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1月中旬、IAEAが日本の原発47基を長期停止状態と分類していたが数日で元に戻す。
とても奇妙なことが起こっている。IAEAが1月中旬、日本の原子炉47基を稼働状態から長期停止中に分類を変えたのに、数日で分類を元に戻していたのだ。
更に奇妙なことに、こういった変更をしたということがほとんどネット上で話題になっていない。つまり、ネット上ではほとんどが47基が長期停止中に分類替えになったということだけに触れていて、数日で元に戻ったことに触れていない。
IAEAが47基を長期停止中に分類替えしたのは日本側のIAEAに当たる機関である「独立行政法人 原子力安全基盤機構」が間違えたものだとしている。しかし、独立行政法人 原子力安全基盤機構のサイトを見ても分類替え間違えについての声明のようなものはない。そもそも、日本の原発のほとんどといっていい47基を稼働状態から長期停止中にするということはかなりの変更であり、IAEA自身が日本側にその根拠を確認をしているはずだ。IAEAが一度承知したことは確実であり、それが数日で元に戻ったということは、どこかから強力な圧力がかかったか、またはわざわざそういった間違えをでっち上げ、IAEAにより47基が長期停止中に分類されているという印象を誰かに与えたかったということになる。
ともかく、このことで分かることは、日本の原発を再稼働させるという圧力が国際的に働いているということだ。
なお、IAEAの現在の分類は http://www.iaea.org/PRIS/CountryStatistics/CountryDetails.aspx?current=JP で見ることができる。現状は、建設中：２、稼働中：５０、長期停止中：１、永久停止中：９ ということになっている。
On second thought: IAEA re-categorizes the operational status for 47 of Japan's nuclear reactors
BY MYCLE SCHNEIDER | 16 JANUARY 2013
Update: On January 18, 2013, the operational information included in the International Atomic Energy Agency's Power Reactor Information System database was reversed. The following day, the agency stated in a press release that the significant move was due to a "clerical error" by Japan's Nuclear Energy Safety Organization, which is the agency's counterpart in Japan.
以下略
＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜1355＞＞TC:38537, BC:20728
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