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原発2年06 事故処理システム−1  武田邦彦 
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/333.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 20 日 19:02:00: igsppGRN/E9PQ
 

原発2年06 事故処理システム−1
http://takedanet.com/2013/04/2_768b.html
平成25年4月14日 武田邦彦(中部大学)



事故がどのぐらいの確率で起こるか、そしてそれはどのぐらいの大きさかというのはきわめて重要な事です。それがないと何に備えるのか、どのような非常用設備がいるかなども考える事ができないからです.


 どのような事故がどのぐらいの頻度で起こることが想定されていたかというと、「10万年に1度ぐらい、原子炉が破壊され、その外側の格納容器も損傷して、大量の放射性物質が外界に出る」という想定でした。


 10万年に1度なら1年に1ミリの被曝限度を、1年5ミリから10ミリまで増やすことができ、100万年に1度ぐらいなら1年100ミリまでOKということになっていました。


 事故の間隔が開くと、集団で被曝して遺伝子に損傷が起きても、それを修復する時間があるという考え方で、事故の間隔が開くほど許容線量が高くなるという理屈を使っています.


 いずれにしても、被曝できる線量限度は普通なら1年1ミリシーベルトに決まっており、それが他の規制値になるなど考えられないと思います.


 しかし、そのこと自体は教育関係者としては国の方針とは無関係に1年1ミリという法令の規定を守るべく努力をする必要があったでしょう。文部科学大臣が2011年に福島の小中学校の児童生徒に1年20ミリという新基準を示しました.これは日本の法令には関係がなく、ICRPという国際NPO(任意団体)が出した意見です.


 確かにICRPはなかなか権威のある団体で、任意団体とは言え、これまでも日本の規制はICRPの勧告に基づいて議論を重ね、国内規制を決めてきました.だから、福島原発事故を受けて、改めてICRPの勧告を聞くことはあり得るでしょう.


 でも、これまでもICRPの勧告通りに国内法を決定したというわけではありません.どちらかというとICRPの規制が厳しいので、国内は少しそれを緩めるという方向ではありました。日本は法治国家なので、国際的に勧告を受けても必ずそれを国内の委員会で議論し、日本の特長も活かして国内法の規制を決めるのが慣行でした.


 従って、今回、ICRPの勧告をそのまま日本政府が受け入れて、その理由としてICRPの勧告があったからと言うのは、いかに民主党政権であったとしても日本という国の独立性を犯す物だったと思います.


 この勧告を教育関係者がそのまま受け入れたのも驚きでした.現実的には教育委員会や校長先生が自らの評判や出世、叙勲などを考えて子どもの被曝を無視したということなのでしょうけれど、余りに見事な変身ぶりに著者はビックリしました。


 1年20ミリと言うと、胸のレントゲン(1回0.05ミリ)と比較すると1年に400回の受診に相当します.これまで結核の予防検診について、「肺がんや白血病の発生が危惧される」として教育関係では小学校で6年で6回の被曝を避けてきました。


 つまり、1年1回の被曝も肺がんの可能性があるということで忌避してきた教育委員会や校長先生が文科省大臣の指示ということで、簡単に1年20ミリ(旨のレントゲン1年400回)を受け入れたという事実は、教育委員会や校長先生がまったく児童生徒の健康について自分自身の判断を持っていないということを赤裸々に示したに他なりません.


 2013年4月から、東北地方から穫れる食材を学校の給食に使用した場合、補助金が給付される予定という記事が福島の新聞に出ました。


 この政策について学校側では対応に苦慮しているところもあります。まず、児童生徒の健康よりお金という選択をすれば簡単で、「国の政策だから」という理由で汚染されている可能性のある食材を給食に使うことになるでしょう.


 原発事故が起こって依頼、給食がもっとも汚染されていた可能性があるのですが、それは「児童生徒が農家ほど圧力をかけてこない」というのがもっとも大きな原因であったと思います。この給食の食材の問題も児童生徒の希望を聞くことができず、保護者の希望は無視しうるということもあると思います。


 反対に、これまでも1ベクレルでも汚染されていたら給食に出さないという考えで運営していた市町村は困っています。まず第一に測定値のついていない食材が増えてきたことがあります。これも政府の方針にそったもので、この裏には農家のほうから「測定しなければベクレルはでないのだから、測定しなければよい」という無理な圧力が常にかかっていることもあります。


 インフルエンザや赤痢菌と異なり、法律の規制や食品委員会の勧告があるにも関わらず、かなりの数の医師が「大丈夫」を連発したこともあって、教育界もある意味では当然のことでも難しい選択を迫られるようです。


大型客船を就航させても救命ボートを備えていないようなものだと私は指摘してきましたが、原発に近い学校は、原発の事故に備えて子どもたちを被曝させない方法、疎開授業、給食の準備、考え方などあらゆることの準備が必要です。これに対して原子力関係者は協力をしなければならないでしょう.


