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シリア批判封じ: イランが圧力かけ「誤訳」非同盟諸国会議  毎日新聞
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/893.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 9 月 03 日 20:35:29: mY9T/8MdR98ug
 

 【テヘラン鵜塚健】先月31日にテヘランで閉幕した非同盟諸国会議(120カ国・機構加盟)首脳会議で、エジプトのモルシ大統領がシリア政権を批判した演説内容を、議長国のイラン政府が、イラン人通訳に圧力をかけて「誤訳」させていたことがわかった。通訳は、モルシ氏がシリア政府の圧政などを批判した部分を、反体制派を支援する「バーレーン政府」と置き換えてペルシャ語に翻訳し、これをイラン国営テレビやラジオが流した。

 同会議の運営に関わったイラン革命防衛隊関係者が、毎日新聞の取材に答えた。会議は、アサド政権を擁護するイラン政府が主催。軍事組織の革命防衛隊が深く関与し、会議を通じてシリア支持の流れを作ろうと画策していた。

 関係者によると、モルシ大統領がシリア批判を展開することが予測されたため、イラン政府は事前に通訳を呼び出し「シリア批判に触れても翻訳しないように」と徹底したという。

 モルシ氏は30日にアラビア語で演説。自国で起きた民主化運動「アラブの春」に言及したうえで「その後、リビアやイエメンでも続き、現在は圧政的な政権に対抗する革命がシリアで起きている」などと語った。しかし、通訳は繰り返し「シリア」の国名を、「バーレーン」に置き変えてペルシャ語に翻訳した。翌日の保守系紙は、モルシ氏のシリア批判を一切伝えていない。

 イランは、自国と同じイスラム教シーア派系が政権を握るシリア政府を支持している。スンニ派が中枢を支配するバーレーン政府は、シリアの反体制派を支援する一方、国内ではイランが支持するシーア派の反政府デモに悩まされている。

 バーレーン政府は1日、イランに謝罪を求めて抗議。バーレーン国営通信も「こうした捏造(ねつぞう)は受け入れがたい」と反発し、外交問題にも発展している。


http://mainichi.jp/select/news/20120903k0000e030146000c2.html
 

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コメント
 
01. 2012年9月03日 20:43:21 : 5iWoLU6lo2
これは酷い。
いくら劣勢だからといって、イランはすぐにばれるようなことをしてはいけない。


02. 2012年9月03日 20:58:31 : I0tO7GuWD2
日本の記者クラブメディアも海外メディアが報道した都合が悪いことは翻訳せずに一部分を抜き取って報道するやり方と似ている。
特に政治家の発言などは、1時間話しても都合が良い数十秒程度を抜き取って報道するので歪曲しながら伝わってしまう。
国民の英語力がもっとあれば記者クラブメディアの露骨な情報操作にも歯止めがかかると思うがしばらくは今の状況が続くだろう。
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/

03. 2012年9月04日 08:14:29 : cqRnZH2CUM

非同盟と言っても、実体は、ごろつき国家の集まりだ

力がないだけで、中身は中露米と大して変わらない


04. 2012年9月04日 08:15:43 : cqRnZH2CUM

まあ、今時、反欧米というだけで有難がるバカはいないと思うが

05. 2012年9月04日 16:07:07 : g8w4gs1b86
アメリカ政府や、西側資本メディア同様、日本のマスコミでさえ、シリア政府側の”情報統制”を行っているのだから、全く同等。

このモルシとは、元アメリカNASA勤務のエンジニアで政治、世界情勢に疎く、もちろんアメリカ政府の陰謀など全く知らぬが仏のB層。現エジプトの政治経済軍事の全面において、事実上米欧の支配(洗脳)下にある。日本の橋下も同様。

先の「政府軍による山本氏殺害」とかいう創作演劇や、911自作自演、又、これから”シーズン”を巻き起こす「人工豚インフルエンザ」バラマキ行為など、アメリカを代表とする西側資本の悪行は、枚挙に暇がナイ。

ネット上に既にあるシリアの現状、”現実”さえ全く報道しようとしナイ、NHKを含む西側マスコミは、”誤訳”だの隠蔽だのを通り越した、完全な言論統制、独裁機関である。


06. 2012年9月04日 18:03:27 : l1NPjWZAfD
モルシ(ムルスィー)はアサドのことをとやかく言っていられる立場ではない、ということを少々古いがアル・ハヤトが記事にしているので紹介しておく。

