でもな、その堤防のある海岸から２００M離れたところでな、造成工事をやるとしますやろ？ほなな、土を掘って二ｍかそこいらほったところでなにがおきると知ってますか？じんわりと海水がわきよるんですわ。

地下では地下水から海の水までつながっとるいうことですわ。
そやからな、京大の先生が２０１１年にいうてはったみたいに地下深くダムみたいにな遮蔽のための仕切りをいれよっていうてはったのは正しかったっちゅうことですわ。

今頃土を上辺だけ盛ったりするようなちゃちなことやったってあかんということや。

国は東電にほつけてばかりやっとらんと早いとこ「行政代執行」でも強権を発動して国が急いでやらなあかんのやさ。

そんなの当たり前。小学生高学年程度の頭あればそんな中途半端な壁の効果は作る前から判る話。
ぬかるんだ田んぼに文具の３０ｃｍ下敷きを差し込む方法で、向こう側の水がこちら側に来るのを止められるか否かを想像すればバカでも判る。

早い話が移染計画のバカさ加減と同じである。

本気で汚染水のダダ漏れを止めるなら、人類が絶滅してるだろうと思われる１００万年間どんな天災があろうが完全に水が漏らない材質と構造の深さ５０００ｍの地中壁で、1〜4号機の周囲1〜２ｋｍの範囲を取り囲み、かつ順次溜まる汚染水をその都度安全に宇宙の彼方にでも放り出す以外ない。
だが移染作業と同じでこんなことは不可能だ。

せいぜい遮水壁計画を全号機を取り囲む補修可能な超大規模なものにして時間を稼ぐしかない。

それすら出来ないなら、逃げた燃料が勝手に死んでくれるか捕まえて完全に隔離できない限り、野放しの燃料は汚染水を増やし続けるのでダダ漏れを防ぐ手は無い。

少額で場当たり的な処理をして、問題や欠陥が見つかったり、
耐久力や老朽化で限界が来て補修を繰り返す。

気が付けば膨大な金を浪費してしまっていた…
その金で最初からしっかりしたモノを造っておけば、っと後悔する。

　原発は建設で儲かる。
　原発は稼働で儲かる。
　原発は事故処理で儲かる。
　最初から半永久的に儲かる仕組みになっているのです。
　だから余りにも美味しくて、どんなことがあってもやめられません。
　奇形が出ようと病気が出ようと死人が出ようと構わないのです。
　それほど莫大な富を齎してくれるのです。
　だから、庶民が何を言おうとも絶対にやめられません。

　命は金で買えるのです。
　だから金儲けは正義なのです。
　なんとなれば生命は存続することが、その最大目的なんですから。

　と、このような発想であるらしいので、原発推進を止めるのは現在の日本ではかなり困難でしょう。それはアベノミクスという参院選挙の主張を是認した（と言っても高々２０％くらいか）国民が主権者の国家なんですから。