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アメリカがシリアに対する反乱の主要な黒幕  (ROCKWAY EXPRESS )
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/882.html
投稿者 福助 日時 2012 年 9 月 02 日 08:50:49: Bec2vmwBuKH7M
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/

アメリカがシリアに対する反乱の主要な黒幕

ロバート・フィスクのインタビューに答えるシリアのワリド・ムアレム外相


◆8月30日

 シリア外相がイギリスの中東専門家であるロバート・フィスクのインタビューを受けた内容が示されている。欧米メディアでも徐々にシリア政府側からの情報を取り扱う姿勢がでてきているし、先日も紹介したように日本でもそのような流れを受けてシリア政府側からの映像などをテレビで放映するようになってきている。

 これはこのROCKWAY EXPRESSが2011年3月以来ずっと指摘してきた、シリア紛争の真実の状況を、遅ればせながら覆い隠しきれない状態になってきたため、報道せざるを得なくなってきたからであろう。今はインターネットの時代だから、嘘もそう長くはつけないのだ。

 このブログで指摘してきたことは、シリア攻略はイラン攻略の前哨戦だ、ということだったが、そのことをシリア外相もよく分かっていて、それがブルッキング研究所のしたためた戦略に示されていることだ、と指摘している。その通りである。そしてそのために欧米は湾岸アラブ君主国家を抱き込み、トルコとイスラエルを使用しながらシリアにテロリストを送り込んで政権転覆を図っている。

 しかしシリアのアサド政権側はそれに対して徹底抗戦を決意している。もしもシリア政権の転覆が成就したら、ロシアは直接イラン防衛に立ち上がる可能性がでてくるだろう。今のシリアではいまだ間接的な防衛協力しかしていなが。だから、世界はこのシリア攻防戦でシリア政府を支援しなければならないのだ。決してテロリストの方ではない。

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●アメリカがシリアに対する反乱の主要な黒幕
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/exclusive-we-believe-that-the-usa-is-the-major-player-against-syria-and-the-rest-are-its-instruments-8082457.html
【8月28日 Robert Fisk – The Independent】

 昨日、ダマスカスの戦闘は外務省のオフィスの内部でも聞こえた。迫撃砲による振動、戦車の射撃音などが郊外から聞こえてくる。

 アメリカがシリアの騒乱の背後にいる、アレッポの戦いが終わってもそれは終わらないだろう、とワリド・ムアレム外相は語った。「私はヨーロッパ人に告げる:シリア人の厚生福祉について、それに反する17の決議を支持しながら、シリア人の厚生福祉というスローガンを掲げていることが理解できない。またアメリカ人に告げる:アフガニスタンとソマリアで行ったことをあなた方は読むべきだ。シリア内のテロリズムをあなた方が支持しながら国際的テロリズムと戦うというあなた方のスローガンを、私は理解できない」

 ワリド・ムアレムが英語をゆっくりしゃべったのは、建物の外の轟音の為か、あるいはこのインタビューがシリアの危機が始まって以来、欧米人との最初のインタビューだからだろう。

 反政府勢力とシリア政府軍のドウマ、ジョバー、アルビーン、ヘリコプターが撃墜されたクァボウン郊外での戦いはあまりにも騒がしいものになったので、中東一沈着冷静なこの外相も窓の外に目をやった。この騒音を聞いて彼はどう感じているのだろう、聞いてみた。

 「大臣である前に私は一人のシリア市民だ。そして2年前と比べて今シリアに起きていることを見るに悲しさを覚える」と彼は語った。「シリアがその治安の良さを誇れた旧き良き日々に戻ることを願う私のようなシリア人が多い」

 「旧き良き日々」に戻ることをどれだけ多くのシリア人が願っているのか疑わしいと思うが、ムアレムは60%の騒乱はトルコ、カタール、サウジ・アラビアなどからやってきていると主張した。その他の諸国に対してもアメリカが影響力を行使している、という。

 「アメリカ人が、『我々は最新式の交信危機を反政府勢力側に供給している』と言っているのは、あるいは2500万ドルを反政府勢力側に供給し、湾岸諸国やサウジアラビアは更にもっと供給しているが、それは軍事活動の一部ではないだろうか?」と語った。

 一年前、私はムアレムに、カタールの首長と昼食を共にしたが、彼はバシャール・アサドの嘘に怒っていたことを話した。シリア大統領はムスリム同胞団を故郷に返す約束を破った、というのだ。

