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「独立」する富裕層、追いつめられる貧困層 NHKクロ現
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/174.html
投稿者 taked4700 日時 2014 年 4 月 22 日 21:50:51: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/185956.html
(番組趣旨より)

アメリカの自治体で今、異変が起きている。「州」の下の行政区分である「郡」から“独立”するCITY=「市」が相次いでいるのだ。独立運動の中心は高級住宅地に住む富裕層。その動機は「所得の再分配」に対する不満と「効率の悪い政府」への反発だ。彼らは、自分たちで「市」の境界線を決め、州議会を動かし、住民投票を実施。法にのっとり独立を成し遂げている。誕生した「市」では、ほとんどの業務を民間企業に委託。運営コストを半分以下に抑え、減税に向けて動き出している。一方、税収が少なくなった「郡」では、福祉サービスの予算を削減。貧困層が打撃を受けている。「税」や「公共サービス」のあり方を巡り分断が進むアメリカ社会。その行方を展望する。
プレビューを見てきました。

photo3488-2.jpg

税を財源とする公共サービスはどうあるべきなのか。
アメリカでは、富裕層による新たな自治体が相次いで誕生しています。
背景には、「自分たちが支払う高額な税金が自分たちのために使われていない」「税金に見合う公共サービスを受けてない」という行政に対する強い不満があるといいます。

そもそも、なぜ富裕層は自治体を作ることができるのか。
そこにはアメリカならでは地方自治の仕組みがあります。
50ある州には大きな権限があり、州の下にある「郡」という行政単位の住民が新しく「市」を作りたいと州議会に法案を出すことができ、承認を得て、住民投票を行い、賛成多数で可決すれば新たに「市」が誕生するというのです。

それにしても、行政の非効率性に対して効率化する、所得の再配分に反対する、といった「独立」のインパクトは社会に対してどのぐらいのものなのでしょうか?

番組では、9年前に富裕層が声をあげて誕生させた「サンディ・スプリングス市」の例を取材しています。

“独立した”市では、行政のほとんどを民間に委託することで、富裕層である住民の安心安全が高まる一方で、別の地区では、財政難により図書館の開館時間が短くなるなど公共サービスの削減で追いつめられる貧困層がいることも事実です。

税の使い方を巡って、富裕層と貧困層の分断が深まるアメリカの事例から、富裕層の独立が社会に何をもたらすのか、考えます。

ぜひ、番組をご覧ください。
******************************************************

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3488.html

2014年4月22日(火)放送
“独立”する富裕層 
〜アメリカ 深まる社会の分断〜

出演者
堤 未果 さん
(ジャーナリスト)
※近田雄一キャスターがお送りしました。(国谷キャスターは取材の為お休みいたしました。)

アメリカの自治体で今、異変が起きている。「州」の下の行政区分である「郡」から“独立”するCITY=「市」が相次いでいるのだ。独立運動の中心は高級住宅地に住む富裕層。その動機は「所得の再分配」に対する不満と「効率の悪い政府」への反発だ。彼らは、自分たちで「市」の境界線を決め、州議会を動かし、住民投票を実施。法にのっとり独立を成し遂げている。誕生した「市」では、ほとんどの業務を民間企業に委託。運営コストを半分以下に抑え、減税に向けて動き出している。一方、税収が少なくなった「郡」では、福祉サービスの予算を削減。貧困層が打撃を受けている。「税」や「公共サービス」のあり方を巡り分断が進むアメリカ社会。その行方を展望する。

****************************************************************

本日放送分なので、まだ全文テキストがNHKサイトに出てきていません。後日掲載されるはずです。

なお、この番組で取り上げられたサンディスプリングスについては、山田正彦前衆議院議員の著作 TPP秘密交渉の正体 (竹書房新書) [新書] でも取り上げられています。とても示唆に富む本で、サンディスプリングに関しては簡単にしか触れられていませんでしたが、アメリカの病理の背景が分かります。

http://www.amazon.co.jp/TPP%E7%A7%98%E5%AF%86%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E6%AD%A3%E5%BD%A6/dp/4812497736  

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コメント
 
01. 仁王像 2014年4月23日 07:46:18 : jdZgmZ21Prm8E : Vhh7Miculc
 似たような番組で大分前、Nスペではあったが、米国の数カ所に「要塞都市」があるというものであった。
 こちらは法的に独立したということではなく、広大なエリアをフェンスで囲い込み、そこに富裕層むけの高級住宅街をつくったという内容。四六時中ガードマンが周辺や内部を警戒しているので、内部の治安は抜群に良い。富裕層はここで芝生に寝転んだりプールで泳いだり安全・安心に暮らせるというもの。
 これだけでも異様だが、この中にできる学校には要塞の外側の子供たちは通学できない、ということで周辺と摩擦を起こしているという問題であった。この子供たちの父兄たちが出入りするようになると、治安が悪化するはずということで富裕層が嫌っているというような話であった。この要塞都市の行方はどうなったのであろうか。
 資本主義を煮詰めていくと、こんな歪な共同体に行き着くということであろうか。

