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読書メモ この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語 岡田尊司
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/567.html
投稿者 光る海 日時 2015 年 1 月 13 日 22:40:30: Og4FrpmD3Ohw.
 

(回答先: 読書メモ わたしが神さまから聞いた人間関係の裏ルールをお話しします 井内由佳 投稿者 光る海 日時 2015 年 1 月 13 日 22:19:49)

この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語 岡田尊司
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344018621/asyuracom-22

の読書メモです。
かなり参考になりました。お勧めです。


解説:
「いまの自分は"本当の自分"ではない」と思っている人、必読!

失業した若者が、将来に絶望して自殺を図る。幸い助けられたが、精神病院に入院させられる。
そこで、若者は一人の奇妙な老人と出会う。若者は老人から、この世の中を動かしている「暗黙のリール」があることを教わる。それにより、若者が新しい生き方を手に入れようとするのだが......。
「暗黙のルールを知っているかどうかで些細な違いが生まれ、それが積もり積もって大きくなり、人生の幸不幸が左右されてしまう。それが、わしがこの人生から学んだことじゃ」
物語であると同時に、読むことで、生きづらさの本質を知り、それを克服する方法を学んでいくという実用書の面も兼ね備えている。"


内容(「BOOK」データベースより)
失業した若者が、将来に絶望して自殺を図る。幸い助けられたが、精神病院に入院させられる。そこで、若者は一人の奇妙な老人と出会う。若者は老人から、この世の中を動かしている「暗黙のルール」があることを教わる。それにより、若者は新しい生き方を手に入れようとするのだが…。


著者について
岡田尊司(おかだ・たかし)
一九六〇年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。著書に『パーソナリティ障害』『「生きづらさ」を超える哲学』(PHP新書)、『悲しみの子どもたち(集英社新書)など多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)、『風の音が聞こえませんか』(角川書店)、『タロットの迷宮』(文藝春秋)などがある。


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暗黙のルール

人生がうまくいかなくて、自殺しかけて生き残ってしまい、
出会った老人に助けられる話
その後病院を出て事業に成功する


-----------------------------------------------------

・人は関心を共有する者を、仲間だと認める
そのルールから、様々な変化形が導き出される。
たとえば、関心を共有しない者は、仲間から排除される。
逆に、仲間と認められたければ、関心を共有しようとしなければならない。

→周りの人に関心を持ち出すと、皆が仲間だと思ってくれ、気味が悪いくらい親切にしてくれるようになった。
→自分のことをわかってくれたと思っている。自分のことをわかってくれる人を、人は大切に思う。
みんな孤独、自分の関心を共有できる人を求めている。

→どんなときも、誰とであれ、関心を共有することが大事

・見捨てられたものほど、認められたがっている。
逆に言えば、見捨てられたものが認められたとき、そこには力が生まれる。
人が見向きもしないものにこそ、大きな価値が眠っている


・自分が求めているものを、はっきりさせないと、求めているものは手に入らない。
→自分の求めているものが曖昧だと、みんなが混乱する
→自分の求めているものを、はっきりさせることが、結局、みんなの幸せにつながる

・間違った相手と交渉してはいけない
間違った相手にいくら売り込んでも、買ってはもらえない。
逆に言うと、本当に求めている者が一番高く買ってくれる
必要のない者や、価値のわからないものに売りつけようとしても、無駄

・相手の安全を脅かすものは、激しい攻撃を受ける。
相手の縄張りの中では、相手を最大限尊重しなければならない
→(ライバル)相手からすると、自分が脅かされていると感じている。縄張りを荒らされたと思った時、人はもっとも激しい攻撃に出るもの
こちらが正しい主張をすることが、相手の安全を脅かすこともある。ましてや、相手に恥をかかせるよなことをしたら、逆上させてしまう。
→一面的な見方をするとき、相手が許せない悪のように思えるが、実際のところは、こちらの思い込みで相手を傷つけているということもありがち。人は自分のみたい事実だけを見てしまうものだから

・人を好きになってことを起こすときに忘れてはならない暗黙のルール
相手に近づく時は、逃げ道を用意しておかなければならない。
逃げ道をふさいで近づいたりすれば、相手はおびえてしまう。
まかり間違っても、イヤがっているのに、無理強いをしたりしてはいかん。
抵抗を感じたときは、強引に進まずに、いったん立ち止まれ、ということ。
また、こうも言い換えられる。
どんな場合にも、互いが傷つかないように行動せよ。
言ってみると、どちらも喜ぶようなやり方で行動するのが、一番うまくいく。

