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１２月の雑感
ウソばかりの社会になったなと思う。コンビニで売られている商品から議会の発言まで。全く、これで安全な社会だとか、経済大国だとか、よく言ったものだ。
教育の腐敗と言うかウソが現状の腐敗の基本にあると思う。中学、または小学校から始まっている場合もあると思うが、試験問題を裏で売買し、教員がその金の一部を貰って一部の生徒を優遇することがとても組織的に大規模に行われているはずだ。当然、高校・大学、その上の官僚からマスコミ、いろいろな企業へとそういったインチキが続いていて、警察組織や裁判所にもそういった試験不正組が大量に入り込んでいる。製薬企業やいろいろな学会にも入り込んでいて、今や何が正しいことやら、専門家とかいう連中がマスコミに出てきても全く信用性がない。
まあ、漫才をやっているのだと思えばそれはそれで済む面もあるが、現実の生活に影響が避けられない部分も多い。というか、社会全体としては、確実に一気の壊滅へ向かって日本は歩みを進めていると言っていい。日本マクドナルドが株を売却すると言うことだが、アメリカ資本は確実に日本からの脱出を行っている。既にシティバンクは日本での営業を止めている。
一部の連中は明確にウソを言って、毒入り商品を陳列棚に並べ、社会に害悪を流している。時には他人の荷物から重要な書類を盗み出したり、すり替えたりしている。他人の家に忍び込むことも日常茶飯事だとも言える。パソコンや携帯電話を使ったマインドコントロールや電磁波を出しての攻撃も日常茶飯事だと言っていい。社会の大半の人びとはこういったことに無縁の様子だが、その結果、本当のことはますます伝わらず、大規模なウソがまかり通るばかりだ。
そもそも、警察機構内部に相当にひも付きの人間が入り込んでいる。平成１４年、僕が転勤して行った埼玉県立春日部高校定時制である生徒が他の生徒によって殴り殺された。その生徒は、僕のホームページを見たということで、「先生失恋したんですか。そう書いてありまたよね。」というようなことを言ってきた。僕は特にそれが事実ではないというようなことも何も言わずに放置していたのだが、新聞報道では千円の貸し借りが問題になり殴り殺されたのだと言うことだ。平成１５年になってからだと思うがこの事件のことに関連して所轄の警察署から警察官が来て講堂で生徒と職員に対して話をした。殺された生徒は夜間に暴行を受け、翌日午前８時ごろに発見されていたはずだが、その警察官は目にウジが湧いていたという話をしたのだ。明らかに「思い出すな、話を蒸し返すな」というマインドコントロールだと思った。
警察に、政治にいろいろな圧力がかかるのはよく分かるが、その圧力が必ずしもあまりに圧倒的で手も足も出ないものではないだろう。そうではなくて、現実には、日本の支配層の内部に利権にしがみつくしかない人間が相当数既に存在していて、全体にどんどんと動きが取れなくなっているからのはずだ。
教育不正、入試不正、試験不正はそういった事態をどんどんと深刻化させるし、悪化させるばかりだ。平成に入ったころに現状の組織的入試不正が始まったと思うが、教育関係者は、自分たちがやってきたことが自分たちの地位を超えて社会全体の破壊を招いていることに気が付いているのだろうか。
川内原発再稼働差し止めの仮処分の裁判に自分は補助参加の申立てをして地震衝撃波の危険性についての主張をさせて頂いたが、補助参加の申立てに異議をとなえたのはなんと九州電力ではなくて弁護団だった。それも弁護団の団長である森弁護士だ。異議が認められ、地震衝撃波について、九州電力の見解は何ら開示されることなく、僕の申立ては却下されてしまった。その後、弁護団に地震衝撃波のことについて取り上げてほしいと、通常の裁判のときと同様、文書でお願いをしてあるが返事はいただけていない。電話で事務所に問い合わせると事務員の方から「ご返事できることはない」というような返答があるだけだ。何も地震衝撃波について、自分が趣味でその危険性を言い募っているわけではなく、かなりの数の専門家が客観的に見て至極納得のいく根拠をあげて地震衝撃波の危険性を指摘されている。それが、そもそも反原発訴訟をしている弁護士によって無視されるのだ。このことはマスコミも土木学会も同じだ。
日本社会は間違っている。このままでは何らかのきっかけで一気に破滅するだろう。
処方箋はある。まず、マインドコントロールがサブリミナル効果によってかなり簡単に行われることがあることをきちんと一般市民に知らせることだ。次に、非常に大規模に社会の上層部がウソや犯罪を犯すことがあることを明確に認めることだろう。９１１のアメリカ同時テロはその格好の材料だ。警察と司法とマスコミがきちんと機能しないとなかなかまともな社会に戻ることは困難だと思う。しかし、このままでは破滅が待っているだけだ。
2015年１2月22日12時00分 武田信弘
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