02. 2014年4月23日 10:50:05 : BbxGhFcMPI
 どこにおいても集積のメリットがある以上、郡部が再分割されるのは自然の成り行きで、貧困地域ができあがるものだ。これらは当然国が対策を打つべきものだろうが、合衆国でどうなっているかは、よくわからない。
問題は、既存の都市内部で貧困地域がこのような形で残ることがありうるだろうか、ということである。しかし、都市はそもそも広く高い頻度の交流が活性化の中心だ。分割は、それを阻害すると思うし、たとえ近年のIT化がそれを越えるものだとしても、都市部の貧困地域には活性化要因は数多くあると思われるので、そうはならないだろう。

 ゲーテッド・コミュニティには問題があろうが、とにもかくにも米国はいろいろな試みをしたがる社会だから、マイナーな地域の構造の問題はおおごとではなかろう。

 アメリカの問題よりも、NHKはもっと日本社会のいろいろな現状とその問題点を探るべきであり、日本がアメロリカの後追いをしそうでも、マイナーな問題を今繰り広げる必要性は少なかろう。そして、その兆が日本にあるならば、それを国民がどう考え、どのような地域を望んでいきたいとするのかを素直に探るべきであろう。
ここにも日本のマスメデイアの視点の劣化が見られると思う。



03. 2014年4月29日 11:41:38 : nJF6kGWndY

再分配の最適化というのは民主主義社会の根本的な問題だな

移民を厳しく制限している日本ですら、同じ日本人の貧困世帯に対して厳しいのに

特に米国のような移民社会では、再分配に対して厳しい視点を持つのは当然だろう

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3488_all.html 2014年4月22日(火)放送
“独立”する富裕層〜アメリカ 深まる社会の分断
100万ドル以上の資産を持つアメリカの富裕層。
その富裕層が今、自治体の在り方を変えようとしています。
貧富の格差による社会の分断が進むアメリカ。
富裕層は税金が貧困層のためばかりに使われていると反発。
みずからが住む地区を周囲と切り離し、新たな自治体を作る動きを強めています。
女性
「高い税金を払っているのに、それに見合うサービスを受けていません。」
全米で富裕層の自治体は急増。
社会を2分する議論が起きています。
報道官
「反対派を押し切って、新たな市が誕生しました。」
オバマ大統領も危機感を強めています。
オバマ大統領
「アメリカの格差は拡大し、固定化している。」
一方、富裕層を失った自治体は税収が減り、公共サービスを削減。
貧困層が打撃を受けています。
男性
「公立病院の予算が削減されたので、私たち家族は困っています。」
深まる富裕層と貧困層の分断。
アメリカ社会はどこへ向かうのか。
最前線からの報告です。
動画を見る
“独立”する富裕層 税に対する不満

アメリカ南部、ジョージア州の議事堂。
先月(3月)新たな自治体の設立を求める法案を巡り、議論が交わされていました。
この法案を提出したのは会社経営者や弁護士など、富裕層を中心とした住民のグループです。

住民
「私たちが作る市の方が、税金をより有効に使える。
この法案の支持を求める。」



住民
「今の自治体は住民の方を向いていない。
私の会社をサポートしてくれる自治体を作りたい。」



一方、法案は富裕層の身勝手だと批判する声も上がりました。
反対派
「これは有色人種や貧困層を隔離するための意図的な行為だ。」


自治体の設立は地域住民の意思だとする富裕層の報告書にも、抗議が殺到しました。
反対派
「あなたが作る自治体に住みたい人はいない。
あなたはおかしい。
うその報告をしている。」
男性
「いや、おかしいのはあなただ。
私たちの報告は正しい。」

法案を提出したグループの代表、ウッドワースさんです。
経営コンサルタントの夫を持ち、自身もインテリア関係の会社を経営。
湖畔に邸宅を構えています。
自治体の設立に動いたきっかけは税金の使われ方への不満でした。
特に問題にしているのが警察官の配置です。

マリーケイ・ウッドワースさん
「私の家の近くでも麻薬取引や売春が行われるようになってきた。」
警察官は貧困層が多く住む治安の悪い地区にばかり回され、自分の地区はおざなりにされていると感じていたのです。

