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ルター「ユダヤ人と彼らの嘘について」(2)
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/501.html
投稿者 仙芳丸 日時 2013 年 7 月 02 日 16:39:20: tfZsKI4/C.rBA
 

宗教改革者のルターは、偽ユダヤのタルムード思想を持つバビロン海賊団に対して、晩年に彼らの鬼畜振りに気付き、彼らについて
・シナゴーグやイェシーバーを、跡形残らず徹底的に焼き払うべし
・更にユダヤ人の所有する家をも打ち壊し、所有者を田舎に住まわせるべし
・宗教書を取り上げるべし
などと提言している。500年前のドイツにおいての文書を下記のリンクから拝借してその抜粋を学びたい。(全15回)
http://rekishijyoho.seesaa.net/article/27943264.html


ルター「ユダヤ人と彼らの嘘について」(2)

●序 文

 私はもうこれ以上、ユダヤ人のことも、ユダヤ人に反対することも書かない決心をしていた。しかし、この哀れで邪悪な連中がわれわれキリスト教徒に打ち勝とうとするのを止めないので、ユダヤ人のかかる有害な企てに抗議する人びとの隊列に加わるべく、私はこの小冊子の出版を認め、ユダヤ人に対する防備を固めるよう、キリスト教徒に警告した。
 私は、ユダヤ人がキリスト教徒を馬鹿にし、そのために彼らが追放される悲劇を見ることになろうとは考えてもみなかった。だが、悪魔がこの世では神なのである。そして、神のない場所においては、弱者だけでなく強者のあいだをも、悪魔はやすやすと航海するのである。
 神がわれわれに御加護を与えられんことを。アーメン。
                               マルティン・ルター

●主による恩寵と平和のあらんことを!

 親愛なる閣下ならびに友人諸氏へ。私は、キリスト教徒と論争を続ける一人のユダヤ人の論文を受け取った。その論文のなかでユダヤ人は、聖書(われわれはそれを主キリストとその御母マリアへの信仰のために用いるのであるが)の一節を曲解し歪曲する厚かましさを示している。彼はわれわれの信仰の土台を覆そうと企図しているのだ。
 これに関して私は、あなたがたおよび当のユダヤ人に次のように回答を与える。
 私の目的は、ユダヤ人と論争したり、聖書をどのように解釈し理解するかを彼らから学ぶことではない。私はすでにそれらをすべて知っているからである。ましてや、ユダヤ人を改宗させようなどと考えてもいない。そんなことは不可能なのだ。
 ユダヤ人に良いことは一つもなく、いたるところでおおむね悪い状態になっている。彼らは天罰についてまったく無関心なために一四〇〇年以上も追放され続けており、想定している終末と救済の日がいまだに不明であるという恐ろしいジレンマについて意識しようとはせずに、熱烈な絶え間ない神への叫び声で誤魔化しているのである。
 天罰が役に立たないとすれば、われわれの話や解釈などなおのこと役には立たないと私は思っている。

●ユダヤ人との論争の無益さ

 それゆえ、キリスト教徒は、現状に満足し、ユダヤ人と論争してはならない。しかし、もしもあなたがたが彼らと話さざるを得なくなったり、話したくなったときには、次のこと以外に話してはならない。

〈ユダヤ人よ、あなたがたの会堂と司祭たちと共に、あなたがたの王国は一四六〇年間破壊されたままであることを知らないのか。われわれキリスト教徒は、キリスト生誕後一五四三年と記すように、その年は正確には一四六九年であり、ヴェスパシアヌス〔九〜七九、ローマ皇帝(六九〜七九)〕とティトゥス〔三九〜八一、ローマ皇帝(七九〜八一)。ヴェスパシアヌスの息子〕がエルサレムの神殿を破壊し、そこからユダヤ人を追い払ってから一五〇〇年が過ぎているのだ〉

 この小さいクルミをユダヤ人に与え、彼ら同士をかみ合わせ、好きなだけ議論させるとよい。
 こうした神の恐るべき怒りこそ、彼らが確実に誤っており、悪を行なっているという十分な証拠である。そんなことは、子どもでさえ理解できる。自分の民をそれほど無慈悲に処罰し、慰めの言葉もなく、またそうした悲惨さが続く期間や期限を示すこともなく沈黙を保っているような神など想像すらできないことだ。そのような神を信じ、希望を見いだして信頼したいと誰が思うであろうか。
 それゆえ、この怒りによってユダヤ人は神にはっきりと拒絶されており、もはや彼らは神の民ではないし、また神も彼らの神ではないという結論に達せざるを得ないのだ。

〈その子をロ・アミと名づけよ。あなたがたはわたしの民ではなく、わたしはあなたがたの神ではないからだ〉(「ホセア書」第一章九節)

 そう、彼らは恐ろしいジレンマに陥っているのだ。彼らがこのことについてどう解釈しようとも、欺くことができない事態をわれわれは眼前にしている。(続く)  

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