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シリアの反政府軍や背後のNATOや湾岸産油国は外部の目を嫌っているようで、(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/802.html
投稿者 アフターバーナー 日時 2012 年 8 月 19 日 11:32:00: jrkxmEf6yaSpQ
 


「シリアの反政府軍や背後のNATOや湾岸産油国は外部の目を嫌っているようで、メディアや国連を攻撃しているが、これはイラク戦争の初めと似た展開」

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201208180000/

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 シリアではジャーナリストや国連が反政府軍のターゲットになっている。イラク戦争を彷彿とさせる事態だ。

 これまで反政府軍はシリアの放送局を襲撃してスタッフを殺害してきたが、それだけでなく、外国のメディアも狙っている。例えばイギリスのテレビ局、チャンネル4のアレックス・トンプソンによると、彼の取材チームは反政府軍の罠にはまり、危うく政府軍から射殺されるところだった。ホムスで取材していたそのチームを反政府軍の兵士は交戦地帯へと導き、政府軍に銃撃させるように仕向けたというのだ。

 また、8月15日には国連シリア監視団が使っているダマ・ロゼ・ホテルの近くで爆発があった。国連に対する脅しだと見る人もいるが、国連はこの破壊行為を非難していないようだ。

 監視団はNATOと敵対関係にあるとは思えず、レバノンのアッディヤール紙によると、ロベルト・ムード准将はアメリカ政府のためにスパイ活動をしていると、ヨルダン人の監視団メンバーがは匿名で語ったという。そうした噂の監視団も今後の作戦にとっては邪魔になってきたということかもしれない。また、アメリカ政府がシリアの反政府軍への支援を強化することを決めたと報じられた直後、コフィ・アナンも和平工作から手を引いた。

 こうした展開はイラク戦争と似ている。

 2003年3月にアメリカ軍を中心とする軍隊が国連を無視する形でイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した。侵攻軍の構成はアメリカ軍が14万8000名、イギリス軍が4万5000名、オーストラリア軍が2000名、ポーランド軍が194名。そのほか反体制派や分離独立派も参加しているようだ。

 圧倒的な軍事力でフセイン体制を倒すことは容易だったが、予想されていたように、それから泥沼化していく。新体制をアメリカ、あるいはアングロサクソンにとって都合良く作り替えることは容易でなかったということだが、アメリカの内部にはイラクで混乱が続くことを願っていた勢力も存在していた可能性が高い。

 その目的はともかく、アメリカのネオコン(親イスラエル派)はソ連が消滅する1991年の頃には、旧ソ連圏の国々、シリア、イラン、イラクを掃除するビジョンを持っていたようだ。欧州連合軍の最高司令官を務めた経験のあるウェズリー・クラーク米陸軍大将がそのように語っている。

 この計画が実行に移される切っ掛けは2001年9月11日の出来事。この日、ニューヨークの世界貿易センターにあった超高層ビル2棟に航空機が突入、ペンタゴンが攻撃されたのである。事件の直後にアメリカ政府はアル・カイダの犯行だと断定する。

 このアル・カイダは1970年代の終わりから1980年代にかけてアメリカの情報機関や軍が作り上げたスンニ派の武装集団の一部で、イラク、シリア、リビアなどでは徹底的に弾圧されていた。逆に、密接な関係にあった国がスンニ派の支配するサウジアラビア。

 クラーク大将によると、9/11から10日目の時点でアメリカ政府はイラク攻撃を決定、その数週間後にはイラクだけでなく、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランが攻撃予定国に名を連ねていたという。9/11の報復でないことは明らかだ。

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いよいよ本格介入の下準備か。
それはそうと、
元欧州連合軍の最高司令官クラークによると、ネオコンはすでにソ連が消滅する1991年の頃には、旧ソ連圏の国々、シリア、イラン、イラクを掃除するビジョンを持っていたとのこと。
 

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コメント
 
01. 2012年8月19日 16:49:45 : SuHVWfSgk2
気になるニュースがIRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語に掲載されていました。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/31130-イラン船舶2隻に対する海賊の攻撃が失敗

(転載開始)

2012/08/18(土曜) 21:57 イラン船舶2隻に対する海賊の攻撃が失敗

アラビア半島南西部と東アフリカに挟まれたバブ・エル・マンデブ海峡で、イランの貿易船2隻が海賊に襲撃されましたが、イラン海軍の速やかな対応により、この襲撃は失敗に終わりました。

イラン海軍のムーサヴィー司令官は18日土曜、「イラン海軍の特殊部隊は、バブ・エル・マンデブ海峡北西部で、2隻のイランの貿易船を占拠しようとしていた50隻の海賊船を駆逐した」と語っています。