■エジプトを待ち受ける試練

2012年5月28日『アル=ハヤート』

【ガッサーン・シャルビル】

若者たちは画面に向かって、苦々しい思いをぶつけた。その苦々しい思いとは、エジプト大統領選挙の第一回投票の結果が彼らにもたらしたものである。彼らはタハリール広場から彼らの夢と、スローガン、そして拳を伝えた同じ画面に向かって語りかけた。選挙結果は彼らを困難、あるいは痛みをともなう選択の前に立たせた。その選択とは、中将か同胞団のどちらか、つまり、フスニー・ムバーラク時代に最後の首相を務めたアフマド・シャフィーク氏かムスリム同胞団の候補者ムハンマド・ムルスィー氏(注=日本語表記ではムハンマド・モルシ)のどちらかというものだ。一回目の投票ではこの分極化を避ける機会が与えられ、多くの者はハムディーン・サッバーヒー氏かアブドゥルムヌイム・アブー・アル=フトゥーフ氏に向かい、他の者はアムル・ムーサー氏に向かった。しかし、投票箱はその判決を下した。エジプトは次の投票で選ばなければならない。将軍か、シャイフかを。もちろん二回目の投票への道が、いまだ波乱含みであるということは考慮しなければならない。

[革命の]最初の火花を散らした若者たちは夢想に足を取られた。これは革命の歴史上、珍しいことではない。彼らは、ムバーラク政権転覆は新しいエジプトの樹立を意味すると信じていた。つまり民主主義の、多党制の、透明性のあるエジプトになると信じていた。そしてまた、エジプトはすぐにでも時代に追いつき、フェイスブックやインターネット、ブログに彼らが書いたのと似た国になると信じていた。彼らは自分たちが、権威主義や、独裁、腐敗、自閉と他者の拒絶に対して、最初で最後となる一発を放ったと思い込んだ。そして抜本的で包括的な変革の時が始まったと思い込んだ。また誕生に備えて準備しているエジプトは、文明化した世界のあらゆる他の普通の国と似た国になり、新たな勢力に委ねられると思い込んでいた。

選挙結果を目の当たりにしたこの若者たちの困惑は、彼らがこれまで言ったり書いたりしてきた言葉の中に明らかに見てとれる。何が革命に起きたのか? 誰が革命を盗んだのか? エジプトは近いうちに第二の革命を必要としているのか? シャフィークはどこから百万票を持ってきて、ナセル主義民族主義者のハムディーン・サッバーヒー氏に勝ったのか? このような2極化を作ったのはなんだったのか? エジプトの深部で起きていることを理解せず、数百万の選挙民の選択を決する要因を理解していなかった責任はエリートたちにあるというのは本当だろうか? 彼らの中には、宗教的な要因がムルスィー氏に五百万票を与え、治安と安定への郷愁とともに宗教国家への恐れがシャフィーク氏におよそ同数の票を与えたと言う者もいる。[旧与党である]国民民主党の機構の生き残りについて語る者もいれば、軍の機構の根深い存在について語る者もいた。また、選挙戦の規模に比べて少なかった投票率のところで話をやめる者もいれば、ムルスィー氏が勝利したとしても、同胞団の公約を実行に移すことを彼に委任したことにはならないと注意を喚起した者もいる。また、初期段階では異なるカラーの人材の登用を余儀なくされるとしても、大統領職と議会と政府が一つの党の手中に握られるのは危険だと指摘した者もいる。

第一回目の投票結果を読むには、多くの要因に目を向ける事が必要である。その要因とは、宗教的要素、治安、過去の復活への恐れ、国の威信が崩れていくことへの恐れ、宗教国家がもたらすリスクへの恐れ、サラフィー主義者とリベラル主義者とコプト教徒たちの票がどう分配されたかなどである。

シャフィーク氏は、かつての状態への逆戻りを目指す候補ではないという安心感をばらまく必要がある。そして実際に彼はこの方向に向けた活動を始めた。ムルスィー氏は、安心感とポストをばらまく必要があり、すでに提案を始めている。これからの日々は、作戦と約束と誓約で溢れることだろう。どんなエジプトにどんな大統領が生まれるのかが判明するまで待たねばならない。それは本当に新しい試みだ。そしてまた困難な試みでもある。エジプトは治安と安定が必要であり、また困難な経済的決定も必要である。観光客と投資家を安心させる必要があるし、自身の利益とコミットメントの観点から地域的・国際的綱引きの中で自身の立場を定め直す必要がある。シャフィークのエジプトはムルスィー氏のエジプトとは違う。どんなエジプトにどんな大統領が生まれるかが分かった後も、エジプトの試練は続くだろう。大半の予想では、革命を引き起こした若者達は、この試練の後に誕生するエジプトのなかに、自分たちの居場所を見いだせないだろう。

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html


07. 2012年9月05日 17:08:21 : FijhpXM9AU
イランはすぐにばれるようなことをしてはいけない====

この手の「すぐばれる」はイラン内部に植え込まれた第5列がわざとやっている可能性が大だ。「国のためを思ってやった」ことは表面上誰も否定できないから、表だって当事者を批判できないからだ。

基本的にはやればやるほど大金持ちを肥やして、実体経済を悪化させる量的緩和を、各中央銀行が「国のためを思ってやった」けど、どうも当たらないんだといいつつ継続しているのと同じだ。

裏の裏の、そのまた裏を読まなければいけない。


08. 2012年9月09日 13:56:42 : 6kuobrWeYc

バーレーンでも「アラブの春」は起こっているのだが、それはなず無視するのか?
誤訳以前にモシルがそれを無視していることがバランスにかけるといわざるを得ない。

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