→いつでも逃げられると思えば、少しくらい気を許してもいいと、逆に思える。


・おぬしの意見が取り入れられなかったのは、おぬしが営業部長のプライドを傷つけてしまったからだ。
おぬしは「営業部長のやり方では、将来の成長は見込めない」と社長の前で言った。営業部長はどう思っただろうか?
本来営業部長がすべき仕事は、個人的な感情など抜きにして、状況を客観的に判断すること。
しかしそれは理想であって現実ではない。人間は誰1人そんなふうには動かない。
「自分を肯定されたければ、相手を肯定しなければならない」
逆に言えば、いくら自分が正しくとも、相手を怒らせ、プライドを傷つけてしまうと、主張は受け入れられない。いくら正しくとも。

この世の中を動かしているのは、正しいかどうかよりも、相手の自己愛を満たすかどうかということ。
自己愛とは、自分のことを重要な存在だと思いたい気持ち。プライドも自己愛の一つ。
人は自己愛を高めてくれるものを愛するが、自己愛を傷つけるものは憎み、傷つけ返そうとする。

結局、この世の中を動かしているのは人間の自己愛と言っていい。そのルールを無視しても、しっぺ返しがくるだけ。
人間にとって、どんな問題よりも、自分の価値が認められるかどうかという問題の方が重要
そこを見損なって、配慮を怠り、表向きの問題の方を優先したりすれば、たちまち猛反発をくらうことになる

・真っ白な気持ちで向かい合えば、相手の気持ちも真っ白になる


 

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コメント
 
01. 光る海 2015年1月13日 22:46:31 : Og4FrpmD3Ohw. : CIHFxFLyhY
レビューです。


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買ってよかった。, 2014/10/3
投稿者 三浦美枝

とても良い内容でした。自己中の人必見ですね。子どもにも読ませたい。


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人付き合いのエッセンスが, 2014/7/28
投稿者 T.T

ストーリーの形式でとてもわかりやすく書かれています。若者必見です。


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生きづらい人へ, 2014/6/19
投稿者 mom_marina "毬那"

 私は人付き合いが苦手で。職業は医療人ですが
プライベートがまるでダメなこで。
 どうしたもんかなあ、と思いながら読みました。

 良かったです。わかりやすくて、しかもここに書いてある
シンプルなルールは死ぬまで使えると感じて実行したら
生活に少し変化が訪れました。生きづらいひとへオススメ。


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暗黙のルール, 2014/4/13
投稿者 saiki

読みやすい文章で自分にも伝えたい人にも非常に役に立つ内容です。


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この世の中を動かす暗黙のルール, 2014/3/30
投稿者 ikeyogo

若者の気持ちになって一気に読んだ。暗黙のルールを教えられて、それを実生活にどう当てはめて考え、いかに行動を変えるかを、若者と共に考えた。読み終わると幸せな気持ちになり、次の日は世界が違って見えるような感覚を持った。人の関心に注目することで孤立を避けられるのかもしれない。自分が求めている答えをもらった気がした。


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なるほど, 2014/3/22
投稿者 マヨネーズ

空気が読めない私としては、とてもわかりやすく、こんな本に出会えて良かったとつくづく思う。
自分は今まで結構暗黙のルールを破っていた。これが人間関係でうまくいかない原因だったのかと思う。これからは暗黙のルールから外れないよう気をつけて社会生活をしていこうと思った。


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人間社会と、新鮮な心の持ちようの大切さ, 2014/1/15
投稿者 隠元豆

物語仕立てであることにこそ価値があり、何の衒いもないプロットとストーリーにこそ意味がある。この本は社会の片隅から消え行かんとしている存在に向けられたもの。
リアリティは十分。ただ開いてみるとはじめは取っ掛かりがないようで、少々気恥ずかしく入りづらいかもしれない。しかし少し読み進めれば、悩めるものにとってスルメのような味のある内容である。
専門書や誰に宛てられたやも知れぬ夥しい類書のなか、この間口の広さは新鮮。映画にも似た機能があるように思われる。今現在、この本に出会って救われる思いの人が、自分を含め、どれだけいることだろうか。
無駄の削ぎ落された小説仕立てのメッセージ。臨床医である岡田氏の社会洞察、志はもとより、癒しへの熱意や眼差しがまっすぐに感じられる。憤りや疲労で折れそうなのに、悩み深く打ち明けることもできずにいる方々に。真っ白に、まだまだがんばれる気持ちが湧いてきました。
ありがとうございました。