 ムアレムは頷いた。「もしもあなたが2年前に同じ首長と会ったら、彼はアサドを称賛し、親友と考えただろう。彼らは家族同士の付き合いをしていた。ダマスカスや時にはドーハで家族での休暇を過ごしていたのだ。重要な問題がある:何が起きたのか?私はこの首長とドーハで会ったことがある。これは2011年11月だったと思う。アラブ連盟が監視団をシリアに派遣することになる会議を始めて、我々は合意に達した・・・この首長は私に語ったのだ:もしもあなたがこの調停に合意すれば、私はアルジャジーラの報道姿勢を変えるだろうし、テレビ司会者のシェイフ・クァラダウィにシリアとこの調停結果を支持させ、また私はシリアの復興のために数百万ドルを提供する・・・」

 「同じ時、私は会議に参加するため待機していた時、チュニジアの政党党首のエンナダがいて、さっきの首長がエンナダの党の選挙支援のために1億5000万ドルを支払うよう命令を出した。常にこれが彼らのビジネスなのだ。しかし私はこの首長に尋ねた:あなたはカダフィと非常に近い関係にあったし、カダフィが主催したサミット会議の際、あなたは彼に代わる唯一の指導者だったが、なぜリビヤをNATOと一緒になって攻撃するために航空機を送ったのか? この首長はただこのように述べただけだった:我々はチュニジアとエジプトの流れを失いたくなかった。それにスーダンの分裂の責任はカダフィにあるからだ」という。

 アメリカの力についてムアレムは何の疑いも抱いていない。アメリカは湾岸諸国に対してイランの核能力に関する恐怖を植えつけるのに成功し、彼らを説得しアメリカから武器を買わせ、石油移送のための基地を維持するという1936年のルーズベルトの夢を成就させたのだ、と彼は述べる。

 「我々は対シリア作戦ではアメリカが主要な黒幕を演じていると考えているし、残りの国々はアメリカの道具である」。しかし、これは実際イランについての問題だったのではなかったか? 私は微妙な質問をした。ムアレムがブルッキング研究所に言及した時、私はうなった。
 「あなたは笑っているね。しかしいつかあなたが外務大臣になった時、あなたはこういったことを読まざるを得なくなるだろう。ブルッキング研究所の研究の『テヘランへの道』というものがある。この研究の結論はこうだ:イランを封じ込めようとしたら、まずシリアから始めねばならない」

 「我々は今回の危機の始まった時、何人かの欧米特使に言われたのは、シリアとイラン、シリアとヒズボラ、シリアとハマスの関係が今回のシリア危機の主要な要素だ。もし我々がこの問題を解消すれば、アメリカは危機を収束させるよう支援するだろう。しかしもし全部とは言わずとも殆どの湾岸諸国はイランとの非常に重要な関係を持っているのに、シリアがイランとの関係をもつことがなぜ禁止されるのか言ってくれる者は誰もいなかった」 

 シリアの外相にとっては、この危機は結果的に「法令と改革と新憲法」によって示された「正当な要請」と共に始まった。それから「国民の平和的計画をハイジャックするため「この正当な要請」を利用する「外国勢力」がやってきた。

 おなじみの話がそれに続いた。「シリアを何世紀も後退させるよう遡ることなど市民の一人として受け入れることはできない。基本的に・・・世界のいかなる政府も、時には外国からやってくる、ジハードの名で通りや村を占拠する武装したテロリストを受け入れることはできない」

 国民を保護することはシリア政府の義務であった。アサドはシリアの統一を代表する存在であり、すべてのシリア人はシリアの新しい未来のために参加すべきである。もしもシリアが失敗すれば、隣国も倒れるだろう。ムアレムは29日非同盟国会議に参加する為にイランに向かう。

 私は化学兵器について尋ねた。シリアがそのような兵器を保持しているとして、それが自国民に対して使用されることはない、と彼は語った。「我々はアレッポで、ダマスカス郊外で、その前はホムスやイドリブで、武装したグループと戦ってきた。これはシリアの都市で戦っているということだ。そして我々の責任は国民を守る、ということだ」

 田舎でなされた残虐行為で非難されたシャビハ民兵については、ムアレムは彼らの存在を信じていないとしている。地方には武装グループから自分たちを守る非武装のグループが存在しているかもしれない、と彼は語った。しかし、親政府的で政府から給料をもらっている民兵?そんなものは存在しない。シリアの外務大臣に対する戦争犯罪を指摘する声はない。しかし、彼のオフィスの窓の外では砲声が鳴り止まない。

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2012/08/30 (Thu) 戦略
 

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コメント
 
01. 2012年9月02日 10:11:21 : S57QJHub3w
フィスクというとヒズボラとイスラエルの戦争リポートにおいて、イスラエルがヒズボラに苦しめられている現実を詳細に記事にしたことを思い出すね。

