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「汚染食品食べない努力を」バンダジェフスキー博士
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/673.html
投稿者 パラサガン 日時 2013 年 7 月 29 日 17:11:16: 6n31nAnvXCdXc
 

子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
http://takumiuna.makusta.jp/e225660.html


本日の東京新聞に来日されてたバンダジェフスキー博士の記事が展開されてました。

体内にセシウム 心臓疾患まねく


チェルノブイリ原発事故最大の被災国ベラルーシで、死亡した人を解剖して臓器ごとの放射性セシウムを測定した医師がいる。ウクライナ在住の病理解剖学者ユーリ・バンダジェフスキー氏(56)だ。低線量被ばくに警鐘を鳴らす研究は当局に危険視され、投獄される憂き目もみた。来日した「不屈の学者」に聞いた。

中略

「たとえ微量であってもセシウムなど放射性物質が含まれる食品を継続的に食べ続けると、健康被害を誘発する恐れがある。内部被ばくと健康被害には相関関係がある」

病理解剖の専門家である同氏は90年、ベラルーシ第二の都市ゴメリにゴメリ医科大学を創設して、初代学長に就任。内部被ばくの影響を調査した。同氏は人の臓器にどれくらい放射能があるかを実際に解剖して確かめたことで知られる。96年〜98年、ゴメリ市内の複数の病院で、心臓血管系の疾患や感染症が原因で死亡した123人の大人や子どもを調査したところ、心臓や肝臓、腎臓などからセシウム137が検出された

同氏はセシウム137は特に心筋細胞に蓄積しやすく、心筋障害や不静脈などの心筋疾患が起きやすくなると結論づけた。ベラルーシ人の死因トップは心臓血管系の疾患だ。

中略

「健康被害が出ないことを望んでいるが、チェルノブイリからの経験からすると、楽観できない。内部被ばくに対処するには、汚染食品を食べないように努力するしかない。技術力と資金力のある日本は、よりよい食品の放射線量管理システムを確立できると信じている」

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時事通信社のインタビュー記事においては以下の厳しい認識も示してます。

「チェルノブイリよりペースが非常に早く、深刻な事態だ」


1986年に起きたチェルノブイリ原発事故で、住民の内部被ばくを調査したベラルーシの病理解剖学者ユーリ・バンダジェフスキー博士(56)が7月に来日し、時事通信社の取材に応じた。博士は同原発のあるウクライナを拠点に、放射性物質に汚染された土地で健康を維持しながら生活するにはどうすればいいか、新たな研究を進めている。博士は「東京電力福島第1原発事故で苦しむ日本の研究者らは、ぜひこの研究に参加して成果を役立ててほしい」と呼び掛けた。

 博士はチェルノブイリ事故で深刻な影響を受けたベラルーシ・ゴメリで、死亡した住民を病理解剖し、放射性セシウム137が心臓疾患に及ぼす影響などを突き止めたことで知られる。新たな研究は欧州連合(EU)から約300万ユーロの寄付を受け、フランスやドイツなどの医師や研究者らが参加。チェルノブイリから南に約50キロのウクライナ・イワンコフ地区で7000人の子どもを含む住民の健康調査と、食品の放射性物質濃度の測定などを実施する。博士は「内部被ばくしないための施策を進め、住民の健康を守りたい」と意気込む。

 福島原発事故後の日本の現状について、博士は「(政府や東電から)重要な情報が公表されていない」と批判。福島県をはじめ、東京を含む東北・関東地方を中心に広範に放射性物質が飛散したと指摘し、「福島以外でも住民の健康調査を徹底し、内部被ばくを避けるため食品のモニタリング検査をさらに強化すべきだ」と強調した。

 福島県の県民健康管理調査では、事故当時18歳以下の子ども12人が甲状腺がんと診断されたが、県の検討委員会は事故との関連を否定している。博士は「日本の医師は原発事故との関係を否定するのではなく、誠実に対応すべきだ」と述べ、「チェルノブイリよりペースが非常に早く、深刻な事態だ」との認識を示した。


被ばく研究、日本も参加を=チェルノブイリ調査の博士
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072800064

=======================

7/24のNHKためしてガッテンが今日の放送で「40代から多発!恐怖の隠れ心臓病」という特集を伝えてました。

突然、ギュッと胸が痛くなる「心臓病」。年をとってから気にする病気・・・かと思いきや、なんと40代が発症のピークという、ナゾの心臓病の存在が明らかに!しかもこのナゾの心臓病、心臓がすごく痛いにもかかわらず、最新の画像検査を受けても異変が見つからないというのです。もう一つご紹介するのが、どこも痛くないまま、突然死を招くタイプの心臓病。

放射線の影響のほの字も出さないNHK。

福島の甲状腺検査多発が報道されたあと、NHKは甲状腺の病気は国民病とタイムリーに特集を組んで伝えていた。そして今度は40代突然死、心臓病が忍び寄ると予防線をはるかのような特集で伝えてます。チェルノブイリの悲劇を散々ドキュメントで伝えてきたNHKは知ってる。セシウムは筋肉、臓器にたまることを。内部被曝で心臓病や心筋梗塞が増えることを。

SV換算論で大丈夫だろうと、100ミリまではガンにならないだろうと安全神話を盲信してる人も多いと思います。
ニュースにならないから危機感を持てないという人も多いなかで、311以降の体調不良に不安を感じてる人もいるのではないでしょうか。
少数派だろうとなんだろうと、訴え続けなければならないと思います。  