マリーケイ・ウッドワースさん
「自分たちが支払う税金に見合う行政サービスを受けているとは思えません。
私たちは社会を分断したいわけではありません。
ただこれまでの自治体に代わって、より自分たちに合った自治体を作りたいだけなのです。」
動画を見る
富裕層が作る自治体 衝撃の運営手法とは

富裕層の動きを後押ししているのが、同じジョージア州で大きな成功を収めた市の存在です。
州の北部にある人口9万4,000人のサンディ・スプリングス市です。
市民の平均年収は1,000万円近く。
医師や弁護士、会社経営者などが多く住む高級住宅地です。

市が誕生したのは2005年。
住民投票で94%の圧倒的賛成を得て、それまで属していたフルトン郡から分離したのです。
貧困層に多く配分されていた税金を取り戻そうという主張が、富裕層だけでなく中間層にも支持されたのです。

サンディ・スプリングス市 エバ・ガランボス初代市長
「私たちの税金はほかの場所で使われ、私たちのためには使われていませんでした。
1ドルの税金につき半分の50セントしか、サンディ・スプリングスに使われていなかったのです。」

住民グループ代表 オリバー・ポーターさん
「政府による所得の再分配には反対です。
人のお金を盗む行為だと思います。」



ジョージア州で50年ぶりに新たな市として誕生した、サンディ・スプリングス。
州の法律によってさまざまな財源が与えられました。
市民が支払う固定資産税の15%。
売上税の一部。
そして酒税や事業の登録料など、市の去年(2013年)の収入は、日本円にしておよそ90億円。
州で1、2を争う豊かな自治体が誕生したのです。

さらに富裕層は、市の運営にビジネスのノウハウを取り入れました。
警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。

市民課や税務課。
道路や公園などを造る建設課。
さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。
裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。


この結果、当初年間5,500万ドルと試算された市の運営費を、半分以下に抑えることに成功したのです。
コストカットによって生まれたお金は富裕層の要望によって、市民の安全を守るサービスに使われています。


女性職員
「事故発生、けが人なし。」
ここは24時間市民から通報を受け付ける、民間の緊急センターです。
市民の承諾を得て、住所や家族構成、持病の有無など、さまざまなデータが登録されています。

10秒以内に電話を取ることが義務づけられ、90秒で警察や消防が出動します。
市が市内全域に配置する警察官はおよそ150人。
早ければ2分で、現場に警察官が到着するといいます。
現在、市民の9割が公共サービスに満足と回答。
うわさを聞いた富裕層が、全米から相次いで流入し人口が増えています。

市民
「(この街が)好きかって?
大好きよ。
ニューヨークから移り住んで来たけど、ここにはすべてが揃っているわ。」

市民
「とても安全だと感じています。
サンディ・スプリングス市に住めて幸せです。」



今サンディ・スプリングス市の設立と運営のノウハウを知りたいと、全米各地から視察が相次いでいます。
そのほとんどが、税金の使われ方に不満を持つ富裕層だといいます。
サンディ・スプリングス市を手本に誕生した自治体は、ジョージア州ですでに5つ。
現在、フロリダ州、テキサス州カリフォルニア州などで30余りの自治体が、新たに誕生しようとしています。

サンディ・スプリングス市 ラスティ・ポール市長
「自治体は税金を当たり前だと思わないことです。
税金に見合うサービスを提供しなければ、市民はすぐ不満をため、税金を払わなくなります。
公共サービスの質を高めて、市民に税金を払う動機を与え続けるのです。」
動画を見る
“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断
このように富裕層が、自治体を作る動き、今後、全米に拡大していくと見られています。
一方で富裕層がいなくなった自治体は、歳入が減って、一部公共サービスの削減を始めています。
貧困層の暮らしに暗い影を落とし始めています。
動画を見る
富裕層を失った自治体 貧困層に打撃が

ジョージア州フルトン郡。
サンディ・スプリングス市の設立などによって、年間40億円余り税収が減りました。
南部のサウス・フルトン。
郡の中で最も貧しい地域で、住民の生活に大きな影響が出ています。

機械部品のセールスをする、アブラハム・ワトソンさんです。
今年(2014年)に入り、次々と公共サービスが打ち切りになっていると訴えています。
アブラハム・ワトソンさん
「臭いです。
ごみが腐り始めています。
ごみ収集車がめったに来なくなったので。」

