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シリア大統領の退陣容認 ロシアのラブロフ外相  日経新聞
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/424.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 6 月 10 日 19:33:14: mY9T/8MdR98ug
 

 ロシアのラブロフ外相は9日の記者会見で、シリア国民が同意するなら、反体制派弾圧を続けるアサド大統領の退陣を「喜んで支持する」と述べるとともに、事態打開に向けた国際会議を早急に開くべきだとの考えを示した。シリアへの外交制裁や武力行使に道を開く国連安全保障理事会の制裁決議案には同意しないとの立場も重ねて強調した。

 ラブロフ氏がここまで強い言葉で退陣に言及するのは異例。ロシアは友好国シリアのアサド政権に融和的な姿勢を示してきたが、政権側の関与が指摘される「虐殺」など事態の悪化にいら立っていることに加え、国際会議を提唱するにあたり、中立的な姿勢を示す必要があると判断した。

 オバマ米政権はシリアに関し、サレハ大統領が暫定大統領に権限移譲して退陣したイエメンのような平和的な政権移行を模索しており、ロシアがこうした立場に歩み寄ろうとしている可能性もある。

 国連とアラブ連盟のシリア問題合同特使を務めるアナン前国連事務総長は、新たに「連絡調整グループ」を設置する構想を明らかにしており、ロシアの求める国際会議も同構想に沿った外交解決策の一環といえる。

 ラブロフ氏は6日にも北京で安保理の5常任理事国にイランやトルコなどを加えた国際会議の開催を呼び掛けた。9日の会見では、米国が反対するイランの参加について「イランはシリアに対する影響力のある国だ」と述べ、歓迎する意向を表明した。

 ラブロフ氏は、外国勢力がシリアの反体制派に対し、アサド政権側と和解せず、武力による抵抗を続けるよう促していると述べ、名指しを避けながら欧米などを批判。外部勢力が押しつけた体制転換は受け入れられないとも述べた。シリアは全面的な内戦の瀬戸際にあるとの認識も示した。(モスクワ=共同)


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM09034_Z00C12A6FF8000/
 

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コメント
 
01. 2012年6月10日 21:07:02 : pzFrKIbnlo
http://www.cnn.co.jp/world/30006914.html
日本のメディアは意図的に会見を要約、削除して文脈を改竄しているようだが、
ラブロフ外相はシリアの政権交代にこだわるべきではないとも前置きしている。
また「シリア国民同士が合意する」
「そうした対話の条件を外部から押し付けることは認められない」
という二つの厳しい条件を設けてアサド退陣のハードルを上げていることも
抑えておく必要があるだろう。
アサド退陣容認といっても老練な外交官のレトリックに過ぎないということだ。
ダイナモよ、わかったか?(笑)

02. 2012年6月10日 21:46:10 : DcxDg6lzRM
ラブロフ外相の発言、アサド退陣を促す?ような紙面構成と記事タイトルだが国家主権は誰にあるのかという意味では至極真っ当な見解である。
他国の力を当てにして自分たちの邪な思いを成就させたいと願ういわゆる反対派は憲法改正の手続きの選挙をポイコットした。
多党制を認め、大統領も国民の手で決められることを目的としただけでなくアラブの他の国と比べても非常に民主的な手続きが盛り込まれているのにその是非を問う選挙をポイコットした。
ポイコットした理由など無限の言い訳が可能だ。なんとなればアサドの口車に乗せられないとでも言っておけばメディアはうまうまとこれに飛びついてくれる。そういう環境がシリアの外堀を埋めているのだから。
だがこの連中(反体制派)には別の目的があるのだろう。それはズバリ力がないことだ。
力の源泉とは対峙する政府軍との武器の優劣の云々ではない、それはシリア国民にとって彼らが決定的に支持されていないということである。
だからこそ彼らは外に頼る。そして外は外で周辺国は自国内に抱えた事情を逸らすためと異なる民族の異なる宗派が権力を採る国の影響がアラブでこれ以上増えないために何が何でも阻止したいと様々な理由を付けて介入しようとする。
欧米は欧米でアラブのそうしたお家事情と宗派対立を逆手に取り、中東アフリカは資源の収奪にとって裏庭というかつての列強の植民地分割の夢もう一度とばかり、生贄の国と指導者を求めてメディアと国連をフルに利用しネガティブ・キャンペーンと武器の搬入に余念がない。
そうした各国の利害と自分たちの利害とが重なれば、かつて不倶戴天の敵同士であろうと裏で手を繋ぎ利を分け合ってきたのが中東アラブという地域なのはいまさら言うことでもないだろう。
今回も同じことが繰り返されているわけだが、それまでと違うのはそれがあまりにも露骨であり、あまりにも陳腐であるということだ。
力のない(シリア国民の支持がない)反対勢力はリビアの国内事情のように南北問題でもあるかのように少数派アラウィに支配される多数派スンニという構図を強調する。
だがそれは宗派主義者の不満に過ぎず、世俗国家であるシリアでは支配=被支配という構図は一面的でしかない。かつてのイラクもそうであったようにスンニに支配されるシーアという対立図は頑迷な宗派主義者が唱えるお題目をなぞっているだけなのだ。
なぜならイスラムというなら中東アラブではほとんどがイスラム教徒であり、宗派が異なるから不満を持つというなら中東アラブ世界ではどの国も抱えている事情なのだから事情を抱えている国なら普遍的に適用されるべきだが、現実的には宗派主義的でなければ異なる宗派の活動は保護される世俗体制の国ばかりがこうして狙われ続け、もっとも問題のある宗派ゴリゴリの寡占体制を敷く湾岸王家の国々はほとんど問題視もされず、それどころかなにひとつ民主的とは言い難いこれらの国々がリビア、シリアを名指しで民主的ではないと非難するという笑えない状況を見ながら欧米発のニュースを眺めていれば多少事情を知っている人ならば鼻白む思いを持つのは当然だ。


03. 2012年6月11日 02:28:38 : sUpHQ8Q75g
日経は見出ししか読まない読者を騙そうとしてる実に悪質なメディアだ
日経は以前より三流経済紙であるが
日本には他に経済専門紙がないためにその酷さがバレてないだけなノダ
購読してる者は速やかに解約すべきである

配信元の共同通信は時事通信と共に恣意愛影の配下にあり
公正中立な報道なぞ全く期待できない偽情報配信の常習犯である

>>01氏、>>02氏のコメントにある通り
ラブロフは外国勢力の介入によらない政権交代ならば良い
と言ってるに過ぎない
これは近代国家では至極当然のことでそれ以上もそれ以下もない話だ

逆を言えば
外国勢力の介入で政権を交代されて喜ぶ国民がいるだろうか
いるとしたら権力や美味しい利権にアクセスできた者だけだ
頭ごなしに自国の体制を変えられて喜んでる国民など
地球上のどこにもいないノダ


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