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参考にはなります, 2013/5/20
投稿者 セキセイ2

発達障害関連の本によくある、ポイントの箇条書きを期待しましたが、
小説風にまとめられている作品でした。
失敗→暗黙のルールを知る→認知の歪みへの気付き→反省→リスタート
という流れで、例え話に落とし込みながら、この世のルールを伝えてくれます。
ある程度は共感力を持った、発達のグレーゾーンエリアにいる人が、
理不尽な社会に恨みを持ってしまった場合にこの本を読むと、有効かもしれません。
主人公の若者が異常に素直なのは、底付きを経験しているからでしょうか?
成功経験を積む事で自己評価も上がりポジティブになって行きます。
そうトントン拍子に行くものか…という感じですが、
著者が精神科医なだけに、アドバイスにブレはありません。
ターゲットは広いので突っ込み所は多いです。
時代が時代ならこの暗黙のルールを知らない人は、排除&抹殺されてるのかもしれません。
魔女狩りとか…。異文化コミュニケーションを学んだ気分で実践してみようと思います。


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人とのつきあい方がわからなくなったら, 2013/4/7
投稿者 ぞうさん (北海道)

簡単な物語で、読めば当たり前に思うけど、実際の行動としてはできないちょっとしたヒントを教えてくれます。職場などでのちょっと人間不信とか、トラブルの時に思い出せば気が楽になると思います。


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有名な、ユダヤ人大富豪の教え等と同じタイプ, 2013/2/16
投稿者 ひろし (神奈川県)

の、メンターものです。
内容は名著人を動かすなんかに似ている部分がありました。

そこそこいい本だけど、皆に必読ってほどでもないといったところです。

このレビューは参考になりましたか? はい いいえ
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読み返す度に、更に深いメッセージを受け取れる, 2013/1/13
投稿者 香里ヶ丘中央公園を守り隊(枚方市)
(トップ500レビュアー)

絶望した若者に、メンターが一つずつ「生きる為の智慧」を授けていく話。 その知恵を知識としてではなく、「実践を通して身に付ける」様に導く。
深い内容だが非常に読みやすい。

Mamoki氏がレビューで記している様に、「暗黙のルール」が7つほどある。
その他にも、人生の洞察やアドバイスが沢山籠められており、例えば
「弱った時は、自分のつらさしか見えなくなるものじゃ。激痛に襲われた人間が、痛みのことしか考えられなくなるのと同じじゃ・・。困った時は、助けを求めてもいいって事じゃ」
「どんなひどい事にも、必ずよい処があるものじゃ。よい処を見つけられるかどうかで、幸せにもなれば不幸にもなる」(よいところとは、「善悪」の良し悪しではない)
「よい処を見る者はよくなり、悪い処を見る者は悪くなる。よくなりたかったら、よい処を見つける名人になる事じゃ」(このメッセージは何回も繰り返される。)
「相手を否定するだけでは、自分を縛っている囚われを解くことは出来ないんじゃ。否定し、忌み嫌う事も、また囚われなんじゃ」

「この暗黙のルールと云うのは、ただ頭で知っていたらよいという単なる知識ではない。頭で知っておるだけでは、ちっとも役に立たんのじゃ。実践して初めて、本当に身を助ける知恵と成るのじゃ」
「人類は 何百万年もかけて培ってきた別のルール(暗黙のルールの事)に従って暮らしてきたのじゃ。新しいルールを定めたからと云って、そう簡単に元々備わっているものが変わる訳ではない」

「自分の事を分かってくれる人を、人は大切に思う」
「今の状況を、理不尽な責め苦だと思うからいかんのじゃ。自分を鍛える訓練と思えばええんじゃ。」
「痛みに囚われず、自分に起きている事を、空の高みから見下ろすようなつもりで、客観的に見てみる事じゃ」
「人間とは、絶えず何かに囚われる存在じゃ。悩む事こそ、人生なんじゃ。悩むと云う事は、素晴らしい事なんじゃ。悩むから、人間は学び、絶えず新しくなる」
「悩み事や問題があっても、保留にしておくという事も大事なんじゃ」

若者の恋愛にもアドバイスする。
「一つの共通点があるという事は、他にも色々通じるものがるという事じゃ。それに、人生をもっと共有したいという思いが、恋愛においては何より大切なんじゃ」
「恋愛とは、美しく、軽やかで、心がときめくような歓びであってほしいからな。エレガントデあってほしいものじゃ。
露骨で、思い押しつけは嫌われるのじゃ。自分の気持ちが、相手の気持ちを追い越して、独りよがりにならないように、コントロールせねばならん」