3人の子どもを持つワトソンさん。
暮らしに余裕がない中、公共サービスの利用は欠かせません。
家の近くにある、フルトン郡が運営する図書館です。
子どもたちは放課後や週末、ここで読書や宿題をしてきました。
しかし今年の2月、突然開館時間が2時間以上短縮されました。

算数の勉強に使っているパソコンも、閉館時間が来れば強制的にシャットダウンされます。
子ども
「閉館につき使用不可。」
アブラハム・ワトソンさん
「閉館するから切ったんだ。」

閉館時間の変更は、事前に住民には知らされていませんでした。
アブラハム・ワトソンさん
「誰が閉館時間を決めているのか?」
職員
「議会で承認されたんですよ、予算が削減されたから。」
アブラハム・ワトソンさん
「郡の議会で?
予算の削減が理由?」
職員
「予算の削減。」

フルトン郡の一般会計です。
歳入が減少し続け、ついに2年前歳出が上回るようになり、公共サービスの削減が余儀なくされているのです。
図書館のほかに、郡が運営する公園の予算も削減されました。
20か所ある高齢者センターの食事代は、一部値上げになりました。

中でも深刻なのが、貧困層の治療を中心に行う公立病院の予算削減です。
2,500万ドル、日本円でおよそ26億円が削減されることになりました。
医師の数が減らされ、診察に支障が出るのではないかと不安が広がっています。

フルトン郡 ビル・エドワーズ議員
「郡の税収が少なくなれば、当然その範囲でやりくりしなければなりません。
やむをえずサービスをカットしているのです。
私は、フルトン郡の住民が状況を理解することを望んでいます。
さもなければ、フルトン郡の財政は破綻してしまいます。
これだけは、なんとしても防がなくてはなりません。」

ワトソンさんは公立病院の予算削減が、息子のキャメロン君に与える影響を心配しています。
アブラハム・ワトソンさん
「この子には右耳に障害があります。
耳がふさがった状態になっているのです。
息子の治療ができる専門医の数が削られてしまうから、予算の削減は本当に困ります。」

全米で貧富の格差の研究をしてきたコナー准教授です。
富裕層の自治体設立が格差の拡大に拍車をかけていると、警鐘を鳴らしています。
テキサス大学 公共社会学部 マイカン・コナー准教授
「アメリカ社会では分断が深まっています。
同じ地域の中でも少し離れただけで、全く違う社会が生まれています。
経済面でも教育面でも、機会の平等が失われているのです。
このまま富裕層の独立が続けば、公共サービスを支える人がいなくなってしまいます。
それを顧みず、社会の分断は進む一方です。」
動画を見る
“独立”する富裕層 アメリカ 深まる分断
ゲスト堤未果さん(ジャーナリスト)
●格差拡大し加速化する社会の分断 この動きをどう受け止める?

