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地球史上最大の絶滅、海洋酸性化が原因か
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/596.html
投稿者 中川隆 日時 2015 年 4 月 11 日 09:54:09: 3bF/xW6Ehzs4I
 

地球史上最大の絶滅、海洋酸性化が原因か

AFP=時事 4月10日(金)14時1分配信

【AFP=時事】海洋酸性化は、約2億5000万年前に地球上で発生した最大規模の絶滅を引き起こした主要因だったとの研究論文が、9日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。


 英エディンバラ大学(University of Edinburgh)などの研究チームが発表した論文によると、酸性化は頻発した火山活動が原因で引き起こされ、海に生息する生物の90%以上と陸生動物の3分の2を絶滅させたという。

 海洋は火山の噴火で発生した二酸化炭素(CO2)を大量に吸収、海水の酸性度は上昇し、脆弱(ぜいじゃく)な生命体の生息環境に悪影響を及ぼした。

 今回の研究はアラブ首長国連邦(UAE)で発掘された岩の調査などに基づくもので、それによると、当時の海のCO2吸収速度は現在と同様だが、この速度でのCO2吸収が1万年にわたって続いたという。

 これらの岩は、数億年前の海底にあったもので、長期にわたる酸性度の変化の記録が保存されていた。

 エディンバラ大地球科学部のマシュー・クラークソン(Matthew Clarkson)氏は「史上最大の大量絶滅の間に海洋酸性化が起きていたのではないかと科学者らは長年考えていたが、直接的証拠はこれまで得られていなかった」、「人為的な炭素排出の結果である現在の海洋酸性度の上昇がすでに観測されていることを考えると、今回の研究結果は憂慮すべき内容だ」と話す。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000031-jij_afp-env

海洋酸性化が進行、科学者が警告

2014年10月08日 16:47 発信地:パリ/フランス

【10月8日 AFP】二酸化炭素(CO2)排出量の増加により、海洋の酸性度が産業革命前と比べて25%以上上昇し、食料源としての海洋の将来に懸念が出ていると、科学者らが8日、警鐘を鳴らした。

 30人の専門家が、韓国の平昌(Pyeongchang)で開かれている国連(UN)の生物多様性条約(Convention on Biodiversity、CBD)締約国会議で発表した報告書によると、海洋の酸性度は、海洋が大気中から吸収する二酸化炭素量を反映し、過去2世紀で26%上昇した。酸性度が上がると、食物連鎖において重要な役割を果たしている貝類やサンゴ礁などカルシウムを産出する生物に被害がもたらされるという。

 102ページに及ぶ報告書によれば、酸性化の帰結は数千年単位で長期化する恐れがある。

5600万年前に起きた海の酸性化による海洋生物の大量死の際には、石灰化生物が回復するのに約10万年かかったことが、化石などにより示唆されている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3028420?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Fri_p1  

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コメント
 
1. 中川隆[-6372] koaQ7Jey 2017年10月03日 21:32:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

地球の生命、隕石落下の「暖かい池」で誕生か 研究
10/3(火) 16:38配信 AFP=時事

【AFP=時事】地球上の生命はどのようにして始まったのだろうか──。数十億年前に「暖かい池」に飛び込んだ隕石(いんせき)が、生命の材料の形成に不可欠な要素をもたらしたとする仮説を裏付ける研究結果が2日、発表された。


 カナダ・マクマスター大学(McMaster University)が発表した研究の概要によると、今回の論文は天体物理学、地質学、化学、生物学などにおける「綿密な調査と計算」に基づくものだという。

 このいわゆる「小さな暖かい池」が生命を育んだ可能性については、進化論の父として有名な英生物学者のチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)が1871年に友人に宛てた手紙の中で言及している。

 研究者らはそれ以来、生命が出現したのは池の中か、海底の熱水孔かをめぐって論争を繰り広げてきた。

 今回の研究は、池の中の方がその可能性がはるかに高かったことを明らかにしている。その理由は、池の中にある基本的な分子の構成要素が結合して自己複製するリボ核酸(RNA)分子をつくるには、湿潤から乾燥に至るサイクルが必要だからだ。

 論文は、このRNA分子が地球上の生命の最初の遺伝情報を構成し、その後にDNAが登場したとしている。

 論文の共同執筆者で、独マックス・プランク天文学研究所(Max Planck Institute for Astronomy)のトーマス・ヘニング(Thomas Henning)氏は「生命の起源を理解するには、数十億年前の地球の状態を理解する必要がある」と指摘。「今回の研究が示しているように、生命起源の謎に対する答えの肝となる部分を天文学は提供している。太陽系がどのようにして形成されたかに関する詳細が、地球上の生命の起源に直接的な影響を及ぼしている」と述べた。

 今から45億年前から37億年前までの間、地球には現在より約8〜11倍高い頻度で隕石が衝突していた。

 論文によると、当時の地球は、大気の「主成分が火山ガスで、大陸が全球海洋から隆起している途上だったため、乾燥地に乏しかった」のだという。

 最終的に、RNA高分子化合物を形成するために必要な構成要素は、降雨、蒸発と排水のサイクルを通じて、池の水位が上下する中で十分な濃度に到達した。そして、この初期のRNA生命体が進化して、高等生物の遺伝子の青写真であるDNAの出現を引き起こした。

 今回の論文の完全版は、査読学術誌の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されている。【翻訳編集】 AFPBB News


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