「世の中を動かしているのは、正しいかどうかよりも、相手の自己愛(自分の事を重要な存在だと思いたい気持ち)を満たすかどうかという事なのじゃ。
人は自己愛を高めてくれるものを愛するが、自己愛を傷つけるものは憎み、傷つけ返そうとする。・・正しい事を頑なに主張するのも自分が一番正しいと言いたいのじゃ。それも自己愛じゃな」

主人公の発想の転換や、語りとしても
『自分は、相手にとって絶対に必要な存在で、自分が居ないとどんなに困るだろうと思っていたけれど、決してそんな事はない。いなければいないで、世の中はちゃんと回るものなのだ』
「うまく生きるよりも大切な事があるって、ある人が教えてくれたんだ。・・自分にとって本当に大切な事を見つけるって事さ」
・・・そしてラストにも、心に沁みる話と教訓がある。

著者のメッセージを抜粋(・一部要約)させて頂いたが、「生きる為の智慧」を この様に列挙したり、項目ごとに分類して書いてあるより、
本書のように物語の中で書かれた方が、読み易く伝わり易いと感じた。
著者自身が精神科医としての臨床経験から、出会ったケースから共に考えたり悩んだり、逆に教えられたりした経験を籠めて書いているのだろう。
敢えて物語として難点を探せば、、出会った彼女が理想的であり過ぎたり、セリフの言い回しがこなれていない部分もあったりするかも知れないが、
メッセージの深さから見れば、些細な事である。

著者の本は、他に『社会脳』『マキャベリー的知性』『人を動かす対話術』『パーソナリティ障害』『あなたの中の異常心理』
等を読んだが、読み易さと、響いた深さは、自分的には一番は本書で 次いでここに挙げた順であった。


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このルールが世の中を動かしているとは思えません。, 2013/1/12
投稿者 HYAKU

この本に出て来る暗黙のルールとは以下のものですが、

「人は関心を共有するものを仲間と認める。」
「見捨てられたものほど認められたがっている。」
「自分が求めているものをはっきりさせないと、求めているものは手に入らない。」
「間違った相手と交渉してはならない。」
「手の安全を脅かすものは、激しい攻撃を受ける。」
「逃げ道を用意しておかねばならない。」
「自分を肯定されたければ、相手を肯定しなければならない。」

このルールが世の中を動かしているとは思えません。
人づきあいが苦手な人にとって役立つルールとも思えません。

この本は小説ですが、自己啓発本としては内容が浅いものでした。


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不愉快, 2012/8/5
投稿者 炭酸

著者の他の作品を読み、とても面白かったので試しにこちらの小説も読んでみた。

まず登場人物の話し方が漫画っぽくてひっかかった。主人公のタメ口は個性でよしとしても、ナースのセリフ然り、この話の主でもあるじいさんの話し方が気に入らない。今時「〜じゃ」とか「おぬし」とかおかしいだろう。

結局話の展開がうまくいきすぎて、こちらの気持ちがどんどん離れていってしまった。
それに女性とのなりゆきは、じいさんのアドバイスとは関係ないし、こちらも嫌なほど出来すぎ。彼女の人物像とか、ほとんど無視なように思える。

あと、じいさんの提言を太字で印字するのはやめてくれないかな。電車で読むのが恥ずかしい。

為にならないとは言わないが、もっと別のやり方で公にしたらと思う。


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小説としてはあまりにも稚拙, 2012/6/15
投稿者 eromangadaioh

著者が伝えたいことは、概ね分かるのだが、小説形式は止めた方がいいと思う。子供向けの道徳教科書じゃあるまいし、ストーリーが単純すぎる。もっと直接的に、どういうルールがわからないと、どういうことが起きるのかを書くべきだろう。著者が出会ったケースの紹介でもいい。どうでもいいストーリーにページ数を割くのはもったいない。

「若者」がどういう点で人付き合いが苦手なのかが、どうもよくわからなかった。普通の貧乏な青年でしかないように思える。


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意外に現実的。シンプルな感動。気が付けばバイブル!, 2012/5/10
投稿者 open my eyes "猫顔星人"

