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第2次大戦後に、日本はアメリカに併合されてれば良かったのか。
なんて、いったら、右翼さんたち（左翼君たちも）は大反発だろうが、実はアメリカは死んでもそんなことは避けただろう。
というのは、日本を併合したら、西海岸はほとんど日本領化されていただろうし、それは戦前の排日や戦中の収容所政策に逆行するものだからだ。それこそ黄禍をわざわざ招きよせることだからだ。てことはそこにジャパン人の大きな利益が存在するということでもある。
だいたい、西海岸どころか東海岸までもとはといえば、インディアン（ネイティブアメリカンってのも、アメリカ白人からの命名であるのは明白だ）の土地だった。
だからこそ日本は併合されるべきだったんじゃないか。右翼さんたち「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という回天の世界戦略もあったのだぞ。
いわば英米覇権をステップにジャパン人の影響力と活動版図を最大化する禍を転じて福と為すことこそ世界史上の民族の渡世術なのだ。フランス人やノルマン人のｷﾞﾖｰﾑだとかを王として迎えたかつての被選良民であるアングロサクソンはその後世界を制しただろ。
日本は7年間マッカーサー個人（ghq/scapってのは在日連合軍総司令官の個人司令部だ）に喜んで支配されても日本人だった。そりゃ、軍部や右翼に行政をやらせるよかいいという日本庶民の当たり前の合意から出たものだった。
であるなら、GHQの逆コースからでた日本の再保守化を先読みして、サンフランシスコ条約なんて結ばずに(どうせ今も属国なんだからな）アメリカの50番目から60番目の州になっていればよかった。（北海道やら四国を別々の州にすれば10ぐらいにはなる。）もちろんアメリカの州の強力な自治制度によって、知事や州議会は日本人が独占していたのは明白だ。
これによって、現代の発言権のない属国状態に比べて連邦議会にも強力な発言権を確保できたろうし、おそらく、民主党も共和党も日本人勢力が大きな影響力を行使して政権のキャスティングボードを握っていたのは間違いない。日本人の大統領も出ていただろう。何しろ人口の3割以上になるんだから黒人やWASPなんかより最大勢力だ。
それから、日本兵の獰猛さは米軍も認めるところで、おそらく、米軍は日本人の完全に近い影響下におかれていた可能性も高い（現代でもドイツ系が大きな影響力を保持している）。
同時に日本の保守派や頭のおかしい左翼の政治経済への悪影響を排除することもできたし、当然、現代のいじめだとかニートとか社蓄とかの社会問題も発生していなかっただろう。
そして何より、現代日本を閉塞するくそ官僚や自民党や旧財閥系大企業の影響を排除できただろう。（もちろん天皇家も。ごめんね右翼たちぃ〜）
あげくにあめちゃんが斜陽化したら、さっさと分離独立をちらつかせてわがままを通せるし、分離独立するって言ったって、海の向こうから横槍を出すのもしんどい。結局現代の属国状態よりよほどジャパン人の利害を世界的に通すことができただろう。（こんな論議は申請右翼の小室博士も草葉の陰から大賛成してくれるに違いない。）
まあ、歴史にイフはないというがそりゃ当たり前でシミュレートしなければ反省もない。
てなわけで、大反論待ってマース。
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