日本原子力研究開発機構は２６日までに、東京電力福島第１原発事故から約３週間後の放射性ヨウ素１３１の汚染分布地図を初めて作成した。米エネルギー省（ＤＯＥ）と共同で、航空機から放射線量を測定したデータを使った新たな解析手法を開発、活用した。

　ヨウ素１３１は半減期が８日と短いため事故直後の測定点が少なく、「面」で汚染状況を表した図はなかった。研究成果は、住民の甲状腺被ばく量の推定などに役立つと期待される。論文は米保健物理学会誌電子版に掲載された。

　原子力機構の鳥居建男・福島環境安全センター研究主席らは、ＤＯＥが事故から約３週間後の２０１１年４月２、３日に航空機で実施した広域測定の結果から、ヨウ素１３１とセシウム１３４の分布を示すデータを抽出。地上の沈着量との相関関係を明らかにする手法を開発し、上空３００メートルの測定結果から地表のヨウ素１３１とセシウム１３４の広域的な分布を算出した。

　その結果、ヨウ素１３１の汚染は北西方向ではセシウム１３４と同じような広がり方だったが、比較的セシウム１３４の沈着量が少ない原発の南側約１０キロの範囲では、ヨウ素の沈着量が多かった。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013062700050 　

コメント
01. 2013年6月27日 12:53:56 : 7oSKGju5kA 此れではもっと西側も必要ではないか 恐らくとんでもないマップになるぞ
02. 2013年6月27日 14:40:16 : gDASU66yoo こんなもんが何で今頃出てくるの？？？
03. 2013年6月27日 15:17:34 : 0UXNPR6wyo 甲状腺異常分布図におきかえれますね もっと広範囲のものは無いでしょうか？
04. 2013年6月27日 16:15:19 : 7wJCqOq2nZ 僭越ながら記事を一部訂正させていただきます ×　日本原子力研究開発機構は・・・放射性ヨウ素１３１の汚染分布地図を初めて作成した。米エネルギー省（ＤＯＥ）と共同で、航空機から放射線量を測定したデータを使った新たな解析手法を開発、活用した。 ○　日本原子力研究開発機構は・・・放射性ヨウ素１３１の汚染分布地図を初めて作成した。米エネルギー省（ＤＯＥ）と共同で、航空機から放射線量を測定したデータを使った、汚染分布を過小評価する新たな解析手法を開発、活用した。 失礼しました
05. 2013年6月27日 17:07:56 : pIad38DQnM この汚染分布地図だと、表示されていないけど 分布図から風向きを読み取ると風向きは福島市方面 放射性物質が、山を超えられなくて福島市辺りが高くなってそう。
06. 日本はひとつのチームなんです 2013年6月27日 21:55:58 : SOiJ6RcUWMrH. : qY7CVKkq3I 先日、福島県立医大の医者と看護婦がこっそり安定ヨウ素剤を飲んでいた、という投稿があった。 しかしこの地図を見ると、福島市にI131は降り注いでいない。 彼らは安定ヨウ素剤を飲んだことを後悔しているんじゃなかな、副作用があるし。
07. 2013年6月28日 02:11:11 : k7T5b7b8gk 福島市も郡山氏も除外。 明らかに意図的だ。はっきり言えばうそデータだ。話にならない。 こんな国に住んでいること自体が嫌になってきた。
08. 2013年6月28日 16:34:11 : o6kyOaW8Kk 日本の偉大さを証明する分布図だ。 ヨウ素１３１は、人口が多い福島市や郡山市の手前で奇跡的に止まっている。 日本は、どんな魔法を使ったのだろうか？((((^Q^)/
09. 2013年6月28日 19:46:12 : RtHpc6Pa3U おそらく、震災がれきの焼却、汚染地図の恣意的な汚染範囲、 原発の再稼働、プルサーマル計画続行など原子力推進政策、 強制被ばく政策続行には 米国の圧力がある。日本政府は断れなかったのでしょう。

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