自殺未遂から一命を取り留め、精神病院に入院中に、その後の人生を大きく変えることになる「先生」と出会う若者。
先生の教えに従い、壁にぶつかりながらも人生を切り開いていき、恋も仕事も手に入れるハッピーエンドな物語。
どん底に居たにもかかわらず紆余曲折はありながらも
結局はトントン拍子に成功していく展開に「フィクションだから」と思う人も多いかもしれません。
ですが、廃品回収をしている男性と知り合って利益が出る仕組みを教わる会話などは結構リアリティがあります。
また、少人数の職場で昇進することになるも、「稼ぎ頭の先輩が辞職した直後では自分が周囲の反感を買うおそれがある」
と気を揉む辺りは会社勤めをしている者にとっては、いかにもリアリティがあります。

シンプルで無駄がなく、全体的に清潔感を感じさせる文章。その中にさらっと重要なエッセンスが
繰り返し盛り込まれていて、最初から最後まで気軽に、だけどなにか崇高な気持ちで読むことができました。
個人的には、リアリティがあって波乱に満ちたストーリー展開、優しさと誠実さと清潔感のある文章をとても気に入りました。
そして肝心の暗黙のルールもハッとさせられるものばかり。
続編を期待します。


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生きるヒントをもらった気がします, 2011/10/21
投稿者 Seiji. M

ずっと対人関係に悩んできました。どうしていつもこうなんだろうと思ってきた。ふと出会った一冊でした。ひきつけられるように読んでいました。自分とそっくりだと思って、「先生」からのアドバイスが、一つ一つ心にしみました。社会の暗黙のルールのようなものがわからずに、悩んでいる自分のような人は少なくないと思うけど、とてもヒントになりました。この「先生」の雰囲気というか、気取らない優しさが、心地よかったし、主人公の若者がだんだん幸せをつかんでいくのを、わくわくして読みました。最後は、少し悲しかったというか、でも、良い余韻でした。一つ一つのメッセージを是非生かしたいと思います。


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同著者の中では最悪, 2011/10/12
投稿者 アリスの夫 "アリスの夫" (奈良県)

同著者の熱烈なファンです。「脳内汚染」、「パーソナリティ障害」全てを読ませてもらって、
偉大な心理学者だと思います。

しかし小説で物を書くのはやめた方が良いです。
説明文や、難しい物を分かりやすく説明する能力、
こちらの方がはるかに小説を書く能力よりマシです。
まったく本のなかに入りません。
登場人物も全部リアルな人間ではなく、性格の片側しか見せません。
優しい人はとことんやさしく、悪い奴はとことん悪い、
ようは子供に読ませる絵本をストーリーにして下手な小説として書いた、という感じです。

一流の心理学者ですが三流の小説家です。
どうかこれからは説明文だけを書いてください。


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登場人物の若者が自分のように感じました。, 2011/8/31
投稿者 さんさんさん

現在13年連続で自殺者が3万人を越えている日本。
日本の平均寿命から言えば若くて前途洋々と言える15〜39歳の死因別死亡率の1位は自殺。
それだけ現在の日本で生きづらさを感じる人が多いという事でしょうか。

私も心の奥底では昔のようにもっと人と関わりたいという気持ちはあるものの、今は過去の人間関係のトラウマを克服出来ず、極力人と関わらないようになるべく人を避けて生活するようになりました。
この本の中で主人公の若者が自分が過去に人間関係で躓いた時と同じような状況に陥った話がありました。
その時の先生の教えの言葉(暗黙のルール)を読んで、相手方の心境というのを初めて理解出来た気がします。

この本を読む事で今まで自分が理解出来なかった人の心、行動のカラクリの本質の一端を知る事が出来ました。
それを主人公と同じく自分の人生で応用を混ぜながら実践していく事で、これからは人を恐れることなく積極的に関われる自分に変化出来るのかなと思います。

この本のストーリーは上手くいき過ぎと思う所もありますが、自分も含め人間関係に悩む、もしくは臆病になってしまった方々の未来への希望を込めて星5つとさせて頂きました。


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対人関係が得意でない人に, 2010/11/14
投稿者 mamoki

人間関係が苦手な人に向けた、「新装版 成功の掟」や「ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)」と同じく物語形式である自己啓発本です。
法律や理屈では割り切れない「暗黙のルール」が人間関係にはあり、それを理解することが人間関係を円滑にする方法だと説いています。
「暗黙のルール」を主人公である「若者」が「先生」から一つずつ教えを受け実践して、ハッピーエンドを迎える物語です。