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コメント
 
01. 2013年7月29日 19:06:13 : Hg2LXuqja6
バンダジェフスキー博士の病理解剖のレポートが手許にあるが、こんな第一級の資料が在るのは?死の科学屋御用我苦死屋(笑)、御用学者連中には、脅威以外のなにものでもない。
この程度なら大丈夫、などと決して思わぬこと、と私は強調しておきたい。
びくびくして毒物を喰らうんではなく、自信を持って毒物が入っていない食べ物を子どもにも自分自身にも食べさせるように努力しよう。
難しいけれども。

ガッテン、見た見た!同感でした。放射能関係ないプロパガンがもろだしでした。馬鹿な番組だ。
NHKが、今まで放送してきた放射線関係の番組は、大概局外クルーの映像作品じゃないかな。
ガッテンなどは、完全なコントロールされた番組編成、企画で、ドキュメンタリーなどは、半ばアウトソーシングみたいな製作だったと思う。


02. 2013年7月29日 19:17:39 : BaqtjjdIAc
以下は「40代から多発!恐怖の隠れ心臓病」からの引用である。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/pdf/program/P20130724.pdf


引用@ ナゾの狭心症は、画像には映らない、この細い血管が狭まることで起きていたのです。その大きな原因の一つと考えられているのが、血管を広げる働きのある女性ホルモン・エストロゲンが減少してしまうことです。
この心臓病は「微小血管狭心症」と呼ばれ、更年期の女性の10人に1人はこの病気を発症すると考えられています。

バンダジェフスキー博士の“Les conséquences de Tchernobyl sur la santé”15ページから、一部引用。

>微小血管において、赤血球凝集による鬱血を伴う、不規則な血液急増を認めた。
ほとんどの毛細血管の内皮は、腫脹していた。その細胞間部分は浮腫の様相を呈していた。

バンダジェフスキー博士の研究によれば、まさしく放射性セシウムは、微小血管細胞の組織を破壊します。

ヤブロコフ博士の“Chernobyl Consequences of the Catastrophe for
People and the Environment”101ページから引用。


>事故後5〜6年で、汚染された地域では、ホルモンのアンバランス(エストラジオール*エストロゲンの一種、黄体ホルモン、 黄体刺激ホルモン、テストステロン*男性ホルモンの一種)が拡がった。

Hormonal imbalance (estradiol, progesterone,
luteotrophin, testosterone) became
widespread in the contaminated territories 5
to 6 years after the catastrophe (Gorptchenko
et al., 1995)放射性物質はホルモンのバランスを崩してしまいます。

英版ウィキによれば、エストロゲンは、アテローム性動脈硬化を防ぐ作用があります。

http://en.wikipedia.org/wiki/Estrogen#Estrogen_and_heart_disease

被曝とアテローム性動脈硬化との関連は、既知の事実です。、

以下はヤブロコフ博士の本、83ページからの引用です。

>Findings indicating accelerated aging in
practically all liquidators are changes in
blood vessel walls leading to the development
of atherosclerosis. Changes are also
found in epithelial tissue, including that of
the intestines (Tlepshukov et al., 1998)引用A
>Bさんは、糖尿病が原因で、心臓の痛みを感じる知覚神経の感度が鈍くなってしまっていたのです。このような狭心症は「無痛性狭心症(無症候性心筋虚血)」と呼ばれ、糖尿病や加齢によって痛みを感じにくくなっている場合に起こるものです。

これも、引用するまでもありません。被曝による糖尿病の増加も、良く知られている事実です。


03. 日本はひとつのチームなんです 2013年7月29日 21:47:56 : SOiJ6RcUWMrH. : GNdfJ9oguI
言うまでもないことだが、日本は世界で唯一の被爆国だ。
福島の事故以前から、日本人の放射能に関する知識は世界トップレベルにある。
セシウムなどの個別核種の挙動が日本人全員にまで共有されていたとは言い難いが、放射能に対する本能的な恐怖心は民族全体に備わっている。

確かにチェルノブイリは過酷な事故だったし、バンダジェフスキー博士は偉大な医学者だと思う。しかし、同じ事を何度も何度も繰り返されてもなあ。
まともな日本人ならずっと前からそんなことはわかってましたわ。
日本はソ連ほど広くない。その厳しい制約条件の中でみんな努力しとるんや。


04. 2013年7月30日 10:15:14 : RQXTPabS6E
NHKラジオ第一放送で「ガンは普通の病気です」「ガンととも生きていこう」
みたいな特集番組が続いた時期があり、一定の意図が感じられ非常に不快でした
一体誰のための公共放送なのでしょう

05. 2013年7月30日 11:29:32 : 7a485pUwzQ
日本人には核アレルギーはなかったようだ。
関東周辺の小学校では、今でもフクシマのものを食べて復興応援とかやっていると聞いたけど、本当に?

06. 2013年7月30日 16:20:11 : Q4ugh8WjtW
動物実験でもセシウムで女性ホルモン減少するらしい
http://p.tl/YAd7

07. 2013年7月30日 16:23:57 : EszHBBNJY2

原発推進派や、マスコミ関係者が汚染食物を
食べればいいのに、人に食わすことばかり一生懸命。
原発事故から日常的に異常になって、もう異常という感覚もなくなった。

自宅に飛んできた無主物の高濃度の汚染破片を原
鉛の容器にいれて東京の経済産業省のお食事にまぜても
東京電力の社食のスープに混ぜ込んでも犯罪じゃないよね。


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