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双葉町民の避難生活「旧騎西高校の現実」(第2話)(チダイズム)次に何かがあった時に、同じ運命を辿るのは、あなたですよ!
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/328.html
投稿者 ジャック・どんどん 日時 2013 年 2 月 16 日 20:48:14: V/iHBd5bUIubc
 

ちょっとエッチで自称童貞チダイさんの怒りのブログです。
双葉町民の避難生活「旧騎西高校の現実」(第2話)です。
チダイさんの怒りのユーモア炸裂!(どんなんや?)

井戸川町長
「ただし、国が我々にどんな仕打ちをしたか。
これを放置すれば、次に何かがあった時に、
同じ運命を辿るのは、あなたですよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

双葉町民の避難生活「旧騎西高校の現実」(第2話)(チダイズム)次に何かがあった時に、同じ運命を辿るのは、あなたですよ!

http://ameblo.jp/c-dai/entry-11449214850.html

2013-02-12 23:59:59
テーマ:原発事故・東日本大震災
双葉町から避難した方々が今も暮らしている
埼玉県加須市の「旧騎西高校」。

「原発を作ることを認め、原発交付金を
もらって生活してきたので、自業自得!」

「今もガッポガッポと賠償金をもらいながら、
オマエたちが勝手に体育館で暮らしている
だけなんだから、同情なんてしない!」

このブログのコメント欄にも、いろんなコメントが
寄せられましたが、実際、こういう言葉を各地で
投げつけられる。これが双葉町民の現状です。

故郷を失い、おそらく一生戻れないのですが、
それでもなお、「オマエに同情はしない!」と
言われている。もしかしたら双葉町民の方々が
読んでいるかもしれないのに。皆さんが本当に
そう思って書いているのなら仕方ありませんが、
では、どうして双葉町の方が体育館で暮らして
いるのか、本当の理由をご存知でしょうか?

あなたなら、たっぷり賠償金をもらっているのに、
2年以上も体育館に住みたいと思うでしょうか?

双葉町の方々が暮らす「旧騎西高校」は、
埼玉県とはいえ、いかにも田舎らしい風景が
広がっている、畑と住宅街の境目にあります。

避難にも使われた双葉町のバス。
多くの町民が、このバスに詰め込まれて、
着の身着のまま、故郷から逃げてきました。

実は、双葉町は津波被害にも遭っていて、
今もたくさんの町民が行方不明のままです。

皆さんが避難する頃には、あちこちの瓦礫の
下から「助けてくれ!」「俺はここだ!」という
声が聞こえていたそうです。でも、助けることは
できませんでした。

原発事故さえなければ、助かったかもしれない。
おばあちゃんは、自分に言い聞かせるように、
「これは『寿命』なんだ」と話していました。

しかし、ある安全野郎は言います。
「今回の原発事故で、放射線の直接的な
影響で死んだ人なんて、一人もいないんだ。
放射能を怖がるのは、風評被害だ!(キリッ」。

そして、現実的に考えたら、原発の再稼働は
当然だと言います。原発を止めたら、経済が
メチャクチャになって、貧乏になるそうで・・・。

そんな「旧騎西高校」の正門には、明日の
希望を見ているような銅像が立っていまして、
台座には、一文字!

希望の「望」。

「双葉町に帰りたい」という望みが叶うかは
わかりませんが、そうでなくても、いろいろな
望みが叶うといいな、と思いますよね。

なんだか男らしく空を見上げていますけど、
皆さんは、僕が銅像の写真を撮り始めている
段階から、イヤな予感しかしていないでしょう。

「コイツには勝った!」

何の勝利宣言か分かりませんけれども、
こんなに真面目にお届けしなければならない
レポートであっても、全裸の銅像にはどうしても
反応してしまう、僕の本能。

この高校で暮らしている約140人の方々は、
ほとんどの方が高齢者。ただし、出ていくにも
出て行けない若い家族も、若干残っています。

近くには、双葉町の方が元気になるようにと
「元気農園」という名前の畑があったのですが、
栽培されている野菜は元気がありませんでした。

もしかすると、この畑にもボランティアが入れば、
おじいちゃん・おばあちゃんの食生活を改善して、
より元気に過ごしてもらえるかもしれません。

このブログの読者にも、「家庭菜園が趣味」と
おっしゃる方はいると思います。畑に行くために、
わざわざ2〜3時間、車を走らせる人もいます。

それなりに広い畑なので、どこにどんな野菜を
植えたのかをしっかり管理すれば、旬の味覚を
育てられます。「週末だけ」という形態も可能で、
趣味と実益を兼ね備えることができると思います。
ちなみに、このあたりの空間線量は!