暗黙のルールとは、以下であるとされています。
「人は関心を共有するものを仲間と認める。」
「見捨てられたものほど認められたがっている。」
「自分が求めているものをはっきりさせないと、求めているものは手に入らない。」
「間違った相手と交渉してはならない。」
「手の安全を脅かすものは、激しい攻撃を受ける。」
「逃げ道を用意しておかねばならない。」
「自分を肯定されたければ、相手を肯定しなければならない。」

対人関係が得意でない人にとって、一読の価値がある本だと思います。


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幸せは自分の中にある, 2010/11/5
投稿者 かっこ (鹿児島県)

“人づきあいが苦手な人のための物語”と副題がついたこの本・・・学生時代成績優秀だった若者は上場企業に就職したものの「俺にも人間としてのプライドがある」と一年足らずで辞めてしまい「俺をバカにしたやつらを皆殺しにして死刑になってやろうかと空想するも所持金は千円にも満たない。犯行に及ぶ凶器はおろか会社までの電車賃さえなかった。いよいよ行き詰まり公園で首を吊った。と、ここで若者が死んでしまったら物語は始まりません。若者は小さな男の子に発見され病院に運ばれ一命を取り留め、そこで先生と呼ばれている老人と知り合った。「良いところを見つけられるかどうかで幸せにも不幸にもなる。良いところを見つける名人になれ」と言われる。入院生活で若者の一番の慰めは先生と言葉を交わす事だった。言葉が持つ不思議な力を初めて味わった。「この世の中は、暗黙のルールによって動かされている。その暗黙のルールを知っているかどうかで人生の幸不幸が左右されてしまう。自分を変えたいと思うのなら教える」と先生は言った。若者が決心し教えを乞うと・・・。世の中がもっと生きやすければとお考えの方はご一読あれ。

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精神科医が書いた生きづらさを抱える若者の小説, 2010/10/14
投稿者 Gori "the 11" (東京都)
(トップ100レビュアー) (VINEメンバー)

精神科医が書いた生きづらさを抱える若者の小説である。
なぜ、著者はこれを小説として書かなければならなかったのか。

仕事を探していた若者は、意に反して職を得ることができず、
自殺を図り精神病院に運ばれる。
世の中の暗黙のルールを理解できない障害を抱えていることが原因だ。
その障害は自閉症スペクトラム(おそらくアスペルガー症候群か高機能自閉症)
ないしは、何らかの発達障害であるが、そのことを著者である精神科医は明示しない。
きっと明示するかしないか大いに迷ったと思われるが、懸命な選択だったと僕は思う。

その後若者は「病院を退院して職を得て」「新たな職場で壁にぶつかり」
「新職場で新規事業を提案し」「世の中にある暗黙のルールを知る」
この若者は、提携発達者なら、難なく知ることのできるルールをまるで
法律の条文を暗記するように努力と学習によって知らなければならないという
ハンデをしょっているのである。

結末は未来の苦労もにおわせながら、ハッピーエンドとなる。著者である精神科医は
こういったハッピーエンドを願いながらも、そうならない現実をたくさん知っているから
小説にせざるを、得なかったのであろう。
ハッピーエンドの結末は小説としては凡庸である。
しかし、ハッピーエンドになる道筋を社会を、周辺の人が作っていく
努力をせねばならないこともまた重い務めなのである。


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やる気はでると思いますよ。, 2010/9/8
投稿者 高橋佐藤

読んでいる最中に、
有川浩さんの『フリーター、家を買う。』を思い出しました。

ダメフリーターがある人物との出会いにより更正していくという、
小説みたいなつくりの本になっていますが、
小説風の自己啓発本です。
決して小説ではありません。

自分ひとりで生きていると思っている人。
他人を見下している人。
自尊心が傷ついている人。
自己を正当化し他社を非難しがちな人。

そういう、立ち直ろうともがいている人には、
少なからず得られるものがあるとは思います。

また、受け身で他者との関わりに消極的な人の多くには、
有益かもしれません。
人間関係を円滑にするヒントと出会える可能性があるからです。

崇高な哲学や精神、
多くの被験者から得たデータなどが書かれているわけではないので、
ビジネス書を期待している方は遠慮された方がよいかも。


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出来すぎたストーリー, 2010/8/18
投稿者 miyuki
(VINEメンバー)

自殺をはかるも一生を得てしまった若者が、
精神病院で出会った老人に色々な知恵(この世の中を動かす暗黙のルール)を授けられる話。
老人が青年に知恵を授ける対話形式の本というのは鉄板なのだろうか。

