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「原発の輸出について・横須賀」小出裕章ジャーナル2/9ラジオフォーラム (みんな楽しくHappyがいい♪) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/235.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 2 月 10 日 17:22:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2770.html
2013-02-10(10:24) みんな楽しくHappy♡がいい♪


ラジオフォーラムhttp://www.rafjp.org/


パーソナリティ 西谷文和 ジャーナリスト


私にとって記念すべき一回目の番組ですので、自己紹介を行っていきたいと思います。
西谷文和と申します、職業はフリーランスジャーナリストという事になっております。


実は私は8年前まで大阪の吹田市役所で公務員をしていました。
公務員をしながら休暇を取って、アフガンとかイラクとかに行ってたんですけど、
公務員をしながら戦地へ行くという、二足のわらじがもうちょっと無理だという事で辞めまして、
これ一本という事になっています。
この番組ではシリアの内戦、リビア、アルジェリア、スーダン、レバノン、ガザ、
こういったですね、戦地の模様などを、生の情報などを伝えていきたいなというふうに考えていますので、
よろしくお願いいたします。



小出裕章ジャーナル 2013年2月9日


西谷:
今日はテーマが原発の輸出についてお聞きしたいと思うんですけれど、
あの、日本の原子力ムラは懲りてませんよね。


小出:全く懲りてないです。


西谷:
ね、生き残りをかけてですね、
ベトナム、トルコ、ヨルダン、リトアニア、
こういったところに必死になって売り込みをかけているんですが、
まずこの原発輸出について、先生ご意見はどんなふうにお持ちですか?


小出:
もちろん私はやるべきではないと思いますが、
今、西谷さんがおっしゃった通り、
日本の原子力産業は行きの頃をそれに掛けなければならない状況に追い込まれていますので、
これからも輸出という事を狙ってさまざまな動きがあると思います。


西谷:
やはりいまもう日本ではね、ああいう大きい事故を起こして、
もう日本ではおそらく建設はもう出来ないだろうから、ベトナムとかに売り込みをかけていると。


小出:そうです。


西谷:
先生これね、爆発して危険なものをですよ、「よその国だからいいんだ」って、
こういうわけにはいきませんよね。


小出:
もちろんですね、
自分の国でもう引き受ける事が出来ない危険を抱えているという事が分かっている訳ですから、
それを外国に押し付けるという事はやってはいけない事だと思います。


西谷:
あの〜、ベトナムの予定地はですね、
漁師さんがね、自然と共存しながら細々と生きておられる、そんなきれいな海なんですけど。


小出:そうですね、


西谷:
結局ベトナムという国は、
枯れ葉剤で汚染されてですよ、また放射能でという事になりますよね。


小出:
なりますね。
原子力というのはどこでも、
原子力発電所だけではなくて、ウラン鉱山もそうですし、
これからまた核のゴミ捨て場を探すという事になるわけですし、
さまざまな形で原子力から恩恵を全く受けない人々に犠牲を強いることになると思います。


西谷:やはり一基つくればものすごく儲かるんですかね?利権があるんですよね。


小出:
もちろん利権だらけな訳でして、
地域住民にどれだけのお金が行くか?というのはそれぞれの地域で違うと思いますけれども、
もともと狙われる地域というのは、
自然に寄り添うように生きていて、いわゆるお金とは無縁のところを狙っていく訳ですから、
そういう人たちからみると、一度その金をつかんでしまうと逃げられなくなるという事になると思います。


西谷:
まさに、福井県や福島県で、町が二分されてですよ、
賛成派と反対派がね、もう本当に親戚同士で争ったりするんですが、


小出:そうです、もう、地域のつながりがズタズタにされてしまいます。


西谷:そうですよね、
それをベトナム人やトルコ人がこれをせなあかんということになりますよね。


小出:そうですね。


西谷:
もう、これは是非計画の段階で止めたいんですが、
逆に、ベトナムやトルコ、ヨルダン、サウジ、リトアニア、インド、
こういった国々がですね、何故、原発を欲しがるのか?ということですが。
日本の場合には利権とかそういうものがあると思う、売る方はね。
でも、輸入する方は、やはり背後に「核兵器を持ちたい」という、そういう野望があるんですかね?


