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ずさんな事故収束作業、誠意無き原発難民への賠償、そのツケを払わされる日本の市民 ドイチェ・べレ(ドイツ国際放送) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/218.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 24 日 01:56:01: igsppGRN/E9PQ
 

ずさんな事故収束作業、誠意無き原発難民への賠償、そのツケを払わされる日本の市民
http://kobajun.chips.jp/?p=13390
2013年8月24日 星の金貨プロジェクト


【 財政破たんが目前に迫る東京電力 】
幾重にも危険が増していく福島第一原子力発電所

ドイチェ・べレ(ドイツ国際放送) 8月19日


これまで東京電力が公にしてきた福島第一原発における事故収束作業の状況は、全くの虚偽であったことが判明しました。

汚染水の海洋への流出は続いており、日本政府が乗り出さざるを得なくなりました。

1年と年限を設けた上で東京電力の筆頭株主になりましたが、日本政府はこれまでは極力経営その他に口を出すことを控えていました。

このため福島第一原発の事故収束作業と、同発電所が事故の際に放出した大量の放射性物質によって汚染された地区の、人々の生活や事業の補償問題については、東京電力はこれまで任意に進めることが出来ました。

しかしそのずさんで無責任な対応のつけは、日本政府、ひいては国民全体に回ってくることになりました。

日本政府はまず、東京電力が2年以上に渡り汚染水を太平洋に漏出し続けてきたことを認めなければなりませんでした。

しかもその量は半端なものではなく、最新の試算によれば毎日300トンという量であり、各メディアはこの量が1週間でオリンピック・サイズのプールがあふれてしまう程の量である事を伝えています。

産業事故06
http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/69a55fb93cc8f4c1c5dfbb82af533759.jpg


東京大学・工業科学研究所の調査グループは、福島沖の海底の状況に関する研究結果を公表しました。
日本のメディアはこの調査を率いたブレア・ソーントン博士の発言をこう伝えています。

「私たちは福島第一原発周辺の海域で、周辺と比較し、放射線の量が10倍以上高い地点を20か所以上確認しました。その直径は10m程度のものから、大きいものでは直径数百メートルに及ぶものもありました。」

▽ あまりに多い解決すべき課題

チェルノブイリの事故以降、人類史上最悪となった原子力発電所事故が発生した後、日本政府は東京電力に対し2つの矛盾した指示を与えました。

ひとつは津波の襲来に対して適切な防衛策を採っていなかったがために起きた福島第一原発の事故について、発生するすべての費用は東京電力が負担しなければならないとするものです。
もう一つは国から受け取った財政援助金をできるだけ早く返済できるよう、経費節減やリストラによって一日も早く利益を確保できる体制を再構築せよというものです。

しかし実際には、福島第一原発が引き起こしたあらゆる被害について、東京電力一社で弁済することなど、到底できそうにはありません。

下河辺会長
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今年始め、下河辺和彦(しもこうべ かずひこ)取締役会長は東京電力の債務超過が、切迫した状況にあり、このままでは一時国有化の策も失敗に終わる可能性があると警告しました。
国と東京電力は事故収束作業開始当時、その費用総額は1兆円程度と見積もっていました。

ところが東京電力が支払った費用はすでに3兆円を支払っており、事故収束・廃炉作業の終了までには少なくともその5倍の費用が掛かるものと見られています。
そのためには来年2014年3月までに、東京電力に対しさらに1兆600億円の資金注入が必要になります。
これだけはもう避けることが出来ません。

▽ 不足する現金

はっきり言えることは、東京電力にはこれらすべての費用をまかなうだけの現金は無いという事です。
そしてここにきて福島第一原発では、汚染水問題を始めとする放射性物質の漏出の範囲が拡大しつつあり、政府としても東京電力の資金不足を認めざるを得ないだろうというのが大方の見方です。

安倍晋三首相は経済産業省に対し、福島第一原発の汚染水問題の解決に直接乗り出すよう指示せざるを得なくなりました。
結局国民が支払った税金からまず400億円というお金が、福島第一原発の事故処理の序章とも言うべき部分で使われることになりました。

汚染水調査 1
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東京電力はこの資金で原子炉建屋付近の土壌を凍結させて地下水が入り込まないようにし、これ以上汚染水が生み出されないようにする対策を実施する予定です。
しかしこの対策はこれまで一度も試されたことはありません。

しかしこの対策はきわめて高くつきます。
年間を通して地中を凍結させておくためには、莫大な電気を送り続けなければなりません。
維持費用がきわめて高額に上る恐れがあるのです。

▽ 汚染され続ける地下水

今回政府が400億円という多額の追加援助をせざるを得なくなった事で、東京電力に福島第一原発の現場の事故収束能力があるのかどうか、その点が改めて問われることになりました。