02. 2012年9月02日 18:41:34 : FmCYbQrbBM
肥溜め村在住ド腐れ陰謀論者の日常は嘘吐き。デマを喰らい、嘘を吐き散らす。

03. 2012年9月02日 21:50:11 : aT9tG7aYrY
シリア情勢について、IRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のウェブサイトは新たな動きを伝えています。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/31518-
シリアで、自動車爆弾テロにより民間人15名が死亡

(転載開始)

2012/09/02(日曜) 20:17 シリアで、自動車爆弾テロにより民間人15名が死亡

シリア首都のダマスカス近郊で、爆弾が仕掛けられた自動車の爆発により、民間人15名が死亡しました。

アルメナールチャンネルの報道によりますと、1日土曜夜、ダマスカス・リフ州のモスクの近くで、爆弾が仕掛けられた自動車が爆発し、これにより民間人少なくとも15名が死亡しました。

また、テロリスト数名が、シリア北西部・アレッポでのシリア軍の掃討作戦で、死亡しました。

シリアのテログループは昨年3月から、トルコ、カタール、サウジアラビア、アメリカ、シオニスト政権イスラエルの支援を受け、シリアの一部の都市に情勢不安をもたらし、市民や治安部隊の殺害により、これらの暴力の実行犯がシリア政府であるように見せ、シリアに対する外国の干渉の土台を整えようとしています。

(転載終了)

●介入の機会をうかがう帝国主義者たちの動きに、国連とアラブ連盟が反対を表明しています。

http://japanese.irib.ir/news/item/31521-
外国のシリア介入への反対

(ニュース解説 転載開始)

2012/09/02(日曜) 21:18 外国のシリア介入への反対

ナジャフィー解説員

国連とアラブ連盟のブラヒミ・シリア特使は、シリアへの軍事介入に反対すると共に、多国籍軍のシリア派遣にも否定的な態度を示しました。

国連のパン事務総長は、最近、国連とアラブ連盟のアナン・シリア特使の後任としてブラヒミ氏を選出しました。アナン前特使も、シリア問題への軍事介入を否定し、外交的な手段による解決を強調しています。シリア政府との協力と軍事介入の否定を強調する、シリアの反体制派が提示した提案は、中国やロシアをはじめとする多くの国に支持されています。この提案は、多くの点で、シリア問題解決のためのアナン前特使の調停案によく似たものとなっています。

このようにシリア国内や世界で、シリアに対する外国の軍事介入への反対が高まっている中、非同盟諸国の多くの加盟国も、最近、テヘランで開催された会議で、外国の介入の拒否を強調しました。こうした中、シリア問題を巡る非同盟諸国の連絡グループの結成をシリアが歓迎したと伝えられています。これについて、シリアのムアッリム外務大臣は、シリアに対する外国の介入を非難し、「シリアは、この国の問題解決に取り組むため、非同盟諸国による連絡グループが結成される計画を受け入れる」と語りました。

イラン外務省のアブドッラーヒヤーンアラブ・アフリカ担当次官も、非同盟諸国の3期議長国、つまり、イラン、エジプト、ベネズエラで構成されるシリア友好国グループの結成を明らかにしました。アブドッラーヒヤーン次官は、イランがシリア問題の解決について、平和的で外交的な手段を支持していることに触れ、「イランは、安定と平穏の確立、国民の権利の回復、シリアの改革を強調している」と述べました。

イランのサーレヒー外務大臣も、1日土曜、「非同盟諸国の会合で、この組織の議長が、シリア問題の平和的手段による解決を求める国々と話し合いを行い、報告を作成することになった。これに関し、イランはすでに行動を起こしている」と語りました。イランは現在、3年の任期で非同盟諸国の議長国を務めています。シリアの政府や国民は、これまで何度も、シリア問題の平和的解決に向けたイランの努力に感謝を述べてきました。

(転載終了)

●欧米帝国主義勢力によるシリア介入が懸念される中、ついに非同盟諸国が立ち上がりました。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/31523-
NAM内に、シリア危機対策班を設置

(転載開始)

2012/09/02(日曜) 21:33 NAM内に、シリア危機対策班を設置

非同盟諸国内に、イラン、エジプト、ベネズエラの代表者の参加のもと、シリア危機対策班が設置されます。

イラン外務省のアブドッラーヒーヤーン・アラブアフリカ副局長は、イランがシリア問題の解決のために、平和的・政治的な解決を支持していることに触れ、「イランは、エジプトのモルシ大統領の案及び、アナン元国連・アラブ連盟シリア特使による6項目の案を歓迎する」と語りました。

