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核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/142.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 2 月 03 日 19:43:02: 9XFNe/BiX575U
 

核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名

1昨年の3月11日の震災に伴う福島第1原子力発電所の爆発事故により、日本中に放射性物質が落下する事態となり、私たちの住むこの東濃地域も関東以北ほどではないものの確実に放射性物質が増加していると指摘がされています。
また、東濃地域には日本最大の月吉ウラン鉱床があり、日本一自然放射線が高い地域です。これ以上放射能が増えることは避けるべきですが、多治見市、土岐市、瑞浪市及び岐阜県は、核融合科学研究所との間で放射性物質が発生する「重水素実験」に同意するための協定書を、3月中に調印する準備を進めています。
私たちは以下の理由でこの「重水素実験」の実施に反対します。

@ 「重水素実験」では、厚さ2メートルの壁によって阻まれるとはいえ、実験装置からは最大で年間東海村JCO事故の5倍もの中性子が発生します。
 また、放射性物質トリチウムも年間最大で555億ベクレル(1回3秒間で1億ベクレル)も発生します。トリチウムは水素の仲間で体内に取り込まれやすく遺伝子も傷つけ、内部被ばくが心配されます。除去装置で捕獲し直接外部に放出しないと言いますが、研究所のすぐそばには人口密集地が広がり小学校も近い事から、私たちはこの実験に強く反対するものです。

A おびただしい中性子線は周辺機器を放射化、新たに数十種類の放射性物質を産み出します。さらに、放射性廃棄物を発生させるような核融合エネルギーはクリーンではありません。また、研究開始から50年さらに30〜50年かけても実現できるかわからないような核融合研究は疑問です。

B 多治見市は、核融合科学研究所による第3者委員会の「安全評価委員会」等によって「重水素実験」の安全性が担保されたとしていますが、委員会は核融合研の内部組織に属する方や推進の立場の委員が16名中半数以上を占めています。このような安全評価をもとに「安全」の判断をするのは公正ではありません。
私たちは以上の理由から、放射線の被害を最も受ける胎児、乳児、子どもの立場にたって、右の事を強く要請します。

---------------
署名用紙は、下記のアドレスからダウンロードできます。5名の枠があります。職場、ご家庭でお願いしてお送りください。
http://t-mamorou.digi2.jp/syomei.pdf  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年2月04日 10:37:55 : W8MXCJZ2NU
作家の広瀬隆氏が「国際熱核融合実験炉」(ITER)について同じ理由(巨大な放射性廃棄物
ができてしまう等)で反対されていましたね。

幸いにもノーベル賞受賞者の小柴昌俊氏の反対でなくなったけど、財界は誘致したかった
ようです。


02. 2013年2月04日 17:26:47 : FfzzRIbxkp
小柴先生が反対していたとは!
この核融合というのは、ニュートリノや反物質の研究と関係するのだと思っていたので意外でした。


実験が失敗したら・・や、 もしも原発事故が起きたら・・。
と考えたときに、フクイチ事故では消防や自衛隊が線量が高い為に救助を見合わせた地域がありました。
実験をするなら、原発を稼動するなら、事故が起きた時にはどんなに高線量であっても救助に向かうと言う鉄則がなければ、受け入れられませんね。


03. 2013年2月04日 23:46:11 : egpSdB1Sj6
カナダ政府による否定的な結論にも関わらず、ダウン症候群、先天性中枢神経欠損、子ども白血病と原発のトリチウム放出には、明白な関連が認められると主張する論文。
http://www.questia.com/library/1G1-12537312/the-great-candu-cover-up

こちらは、アリゾナ州の例。ダウン症候群や胎児乳児死亡率とパロベルデ原発から放出されたトリチウムには因果関係が存在すると主張しているブログ。
http://majiasblog.blogspot.jp/2013/02/downs-syndrome-and-tritium-in-arizona.html


04. taked4700 2013年2月05日 16:41:33 : 9XFNe/BiX575U : YPG7xeocYc
http://t-mamorou.digi2.jp/

土岐市下石町の核融合科学研究所で計画されている、重水素を燃料に使用したプラズマ生成実験(重水素実験)に反対する署名活動を開始しました。活動期間は14日から2月20日までとなり、多治見、土岐、瑞浪の3市のほか、フェイスブックなども活用して1万人の署名を目指しています。
皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。
*******************
http://t-mamorou.digi2.jp/info01.html
重水素実験に反対し、実験に同意する協定書に調印しないことを求める

2013年1月18日 岐阜県知事への申し入れ書
2013年1月18日
岐阜県知事 古田 肇 様

              「菜の花会」   代表 和田悦子
              「多治見を放射能から守ろう!市民の会」   代表 井上敏夫
              「核のゴミから土岐市を守る会」   代表 永井新介
              「埋めてはいけない核のゴミ実行委員会・みずなみ」   代表 市川千年


核融合科学研究所の重水素実験に反対し、実験に同意する協定書に調印しない事を求める申入書

 県民の幸せのために日々奮闘されている貴職に敬意を表します。

 岐阜県は、土岐市、多治見市、瑞浪市とともに、核融合科学研究所(以下、「核融合研」という。)との間で、同研究所が計画している重水素実験の実施に同意する協定書を今年度中に締結する意向です。
 これについて、私たちは重水素実験に反対で、この実験に同意する協定締結はすべきでないという立場です。その理由を以下に述べますので、貴職の見解を文書で速やかに明らかにしてください。

