかと聞いている。それが「サッダーム政権の非人道的な弾圧に抗議しました」「イラク北部の飛行禁止地域が北部での虐殺行為を一定期間やめさせたのに効果はありました。」とは。で、その人権団体とはイラク戦争にいつ反対した?アフガニスタンへの侵攻にいつ反対した? それを聞いている。

なお、「イラク北部の飛行禁止地域」設定はそれを口実としたイラク軍事施設への継続的な攻撃を可能とし、アメリカのイラク攻撃をやりやすくし、イラク戦争の呼び水となった。それを「効果がありました」っていうのは、あまりにも無神経な物言いである。

それと「誤爆」というのは何なんだ(実際は誤爆ではなく意図的なのですが)。誤爆でなければ犠牲者は出てもかまわないのか。それが「人権主義者」の考えなのか? 

>最小限の非武装地帯,アジ―ル(聖域)的なものを作ることで事態の悪化を防ぐことができるのではないでしょうか?

アメリカやNATO諸国が「事態の悪化」を防ぎたいと考えているとでも。むしろ彼らは悪化させたい。政権転覆が目的だからね。「非武装地帯」なものつくったらそれこそ反政府武装勢力の根拠地となり戦乱がひどくなる。


25. 2012年6月03日 21:19:07 : 6kuobrWeYc
>反米,反イスラエル=善という単細胞的な思考では世界情勢は語れません。

自由、民主主義=善 という単細胞的思考も同じだけどな。


26. 2012年6月03日 21:38:17 : d07iybJkXA
>また,イラク戦争=アメリカの陰謀論に立てば,結果はどうなっています?
マリキ首相を始めイラク新指導部は,すべてイラン政府の息がかかったものです。
石油利権の確保でも大した結果は得られていません。あれだけの犠牲者を出しながら,結果は中東一反米なイランにイラクを渡したという最悪な結果となっています。イラク戦争は,アメリカというよりもブッシュ子の遺恨で始められた戦争といっていいかもしれません。


というよりアメリカの見立てと亡命イラク人の質に大問題があったということを抜きには語れない。
もうひとつはサダム(実際にはバアス党がやっていたというほうが正しいが)が力で抑えていた民族主義、宗派主義に加えてレバノンで繰り返された内戦の地獄の構図を隣国周辺国のアラブ国家とイスラエルが火をつけて回ったこと。
しかしこんなものは戦前から指摘されていたことだ。またイラクには親イランのシーア派でないイラクナショナリズムを持つシーア派サドルの一派がスンニ派との和合を求めていること、まがりなりにもイラク人としての国家像を目ざす勢力が存在することも忘れるべきではない。



27. 2012年6月03日 22:55:34 : WKxRqH4Byk
「真珠湾攻撃は挑発に乗ってしまった日本の失敗」という意見をたまに見るが、
アメリカは真珠湾と関係なしに、日本を攻撃するつもりだったそうだよ。


http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/48844016.html
ルーズベルトは「日本の真珠湾攻撃」に先立つこと5ヶ月の昭和16(1941)年7月23日に,対日戦を決定する「日本爆撃計画」に許可の署名をした。2日後に在米の日本資産を凍結。8月1日にアメリカ,対日石油輸出禁止。その年の10月16日に第三次近衛内閣は総辞職。18日に東條内閣の成立。東條英機は日米開戦を回避する努力を続けたが,もはやどうにもならなくなっていた。東條らをA級戦犯とする東京裁判は茶番だ。東京裁判を是認する「東京裁判史観」はまやかしである。


28. 2012年6月04日 03:13:04 : i37fD8kRRc
ルソン島バターンには、アメリカの肝煎りで作られた旧日本軍の残虐非道を告発するモニュメントがある。

