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中国、謎のミサイル発射 米国を脅かす   
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/851.html
投稿者 すずしろ日記 日時 2012 年 8 月 27 日 16:45:46: 2.hA1NtaeJhbQ
 



■中国が数発のミサイルで米国の軍当局を驚かせた。

西側マスメディアによると、中国は弾頭の分離を伴う(つまり多弾頭独立目標再突入ミサイル、MIRV。ひとつの弾道ミサイルに複数の核弾頭を装備しそれぞれが違う目標に攻撃することが出来る弾道ミサイル)新しいタイプの大陸間弾道ミサイルの試験発射を行った。

月刊軍事雑誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーの伝えたところによれば、中国が発射したのはDF‐41型ミサイル(東風‐41、Dong Feng‐41)。しかし技術分析センターのワシーリイ・カーシン研究員は、発射されたのはDF‐41とは別のものだという。

研究員によれば、今回のミサイルはまったく新しい中国の戦略的システムによるものであり、その発射は明らかに、米国のミサイル防衛計画への対抗措置として行われたものである。中国が弾頭の切り離しを伴う重量級の大陸間弾道ミサイルを開発しているということはつとに知られていた。

その計画に基づくミサイル発射は、米国の戦略的ミサイル防衛計画の展開への対抗措置として、中国にとっては避けられないものだった。米国をけん制するための中国の核ポテンシャルの保持にとって、必要不可欠のものだった。

現在中国は、4種類からなる約70発の大陸間弾道ミサイルを展開している。
しかし、仮定の話であるが、米国からの最初の核攻撃を耐え抜き、米国本土の枢要な都市へ反撃を加えられるものは、現実的には移動型重燃料ミサイルDF‐31A(DF-31(東風-31、Dong-Feng-31)の改良型。

MIRV搭載)のみである。それ以外の単発の、弾頭と切り離し不可能なミサイルこそ、まさに米国の戦略的ミサイル防衛システムによって迎撃されてしまうタイプである。ミサイルによる抑止力のポテンシャルは、こうして、幻想に過ぎないものとなりつつある。

海上における戦略的核戦力について見ると、情況は中国にとってますます不利である。技術分析センターのワシーリイ・カーシン研究員の分析では、中国の核3要素(陸海空)の中で、空軍セクションも相当に脆弱だ。そう多いとは言えない数の大型爆撃機H‐6(轟炸六型、Hong-6)を擁するものの、それら戦闘機は米国本土に到着することが出来ない。研究員は続ける。

こうして中国は、米国を抑止するための核戦力ポテンシャルを完全に失う危機に直面した。こうした状況の中で、新しい、より強力な大陸間弾道ミサイル、それも核弾頭の切り離しを伴うものの開発が避くべからざるものになった。ミサイルから切り離し可能な核弾頭の研究開発については、中国は既に1990年代から取り組んでいた。

当時は重量級ミサイルDF‐41の開発が進められていたが、のちに取り止めとなった。中国は数種類のミサイルを同時に開発するための資源を持たなかったため、より軽量のDF‐31に転換したのだ。

軍事アナリストは、新型大陸間弾道ミサイルがいつ装備に編入されるのか、その時期を予測している。中国のミサイル計画の歴史に鑑みると、発射実験の始めから装備への編入までには数年を要する。ワシーリイ・カーシン研究員の意見では、その間にも当然、中国はDF‐31Aミサイルの製造を盛んに続けていくだろう。

新型ミサイルへの切り替えが叶った暁には、中国自身の安全保障のために、米国のミサイル防衛システムを打ち破ることが可能になるだろう。この計画の実現からの重要な帰結は、中国の保有する核弾頭の数が不可避的に増大するということである。

こうして、中国の新しいミサイルをめぐるデータによって、ロシアの外交的視点の正しさが証明される。ロシアは米国の戦略的ミサイル防衛計画が地球規模の安全保障に不安定をもたらすと主張してきた。

