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ルター「ユダヤ人と彼らの嘘について」(3)
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投稿者 仙芳丸 日時 2013 年 7 月 03 日 22:26:57: tfZsKI4/C.rBA
 

宗教改革者のルターは、偽ユダヤのタルムード思想を持つバビロン海賊団に対して、晩年に彼らの鬼畜振りに気付き、彼らについて
・シナゴーグやイェシーバーを、跡形残らず徹底的に焼き払うべし
・更にユダヤ人の所有する家をも打ち壊し、所有者を田舎に住まわせるべし
・宗教書を取り上げるべし
などと提言している。500年前のドイツにおいての文書を下記のリンクから拝借してその抜粋を学びたい。(全10回)
http://rekishijyoho.seesaa.net/article/28038617.html


ルター「ユダヤ人と彼らの嘘について」(3)

●神の怒りの犠牲者

 そして感性と理性の閃(ひらめ)きのある者は、必ずや次のように考えるであろう。

〈ああ神よ。事態はわれわれにとって良くない。われわれの悲惨さは大きすぎる。追放は長すぎ、あまりにも過酷だ。神はわれわれを忘れてしまった〉

 もちろん私はユダヤ人ではない。そして、私はこの民族に対する神の恐るべき怒りについて深刻に受け止めたいとは思わない。身震いすることではあるが、そうした考えが私の身体といのちのなかにしみ込んでくるのである。すべての偽キリスト教徒および信仰なきものに対する地獄における神の永遠の怒りとは、いったいどのようなものなのであろうか?
 ユダヤ人が主イエス・キリストをどう見なそうと構わない。われわれは「ルカ伝」(第二十一章二十〜二十三節)の成就を見るのである。

〈エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、そのときには、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。……これは、書かれているすべてのことが成就する報復の日だからです〉
                                  
 要は先に記したように、われわれの信仰についてユダヤ人と論争すべきではない。彼らは、子どもの頃からわれらが主に対する有害な説と憎悪をもって育てられてきているので、自己の悲惨さを通して柔軟になり、救世主が到来し、それが主キリストであると告白せざるを得なくなるまで、希望はまったくないのだ。とすれば、彼らと議論を交わすことは一般に時期尚早であり、無駄なことだ……。
 われわれの信仰をさらに強固なものにするために、彼らの信仰と聖書解釈における愚劣さをいくつか考えてみよう。彼らがどのような汚い手口でわれわれの信仰を非難しているかを知るためにも。そうすることにより、あるいは一人のユダヤ人を改心させたとしよう。彼は恥じ入るだろうが、恥じ入れば恥じ入るほど良いのだ。
 ユダヤ人とその行為について話すこと以外、われわれは彼らと話すことはない。しかしわがドイツ民族は、そうしたことについてよく知っている。
 彼らは一つの原則を保持し、それに依存している。すなわち、自分たちは地上で最も高貴な民族として生まれたのであり、アブラハム、サラ、イサク、レベッカ、ヤコブ等の子孫であるということだ。
 したがって彼らの目から見ると、われわれ異教徒は人間ではなく、まったく虫けらにも値しない存在なのである。それはかの気高い貴族の血統ではないからだ。これが彼らの主張であり、私の意見では主要にして最も強固な部分である。
 それゆえ神は、彼らの宗派・祈り・歌・教義、そして彼らの全生涯を苦しめなければならないのである。
 そこで彼らは神の御前に立ち、神を苦しめる(私は神を人に準えて話している)。神が異教徒から彼らを分離したことで、また聖なる父たちの子孫であることを彼らに許したことで、そして神御自身の神聖な民として彼らを選んだこと等々で、彼らがいかにみずからを高みに置き、神を誉めそやしているか、その声を聞かねばならぬ。彼らは父祖たちの血統と子孫であることを際限もなく自慢するのである。

●自己を正当化する大言壮語

 彼らのうわ言のような気違いじみた無意味さを完璧なものとするために、彼らは神を讃美し、次のことに感謝を捧げる。
 つまり、第一に彼らが人間であって動物ではないことに、第二に彼らがイスラエル人であってゴイム(異教徒)ではないことに、そして第三に彼らが女としてではなく男として創造されたことに感謝を捧げるのである。
 彼らはかかる馬鹿げた行為を、イスラエルからではなくゴイムから学んだのである。仮にこのような冒と神の行為が神への讃美であると言い得るならば、ギリシアのプラトンもまた毎日同様に神を讃美し感謝を捧げていたと歴史家は記しているからである。プラトンは次の三点において神を讃美していた。つまり、彼が人間であって動物でないこと、男であって女ではないこと、ギリシア人であって野蛮な非ギリシア人でないことにおいてである。
 こうしたことこそが愚者の祈りであり、神を汚す野蛮人の讃美なのである。それはちょうどマラキらが、自分たちだけが人間であり、世界の他のすべての者はアヒルやネズミにすぎないと夢想していたのと同じことである。
 誰も彼らがイスラエルの血統および種族であることについて大言壮語するのをやめさせることはできない。旧約聖書によれば、そのために彼らは多くの戦闘に敗れてきた(ユダヤ人はだれもこのことを理解できない)。それゆえにすべての預言は彼らを叱責している。
 そうしたことは、魂と信仰を抜きにした奢りであり、現世的な憶測にすぎないからである。(続く)  

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