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「現場トップの私の責任だ」福島第一原発・吉田元所長の思い〈週刊朝日〉 
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/564.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 18 日 16:44:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130718-00000010-sasahi-soci
週刊朝日  2013年7月26日号


 2011年3月11日の東日本大震災で水素爆発を起こした福島第一原発事故。当時の所長で、絶体絶命の危機回避の陣頭指揮をとった吉田昌郎(まさお)氏が7月9日、食道がんで亡くなった。吉田元所長がはじめてマスコミの前に姿を現し、取材に応じたのは事故発生から8カ月がたったころだが、その数か月前に本誌は吉田元所長の「肉声」を聞くことができていた。その言葉は、事故を起こしてしまった無念の思い、収束にかける情熱に満ちていた。

*  *  *

記者:3月11日、日本、いや世界が経験したことのない事故が起こった。

吉田昌郎元所長(以下、吉田):私がまず頭を下げなくてはならないのは、故郷に戻れない福島の方々です。すまない気持ちでいっぱいだ。現場トップの私の責任です。

記者:吉田さんも福島で長く勤務されている。

吉田:そうですね。原発のある浜通りは第二のふるさとですよ。そこが原発事故のせいで住めない状況になって、申し訳ない。早く事故を収束させて、元の浜通りにしたい。それが私に課せられた使命です。

記者:原子炉建屋が次々と爆発を起こした。一歩間違えばもっと被害が拡大していたのでは?

吉田:うん、福島だけでなく日本の東側は深刻なことになったかもしれません。

記者:なんとか踏みとどまれたのは?

吉田:現場のスタッフが不眠不休で作業にあたってくれた。自らの命を顧みず、現場に飛び込んでくれた。自衛隊や消防、警察など各方面の皆さんにも、本当に過酷な状況下、大変困難な作業をお願いし、やっていただき、しのげた。それをメディアは報じてほしい。

記者:事故の収束作業について、この方法でいいのかなど、さまざまな指摘がある。現場で指揮していてどう感じるか?

吉田:現状できるベストの方法でやっている。雑音がいろいろありますが、私のなすべきことは一日も早い収束。そのために日々やれることを積み重ねて、少しずつでも前進できるようにやっていく。

記者:東京電力や政府の発表内容と現場の状況がどうも違うという声がある。事故現場の事実がきちんと公表されているのか?

吉田:どのような広報、発表がされているのか、現場の私はすべて承知していません。原発はきちんと公開することが原則であることは、事故の前も後も変わりない。

記者:今は仮設の装置で原子炉を水で冷却しているだけ。まだまだ心配では?

吉田:放射線量が高く、近寄れない場所も多く、現場作業は危険を伴う。防護服と全面マスクで暑さや雨など気象条件も厳しい中、現場は高いモチベーションで頑張っています。私はそれを引っ張っていきます。元の福島、浜通りになるようにやるだけ。いかなることがあってもやり遂げます。


 

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コメント
 
01. 2013年7月18日 17:18:38 : JCEwZrASU2
今更だから何?って感じかな

02. 2013年7月18日 17:54:40 : TITIcRGNqU
・・・元の福島、浜通りになるようにやるだけ。
いかなることがあってもやり遂げます・・・

無主物で、終わり。


03. 2013年7月18日 19:26:30 : 8NcqzHYN5c
言い尽くされたことかもしれないが、重要ポイントのおさらいを

>一歩間違えばもっと被害が拡大していたのでは?
福島だけでなく日本の東側は深刻なことになったかもしれません。

現場の最高責任者の言葉として一つの原発事故が国土の半分近くを失うことを予想している。


>事故の収束作業について
現状できるベストの方法でやっている。

現場の知恵で最善の努力はできても、安全神話ゆえに決められた処理方法がない。
外国ではチェルノがそうであったように軍隊が作業するんでしょうが、日本は事故を未然に防ぐ対処には取り組んでも、起きた時の対処は何の報道もないですね。


>事故現場の事実がきちんと公表されているのか?
原発はきちんと公開することが原則であることは、事故の前も後も変わりない。

事故後は原燃の未点検や換気扇による放射能の拡散が発表されたので少しはましになりましたかね。(笑)


吉田所長への賞賛と責任論はあるが、命がけで現場を指揮した人の言葉は他の原発関係者の言葉より重いと思います。


04. 2013年7月18日 19:45:00 : piGNkVfnWo
1原発の所長ごときに原発事故を止める力などない。

そもそも津波が来る前に制御棒を挿入して原発を止めることができたはずだ。
時間は十分にあった。
出来なかったのは、地震ですでに操作が出来なくなっていたからと考えられる。
配管も信号ケーブルもズタズタになっていた可能性が高い。

電源が失われただと。非常時のUPS(バッテリー)くらいはついている。この操作をするのに電力などほんのわずかでよい。

バッテリーを探したのは水をかけるためで制御棒を挿入するためではなかっただろう。つまりもう壊れていたのだ。


05. 2013年7月18日 21:50:54 : 7oSKGju5kA
> 雑音

所謂本店の無能共


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