ムーサヴィー司令官はまた、「この2隻のイラン貿易船は、現在もなお目的地に向かって航行中である」と述べました。

イラン海軍は、国際海域に艦隊を派遣し、海上の治安維持の中で、これまでに地域においてイラン船籍のタンカーや貿易船の他、他の国々の各種船舶の救助に成功しています。

(転載終了)

●この海賊、もしかするとテロリスト集団かも知れない。見逃せない情報なので、敢えて紹介した。イランに対する心理戦の一環かも知れない。ベトナム戦争のきっかけとなった、トンキン湾事件を思い出した。同じ事を欧米西側諸国は狙っているかもしれない。あの事件はアメリカの自作自演だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E6%B9%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6

●イランは、敵の巧妙な戦争引き込み作戦に引っかからないよう、充分に気をつけられたい。


02. 2012年8月19日 23:06:36 : SuHVWfSgk2
バーレーン情勢について、8月19日(日)のIRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のサイトで、再び反政府デモが起きたことが報じられている。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/31147-
バーレーンの各都市で、人々が、再び反政府デモを実施

(転載開始)

2012/08/19(日曜) 22:17
バーレーンの各都市で、人々が、再び反政府デモを実施

バーレーンの各都市で、人々が、再び反政府デモを行いました。

アルアーラムチャンネルが伝えたところによりますと、バーレーンの人々は、19日日曜、朝の礼拝を行った後、デモを行い、スローガンを叫び、ハリーファ政権軍の銃撃により、16歳のバーレーン人青年が死亡した事件を非難したということです。

バーレーンの政治グループや政党は、この事件を受け、断食月明けの祝祭の連休を服喪の日と発表しました。

ハリーファ政権軍は、17日金曜、首都マナーマで、抗議者を銃撃し、これにより、16歳の青年が死亡しました。

バーレーンの人々は、2011年2月から、ハリーファ政権に反対するデモを行い、自らの政治的な権利を強調しています。この中で、現在まで、バーレーン人数百名が死傷しています。

(転載開始)

●イスラム諸国ではラマザーン(断食)月が明け、祝祭が行なわれています。いよいよ本格的に事態が動くと思われます。このままバーレーン政府は国民への弾圧をエスカレートさせるのか。世界中が直視し、外交圧力をかけなくてはなりません。


03. 2012年8月20日 23:16:43 : S57QJHub3w
シリア軍の空爆は誤差が一メートル以内に修正できるロシアが配った発信機を使いFSAに潜り込ませたスパイに武装勢力側の車列や潜む建物に仕込ませて、ピンポイント爆撃させ多くのテロリストを殺害し成果を上げている。
従ってダイナモがつどつど貼り付けるシリア軍の空爆により被害を受けた市民という武装勢力側のプロパガンダは、まんま武装勢力側がシリア軍の攻勢になす術がないことを誤魔化すための必死のカムフラージュと見るべきだろう。
アレッポでは有力部族が率先してスンニ派テロリストを匿う部族に対して、シリアを他の国のテロリストによって破壊させることは許されないと申し渡し従わないなら武力で排除すると民兵を差し向けている。
リビアで起きたような決定的な宗派や南北の政治対立を利して攻め上がる頂上作戦はシリアでは起きなかった。
起きないどころか、逆にリビアの革命の胡散臭さをより鮮明に暴き出して見せた。
シリアに放たれた武装勢力の攻勢には他国や他民族が異常に多いということは知れた事実だが、中でもリビア人のそれもスンニ派過激派が多い。
彼らはサウジやカタールによりリクルートされ、手引きによりシリアに潜り込んだと証言している。
これはシリア国民がシリア人を誘拐殺害しインフラを破壊しておいて、生活に大きな負担と打撃を与えておきながら「アラブの春」などという美名の下で無いものとされるどころか、政権と軍、秘密警察の仕業などとデマを報じる欧米メディアの矛盾に大いに憤りを感じており、自分たちにとっての本当の敵はどこにいるのかちゃんとわかっている証拠である。
ダイナモなどがどんなに狡すからい工作をしても、もはやシリアでは憲法で政権交代と大統領公選制度の仕組みが国民投票で決定され、投票による手段で政治を変えられるのでわざわざ武器を取る必要もない。
真に革命が必要なのはサウジ、カタール、バーレーン、クウェートなど中世然としたシェリフ寡占体制をとる国々であり、アラブの大儀を最も必要とされるのはパレスチナの人々である。
なのにサウジやカタールはイスラエルと雁首そろえ「敵の敵は味方」とばかりにシリアをイランの伸張を防衛するための宗派戦争の代理に使って、アラブの同胞を叩き殺している。
一方で手を差し伸べるべきパレスチナの民にはなにひとつ具体的な方策を示さない。
こんなものの何処がアラブの春であるものか。
こんな愚かな茶番を持て囃す馬鹿者ジャーナリズムとジャーナリストは、その名を名乗る資格を剥奪すべきなのだ。

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