特定秘密保護法が成立したんだってな。ヤバイんじゃないの日本人？

で、今回は映画人なんかが反対したりしてたけど、学者さんたちは本当に静かだったね。象牙の塔にこもってる学者なんていまどき希少生物だがまるでなに吹く風って行った感じだ。雲上人か生活人みたいに全く関心がないように見受けられるけど、戦中もそうだったんだろうね。

何しろ、先生方は軍人や特高なんかの物理的暴力には一番弱いモンな。鉛筆で指を締め付けられただけでゲロッテ転向するようなのが多かったみたいだしな。

でもそりゃ当然だわな。何しろ学者さんのほとんどが、教授とか講師とかで大学に巣食ったいわば、教育官僚の下っ端だからな。

例えば、多くの国で東大みたいな頂点の国立大学と教育省は参謀本部と国防省みたいな関係で結局どちらも行政機関なんだな。

てなわけで、教育官僚がお国のお定めになった新しい法律に静々と従うのは当然なんだな。

しかしだ、真のアカデミズムは革新進化にあることは明白だ。ようするに今の学者どもがとんちんかんな白痴浅学衒学者階級に成り下がって、真の心理追求を阻む害虫になったわけだ。

だからして、新しい真理の追及を阻む秘密保護法の成立は彼らの地位維持に願ったり叶ったりなわけだ。

そんなこんなで、学者は婦女子の食べ物談義みたいな内輪の「先生」同士の仲良しごっこに終始して国会界隈の物議には我関せず、学者風情を楽しむことが出来るってわけさ。

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