小出:
もちろんあります。
日本もそうだったのです。
何か日本の人は「日本の原子力は平和利用だ」と言われて、何か思い込んでいるようですけれども、
日本が原子力を導入したというのももともとは核兵器が欲しかったからなのです。


西谷:やっぱりそうなんですか、


小出:そうです、
「原子力」と「核」という言葉が、日本では使い分けられていて、
「原子力」は平和利用、「核」は軍事利用というふうにみなさんは思いこんでいる訳ですけれども、
技術には「軍事」も「平和」も無くて、
「いつでも使いたいように使える」という事なのです。
日本というこの国でも、
原子力の平和利用と標榜しながら、核兵器を作る能力を手に入れたいという事で、原子力が始まりました。


西谷:
という事は、表向き、ベトナムとかトルコとかサウジなどは、「電気が足りない」とか言いながら、
裏ではやはり、たとえば「イスラエルに対抗するためには核兵器を持たなきゃあかん」とか、
こういうことを思っているんでしょうね?


小出:
非常に残念なことではありますけれども、
現在の世界というのは「力」が支配しているのです。
国連という組織があって、ユナイテッド・ネイションズ(United Nations)ですけれども、
正しく訳すなら「連合国」なのですね。
先の戦争で勝った国々が今世界を支配している訳ですが、
その中でも常任理事国というのが5カ国あります。
米・英・仏・露・中ですけれども、
何故その5カ国だけが、連合国という沢山の国の中で常任理事国になれたか?と言えば、
その5カ国が核兵器を持っているからなのです。
ですから
「現在の世界で力をもつためにはどうしても核兵器がいる」と考える人がいる事は当たり前な訳ですし、
世界の国々の指導者の多くがその考えにとらわれてしまっていて、
「核兵器を持ちたい」と願っているのだと思います。


西谷:
恐ろしい世界ですがね。
先生、もうちょっと具体的にいきますと、
そうしたら、「原発をもつ」という事と「核兵器をつくる」という事は、
ほぼ「ニアリーイコール( nearly equal)」ですか?


小出:あの…「イコール」です


西谷:あっ!「イコール」!もう、ニアもないんですか。


小出:
ま、ニアを付けてもいいですけれども、
要するに「核兵器を持ちたい」という思惑でもう始まっちゃっている訳ですから、
「イコール」だと思った方がいいと思います。


西谷:という事は「原子力の平和利用」という事は全くのごまかしであると


小出:もちろんそうです。


西谷:
そもそもですね、
軽水炉というこの原子炉が開発された経過というのは核兵器を作るためなんですか?


小出:
軽水炉そのものはですね、原子力潜水艦という、これは画期的な技術だったんですけれども、
軍事的に。
それをつくりたいという事で始まっています。
さらには核兵器を作るための施設が、米国の中でとにかく余り過ぎてしまってですね、
それを「平和」という形で標榜しながら併用することで「軍事産業の生き残りを図った」という事です。


西谷:そうか、軽水炉というのは原子力潜水艦のために開発されたものなんですか。


小出:
そうです、もともと、
潜水艦というものはですね、何か海に潜るとみなさん思っていられるかもしれませんけれども、
「水の下に潜ることもできる船」という程度のことであって、
すぐに酸素が無くなってしまうので、すぐにまた、海面に出てこなければいけないものだったし、
今でもそうなのです。
しかし原子炉で動かす事が出来る潜水艦がつくれれば、
たとえばノーチラス号というのは、北極海の氷の下を潜水したままくぐるとかですね、
そのようなことが可能になったわけで、
潜水艦というものは原子力潜水艦が出来て初めて意味のあるものになったという、
それほどのものなのです。
それをどうしてもつくりたかったが為に出来たものです。
(※1958年8月には米国のノーチラス号が北極点を通る横断に成功)


西谷:
軍産複合体がね、
そうしたら、横須賀とかにいるじゃないですか。今アメリカの原子力潜水艦が。
という事は、あれがもし事故を起こしたら、横須賀の人達は被ばくするという事ですよね?


