水だから簡単に排泄できると思っていませんでしたか？

これを知ったときは、驚きました。

物理的半減期は、１２．３２年ですが、生物的半減期は、１７．７７年です。

http://www.wolframalpha.com/input/?i=tritium&lk=4&num=1

むしろ逆に高濃度トリチウムはやばいっていってるのと同じだから
トリチウム無害説の信ぴょう性が疑われるので
いまの稼働中だった原発から垂れ流しのトリチウムは危ない。

トリチウムは除去できない。。。それは本当だろうか。実は、政府はトリチウムを除去できる技術を既に受け取っているわけです。

http://www.onpa.tv/2013/08/11/1893

http://sunshine849.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

http://blog.goo.ne.jp/narudekon/e/a614779c0fb09de38540b4e86e5c99da

政府が受け取ったケッシュ財団の技術を使えば、トリチウムすら浄化できます。汚染水問題は完全に解決。太平洋に流出したものも浄化し、破壊された生態系も元に戻せるんです。今生きている世代の人たちが生きているうちに、これらは実現できます。何十年、何百年などという時間は必要ありません。庶民をゴミのように扱いたい支配者たちが何百年もたたないと解決できないのだから諦めろと洗脳しているんです。解決できる手段はあります。ケッシュ財団の技術だけがこれらを根本的に解決し、世界を救うことができる唯一の方法です。

http://www.wolframalpha.com/input/?i=tritium&lk=4&num=1

上記サイトには、

biological half-time：生物学的半減期は、12 days：12日と記載されています。

ただし、有機結合型トリチウムは約30日〜45日滞留。
トリチウムの生物影響
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-02-20
飲料水や食物から摂取されたトリチウム水は胃腸管からほぼ完全に吸収される。
トリチウム水蒸気を含む空気を呼吸することによって肺に取り込まれ、
そのほとんどは血液中に入る。
血中のトリチウムは細胞に移行し、24時間以内に体液中にほぼ均等に分布する。
また、トリチウムは皮膚からも吸収される。
最近問題になっているのは有機成分として取り込まれた場合の
有機結合型のトリチウム（OBT：Organically Bound Tritium）で、
一般に排泄が遅く、体内に長く留まる傾向がある。
トリチウムは水素と同じ化学的性質を持つため
生物体内での主要な化合物である蛋白質、糖、脂肪などの有機物にも結合する。
経口摂取したトリチウム水の生物学的半減期が約10日であるのに対し、
有機結合型トリチウムのそれは約30日〜45日滞留するとされている。

lifetimeは、何を意味するのでしょうか？

たとえ2倍の数字を30回繰り返すだけで単位は億に達する。

ここに紙がある、これを50回折り曲げると厚みはいくらになりますか。その厚みは月まで何十回も往復できる距離になります。厚みを0.1mmで計算すれば１億キロメートル近くになる。ごまかすでない。

これは、胸部レントゲン被爆はたった一回で０．０５ミリシーベルト（５０マイクロシーベルト）だ。胃のレントゲンは一回で０．６ミリシーベルト（６００マイクロシーベルト）だから空間線量が1や２マイクロシーベルト／ｈなどたいしたこと無く安全だなどと爆発直後盛んに御用学者が言っていた詭弁と同じである。ここで言ってる「１や２マイクロシーベルトの空間線量」が放射能水に関する｢薄めて・・」に相当するものである。

つまり空間線量による被爆は年間通じて片時も無く被爆していくものであり、原発推進連中が言うレントゲンは１回限りの被爆である。たとえば２マイクロシーベルト／ｈの場所に常にいたとして２マイクロを１年間（８７６０時間）浴びるわけで、年間積算被爆量は約１８０００マイクロシーベルト（１８ミリシーベルト）であり、２年間居れば３６ミリシーベルトの被爆である。これをレントゲンに換算したら１年間で一人で３０〜４００回も撮影することになる。そんな撮影回数は現実には存在しない。
だから１や２マイクロシーベルト／ｈの環境のほうがレントゲンなどより圧倒的に危険なのである。この「空間線量とレントゲン」論法が「放射能水薄め流し」と同じ話である。

話を「放射能水を薄めて流せば・・」に戻すと、いくら薄めても全タンクの総量を流すあるいは大量な分量流すということなら、そこに含まれる放射能の絶対量は膨大なのだから、早い話が「薄めて大量に放射能を流す」という話なのである。

魚や環境に対する影響の度合いは放射能の絶対量である。
つまり、薄めようがそのままだろうが放射能は基本的に消えないのだから、最終的に流す放射能水の量に含まれる放射能の絶対量で魚や環境に対する危険度は決まる。拡散しようが何しようが本質的にそうである。

だから危険度を論じるなら流す放射能の絶対量で論じなければならない。
このことから、「日常的に原発からは放射性排水をしてるから今度の汚染水希釈放出も問題ないハズ」とあたかも原発排水と同じだと言いたげなことを言う当局や御用学者が沸いてきて、いみじくも原発が環境破壊の大スターであることを白状しやぶ蛇で失笑物だが、この言い草も詭弁であることが判るだろう。

つまり犯罪者東電と犯罪者国は、垂れ流す放射能の総量を何も釈明してないのである。

「世界中の原発が日常流してるから俺も流してどこが悪い」というヤクザな言い訳も聞こえてるが、「あいつが泥棒してるから俺が同じことしてどこが悪い」と言ってるのと変わりなくそれだけでも言語同断だが、１０００歩譲って世界の原発と同じように流していいと仮定して、流す水の毒濃度レベルは通常運転の原発排水と同じにしなければ国際犯罪確定だから同じにするしかないが、放射能タンクの水は通常運転の原発排水は大違いのとんでもない超高濃度である。

それを低レベルに薄めるためアルプスなどの浄化装置を使うというが、超高濃度の放射能水の発生が止まる見通しはまったく無いうえ浄化装置のこれまでを見れば早晩使い物にならなくなるのは明らかであり、その場合結局大量の水で超高濃度放射能水を薄めるしかない。

そんな事態になればほんの少量の超高濃度放射能水に対し大量の希釈用水使用となり、継続した海洋放流にも関わらず毒は細々流す状況となり超高濃度放射能水の減る時間は気の遠くなるような長さかかる一方、超高濃度放射能水は流す以上の速さで増え続ける恐れもある。
結局放射能水は敷地に溜まる一方となるに違いない。１０００歩譲る世界の原発排水と同じように流すなども隠れて超高濃度を少しだけ薄めて流す犯罪でも犯さない限り無理なのだ。

ま、日本では、福一の汚染水は海に垂れ流すし、再処理工場も閉鎖しないし、ついでに言えば脱原発もしないから、安心しろ。