http://www.nikkei.com/article/DGXDZO59415710X00C13A9EA1001/

http://ik8160.blog.ocn.ne.jp/wieblo/2013/09/post_4a14.html

2013/9/7付 情報元 日本経済新聞　朝刊

　東京電力福島第１原子力発電所の汚染水の問題が深刻度を増している。当事者能力を失いつつある東電に代わり、政府が収拾に乗り出した。増え続ける汚染水の構図を一変させるには、浄化して海に放流する計画を軌道に乗せる必要がある。

■地形考慮せず

　「やはり川だったのか……」。産業技術総合研究所（茨城県つくば市）の丸井敦尚地下水研究グループ長は１枚の古い白黒写真を見て、うなった。

　第２次大戦後に米軍が撮影したとみられる福島県双葉町付近の航空写真。いま福島第一原発のある場所に、海へと流れ込む一筋の川がくっきり映っていた。丸井氏は政府の汚染水処理対策委員会に参加する地下水研究の第一人者だ。福島県は南北に阿武隈高地が貫き、山に降った大量の雨水は川や地下の水脈を通じて東の太平洋に流れ出る。その水の通り道の上に、福島第一原発は造られていた。・・・

　「地形を考慮せずに建設したことが立地上の欠陥となり、今の汚染水のそもそもの原因」と丸井グループ長は指摘する。水との宿命を負った福島第一原発。その出口は見えない。 　

コメント
01. 2013年9月07日 23:24:39 : EkifPtJ3Do これはどういうことだ！ 福島第一原発は川を埋め立てた「埋立地」に作られているということか。 地震で液状化するリスクもある。 凍土による遮水壁を作っても、全く意味がないではないか。 底から速やかに流れ出てしまうぞ。
02. 2013年9月07日 23:40:03 : 3nTXkp9TvA 川の有った場所なら所有者は国か自治体。 住民の立ち退きトラブルも無く、安く手に入ったのだろう。 最初から汚れモノを海に捨てるのに便利な排水路としても使えるじゃん とかまで思っていたのかも知れない。 地盤が緩いなんてどうでも良かったんだろ？
03. 2013年9月08日 02:53:48 : CsXIBazJ1w 軽水炉原発は冷却のために水が不可欠。規制委田中委員長は「あそこには富岡水脈という大きな地下水脈があって・・・」と当然のように承知している。建設時には東電が原発立地として好都合と判断したのでしょう。事故が起こって放射能汚染の防護ができなくなったときに（地下）水が放射能を拡散することは想定しなかったのでしょう。地震大国の原発を作った時にすでにもうひとつの過失で犯罪です。
04. 不乱坊 2013年9月08日 07:04:59 : kbTBOGSw0930o : zepbzQlwGA どういう問題なのかは、詳しい方に解説していただけるとよいのだが、川の流れ、 コースというかルートというか、それは不変ではないのでしょう。 昔は川だったところが平地になり、違うところを水が流れているというようなことは、 わりと聞きます。なので、川を無理に埋めたというような話ではないのでは？ 水脈からみれば、通りうるルートの一つであるというような。 地下を流れる川（ルート）もあるというから、地下水が豊富という意味なんでしょうかね。 豊富だから、汚染水もこれから豊富に作られるということか。悪夢には違いない。
05. 2013年9月08日 07:34:06 : rvTfiDA42E 浜岡の経緯と行く似てますね。川は断層ですね。
06. 2013年9月08日 09:24:41 : cjOHFfpDqg 低い丘状の海崖を掘削して作られたはず。 記事が正しいとすれば、候補地の選択においても、事実の捏造が行われたことになる。

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