0.05マイクロシーベルト。

この低い空間線量も、この場所の魅力です。
さいたまスーパーアリーナに避難をしていた
双葉町の方々を、福島県内に戻すのではなく、
この場所に連れてきたのは、井戸川町長です。
理由は、少しでも線量の低い所にしたいから。

これも叩かれる理由の一つです。

すべては町民のことを考えてのこと。
福島県のメンツではなく、町民を最優先にした。
これで孤立を深めたという人もいるでしょうけど、
「町長」としては当然のことだと、僕は思います。

この日は、井戸川町長がバッヂを外す日。
「町長」を辞職し、一般の町民に戻る日でした。
震災の月命日ということで、みんなで黙祷した後、
町民に対し、「今後も町民の一人として、町民と
頑張っていきたい」とスピーチをした井戸川町長。

誰よりも町民のことを考える町長は、
やっぱり町民から愛されていました。

町民たちが感謝の気持ちを込め、
井戸川町長と握手をしています。

ここにいる人たちは、みんな、感謝していました。
体育館で過ごしている人も、今はこの場を離れ、
自立して生活している人も、最後の井戸川町長に
会いに来て、こうして握手をして帰っていきました。

そして、僕はこの後、日経新聞や共同通信の
記者たちに紛れ、井戸川町長、最後の記者会見に
同席させていただきました。大手メディアの隙間に
うっかり入り込むのが得意な僕。

井戸川町長は、寝ている間にも、「なぜここで
寝なければならないんだろう」という理不尽な
思いが込み上げてきて目を覚ましたという話や、
唯一やり残したこととして、「子供たちのために
学校を用意できなかった」という話をしました。

子供たちの作文を読むと、もう一度、みんなで
勉強したいという思いがヒシヒシと伝わってくる。
だから、大人が場所を探してきて、ここにしようと
決めるのではなく、子供たちが「ここだったら
通ってもいいよ」と選んだ場所に学校を作って
あげたかった。

子供のためにと、大人が探してきて、子供に
無理矢理押し付けて失敗したところはたくさん
あるでしょ? だから、子供たちが「ここならば
通ってもいいよ」と、子供たちが言ってくれた
場所に、私は小学校を作りたかったんです。

僕が住む町の市長は、「放射能を心配する
母親は精神病だ。放射能を心配する人には
ニートが多い。柏市は何も心配もない!」と
言い放って、長らく除染もせずに、ヨウ素が飛ぶ
小学校の校庭で、子供たちを遊ばせていました。

この違いは、一体、何でしょうか?

双葉町の町長をお辞めになるのでしたら、
ぜひとも柏市の市長に迎えられないだろうか。
今の市長の3倍の年俸を払ってでも、ぜひとも
来ていただきたい。

残念ながら、一人の市民になっても、双葉町が
少しでも良くなるように頑張っていくそうなので、
僕の下衆な願いは、叶わぬ夢なんですけど。

せっかく記者会見に同席できたのですから、
どさくさに紛れて聞いてみたいこと山のごとし。
他の新聞社さんが、あまり質問しなかったので、
僕がガシガシ質問させていただきました。

まず、井戸川町長が「放射能のオーロラ」を
見たという話。どんな景色なのかと気になって
いたのですが、答えは「見てません」でした。

爆発音は聞いたのだが、ちょうど見えなかった。
ただ、いろいろな破片が降ってきたことは事実。
だから、避難していた人も一度、屋内退避させ、
しばらくやり過ごしたと言っていました。

井戸川町長は、この時に、破片と一緒に
放射能も降ってきただろうと話していまして、
今も喉の調子は悪いし、頻繁に鼻血を出すし、
毛は抜けてしまったと話しています。

そして、あの時、かわいそうなのは自衛隊だと
話してくれました。警察官も普通のマスク1枚で
避難を手伝っていたが、自衛隊は何もつけずに
頑張っていた。あの人たちが元気であることを
心から願うと、かなり心配をしていました。

メルヘンな花が咲く安全野郎に言わせると、
今回の原発事故では、「放射線の直接的な
影響で死んだ人なんて、一人もいないんだ。
放射能を怖がるのは、風評被害だ!(キリッ」。
ということなので、今も元気だと信じたいですが。

僕はもう一つ質問をしました。
政府や福島県に求めることは多いと思いますが、
僕たちのような一般ピープルが、双葉町のために
何かできることはありますか?

井戸川町長は、「世の中には知らない幸せと
いうものもあるんです。だから、そういう人に
双葉町の現状を知ってもらって、せっかくの
幸せに水を差す必要はありません!」という
前置きをした上で、こうおっしゃいました。

「ただし、国が我々にどんな仕打ちをしたか。
これを放置すれば、次に何かがあった時に、
同じ運命を辿るのは、あなたですよ!」

こうして井戸川町長は、「私なんかが町長を
辞める日に、こんなにたくさんの記者に来て
もらって、私は幸せ者だな」と言って、深々と
頭を下げて、記者会見を終えました。

僕のような軽薄な人間が、双葉町に関わるのは
迷惑千万だとおっしゃる方がいらっしゃいますが、
テレビや新聞には、報じられる長さが決まって
いますので、なかなか深く伝えられませんよね。

だけど、このブログは、僕による責任編集です。
どこまで深くお伝えするかは、僕次第なのです。
だから、テレビや新聞が伝えないところまで、
ガッツリと伝えていきたい。

さて、明日は双葉町の方々が、なぜ体育館で
今も暮らしているのか。その真実に迫ります!  

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