小出:
そうですね。
今、横須賀は原子力潜水艦だけではなくて、
ジョージワシントンという、原子力空母の基地にもなってしまっていまして、
東京湾の入り口に巨大な原子炉が動いているという、そういう状態になっています。


西谷:かなり都会に近いから、


小出:圧倒的に近いです。


西谷:あれが事故したらエライ事になりますね


小出:
はい。
ですから、たとえば日本では原子力安全委員会というものがあって、
全ての原子炉は安全審査をしないと認めないという事にしていたわけですが、
ジョージワシントンの原子炉、あるいは米軍の原子力潜水艦の原子炉などは、
一切の安全審査を受けないままあるのです。


西谷:一切の安全審査を受けていなくて、アメリカの技術を頼るだけですか?


小出:米国が「安全だ」と言っているから「安全だ」ということになっているのです。


西谷:先生、それは安全神話の最たるものですねw


小出:そうですね。


西谷:
本当に、でもそれ、ちょっと盲点ですよね。
そういう危険なものが都会の近所にあるっていうのはね。


小出:
横須賀の人達は長い事それは「問題だ」と言って声をあげ続けてきて下さっているのですが、
日本のマスコミも取り上げませんし、
ほとんどの方は知らないままだと思います。


西谷:
先生、今日は非常に貴重な盲点が明らかになってよかったです。
今日は原発輸出について小出先生にお聞きいたしました。
どうもありがとうございました。


小出:ありがとうございました。


 

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コメント
 
01. 2013年2月10日 20:06:02 : Kse53zYp5s
安倍首相、放射性物質吸入器を使用し健康を維持 2年前から継続して使用中

1 名前: 猫又(WiMAX) 2013/02/10(日) 19:07:41.27 ID:3jjg+Exa0● PLT(12000) ポイント特典

2007年に健康問題で首相を辞任した安倍晋三首相だが、今再び、その健康を不安視する声が官邸スタッフから漏れている。きっかけは、2月中にも予定される首相公邸への引っ越しだった。官邸関係者が語った。

「首相公邸は現在改装中で、安倍首相は2月以降に引っ越す予定です。その改装後の公邸に、ある健康装置を持ち込みたいと首相が強く主張しているんです」

その健康装置とは、放射性物質ラドンの吸入器である。安倍首相は2年前から、この装置を自宅で使用しているという。

ラドンは岩盤や地下水から大気に放出される自然界の放射性物質である。これを水蒸気に付着させる形で吸入させ、血液を介して全身に循環させようとするのがラドン吸入器だ。

「微量ながら放射性物質を放出する装置です。設置場所などを巡って官邸の事務方と協議が続けられているそうです」(前出・官邸関係者)

装置の販売メーカーによれば、ラドンを吸入することで免疫力が高まり、呼吸器疾患や肝障害や糖尿病への治癒効果が期待できるという。 「本来は医療施設に販売する専門機器です。個人が購入する場合、1台100万円近くかかるのではないか」と医療関係者は語る。

ただし、ラドンの人体への作用やメカニズムは医療関係者の間で不明な点が多い。安倍首相に近い永田町関係者は、「常時、そんな装置に頼らざるを得ないほど首相は健康に不安を抱えているのか、と周囲は心配している」と語る。

6年前の第一次政権時、安倍首相は持病の潰瘍性大腸炎の悪化がもとで総辞職を余儀なくされた。首相降板後は様々な治療法や新薬を探し、実践したという。なかでも、自宅で手軽に使用でき、副作用の心配がないとされるラドン吸入器に信頼を置いていた。

http://www.news-postseven.com/archives/20130210_170367.html


22 名前: ジャングルキャット(東京都) :2013/02/10(日) 19:36:00.46 ID:j+KLvcXu0
歩く放射性物質

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


02. 2013年2月11日 00:26:06 : FpMtYh8Sqc
⁅○⁆20130209 R/F #005「小出裕章ジャーナル」
⁅○⁆http://www.youtube.com/watch?v=A3JWeTmfzYM

