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シリア中部の「虐殺」は反体制派が標的、国連監視団が見解示す  AFP
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/553.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 7 月 16 日 00:10:02: mY9T/8MdR98ug
 

【7月15日 AFP】シリア中部タラムセ(Treimsa)村で12日に150人超が虐殺されたと見られる攻撃について、国連シリア監視団(UN Supervision Mission in Syria、UNSMIS)は14日、主な標的は反体制派活動家の家だったとの見解を明らかにした。

 UNSMISは、同村が重火器で激しく攻撃された痕跡があったと述べた上で、「血だまりや血しぶき」が残っていたことに言及し、反体制派活動家の家が真っ向から攻撃を受けていたと指摘した。

 UNSMISによると、監視団のチームは14日に同村を訪れ、被害状況を視察した。報道官は、攻撃を実施した疑いのある当事者について具体的な言及を避けながら、「12日にタラムセ村で、多種多様な武器を使用した攻撃が発生したことを確認した」とコメントした。

 反体制派活動家らは、同村を攻撃したのは政府軍とアサド政権派の民兵組織「シャビハ(Shabiha)」だと主張。シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights、 SOHR)のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFP通信に対し、昨年3月に同国で反体制デモが始まって以来「最悪の虐殺」となった可能性があると語った。
 
 150人以上が死亡したことが事実であると確認された場合、死者数は5月25日に中部ホウラ(Houla)で起きた虐殺を上回る見込みだ。政府軍と民兵は、ホウラで少なくとも108人を殺害したとして非難されている。

 シリア軍は、タラムセ村で「武装テロリスト集団やその指導者の潜伏先」を狙った特別作戦を実施し、「大勢のテロリスト」が死亡したものの、民間人は殺害していないと主張している。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2889681/9254574
 

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コメント
 
01. 2012年7月16日 01:06:08 : S57QJHub3w
ダイナモの投稿記事の特異さは双方の言い分をどう見るかという視点が欠けていることだ。
そういう記事は探せばいくらでもヒットするのだが、そういう作業にはとんと関心がない人道犬ポチ公ダイナモにも困ったものだ。
おかげでポチ公の記事をより詳しく補完した記事をコメント欄で投稿するハメになるわけだが、二次、三次情報のほうがより多層的な視点が含まれるという意味では補完記事というものの重要性はますます高まっている。
いかにダイナモが恣意的に情報の取捨選択を行っているかという意味も含めてだが(笑)

シリア:アッ=トゥリームサ市の虐殺、と安保理での審議
2012年07月14日付 al-Hayat紙

■アッ=トゥリームサ市の虐殺は国連憲章第7章適用要求を強化する

2012年7月14日 土曜日 『アル=ハヤート』

【ダマスカス、ベイルート、ニューヨーク:本紙、AFP、ロイター】

一昨日(12日)の木曜日にハマー県のアッ=トゥリームサ市でシリア軍が行った虐殺への反応が拡大した。この虐殺は、犠牲者数と遺体損壊の醜悪さの点で、これまで起きた最悪の虐殺の一つとみなされる。犠牲者数に関しては、犠牲者全員が民間人であるのか、あるいは犠牲者の一部に「自由シリア軍」に与する戦闘員がいたのかについて情報が錯綜した。

反体制派の情報筋は、約220人が殺され、その大半が市民であると主張した。その際、ヘリコプターや戦車が村への爆撃を行い、次いでアッ=シャッビーハ(訳注:アサド政権支持の武装集団とされている。)が村に突入し、いくつかの家族を斬首したとのことだ。活動家の一人が撮影したビデオ映像は、顔またはシャツが血まみれになった15人の遺体を示した。彼らの大半が綿シャツとジーンズを着用していた。

一方、シリアの公式通信社(SANA)は昨日(13日)朝「情報筋」が、「武装テロ集団と連携する血まみれの報道チャンネル」が「シリアとシリア人民に対する世論を煽り、国連安全保障理事会の会合を前に外部からの干渉を招き寄せる試みとして」虐殺を行ったと非難したと報じた。その後SANAはこの非難を取り下げ、シリア軍情報筋は武装組織が木曜にアッ=トゥリームサ市にて「特別作戦」を実行し、「多くのテロリストら」を殺害したことを認めた。また、同筋はシリア国民の間で犠牲者が出たことを否定し、今回の作戦は「諸般のテロ集団の巣窟を一掃し、その構成員多数を殺害した」結果となったと述べた。

反体制派の報告によると、「自由シリア軍」の戦闘員らが戦闘において殺され、犠牲者の中にはイブラーヒーム・アッ=ズアイト・アッ=タルカーウィー少尉もいたとのことだ。また、「シリア人権監視団」(訳注:ロンドンにある反体制派の広報機関)によると、「殺害された者の中には革命戦闘大隊の戦闘員数十人が含まれ、彼らは砲撃やアッ=トゥリームサ市での襲撃とシリア政府軍により行われた軍事作戦の間に死亡した」とのことだ。

ニューヨークでは、アッ=トゥリームサ市の虐殺により、国連シリア監視団(UNSMIS)の任務行進をめぐる安保理での審議の熱が高まった。虐殺事件は、安保理理事国の多数派の、国連憲章第7章に基づく制裁脅迫決議採択への支持を強化した。一方、ロシアと中国は未だ「第7章は越えることが許されないレッドライン」との決意である。国連の情報筋によると、監視団は今日(14日)、昨日(13日)金曜は失敗したアッ=トゥリームサ市入りのために、「当事者に虐殺があった場所への監視団員の到着に同意するよう説得する」試みを継続するとのことだ。また、同情報筋は、「監視団は全当事者の同意を得るまで活動しないつもりだ。ハマー県、シリア当局、反体制派の代表らに連絡したが、昨日はいずれの当事者からも同意を得られなかった」と述べた。


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