福一事故を繰り返すだろうな。

電力消費者の金が知らないうちに原電に流れているわけだ。

今回、電事連会長は「判断が出たことは大変遺憾」と発言し規制委員会を批判しました。

「今まで政治献金をしてきたのに」って言う上から目線の態度が見え見えです。

　東京新聞によると、5月17日に電事連の浜田康夫社長は、敦賀原発について
　原子力規制委員会が活断層の状況について調査を依頼した専門家５名に対し
　て、それらの専門家に「厳重抗議」と標記した抗議文書を送ったとのことで
　す。
　　なおかつ、「厳重抗議」の文書は規制委員会が電事連から受け取って「私
　達の責任で専門家にこれを届けます」と言ったとのこと。

　　　　ラジオ文化放送5月20日大竹まことゴールデンラジオで聞きました。

　　東京新聞以外にこれを報道しているﾒﾃﾞｲｱがあるのかどうかわかりませんが、
　どうもないようですね。インターネットでも東京新聞以外には１，２の記事し
　か見当たりませんでした。

　　　電気事業連合会が原発についてあがき始めているようで、怒りとともに
　ちょっと笑いました。なりふり構わなくなってきたようです。
　
　　活断層があるかどうか調べているのは専門家であって規制委員会とも電事連
　とも関係ないはずの学者たちですが、そういうかたに宛てて個別の抗議文を送
　るという行動は子供のすることだ。
　　調査に疑問があるならこれら学者に依頼した規制委員会に抗議するのが筋で
　でしょう。

　　電事連の浜田康男社長は抗議した理由について、

　「専門家は我々の意見を殆ど無視した、だから抗議文を送った」

　と述べたそうです。
　これはこれは、．．．笑うしかないご意見。

　　電事連の意見を「無視しない」専門家を規制委員会の調査員に送り込むこ
　とを、お得意の「金に任せた」方法で今後も実施したらいかがでしょうか、
　浜田さん。

　　こういう発言ができるということは、いかに、過去「専門家」が電事連の
　言いなりだったかということですね。
　　そういう「過去」がなければここまで「専門家」に甘えた発言はできない。

　　また、組織の在り方の基本について常識的な認識がないことについても語
　るに落ちてしまいましたね。
　　ひとつの組織が別の組織を通して調査を依頼した研究者について、個別に
　「抗議」を行うということは、裏から手をまわして「お前殺すぞ」ってのと
　同じ　でしょ。各専門家は自分から「調査員になりたい」と手を挙げたわけ
　ではありません。

　　選んだのは規制委員会だ、脅すなら委員会を脅せ。

　
　　規制委員会も「抗議文書」を「責任もって各委員に渡す」と言ったんだっ
　てサ。　この組織はバカですね。

　　これでわかったことは、すなわち、調査を依頼された各専門家はまともな
　オトナだったが、規制委員会は相変わらず電事連と頭の中が一緒ってこと。