@ 福島原発事故では、いまでも、多くの人が高い放射線量のため自宅に戻ることすらできない状況が続いており、また放射性物質の放出による環境汚染も広範で深刻です。こうした状況を考えれば、どうしてあらたに放射性物質のトリチウムや放射線(中性子線)を発生させる重水素実験を容認できるでしょうか。福島原発事故の教訓に学べば、重水素実験に反対するのは当然です。
   核融合研は、原発と核融合は違うと強調してきました。しかし、核分裂反応と核融合反応の違いはあるものの、共に核反応であること、共に放射線、放射性物質、放射性廃棄物を発生させることでは同じです。

A  核融合研の計画では、放射性物質のトリチウムは年間最大で555億ベクレル、一回3秒間の重水素実験で1億ベクレル発生します。核融合研は一貫して「微量なトリチウムが発生」すると説明してきましたが、この量は決して微量ではありません。
   トリチウムは、水素の仲間で体内に取り込まれやすく、遺伝子を傷つける危険があり、内部被ばくが心配な放射性物質です。核融合研は発生するトリチウムの95%を捕捉し保管すると説明しますが、トリチウムの捕捉は難しく、重水素実験と同じ環境で実証されたデータもありません。また、核融合推進の学者もトリチウムの安全な取り扱い技術が確立されているとは言えない、と語っています。
  それ故、この重水素実験を、近くに小学校もある人口密集地で行わせてはなりません。


B  重水素実験で発生する中性子線量は、当初の計画では、ヘリカル装置の中心部で1回10秒間の実験で50万ミリシーベルトです。計画変更後でも、実験による年間中性子発生量は、1999年に起きた東海村JCO事故で発生した中性子の量の5倍です。「微量な中性子が発生する」という核融合研の説明に反して、大量の中性子が発生します。
   この中性子が発する中性子線は、突き抜ける力が強い放射線です。ヘリカル装置が収納されたコンクリートの建屋の壁は2メートルの厚さで、原発の建屋の壁の厚さと同じです。それほど大量の中性子と強力な中性子線が発生するあかしです。

C  重水素実験では、原発と同様、大量の放射性廃棄物が発生します。それは、中性子線がヘリカル装置や建屋のコンクリートにあたりあらたに多様な放射性物質を作り出し、それらは実験終了後放射線などを発する放射性廃棄物となります。
   核融合研の資料によると、ヘリカル装置の真空容器などのステンレス鋼材に26種類もの放射性物質が作り出されます(資料1)。また、そのうち、10種類の放射性物質はその毒性が半分になる半減期が1000年以上です。核融合研の資料によると、こうした放射性物質はステンレス鋼材以外に、「ヘリカルコイル」、「ボロイダルコイル」、「コンクリート」にも作り出されます。
   この中性子の放射化作用により生成される放射性物質について、核融合研は全く説明していません。ただ質問があれば、放射性廃棄物については、40年くらい管理すれば安全なレベルになると回答するくらいです。しかし、半減期が千年以上の放射性物質も数多くあり、その説明は間違いです。


D  核融合研は「公正中立な第三者の専門家、市民」から構成されている安全評価委員会で、重水素実験の安全性が確認されたとしています。また、岐阜県と東濃3市もこの安全評価委員会の安全確認をよりどころにして今年度内の同意の方向を打ち出しています。
   しかし、この安全委員会の委員16名について調べたところ、核融合推進の専門家が5名、原子力を推進してきた専門家が5名含まれています(資料2)。すなわち、委員の過半数を超える専門家は核融合研の理解者で占められており、重水素実験の安全確認は既定の結論でした。さらに、委員のなかには、核融合研の重要事項を審議・決定する核融合研の運営会議のメンバーである人さえいます。「公正・中立」とは名ばかりです。

   貴職はこのことについて核融合研に抗議すべきです。そして、重水素実験の実施に同意する協定書調印を今年度中に行うという方針を白紙撤回してください。

(申入事項)
1. 中性子線や放射性物質のトリチウムを発生させる重水素実験に反対してください。
2. 重水素実験に同意する協定書に調印しないでください
以上


05. ひまわり。 2013年4月08日 11:49:11 : QjWDLNATBKa7k : lgiiTntk7c
脱原発運動と同じように、脱核融合の重水素実験の運動を広げていかなければと思います。世論が大勢を占めれば政府もだまっていられないでしょう。
フクイチがまだ予断を許さない中、国はなにを考えているのでしょう。また、土岐、瑞浪、多治見市の自治体も情けないこと。市民は怒っているぞ〜。

06. 通行人A 2013年6月14日 18:01:59 : hYCSnJspQQ/3I : 5tqgNk9coI
皆さん頭がお熱のようですが・・・
一言で「事故=怖い」になっていませんか。
たしかに福島原発事故では、津波をかぶった原子炉が
水蒸気爆発して放射性物質を外にばらまきました。
中身を拡散するようなことは、放射性物質を扱う容器において
あってはならないと思います。

学生の私には今話題にされてる事についてよく知っておりません。
だから、「何が危ないのか」、それすらよく知りません。

とりあえず皆さん、
「福島での事故」という名詞から、妄想を膨らまして遊ぶのではなく
事故と呼ばれるものはどんな流れだったのか、
今回ではその流れは起こり得るのか、
を冷静に考えて それから署名するなら署名しましょう。

核融合炉についても、思考判断についても
失敗は発明の母なのですから。
どうか冷静に・・・


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