08月30日　21時16分

http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094614351.html

選挙講話の防衛局長不起訴

ことし２月の宜野湾市長選挙を前に職員に投票を呼びかける講話を行ったのは自衛隊法に違反しているとして刑事告発された沖縄防衛局の真部局長について、那覇地方検察庁は、「講話が政治的な目的で行われたとはいえない」として嫌疑不十分で不起訴処分にしました。
沖縄防衛局の真部朗局長は、ことし２月の宜野湾市長選挙を前に、宜野湾市に本人や親族が住む職員８０人のリストを作った上で投票に行くよう呼びかける講話を行い、「政治的行為を制限した自衛隊法に違反している」として沖縄弁護士会の２０人あまりの弁護士から刑事告発されていました。
これについて那覇地方検察庁は「特定の政策や候補者を選ぶよう指示していた事実は確認できず、講話が政治的な目的で行われたとはいえない」として３０日、嫌疑不十分で不起訴処分にしました。
真部局長について防衛省は、公職選挙法などに違反する事実は確認できなかったとする一方で、宜野湾市に住む職員などのリストを作ったことを踏まえてことし４月、「訓戒」の処分にしています。

08月30日　21時16分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094651801.html

オスプレイで岩国市長にも説明

森本防衛大臣は３０日午後、岩国市の福田市長とも会談し、オスプレイの墜落事故の原因を説明しましたが、福田市長は安全性について改めて説明を求める考えを示しました。
森本大臣は山本知事と会談したあと３０日午後岩国市役所を訪れて福田良彦市長と会談しました。
この中で森本大臣は、モロッコで起きたオスプレイの墜落事故について「人的要因が大きく、機体の構造に問題はなかった」とする事故原因の分析結果を説明した上で、アメリカで起きた墜落事故についても検証したあと、地元の理解を得てから、アメリカ軍が試験飛行を行うことを容認したいという考えを示しました。
また、地元の関係者などを対象に岩国基地で体験搭乗を行いたいという考えも明らかにしました。
これに対して福田市長は「モロッコの事故の調査報告は信頼のおけるものと受け止めたが、それだけでは安全性について判断することはできない」と述べた上で、アメリカで起きた事故の調査も踏まえて、改めて安全性について説明を求める考えを示しました。
会談のあと、森本防衛大臣は「沖縄や山口で、事故の原因よりもそれを踏まえて飛行の安全を確保する措置を講じてほしいという強い要望があり、真摯に受け止め、これからの作業に役立てたい。日本側が飛行に合意するまではオスプレイの飛行を行わないというのが日米間の合意であり、アメリカはこの約束を守ると思っている」と話しました。
岩国市の福田良彦市長は「オスプレイの試験飛行を認めるかについては、機体に欠陥が無いことはもちろん、これまで起きている事故の原因検証や再発防止策をまとめるなどして、日本政府が独自に分析した結果に責任を持つことも大切だと思う。議会や市民の方々が納得できうる内容であるか総合的に判断していきたい」と話しました。
また、岩国基地での体験搭乗については「安全性について総合的にどうか判断できていない状況で、そういった話が出ることに疑問を感じる。今の段階では判断をするべきものではない」と話しました。

08月30日　20時32分

http://www3.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4064572601.html

森本防衛相が知事と会談し説明

先月、岩国市の岩国基地に搬入されたアメリカ軍の最新型輸送機オスプレイについて、森本防衛大臣は３０日、山口県の山本知事と会談し、モロッコで起きた墜落事故の原因を説明し、地元の関係者などを対象にオスプレイに搭乗をする機会を設けたいと述べたのに対し、山本知事はさらに安全性について丁寧な説明を求める考えを示しました。
県庁で行われた会談で、森本大臣はことし４月にモロッコで起きたオスプレイの墜落事故について「人的要因が大きく、機体の構造に問題はなかった」とする防衛省の検証結果を説明しました。
そして▽ことし６月にアメリカで起きた墜落事故について検証し、政府の安全性についての立場をまとめ、▽アメリカ軍と協議しながら飛行の安全を確保するためのルール作りをし、地元に理解を得てから、アメリカ軍が試験飛行を行うことを容認したいという考えを示しました。
その上で「アメリカ側から了解を得られれば、岩国基地で、地元の関係者などを対象にオスプレイに搭乗をする機会を設けたい」と述べました。
これに対して山本知事は「モロッコとアメリカ国内の２件の事故原因の調査結果だけでは、県民は安心することはない」と述べて、政府が安全性についてさらに説明するよう求めました。
会談のあと森本防衛大臣は記者団に対して「今回初めて、山口県知事に事故原因について説明することができ感謝している。事故の原因だけではなく、オスプレイの飛行の安全が確保されるまでは、県民に安全とは言えないという、知事のことばを重く受け止めたい。その上で、地元の人たちの意見を十分聞き、オスプレイの安全性が確認された段階で、政治家や専門家などを対象にした体験搭乗の機会を岩国で設けたい」と話しました。
一方、山本知事は、「事故原因については、説明の範囲内で理解はできたが、事故原因の説明だけでは県民の安心安全につながるものではない。県民は無限の不安にさらされており、政府はアメリカ軍と、再発防止策について時間をかけて十分検討してほしい。オスプレイの体験搭乗については、今の段階では頭にない」と話していました。

08月30日　12時23分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064572451.html

09月01日　09時22分

http://www3.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4064694201.html

フロリダ事故“人為的”と報告

アメリカ空軍の最新型輸送機「オスプレイ」が今年６月にフロリダ州で訓練中に墜落した事故について、空軍は、操縦士が状況の把握を誤った人為的なミスによるものだとする報告書を発表しました。この事故は今年６月、フロリダ州で編隊飛行の訓練をしていた２機のオスプレイのうち１機が墜落し、乗っていた乗員５人全員が重傷を負ったもので、空軍は３１日、報告書を公表しました。
それによりますと、墜落したオスプレイが左に旋回していた際に、操縦士と副操縦士の２人とも、前のもう１機が高度を下げてきていることに気づかず、本来避けるべき前の機の真後ろの位置に入ってしまったとしています。
このため、前の機体の後ろの気流に巻き込まれ、揚力を失ったために墜落したとし事故は人為的なミスによるものだと結論づけています。
オスプレイを巡ってはことし４月に北アフリカのモロッコで墜落した事故についても操縦ミスが原因だとする調査結果を公表しています。
森本防衛大臣は、「２件の事故の原因がともに人的要因だとすれば、飛行の安全を確保するためにどのような措置ができるかが、今後、日米間の調整の非常に重要なテーマになると受け止めている」と述べました。

08月31日　18時26分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064680921.html

09月02日　16時56分

http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094710281.html