03. 2013年2月11日 14:22:15 : FfzzRIbxkp
知りたいことが目白押しでした。

原発輸出は、ひょっとしたら、日本の使用済み核燃料の輸出もついでに・・の思惑が、ありそうな、なさそ、、ありそうな。

軽水炉は原子力潜水艦の開発の為のもの。
うーーん。米国の原子力潜水艦オハイオが巡航ミサイルトマホークを154発も積んで極東うろうろしてるってのも、なんだかね。

原子力潜水艦のソナーがイルカやクジラの聴覚にダメージ与えちゃうってのは、米国の自然保護団体も抗議してるしね。
311の前、茨城沖で大量にクジラが座礁したとき、原子力潜水艦が近くにいたのかね。その潜水艦、まさか弾道ミサイル積んでないよね。その弾道ミサイルを海溝に発射させたら、海の中で山体崩壊、起きそう。津波発生しそう。


04. 2013年2月11日 19:21:32 : 7TwXJGF6OQ
大体日本が各国の原発輸出競合に打ち勝って、ベトナム・トルコ・リトアニア・ヨルダンとことごとく受注出来たなんておかしいだろ。

日本の原発を輸入してくれたら、原発稼動すれば毎日出る使用済み燃料を日本に持ってきてその燃料再処理をする事を引き受けるとでも約束したからじゃないのか?

イギリスはその再処理を引き受けて莫大な金をもうけた代わりに今では国土の周りを猛毒の高放射能で囲まれている。

使用済み燃料の再処理するという事は原発の何十倍もの猛毒の放射能を排出する。

原発の爆発だけでももう国民は息も絶え絶えなのにこの上まだ日本の周りの海を猛毒の放射能で埋め尽くしたいのか!

もしその際処理工場が事故にでもなったら日本ばかりで無く北半球が住めなくなるそうじゃないか!

一度稼動したら最後もうその毒性の強さでその工場を廃止することすら不可能と言われている。

その工場建設は当初発表されていた建設費用は7600億円だったが、日本はもう2兆円どころか、もっとつぎ込んでいる。

原発を造れ無いから今度は世界の使用済み燃料の再処理を引き受ける気なのか?

要するに日本は原発で電気を起こしたいのではなく使用済み燃料からプルトニュームをとり出し濃縮をしたいのだ!

その為に使用済み燃料を各国から引き受けようとしているのだろう。

日本の欲しいのは核爆弾だ!
原発じゃない!



05. 【タヌキ腹組“ぽんぽこ”】 2013年2月11日 23:14:31 : SM2DPWDDuBDzg : bfwGRX3FdY
米国の戦略核弾頭削減は表向きで、裏では日本で製造、保管か?!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●米戦略核弾頭、1千発まで削減も=オバマ政権が目標―専門誌
時事通信 2月9日(土)13時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130209-00000062-jij-n_ame

 【ワシントン時事】米外交専門誌フォーリン・ポリシー(電子版)は8日、オバマ政権が戦略核弾頭の配備数について、1000〜1100発まで減らすことができるとの結論に達し、こうした内容を盛り込んだ政策決定指示書をまとめたと伝えた。
 2011年に発効した米ロ核軍縮条約「新START」は、戦略核弾頭の配備上限を発効から7年で1550発にまで減らすと定めており、さらに500発ほどの削減を目指すことになる。米シンクタンクによると、米国の12年時点での配備数は1950発と推定されるという。
 新たな削減案ではまた、新STARTで保有制限のなかった保管中の核弾頭や戦術核弾頭に関しても、上限の設定を目指す。実現すれば、米国の保有する核弾頭の総数を半分強まで削減できる可能性があるという。


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