ある専門家は、今年の始め、ネズミが配電盤内で感電死したことにより停電が起き、原子炉の冷却装置が作動しなくなったトラブルについて、改めて指摘しました。

また、汚染水の漏出を止めることが出来ない、この点こそ東京電力には福島第一原発の事故を収束させる、その能力が無いことを証拠づけるものだという指摘もあります。
東京電力が地下に築いた防護壁は、地下水の水位の上昇を招く結果に終わりました。
東京電力の尾野昌之原子力・立地本部長代理は汚染水漏出について、現在制御できない状況にある事を認めました。

http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/1106261.jpg


汚染水の容量の増加は非常に早く、このままでは汚染水を太平洋に流し込む以外、対応のしようが無くなる可能性があります。

「状況はすでに、東京電力の対応能力を超えてしまっているのです。」
かつて原子炉設計に携わった工学博士の後藤政志氏が、こう語りました。

東京電力は一企業としてできることはやって来ましたが、その事と福島第一原発の事故の完全解決とは全く別の次元の問題だったのです。

http://www.dw.de/tepco-unable-to-foot-the-fukushima-bill/a-17017060

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +

ニューヨークタイムズの記事にありました( http://kobajun.chips.jp/?p=13119 )が、日本の原子力行政は
「福島第一原発の事故収束作業すら、日本の原子力ムラの勝手にさせ、一層自体を悪化させてしまった」
挙句、そのツケを国民に押し付けてきたことになります。
福島第一原発の事故について彼らが『反省』など一切していないことが、この一事によっても解ろうというものです。

結局、巨額に上る福島第一原発の事故収束・廃炉作業の費用が私たち一人一人の肩にのしかかってきますが、それを支払ったからと言って福島第一原発の事故の収束が図られる保証は無いのです。

ガーディアンに掲載された
「現状を見る限り、福島第一原発の事故は永遠に続くように思える( http://kobajun.chips.jp/?p=13292 )」
その言葉が、今、私たち日本人に重くのしかかってきます。


 

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コメント
 
01. 2013年8月24日 09:09:14 : PFdOP56WPM
20130823 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は・・・」
http://www.youtube.com/watch?v=wQie5ojr2OQ

02. 2013年8月24日 10:26:05 : I8nWmGJEQA
レベル3高濃度汚染水流出事故:「日本政府と東電、その場しのぎに終始」「行き詰まりは間近」 フランス放射線防護原子力安全研究所ジョリー副所長が指摘/ルモンド紙(8月21日)

2011年3月11日の福島原発事故発生以来初めて、日本の原子力規制委員会は国際原子力事象評価尺度(INES)に基づく「レベル3(非常に深刻)」原子力事故の発生を警告した。300トンにのぼる高濃度汚染水の流出が発表された福島原発の現状について、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のジェローム・ジョリー副所長に聞いた。


ルモンド紙: 今回の汚染水流出はどんな性質のものでしょうか。

ジョリー副所長: 

2011年に起きた福島の原発惨事では、敷地内全ての排水設備が破壊され機能不全に陥りました。この状況は現在も放置されています。通常であれば原子炉を冷却する水が原子炉直下の地下水層に染み込まないよう、分離する形で排水されますが、福島原発事故の発生以来こうした分離はなされなくなりました。こうして過去2年半にわたって汚染水が地下に漏れ続け、大きな問題となっているのです。

ルモンド紙: どんな対策が可能でしょうか。

ジョリー副所長:  

東電は破壊された排水設備の代わりに常時汚染水をくみ出す方法を取っていますが、これを将来に渡って続けるのは不可能です。最終的には敷地内に汚水処理設備を設置して、原発から日々排出される大量の放射性汚染水を浄化処理して海に捨てる体制が必要となります。

海に汚染水を放出するにあたっては、政府が安全規準を定め、浄化プロセスが十分であるかどうかの検証、リスク評価、環境への影響調査、監視体制などを整えて、汚染水の放出には政府の許可が必要な体制にして監視を行います。

東電は原発の周囲に障壁を設けて地下水の流出を抑えることを考えていますが、この方策はかえって原発周辺の地下水の水位を上げることにつながり、東電はより多くの汚染水を常時汲み上げなければならなくなります。日本政府は福島原発の周囲を氷結させて汚染水の流出を防ぐことを予定していますが、本当にうまく行くのか、環境や健康への危険は無いのか、疑問が残ります。どちらにしても、非常に困難なプロセスになることは間違いありません。

(抜粋、要旨)

●元の記事:「福島における汚染水対策はその場しのぎに過ぎない」/ルモンド紙(8月21日)
(« A Fukushima, les solutions mises en oeuvre sont qu’un pis-aller », Le Monde, 2013.08.21)

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/3821-73d5.html


03. 2013年8月24日 16:04:40 : WM6SjWcEeU
こんな国でオリンピック!
まさかしないでしょうねぇ!世界よ

日本の中枢は狂ってます
事故の終息よりもオリンピック招致に必死です


04. 2013年8月24日 16:25:01 : ZVjNEpe2Yc
オリンピックが仮に東京に決定しても、各国選手団が参加拒否するから実現不可能だ。1980年のモスクワ大会がソ連のアフガニスタン侵攻で西側諸国のボイコットに逢ったことを覚えている人は多い。この時は何とか開催できたが、今度は放射能だから、これまでとは状況が違う。

それ以前に、世界各国の航空会社が福島第一原発に近い成田空港への乗り入れ拒否を表明するだろう。


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