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今こそ司法を国民、市民のものに〜法曹一元制度の採用、最高裁事務総局の解体等/瀬木比呂志
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/261.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 5 月 10 日 20:48:04: jdZgmZ21Prm8E
 

(回答先: 竹崎長官は、『絶望の裁判所』が最初に書店に並んだ日から一週間後に、突然退任すると発表した(のは)、奇妙に感じられた/瀬木 投稿者 仁王像 日時 2015 年 5 月 10 日 16:53:50)


「絶望の裁判所」瀬木比呂志/講談社新書‘14年 から

第6章 今こそ司法を国民、市民のものに
≪キャリアシステムの実質的な崩壊の可能性≫
 私は、このシステムはやがて実質的に崩壊すると思っている。その崩壊は、裁判官の能力とモラルの地滑り的な低下、裁判、和解、訴訟指揮の質の同様の低下といった一気にその結果が見えるというわけではない形を取って、徐々に、しかし確実に訪れるのではないかと考える。
 そして、いったんそうなってしまえば、たとえ最高裁がいくぶん立派な判決を出していても、ほとんど意味はない。下級裁判所こそ裁判の生命線なのであり、それが致命的にそこなわれれば、その司法システムはもうおしまいである。もちろん、その時期はわからない。

 私は、日本の裁判所・裁判官制度の根本的、抜本的改革については、法曹一元制度の採用、導入とともに、最高裁長官の地位をたとえば大学における学部長と同性格の同輩者中のトップと純化し、司法行政権は本来の建前どおり最高裁判所裁判官会議にガラス張りで帰属させ、諸悪の根源である最高裁事務総局を基本的に解体し、裁判官の任用、再任、配置は、最高裁から簡裁に至るまですべて真に開かれた透明なシステムで行われるようにし、人事局については完全に解体すべきである。


「ニッポンの裁判」瀬木比呂志 から

第8章 裁判官の孤独と憂鬱
≪客観的な批判にはきわめて弱い裁判所≫
 おそらく、三権に財界を加えた四つの権力のうちで最も変えてゆきやすいのは、司法である。司法は、客観的な批判にはきわめて弱い組織だからだ。また、司法は、たった一つの裁判で日本という国家、社会のあり方に大きな影響を与えうる潜在的な力を秘めたセクションでもある。
 

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コメント
 
01. 仁王像 2015年5月11日 21:56:35 : jdZgmZ21Prm8E : udhBb4P8XU
「ニッポンの裁判」瀬木比呂志/講談社新書‘15年 から

第1章 裁判官はいかに判決を下すのか?
・司法制度全体の中でみて最も重要な審級はどれだろうか? これは間違いなく第一審である。最も多数の事件が係属し、したがって国民、市民の生活に最も深く関係するのが第一審だからである。最高裁に対する意味で高裁や地裁を下級審というが、下級審こそ司法、裁判の生命線である。
 日本の場合、新しい方向を示す民主的な判決は地裁に最も多く、また、最高裁が憲法裁判所としての機能をろくに果たしていないので、その重要性は、比較的にみても相当に低い。まことに残念ではあるが、日本の最高裁は、その内容からすると、むしろ、「最低裁判所」と評価するほうがふさわしいような判決さえ下しているのである。


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