話の展開は出来すぎていると言わざるをえないが、
主張されている暗黙のルールについては不満はない。
ただ作中にもあるように実践できるかが鍵だ。

普通の読み物としてもおもしろかった。


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涙が止まらなかった, 2010/8/4
投稿者 夢遊人

シンプルなストーリーなのに、最後は涙が止まらなかった。生きづらさを抱えて、不器用に生きている人間には、「先生」の言葉がどれも心に響いた。主人公の若者に、自分のいろんな面を重ねずにはいられなかった。自己啓発本とは違う何かをもつ本だ。それは、言葉にしてしまったのでは消えてしまう、知恵なのかもしれない。だから、作者は、物語の形にしたのだろう。


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要領のいい人には必要ない本, 2010/8/4
投稿者 ZEI

内容としてはよくあるストーリーで、人生に迷った若者に師匠が現れて
悩みを解決するアドバイスを与える という目新しくもなく王道とも
言える内容です。

ただ、本当に人生の意味、幸せの定義を考えた事があるかないかで評価は真っ二つに分かれると思います。
特に「失業して自殺未遂をした主人公の若者」に同情や共感を覚えなくて「本人の努力が足りないじゃないの?」「勉強してブランド大学に入れない奴が悪い」
とバッサリ斬捨てられるある意味、幸せな人達にはこの本は無価値です。

挫折した事がある人、失業して苦しんだ経験がある人、現職に不満がある人には
「先生」の言葉は大きく重い意味を持つでしょう。

自己啓発本にしては、ストーリーに傾倒しすぎていて言葉の重みが薄れている気がするため
評価を減らしましたが、苦しんでいる人には良薬になると思います。


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活躍したいけど思い悩む人、挫折を経験した人へ, 2010/7/27
投稿者 microwave2000

こういう物語形式の自己啓発書は目新しくない。基本的に夢をかなえるゾウと同じ手法。だが、精神科に精通した医者が書いている点が画期的。ターゲットは、挫折をした人、思い悩む人、人間関係(会社、家族)のトラブルに見舞われる人など、人付き合いで難を抱える人だ。筆者がいかにそれらの人間に今まで接してきたかがわかるような気がした。無理に頑張らせるスタイルではなく、日常生活に起こりがちなトラブルに利用できそうなポイントが小説内に盛り込まれている。
自分自身も、生きづらさを感じることがあり、人間関係にも悩まされてきたので、本書に勇気付けられ、いろいろなヒントがもらえたように感じた。
悩みを抱えている人、どうも人生うまくいかないなと感じている人などに勇気を与える一冊。いろいろな自己啓発本が出ているが、もしあなたがいろいろと思い悩む人で、ネガティブ思考もあるなと感じるなら本書がいい。


2. 2016年12月27日 16:01:12 : JwvBEJ6aYA : PsoK0hUaawc[4]

>自分の求めているものを、はっきりさせることが、結局、みんなの幸せにつながる


   賛成↑   


↓のブログで紹介されている本も面白そうですよ。特にここに賛成しました。


>ひととひとの関係は疎で多


_________________________

いわせんの仕事部屋

2016 0718

一気に読んでしまった。『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』。
http://iwasen.hatenablog.com/entry/2016/07/18/170015(抜粋)

久々に一気読みしてしまった。
精神科医の著者が、「自殺希少地域」をフィールドワークすることを通して「人の生きやすさ」について探究した記録。

その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く――
作者: 森川すいめい
出版社/メーカー: 青土社
発売日: 2016/06/24
メディア: 単行本

(略)

自殺希少地域である旧海部町。ボクは、さぞ人間関係が濃いのではないか(良くも悪くも)と漠然と思っていた。しかし、岡さんの調査では、希少地域では以下の通りだったという。

近所との付き合い方は「立ち話程度」「あいさつ程度」と回答する人たちが8割を超えていて、「緊密(日常的に生活面で協力)」だと回答するひとたちは16%程度だった。一方で、自殺でなくなるひとの多い地域は「緊密」と回答する人が約4割だった。(『生き心地のよい町』より)



この結果を岡さんはこのように解釈したそうだ(早く読まなくちゃ)。

「人間関係は、疎で多。緊密だと人間関係は少なくなる」
「人間関係は、ゆるやかな紐帯」

(略)

この本でのフィールドワークで見出したことは、オープンダイアログの原則が機能している場であるとつながっていることを見出したのだ。
ここでは目次だけあげておきます。是非本で読んでみてください。