ここにも、自らを正義と自由と平和の使徒として、憚りなく自負するアメリカの演出がある。

注目すべき点は、アメリカの将校は英雄として数多の肖像が掲げられているが、フィリピン側の将校の肖像にはロクなものがないことである。

日本はフィリピンにおいて、当のフィリピン国ともども、今なおアメリカによって貶められている。

イラクもリビアもシリアも同一線上にあると疑心暗鬼すべきであろう。

そもそも、アメリカの出自は、アメリカ原住民の虐殺とアフリカ原住民の拉致売買によって礎が築かれた、一種のカリバニズムにある。

それが、今日に至るまで連綿と続いているのである。

これらはアメリカ一国の問題ではなく、西欧文化がその根底に内包する、一種のカリバニズム的傾向に端を発しているように思われる。

いま、わが国も同様の共食い文化が育まれ、変節民主党がこれを牽引しているように思う。


29. 2012年6月04日 13:22:01 : sccEcWFCTo
21様>
<また,イラク戦争=アメリカの陰謀論に立てば,結果はどうなっています?
マリキ首相を始めイラク新指導部は,すべてイラン政府の息がかかったものです。
石油利権の確保でも大した結果は得られていません>
イラク、アフガニスタン戦争でアメリカは国費をいくら消耗しましたか?
その金は誰の懐に入りましたか?
アメリカの戦争と思っておられるのですか?
アメリカの若者の死を代償としたは産軍複合体+某国の利害関係者による利益の山分けと見ています。彼らは十分な利益をいたでしょう。でもまだ不足なので、日本から金を巻き上げて(TPPで郵貯の350兆円)どこかで戦争を始めようとしています。
ゴラン高原はイスラエルの生命線なので、シリアとの平和条約締結などあり得ない。シリア国滅亡が願望。

30. 2012年6月04日 21:19:08 : xhA8GtjSsI
6,21にコメントしたものです。

たしかに,イラク戦争を引き起こしたアメリカ政府の犯罪的行為は,糾弾される
べきなのです。
しかし,だからと言って,彼らに打倒されたサッダーム政権の非人道的行為は
擁護されるべきではないのです。
同様に,シリアの独裁者バッシャールを始めとするファシスト集団の独裁をゆるしてはならないのです。

左翼陣営の中で,このような反米=善という誤った考えにNO!を突き付けているが,第四インターナショナルです。本当に左翼のそもそもの存在意義,人権を重視し,いかなる人権抑圧に反対する姿勢には胸を撃たれます。日本の左翼,社民党の日和見的盲目的平和主義とは180度異なる崇高なる精神に貫かれた宣言です。
以下,書記局声名を載せます。

声明

シリア民衆革命に連帯を
アサド体制を打倒せよ

第四インターナショナル国際委員会

 シリア民衆は、血まみれの腐敗した専制の弾圧の下で幾十年も生きてきた。息子のバッシャールが後を継いだ前独裁者ハフェズ・アル・アサドの家族の盾の下で、バース党が権力を独占してきた。
 アラブ地域の革命の始まりの後、この政権は革命のプロセスから逃れられるだろうと思った人もいるかもしれない。グローバル帝国主義とイスラエル国への抵抗という見せかけと、弾圧機構の強さがその理由である。
 しかし民衆の決起は、こうした信念を無価値なものにした。一年後の今、シリアの大衆は街頭に進出し、日常となった虐殺を前にしながら英雄的かつ平和的に地歩を固めてきた。権力によるこの弾圧は、一万人以上の死者、数万人におよぶ負傷者と行方不明者、拷問による死の危険にさらされながら拘留されている人々を作り出している。拷問と殺人のセンターとなった病院に、負傷者を運びこむことはできない。弾圧部隊は、すべての民衆的抵抗を粉砕するという決意をもって、全国、とりわけ犠牲の町となったホムスで、幾百もの住居や公共のビル、そして全地域を破壊してきた。
 ロシア、中国、イランの政府は、恥ずべきことにバッシャール・アル・アサドの側に立ち、プーチンはアサド政権への軍事的支援を保障している。しかし、それと並行した米国、欧州諸国、トルコ、カタールとサウジ王制の策謀に対して、第四インターナショナルはシリアへのあらゆる類の軍事的介入に反対することを確認する。そうした軍事介入は、ここに挙げた世界と地域の諸国の自己利益を強めることを目的にしたものであり、シリア民衆にとってはいっそうの破局的事態をもたらすことになる。
 決起したシリアの民衆は、その英雄的なプロセスの中で、自由と社会的公正という目的に向かって下部からの組織化を進め、行動を調整し、闘争の手段を発展させてきた。かれらは、シリアの政権と一部の湾岸諸国が進める、あらゆる宗派的分裂の策動を拒否してきた。
 恐るべき虐殺に直面しているシリア民衆は、闘いを持続している。全世界の民衆は、この血まみれの体制を最後的に解体する闘いへの連帯を、確認しなければならない。われわれは諸国政府の外交的策謀に、いかなる信頼も置かない。これまでシリア民衆の支援への訴えに余りにも小さな応答しかしてこなかった労働者運動、民主運動に、この連帯を真のものにすることがかかっている。シリアの左翼活動家勢力は、民衆の自己組織化の発展のために、政治的・社会的平等に基づく新しいシリアを可能にさせる、民主主義的で社会的で政教分離で反帝国主義的なオルタナティブのために、この蜂起に参加している。第四インターナショナルは、この闘いを支援するために可能なあらゆることを行う。