今まさにアメリカは、経済格差が完全に1%の持てる者とそれからそれ以外の持たざる者、完全に国を分断してしまっていると。
そういう状況になっています。
(分断されていると。これが法律の下に行われている。自治体を作るという動きはそうだったが?)
はい。
もともと合法的に市が独立するということはもちろん可能なんですけれども、サンディ・スプリングス市のように、統治機能まで含めて民営化してしまう、民間に委託して、そうするともう税金というものが全く意味が変わってきて、サービスをお金で買うという契約社会になっていくわけですね。
その分税が、税金が囲い込まれることになるので、不動産の価格は上がる、その周りの地域が税収が減って、荒廃していくと。
ですから全米の都市の中に、捨てられた居住区のようなものが、点々と今存在している状況になっております。
●富裕層やその周辺地域 実際に取材に行ってどうだったか?
サンディ・スプリングス市自体は、本当にお金持ちの社会主義国のような、天国のような、ぴかぴかですばらしい所だったんですけど、本当に目に見えないフェンスが建っていて。
(目に見えないフェンス?)
はい、フェンスで囲われている、合法的な特権地区というような形ですね。
先ほども言いましたように、税収がほかで減っていきますので、やはり仕事がなくなって、まず治安が悪くなるんですね。
そうすると犯罪率が高くなりますから、ますますフェンスは高くなっていく。
ここがやっぱり1番大きいです。
サンディ・スプリングス市のような所の近くにある都市で取材をしたときに、公共サービスの1つとして刑務所を維持できないから開放すると。
(刑務所を開放する?すると、どうなるのか?)
そうなると囚人が街に解放されて、たくさん普通に歩くようになるんですけれども、警察もまた公務員ですから、警察は失業中なわけです。
ですから非常に恐ろしいSFのような状況になっていて、片や、目に見えないフェンスの中の富裕層の地区は、非常にハイテクでハイセキュリティーの地区になっていると、すごくコントラストが激しかったですね。
●公共サービスの1つ 教育という点ではどうだったか?
アメリカは、教育予算が連邦と自治体と半分ずつ予算を出すんですけれども、サンディ・スプリングス市のような例えば富裕層の街というのは、公立の学校にやる必要がないので、公教育にお金を出すという概念がなくなっていくんですね。
そうしますと、公立の学校が切り捨てられていった州では、自治体では、貧困層の子どもの受け皿がなくなっていくので、教育難民、学校に行かれなくなった子どもたちが、もう全米各地の都市であふれているという、そこまで事態が進んでおります。
(先進国のアメリカで、そういうことがすでに起きている?)
そうですね。
ブッシュ政権、オバマ政権と続いた2大政権で公教育を解体して、教育ビジネスという民間サービスに委託するということを国が後押ししてやってきたんですね。
ですから公教育というのは、弱い立場の子どもたちを平等にすくい取るという社会的共通資本ですから、これが徐々に解体されているということです。
●フェンスを隔て、本当に互いが見えないのか?
そうですね。
これは本当に今、アメリカで起きていることというのは、1つの国の中に2つの違う国が存在しているような感じで、例えば日本で若年ホームレスは私たちの目に映らないというようなこといわれますけれども、フェンスの中の富裕層にとって、フェンスの外の荒廃した、捨てられた居住区の人たちは、やはり見えないわけですね。
全くお互い別の次元に住んでいるような、そんな状況になっています。
(別の次元?)
はい。
●格差是正のためにある公共サービス 富裕層がその義務を放棄するとどうなる?
公共ですとか税金ですとか、共同体とか、もっといってしまうと、もう国とは何かという、そのコンセプトが全く違うものになっていく。
お金を払って、その分のサービスをもらうという契約社会のようになっていくわけですよね。
ですから言ってみれば、お金がなくなったらそこでそのコミュニティーに、地区の中には恐らくいられなくなると、それが縁の切れ目のようになってしまう。
公共という概念があれば、弱い立場になったり、急に事故に遭って障害を負ってしまったり、高齢になってしまったりという、困った立場になったときは、税金を払っている分、国や自治体が守ってくれると、それが公共の概念なんですけれども、全くこれが対極にあるという、こちらは株式会社化された自治体であり、国家だということになっています。
●アメリカンドリーム 今は存在しないような状況?
80年代ぐらいまでは頑張れば報われるとか、努力すればチャンスをつかめば、マイノリティーでもスターになれる、そういうのがあったんですけれど、今、構造として1%が99%を切り捨てていく構造を、国の政策が後押しをしているために、アメリカンドリームが機能する構造自体が崩れていると。
そしてまた中流層が消滅していますから、ますます富める者はますます富む、それ以外の者は地盤沈下していくという、国の構造が全く変わってしまっているんですね。
●アメリカという国は今後どうなっていくのか?
今アメリカ国内にも2つの流れがありまして、オバマ大統領はブッシュ政権の政策を継承して、1%のための、より1%が大きくなっていくような政策の方向性を進めてはいるんですけれども、一方で、1対99%の分断はおかしいじゃないかと、失われたものをもう一度取り戻したいという声が、相当アメリカで大きくなっている。
これ今、どちらの流れがこの国を、未来を引っ張っていくかという、今ちょうど岐路にいるという。
(岐路とは、国を見つめ直す時期ということか?)
国とか共同体は何かということですね。
動画を見る


04. 2014年5月01日 09:57:22 : UCKRp0ExBk
富裕層なんて社会にとって役に立たないということだ。

05. 2014年5月03日 11:39:52 : A7fHIwtQrs
税金は仕方なく払うが 他には一銭もやりたくない 本音は他人の物は俺のもの

俺の物は俺のもの 強欲ボケの思想だな アメリカらしい

物真似ずきの 日本の腐幽葬も マネーをするだろうよ


6. 2015年10月24日 23:30:52 : y6rdlMwQbw
住民自治が強すぎるとこのようになるな。

7. 2018年2月07日 17:49:32 : CY6UoWVyIQ : RdYoKs@Tgr8[2]
アメリカ富裕層が愛国心を語る事は禁止します
あなたがたに愛国心など存在しない ないものをあるかのように語るのは詐欺だ
悪辣な詐欺師はいつか逮捕されるんだよ 嘘を付いて騙してきた
メッキが剥がれた 君たちに忠誠心を誓う貧困層はもういない
国民の大多数に敵対しながら生存できる訳はない アメリカと言う国はもうないのだ

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