@「困っている人がいたら、今、即、助けなさい」(即時に助ける)

Aひととひとの関係は疎で多(ソーシャルネットワークの見方)

B意志決定は現場で行う(柔軟かつ機動的に)

C「この地域のひとたちは、見て見ぬふりができないひとたちなんですよ」(責任の所在の明確化)

D解決するまでかかわり続ける(心理的なつながりの連続性)

E「なるようになる。なるようにしかならない」(不確かさに耐える/寛容)

F相手は変えられない。変えられるのは自分(対話主義)

(略)


__________________

橘クリニック

92.「その島のひとたちはひとの話をきかない」自殺希少地域を行く、
http://www.tachibana-clinic.net/column/cat22/92.html



3. 2016年12月27日 16:25:43 : JwvBEJ6aYA : PsoK0hUaawc[5]
>>02追加


HEALTHPRESS         2016.09.17.

4人に1人が自殺願望! 自殺者が少ない地域は<人の話を聞かない>ことが特徴?

この記事のキーワード : 孤立精神科自殺里中高志
http://healthpress.jp/2016/09/41-1.html(抜粋)


日本人の4人に1人は本気で自殺を考えたことがある──。そんな衝撃的な調査結果が、先日発表された。

(略)

・・人間関係が濃密であればいいというわけではない。森川氏が引用しているある研究によれば、自殺希少地域では、隣近所との付き合い方は「立ち話、挨拶程度」。

 むしろ自殺で亡くなる人の多い地域のほうが「緊密」だと答える人が多かった。「人間関係は疎で多。ゆるやかな紐帯」であることが、<自殺希少地域>の特徴だという。

2ページ目
http://healthpress.jp/2016/09/41-1_2.html(抜粋)


都会から「ホッとできる空間」が減っている

 そういった自殺希少地域では、屋外のいたるところに、座ってしゃべれるベンチや置物が置かれている。森川氏はそれに対し、新宿のような都会にはベンチがないと指摘。座ろうと思ったら、お金を払って入る店しかない。お金のない人には、座って休めて、人と話せる場所がない――。

 都会では効率的なものやオシャレなものばかりが重視され、非効率的なものや冴えないものは排除されていく。「効率を手段ではなく目的に添えてしまっては、それは何も生み出すことはない。それどころかひとを不幸にしてしまう」と森川氏は記している。・・

(略)

・・都会からは、ほっとできる空間、人と人がゆるやかに交われる空間が、どんどん減っていってはいないだろうか。流行のセンスとお金を持つ人だけが過ごせる街は、弱者を排除する街へとなりかねない。「人が孤立しない街のありかた」をいまこそ都会の人々は、森川氏が訪れたような自殺希少地域から学ぶときがきている。

(里中高志氏プロフィール略)



4. 2016年12月27日 16:50:17 : JwvBEJ6aYA : PsoK0hUaawc[7]

人と人が程よく繋がるには、古民家の縁側のようなゆるい空間が必要なんではないでしょうか。


_______________________________________________

CASES
社会課題を解決する先進的なアプローチをご紹介します。


「田舎だけど都会」な山里、神山(前編)
——今年も町の人たちに会いに行ってきた。2013年冬

2013年12月20日
http://www.ashita-lab.jp/special/1632/(抜粋)


徳島県神山町をレポートしたのは2012年12月 。ITベンチャー系企業のサテライトオフィスが9社集まる人口6,200人(当時)の山里には “人が人を呼ぶ”独特の磁場が渦巻いていた。・・

(略)

・・しかし、隅田さんが最終的に神山町に拠点を置くことを決断したのは、それだけの理由からではない。

●「これはもう感性の問題ですが、いま町おこしで話題のところは、どこも真面目にがんばっている雰囲気なんですね。けど、20か所まわった中で唯一、神山だけは〈ゆるい〉感じだった。いい意味で不真面目(笑)。われわれはコンテンツ屋なんで、ノリの良さから来る〈ゆるさ〉は大事なんですよ。ほとんど冗談みたいな会話から仕事がはじまる。そんな雰囲気でないと、いいものがつくれないし、クリエイターであるお客さんと一緒に仕事はできません」

古民家を改修した通称「えんがわオフィス」は、その名の通り、周囲に広い縁側がめぐらしてあり、しかもオフィスはガラス張りで、カーテンやブラインドはなく外から丸見えだ。プラットイーズの企業理念「オープン&シームレス」を具現化したものだと隅田さんはいう。

(略)


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