盗賊と人殺しの体制を打倒せよ!
バッシャールは出ていけ!
シリア民衆革命万歳!

二〇一二年二月二九日、アムステルダムにて



31. 2012年6月04日 22:11:35 : d07iybJkXA
第四インターが出てきたからには徹底的にぶっ叩く。

「人道的侵略」産業とシリア(1)
http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-173.html

「人道的侵略」産業とシリア(2)
http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-174.html

「人道的侵略」産業とシリア(3)
http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-175.html

「人道的侵略」産業とシリア(4)
http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-176.html


32. 2012年6月05日 01:12:27 : DcxDg6lzRM
オルタナティブとだけ言えば革命は正義と担保できうると思い込む第四インターの脳タリンども。
おまえらは帝国主義の尖兵でしかない。失せろ。

33. 2012年6月05日 04:19:02 : xhA8GtjSsI
30でコメントしたものです。

第四インターの書記局声名を載せましたが,私は第四インターのものではありません。
「人道的侵略」産業とシリア,参考になりました。
しかし,これを見ても,シリア政権の反民衆的性格を擁護する気にはなりません。

バッシャールやガッザーフィなどの独裁者,ファシストの蛮行が,なぜ「反米」ということで,免罪符のようになってしまうのかがおかしいと思います。

アラブの春 懐疑論者の方たちは,リビアやシリアの報道を捉えて,反米国家打倒の陰謀だと主張しますが,エジプトやチュニジアは,どうなんですか?
やはり,チュニジアに単を発した民衆の革命へのうねりは一直線に続いているとみるべきでしょう。
ただ,バーレーンの民衆革命への報道は,わずかです。これはおかしいと思います。

ガッザーフィですが,彼はアラブ随一の親米国家エジプトの軍事独裁者ホスニー・ムバラクの親友でした。彼の情報機関のトップクーサ元外相が,帝国主義国家アメリカやフランスの情報機関,エジプトの当局に,イスラム過激派の情報を提供し,対テロ戦争に加担していたのは,事実なのです。また,ガッザーフィの息子達の蛮行は,報道されているとおりです。

また,バッシャールや父ハ―フェズが,アメリカと取引をして,レバノンの覇権を握り続けたこと。バッシャール夫人のアスマとその親族の不正は,シリア国民の憤激を買っています。アスマはスンニ派ですが・・・


34. 2012年6月05日 08:34:31 : l1NPjWZAfD
>>33

まるで話にならない。
第四インターやアシュカルたちはアラブ中東に首をつっこむべきでない。
おまえたちはネオコンの亜流。失せろ!!


35. 2012年6月05日 16:48:20 : orTOrA2BRY

それにしても今流れている情報を元にどちらが良い悪いは危険です。
それでなくともシリア近辺は人種宗教利権が複雑に絡み合っているのですから
島国日本での思考では太刀打ち出来ません。
 住民が被害に遭うのは気の毒とは思います。
しかし私の知る限りの知識では、
彼らは有史以来
強権支配群の興亡に翻弄されて生きて来ました。
日本における支配者の住民弾圧とはスケールが全く違うのです。

日本は複雑怪奇な勢力争いには距離を置いて
関わるのであれば最低限に留めるのが上策だと思います。

33さん、片方に肩入れしてあまりムキにならない方が宜しいかと思います。
国際問題には正義も不正義もないのですから。

一番大事なのは日本にマイナスにならないように動く事です。
できれば目立たないように漁夫の利を得るのが一番です。

そう言えばルーマニアのチャウシェスク事件でも被害者数が鰻登りに増加した報道でしたが
終わってみれば確か数百人単位の死亡者数だったと思います。

争乱の最中の報道はあまり当てになりません。

 


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