現在、再開が検討されている原発は「古くなっていなければ」とか「断層がなければ」などと原発の安全性を保つことのごく一部しか検討していません.原子力規制庁の力不足は相当なものです。


 

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コメント
 
01. 2013年4月20日 19:53:25 : S9LOGq3HBb
同じ事の繰り返し。
すでに、2年間、名誉ある、原発村解体、自首、切腹猶予期間を与えた。
にもかかわらず、どうだ。
この学者か何かは、解答を出さず、いつまで時間稼ぎ、はぐらかしを続ける。
金デモは、何のデモンストレーションか、本行動が何か、はっきり語れ。
次々火をつける放火魔の如く、核をばら撒く狂人を、皆で取り押さえ。
子どもに、国民に、核を盛り、被曝を強要している、凶悪現行犯罪。
誰の核。堪忍袋は、切れる。緊急核災害最中に、関係ない事をぺらぺらと。
社会だの政治だの経済だの文化だの芸術だの関係ない。
あからさまなで破廉恥な、目前の、いじめ、暴力、殺人、詐欺、国家反逆。
国の家、国民が住む、主権者は国民、誰だい、核を家にばら撒いてんの。
ゴミは集め、処分場福一や刑務所で、処分、処刑するのが、家の決まりだ。
国民・人間じゃない、狂人、キツネ、化け物・・・放置など誰もしない。
国民が、黙って無駄な血を流している、傷を負い、毒を盛られ、殺されている。
変だろ。国民が血を流すのは、核をばら撒く凶悪なタヌキを捕らえるとき。

02. 恵也 2013年4月21日 08:41:51 : cdRlA.6W79UEw : lefaetreSg
>> 100万年に1度ぐらいなら1年100ミリまでOKということになっていました。

空理空論の確率論で武田先生も遊んでおられたんだね。
100万年どころか50年もしないうちに大事故を起こしてしまっては・・・・

こういった確率論を喋る学者には御用学者が多い。
米航空宇宙局がスペースシャトルの事故確率を500回に1回といってましたが
実際には50回に1回でした。
原子力ムラに比べたら良心的なくらいだ。

ーーーーー引用開始ーーーーーー
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルの飛行で、搭乗員の命を脅かす
深刻な事故が発生する確率は、四百〜五百回に一回程度であることがわかった。

シャトルは一九八一年の初飛行以来、打ち上げ直後に爆発した八六年の「チャ
レンジャー」を含めても飛行回数は全部で九十九回にとどまり、
(読売08/30 より)


03. 2013年4月21日 08:42:21 : m4rYMrrimo
原発事故が発生する確率が10万年に1回として今回は不幸にもそれば30年程度で起こってしまった。

こんな理屈を信じるのはバカ。

最初に馬券を買って万馬券が当たりさらに次も当たりそのまた次も当たるようなものだ。

阿呆な理屈にだまされないようにしよう。


04. 2013年4月21日 10:45:54 : CTSom6XqVo
ICRPについてのこの投稿での武田氏の意見。

>任意団体とは言え、これまでも日本の規制はICRPの勧告に基づいて議論を重ね、国内規制を決めてきました.

>でも、これまでもICRPの勧告通りに国内法を決定したというわけではありません.

>従って、今回、ICRPの勧告をそのまま日本政府が受け入れて、その理由としてICRPの勧告があったからと言うのは、いかに民主党政権であったとしても日本という国の独立性を犯す物だったと思います.

最初日本政府はICRPの緊急時の基準(事故から数日、数週間程度)20〜100ミリシーベルトの
下限値を取ったといっていた。その後いつまでも緊急時ではないので、復旧時(事故から数ヶ月)の
基準1〜20ミリの上限値であると匂わせていた。この辺はあいまいなまま。

今はICRPは本来の年1ミリにせよと打診してきているそうだ。そうでなかったら、ICRPの勧告
も意味がなくなる。まるで武田氏は日本政府がICRPの言いなりだったかのようですが、真実は大違
い。ICRPの勧告では内部被曝も含まれています。政府の決めたのはガンマー線のみの外部被曝だけ
で20ミリという恐ろしい数字なのです

また決定したのが民主党であるのはその通りですが、現政権の自民党もそれを踏襲しています。


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