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NHK批判、「ろーかる直送便 シェール革命の衝撃〜ものづくりニッポン 問われる戦略〜」を見て
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/165.html
投稿者 taked4700 日時 2014 年 3 月 07 日 19:59:28: 9XFNe/BiX575U
 

<font size='4' color="#00084">NHK批判、「ろーかる直送便 シェール革命の衝撃〜ものづくりニッポン 問われる戦略〜」を見て

 3月7日の午後3時過ぎ、NHK総合チャンネルで上のタイトルの番組が放送された。タイトルから分かる通り、アメリカのシェール革命の宣伝番組だ。現地での取材映像が多用されているので、アメリカのその筋から依頼があっての番組である可能性が強い。番組前半は見ていない。番組後半だけを見た感想なので、不完全なものであり、もっと指摘するべきことがあるかも知れないし、反対に、優れた点として認めるべき部分があったかもしれない。ともかく後半を見ての感想だ。

 まず、番組の終了少し前に「三菱重工」という工場の看板が映し出された。しかし、この会社は三菱重工の100%子会社の三菱重工コンプレッサであり、資本金50億円、従業員数300名程度の会社だ。この会社がアメリカのシェール地帯に工場を建てるという話であり、三菱重工本体ではない。NHKのこの番組のサイト http://www4.nhk.or.jp/P1613/x/2014-03-07/21/21469/ でも、「アメリカを再びエネルギー大国に押し上げた“シェールガス革命”。「ニッポンものづくり」はどう戦略を見直すべきか、広島市の重工業メーカーの取材を通して見つめていく。」としてあり、「広島市の重工業メーカー」としてあるが、単に「三菱重工」という看板だけを見ると、多くの人たちは誤解をするだろう。

 次にシェールガスが安価だという話しが繰り返されていたが、採掘方法自体を考えると従来の天然ガスの採掘コストの数倍はかかるはずであり、安価になるはずがない。つまり、現在の価格は単に投資がどんどんとされ、故意に安売りをしているにすぎない。こういったことはサブプライムローン組み込み証券での大騒ぎの時も起こった。つまり、永遠に土地が値上がりするはずはなく、永遠の土地値上がりを前提としたサブプライムローン組み込み証券は最初から破たんが予期出来るものであったのに、組成を複雑なものにすることによって高値で世界中の金融機関に売りつけたのだ。これには二重のずるがしこさがある。一つは主に移民を対象にサブプライムローンが組まれ、彼らが住宅ローン破綻することを前提にこの詐欺が計画されたことだ。次に、値下がりした不動産価格という価値があるにもかかわらず、組成が不明であるため、サブプライムローン組み込み証券の現在価値を不明なものにして投げ売りをさせ、ほとんどただの様な価格でアメリカ国内の会社が買い戻していることだ。

 日本の会社がシェールガス買い取りの契約を幾つかしているが、どれもみな2016年以降での買い取りでかつその時の時価での買い取りだ。しかも、その時価と言うものの契約内容がはっきりしない。石油価格との連動で決まる様子だが、石油は市場を通さない取引もある。

 今回のNHKの番組では、シェールガス関係者が単にシェールはすごいんだと話す場面が取り上げられているだけの様子だ。シェールガスの採掘の方法や採掘原価、またはシェール革命が始まる前のエチレンのアメリカ国内での製造状況などは番組前半で取り上げられたのだろうか?

 シェールガス開発には一つ大きな問題がある。環境規制が未だにきちんとかかっていないことだ。つまり、将来、環境規制が大掛かりにかかり、そのコストが急騰する可能性がある。

 中東での動乱はまだまだ続くはずだ。2011年に始まった「民主化革命」という名前の動乱は、エジプトでは軍事政権と言う形を取ろうとしていて、現在、軍の首脳が本格的に大統領選挙に出馬して、「民主的に」大統領職に就こうとしている。エジプトのモスリム同胞団を擁護する放送をしているアルジャジーラ放送局はカタールのドーハに本拠地があるが、なんと、サウジアラビア、バーレイン、UAEの各政府が、カタールから公使を引き上げると脅して、アルジャジーラによるエジプト情勢の報道を止めるように圧力をかけている。

 アメリカもイギリスもフランスもシリアへの軍事介入をしなかったが、今後、サウジアラビアを含めて紛争が起こっていく可能性が強い。中東での紛争本格化をある意味食い止めていたイランでの核開発は一定の歯止めがかかりつつあり、核施設管理がイラクやリビアでの油田採掘施設と同じように紛争から隔離される体制が作られるはずだ。つまり、アメリカもイギリスもフランスも正規に介入しなくとも中東の国々は内乱とも言えるような混乱状態になる体制が作られてしまったということだ。イラク、リビアと言う順番で政権崩壊が起こったのは、サウジアラビアでの紛争が最後に予定されていたからだ。サウジアラビアの周辺はイラク、シリア、エジプトと紛争国で囲まれることになり、ここにイランとイエメンが加われば、一気に中東は不安定化し、石油の市場価格は急騰するだろう。

 それにしても、最近、報道で取り上げられることが三面記事的なものになっていないだろうか。もっと原発とエネルギー問題を取り上げていただきたい。

参考リンク:
http://www.channelnewsasia.com/news/world/saudi-arabia-bahrain-uae/1021566.html

2014年03月07日18時05分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:44132  

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コメント
 
01. taked4700 2014年3月07日 20:05:42 : 9XFNe/BiX575U : sTCLzMFDG6
>イラク、リビアと言う順番で政権崩壊が起こったのは、サウジアラビアでの紛争が最後に予定されていたからだ。

多分、イラクやリビア原油が市場を通さずにヨーロッパの国々へ輸出される体制が作られているのではないだろうか。もちろん全量ではなく、一定量だろうが。


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