イランは、シリアにおける平和と安定の確立、同国民の権利の回復、そして国内改革を強調しています。

イランのサーレヒー外務大臣も、「非同盟諸国の議長国であるイランは、シリア問題の平和的な解決を望んでいる国々と協議し、この措置を実施したのはイランである、という報告書を作成することが定められた。」と述べています。

シリアの政府関係者は、同国の危機の平和的な解決を目指すイランの努力を称賛しました。

シリアでは、昨年3月から複数のテログループが、トルコやカタール、サウジアラビア、アメリカ、そしてシオニスト政権イスラエルの支援を受け、シリアの各都市で情勢不安を引き起こしており、同国の治安部隊や国民を殺害しながら、この暴力行為がシリア政府にあると吹聴し、シリアへの外国の介入の下地を作ろうとしています。

イランは今後3年間、非同盟運動の議長国を務めることになります。

第16回非同盟諸国首脳会議は、30日木曜朝、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師の演説によりテヘランで開幕し、31日金曜夜、11の項目から成る終了声明を採択して全日程を終了しました。

今回の非同盟諸国首脳会議に、各加盟国の首脳や外務大臣、代表者らが出席したことは、世界の様々なメディアで肯定的に報じられており、さらにこのテヘラン会議に多数の首脳や政府関係者が大々的に出席したことは、アメリカとその同盟国による、イランの孤立化政策や対イラン制裁を失敗に追い込む結果となっています。

(転載終了)

●非同盟諸国の反米のリーダー、チャベス大統領率いるベネズエラが登場しました。彼らを応援しましょう。


04. 2012年9月03日 00:35:59 : pPHiZCkMe2
 日本人ジャーナリストの殺害は1面で大きく扱った読売新聞に、東京外国語大学准教授とい
う肩書きの青山弘之という人物が9/1の「論点」欄に「シリア紛争長期化」についての記事を寄
せていたが、いくつか興味深い文章があったので紹介しとく

> 情勢悪化が政権の弾圧に端を発していることは言うまでもないが、反体制派や欧米諸国も
>混乱長期化の一端を担っていることは看過されるべきではない。

> 反政府派の醜態に乗じるかたちで政権たたきを続けているのが、欧米諸国、トルコ、カタ
>ール、サウジアラビアである。(中略)武装集団への資金・武器提供やアラブ・イスラム諸国
>出身のジハード主義者の潜入手引きを行い、暴力を煽っていると思える国さえある。

> 多くの市民は政権の強権支配に不満を持ちつつも、外国の介入に依存する反体制派を積極
>的に支持しようとはしない。このことはダマスカスやアレッポに進軍した武装集団や外国人
>戦闘員が市民の歓待を受けられないまま、軍に放逐されたことからも明らかだ。

現政権はけしからんという前提をおいた上でなお、以上の分析(後ろ暗いダイナモがそうであっ
てほしいと喧伝している物とは真っ正面からぶつかる)が出てくる点に注目する価値がある


05. 2012年9月03日 00:54:19 : TedDW8m3uo
【山本美香氏は米国政府CIAの傭兵に暗殺された!?】

新ベンチャー革命2012年9月2日 No.635
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2012/9/2

タイトル:シリア取材の山本美香さん殺害真犯人が自由シリア軍FSAであることが日本国民に知れるとなぜ、まずいのか

1.山本美香氏暗殺犯をどうしてもシリア政府軍のせいにしたい日本のマスコミ

 本ブログNo.631にて日本人女性カメラマン・山本美香さんの暗殺疑惑を取り上げました(注1)。

 本ブログでは、同氏暗殺容疑者は、彼女のそばにいたFSA(自由シリア軍)の関係者ではないかとみなしています。

 ところが、その後、日本のマスコミはシリア政府軍関係者が容疑者であるという情報ばかり流し、FSA(反政府軍)への疑惑報道は皆無です。

 さらに日本のマスコミの代表NHKは、犯人は政府軍という証言者のビデオまで全国ネットでぬけぬけと流しています(注2)。

 近年、堕落したNHKに代表される日本のマスコミを本ブログでは“悪徳ペンタゴン”と称していますが、本事件での露骨な偏向報道にて、そのことが改めて裏付けられました。

なお、上記、悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力およびその黒幕・米国戦争屋の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。

 悪徳ペンタゴン・マスコミはこの事件の犯人を何とかして、シリア政府軍のせいにしたいようです。そして、FSAが犯人かもしれないとは絶対に報道しないよう申し合わせていることが丸見えです。