012/08/26  http://japanese.ruvr.ru/2012_08_26/chuugoku-nazo-no-misairu-hassha/  

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コメント
 
01. 2012年8月27日 19:07:43 : yKbnc0gadA
米国が配備しているミサイル防衛システムを過大評価しすぎだ。
実際にミサイル防衛システムは、何時何分何十秒に発射されどの地点に着弾するのか前もって知らないと全く役に立たない。
すべてされ尽くされた実験でさえ迎撃失敗する代物だ。ましてや実戦で使用できるとは到底思えない。
また、ミサイル防衛システムで使用される迎撃ミサイルの射程は、せいぜい数十キロの範囲をカバーするだけでそれ以上の範囲はカバーしきれない。
運良く当たったとしても何発も同時に発射されたら多弾頭式ミサイルじゃなくても迎撃は不可能。
こんなものに日本は数兆円の税金を投入したのだ。

02. 2012年8月27日 19:10:33 : yKbnc0gadA
あたらないミサイル防衛
http://tanakanews.com/120423aegis.htm

03. 2012年8月27日 19:10:35 : cqRnZH2CUM

MIRVを中国が持つのは、想定内

04. 2012年8月27日 19:12:18 : cqRnZH2CUM

戦略的ミサイル防衛計画は、単に、米国民や日本のような従属国家から金を毟り取り、軍産複合体が儲けるための口実に過ぎない

昔のSDIと同じ


05. 2012年8月27日 19:13:33 : cqRnZH2CUM

ただし、高度人材の失業対策と、IPのようなスピンオフが期待できるから、完全にムダというわけでもない

06. 2012年8月28日 11:43:03 : upPOFUceS6
 当たるか当たらないか は米国にとってどうでもよいこと。 米軍需産業
 の兵器を通常価格よりも高く、日本国民の血税で、属国日本に売却すること
 が 目的。

  日本のシステムが使い物にならないことは、前回の北のミサイル発射で
 見事に証明された。この時はミサイルの精度以前の問題が暴露された。

  極東の周辺国同士の軋轢で、ぼろ儲けするのは、またしても米国。韓国も
 日本も財政が破たんしているのに、宗主国米国様の兵器購入予算は、別枠
 扱い。

  米国戦争屋は、高笑いが止まらない。


07. 2012年8月29日 18:54:29 : l54fRsy0CA
日本のタカ派の本を読んだが、米。ロ。中。と核戦争でも互角の勝負をという壮大な計画だつた。「核ミサイル発射原潜50隻を常時相手国の近海に深く静かに潜航させておき、いざというとき{先制核攻撃}含めて、相手国へ打ち込むと言うものですごい。米。ロ。中と互角以上の核戦力を持つ。という日本軍国主義。国家主義復活を夢見るタカ派たちの意気込みガ伝わつて来る本だつた。原発再稼動も日本の核武装のために必要なのだろう。石原都知事提唱の{現憲法即時廃止][日本の核武装」「尖閣諸島への自衛隊展開」はその第一歩か?。

08. 2012年8月30日 09:59:27 : 45yqwTdq5g
>>原潜50隻を常時相手国の近海に深く静かに潜航させておき、いざというとき{先制核攻撃}含めて、相手国へ打ち込むと言うものですごい。

そんな発想ができる日本人がいたとは・・・・日本を見直しました。
正直な話 ある日突然海の中からミサイルが放たれてアメリカが滅びたとしたら
誰がやったのかもわからないし、・・まあ妙案ですよ。

でもそういう方法を実はアメリカは戦後70年の間やり続けてきている恐ろしい国
ですね。911事件はご存知でしょうか?偽ジェット機激突動画を世界のテレビ
に中継をさせて、本当は単にビル爆破をしつつの同時中継茶番劇でした。
ベトナム戦争だってアメリカ軍が自国の船を沈没させてそれを相手のせいにして
戦争をしました。いまそういうことがネットで動画で暴露されまっくっているの
です。


09. 2012年9月01日 00:23:35 : fdsaTcdaWg
1985年8月12日の日航ジャンボ123便ソ連自衛隊核攻撃惨事(背景に中国軍中国公安部中国共産党)の際も、自衛隊ミサイルの背後には中国軍ミサイルがございました。

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