原発の燃料棒は濃縮されたままのウラニウムは使用されず、自然崩壊を遅延させるため混ぜ物にしている。だから、混ぜ物を結合させる水素が発生するため、水素爆発や高温の熱での蒸気爆発が避けられない。そのため、原発設計は緊急時、水素や蒸気を逃がすように設計されている。そこで原発は、水素や蒸気を逃がし爆発を防ぐため、水素や蒸気に含まれた放射能を放出する。

原発は放射能を蒸気と一緒に放出していますが，放射能は希釈され巨大な大気や海洋に放出薄められバレることはない。もしもバレたら「致死量以下だから安心」と安全だと逃げています。

放射能を含む水素や蒸気漏れが避けられない原発の設計になっています，そして想定外の操作や設計ミスだと認めれば許される不思議な空間。知らぬが秘密だったのでしょう。

もっと低い発熱量を放射する原子を燃料棒に採用しないのか？それは、濃縮されたウラニウムやプルトニウムなら、スグに原爆を作成できるからです。米国に最新兵器をねだって断わられたら「原爆保有国になる」と威張っている政治家が多数派です。イージス艦だって何積んでいるか分かりませんよ。ミサイルピットが多数あるのでは積んでいると思います。

地下水は原子炉建屋よりも西側、つまり、陸地側の敷地標高が高いところから流れ下ってきている。事故前は、そういった地下水は海岸の地下から海へ流れ出ていた。

ところが、今東電がやっていることは、岸辺の地中に防水壁を造り、海への漏出を止め、その上でかつ、原子炉建屋の地下を防水壁で囲み、冷却水が地下水と混じり合わないようにするということだ。

しかし、ここには幾つか問題がある。

１．地下水の分布は多分とても広範囲に渡っている。どこかでくみ上げても、その結果、より広範囲のところから地下水が移動してくるだけになる可能性が強く、結果的にあまり地下水水位が下がらない可能性がある。

２．既に原発建屋の地下水が非常に酷くそして大規模に放射能汚染されている可能性が強い。つまり、今更、原子炉建屋の地下へ地中壁を造っても、汚染された地下水が大量に周囲に溜まってしまっている可能性がある。これは、原発事故後、福島第一原発の周辺で非常に数多く地震が起こったことも関係している。事故後1年と半年程度、福島第一原発周辺は地震の巣と言ってもいいほどマグニチュードが1程度の地震が起こっていたし、それ以上の大きさの地震も頻発していた。地震が起これば、震源域の地盤は揺れ動き細かい亀裂が入る。その結果、地下水の移動が起こる。原子炉建屋の地下部分、多分、基礎の亀裂やトレンチの亀裂などから、核燃料がメルトダウンして冷却水と接触した結果できた放射性物質の粉末状のものが、そういった地下水の移動によって原子炉建屋の地下のかなり広い地域へ拡散してしまっているはずなのだ。

３．海岸の地下へ遮水壁を造ったが地表から深さ１ｍ程度の部分は工法上の問題で遮水壁を造れないという。しかし、これは別の工法で遮水壁を造ればそれはそれで解決できる。しかし、地下水は横に広がることがあり、または既に広範囲に拡散している可能性が強く、海岸線に沿って1キロ以上の規模で遮水壁を作らなければならなくなる可能性がある。多分、これはとても難しい。

４．海岸線に沿って地中に遮水壁を作っているが、地下水の移動、つまり、海への地下水の移動は遮水壁の深さよりもより深いところでも起こっている可能性がある。

５．原子炉建屋の地下へ造る地中壁は、http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/130426/130426_02k.pdf　に説明されているようなもので、地下へ冷凍液を流す配管を埋め、地盤を凍結させることで遮水壁を造るというものだ。そして、これは深さがどの程度になるかがはっきりしない。上のリンクの資料も適当な深さまでと言うようなことが述べられている。しかし、これも4で述べたように、より深いところで地下水が動いている可能性があり、地下水漏出が一部しか防げない可能性がある。

　自分としては、既に2年以上漏出が続いていたわけで、もう腹をくくって、沈殿槽のようなものを海岸線に沿って作り、そこで薬剤で地下水を処理して放射性物質をなるべく沈殿させて分離し、後はそのまま海へ流すしかないのではと感じる。そもそも今でも空中へはかなりの放射性物質が常時漏れ続けている。

　福島県漁連会長以下の役員は何様のつもりだ！

　金で譲れぬ一線を明らかに越えてます。

　九州新幹線建設予算欲しさに川内原発建設推進してしまつた自分が

　偉そうに言えないが、これだけは拒否して欲しかった。

漁民には漁業権があるから、表向き同意を取るのだろうが、
どうせ取った魚は、陸揚げ地を変えて首都圏に出荷するだけ。
自分達が食べるのではないから平気だ。