2.日本のマスコミは犯人がFSAだと不都合なことでもあるのか

 今回の山本氏のシリア取材を依頼したのは、NHKとならぶ、極め付きの悪徳ペンタゴン・読売グループの日本テレビです。なお、読売日テレが戦後、米国戦争屋CIAによって設立されたことは、本ブログNo.576にて述べていますが、今や、ネットの常識です。

 山本・佐藤両氏は今回のシリア取材に際して、FSAの協力を仰いでいます。したがって、FSAに容疑がかかったら、当然、両氏の取材協力をFSAに依頼したのは誰かが大問題となります。すなわち、両氏の所属するジャパン・プレスが独自でFSAに依頼したのか、それとも日テレが斡旋したのかが大問題になります。もし、日テレが介在していたらさらに重大問題に発展することは明らかです。

 山本氏の遺体を司法解剖した日本の警視庁がもし、この事件の真相解明を真摯に実行する気があるなら、生き残った佐藤氏に、どのような経緯でFSAに取材協力を依頼したのか、綿密な捜査をする必要が生じます。そして、真実を国民に知らせる義務があります。

 ちなみに、もし筆者が日テレ幹部だったら、この点を世間が追及し始めたら大変、面倒なことになると思うでしょう。

3.シリア政府が山本氏を暗殺したのなら、日本対シリアの外交問題に発展するはず

 マスコミが報道しているように、山本氏を暗殺したのが、シリア政府軍であったら、日本とシリアの間で外交問題になるはずですが、マスコミはその件について沈黙しています。

 これがもし、韓国で日本人ジャーナリストが韓国軍に暗殺されていたなら、さぞかし大騒ぎになったはずですが、今回の山本氏暗殺事件に関して、悪徳ペンタゴン官庁の代表・外務省も音なしの構えです。

 とにかく、悪徳ペンタゴン・マスコミも悪徳ペンタゴン・外務省も、本件をウヤムヤにするつもりであることが明白です。

4.マスコミも外務省も、FSAを支援しているのは米国CIAであることを国民に言わないのはなぜか

 本ブログNo.630にて述べたとように、NYタイムズがFSAにアルカイダが混じっていることを暴露しています(注3)。

 そのアルカイダは最近では、米国戦争屋CIAの傭兵になっていることもすでに暴露されています(注4)。なぜなら、米国政府がそれを認めているからです。

 したがって、本ブログでは、FSAは米国戦争屋CIAの傭兵だとみなしています。

 もしそうなら、山本氏が米国政府CIAの傭兵に暗殺されたことが日本国民に知れたら、日本国民は腰を抜かすことになります。

 米国戦争屋のロボット・悪徳ペンタゴン・マスコミは、今回の事件が米国CIAの傭兵の仕業であるとは絶対に報道できないでしょう。

5.米国CIAに不利な情報は、絶対に日本国民に知らせないマスコミと日本政府

案の定、日本のマスコミも政府も、アメリカ様に不都合なことは、国民に知らせないことがここに明白になりました。

 一事が万事ですから、国民は米国CIAの真実、日米関係の真実について、完全にツンボ桟敷に置かれています。

 今回の山本氏暗殺事件と米国CIA(=米国戦争屋)の間につながりのある疑いが濃厚です。このつながりを匂わせるキーワード、それは“アルカイダ”(9.11事件の犯人とされる)です。

 要するに、リビア紛争以来、米国CIAはアルカイダ(リビア反政府軍に混じる)を傭兵として雇っていることを米国政府が認めています(注5)、そして、シリア反政府軍FSAにもアルカイダが混じっていることが暴露されています(注6)。この関係から、FSAの背後にCIAが控えていることがわかります。

 米国CIAとFSAの関係を裏付ける情報は、NYタイムズ(注6)とWSJ(注5)という米国を代表する米マスコミからの情報ですから、充分、信用できます。

 いずれにしても、NHKに代表される日本のマスコミも外務省も警視庁も、米国CIAにはまったく頭が上がらないということです。

 なぜ、こんな情けない日本になったか、それは孫崎享氏の『戦後史の正体』(注7)に詳しいので、日本国民の有権者は全員、この本を読んで、次期選挙に臨むべきです、さもないと、日本国民全体を不幸にしてしまいます。

 最後に一言、日米関係に限って、日本のマスコミ(日刊ゲンダイ除く)の情報のみに依存することは極めて危険です、是非とも、ネット情報にも同時にアクセスすべきです。われら国民はそのことを今回の山本氏暗殺事件から学ぶべきです。


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