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汚染水対策 凍土方式導入のデタラメ露呈(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/844.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 02 日 21:11:01: igsppGRN/E9PQ
 

汚染水対策 凍土方式導入のデタラメ露呈
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar358171
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9952.html
2013/10/2 日刊ゲンダイ


 大新聞はてんで報じなかったが、先月末、開かれた東京電力福島第1原発の汚染水を巡る閉会中審査で、例の「凍土壁」方式導入のデタラメが改めて、露呈した。

 政府は「総合的に検討して、凍土方式が妥当と判断」とか言っていたが、民主党の馬淵澄夫氏が透水係数(水をどれくらい通すかという係数)が「ゼロ」となっている根拠を尋ねると、いきなりアウトだ。

 実験やシミュレーションに基づいた数字ではなく、「理論上の数字」、つまり、水が凍れば透水はゼロになるだろう、という「机上の空論」だったことが分かった。 

答弁に立った中西大臣官房審議官が「工学的判断にもとづくものではありません」と認めたのである。

土の中は水が凍ったとしても、大小の石があるわけで、もちろん、アチコチに亀裂ができる。そこを地下水が通れば、当然のように漏れてしまう。

しかも、この辺の地下水は理論値で1日当たり、8.8センチも動くという。かなり激しい流れになる。馬淵氏は「地下水の実流速度を測っているか」と尋ねたが、これにも「流速は測っていません」(中西審議官)とタジタジだった。

さらに政府の報告書には「(凍土壁を造っても)平成32年、長期的なメンテナンスは困難になるがゆえに、その後は比較的高い遮水能力があり、維持管理が簡単な粘土による遮水壁に入れ替えを行うことも検討するべきだ」と書いてあることも判明。要するに「凍土方式」は見切り発車の緊急避難だということがクローズアップされたのである。

凍土方式は民主党政権時代、当時、首相補佐官だった馬淵氏を中心に導入が検討されたが、実現性に疑問符がつき、見送られた。それが復活した裏には、相当の理由があるのだろうとみられていたが、何もなかった。分かったのはいまだに場当たりの政府の無責任だけである。


 

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コメント
 
01. 2013年10月02日 21:31:02 : lqOPOFnyLE
つまりは、なにかをしているという弁解と新技術で完全さを演出しているにすぎないということか。

02. 2013年10月02日 22:31:08 : hSjIZyBXRo
どこぞの誰かさんの「地面を凍らせてせき止めるというのはインパクトがある
国民に受けるに違いない」と中二マインドを刺激しして 実効性を無視して
採用されたんだったりして
世界に冠たる、とか史上初のtか大げさな文句が好きだからね・・・

03. OVNI43free 2013年10月02日 22:34:36 : IhyfVrYJsi8bA : oHCxGyqGvo
最近も凍土とアルプスで大丈夫みたいな宣伝があったが、どちらも全く役立たず。アルプスは、さあ稼働だという度に故障、いろいろ理屈を言っているが結局そんなもんだと言うこと。

04. 2013年10月02日 23:17:52 : CF9GERiMMw
根本的に凍土工法と言うのはトンネルなどの湧水を仮設的に止めるのに使用される技術なのです。
本設の止水工法を行う為のつなぎ工法である事は建設関係の仕事をしている人間であればだれでも知っている事です。
それをあたかも止水方法の決めてでもあるかのように語るのを聞いて失笑を禁じ得ません。
しかし本気でこんな事を東電や政府が考えているとしたらいささか頭を疑いたくなります。それだけならともかくそれに税金を使われるのではたまったものじゃありません。
そしてこんな連中に原発など任せてはいけないと強く感じる次第です。

05. 2013年10月02日 23:19:42 : uj2GV27PFA
凍土など実績もほとんどなく折れても部分的に温度が上昇しても電力供給が止まっても役に立たない。

粘土方式、何だこれは。そんな工法はどこにもありません。

掘削域をベントナイト溶液で満たす工法は施工の一段階としてはあるがそれはあくまでもその部分を鉄筋コンクリートで置き換えることが前提。

もう一度言います、そんな工法はありません。


06. 2013年10月02日 23:36:21 : NBvVxqM6jg
対処しているフリとゼネコンにカネを流す口実が出来て一石二鳥なんだろうね

07. 2013年10月03日 00:15:21 : XDPv4yQIpU
凍土方式を選択する自民党の対応力が低いと受け取られかねない

対応能力を疑われる選択はやめるべきだ


08. 2013年10月03日 01:19:30 : tvT5orPVtk
汚染水、国が追加対策…凍土壁の効果不十分なら

 茂木経済産業相は30日、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水対策として設置する「凍土壁」について、「効果が十分でなかったときは、追加的な対策を取る」と述べ、必要であれば国が追加対策を取る方針を明らかにした。

 汚染水対策を巡る国と東電の役割分担では、「技術的難度が高いものは国が前面に出る」と強調した。

 汚染水問題をめぐって同日開かれた衆院経済産業委員会の閉会中審査で答弁した。

 福島県が福島第二原発の廃炉を求めていることに対しては、「福島の心情を考えると、他の原発と同列に扱うことはできない」と述べ、地元の要求に理解を見せた。ただ、「エネルギー政策全体や新規制基準への対応、地元の意見を勘案して事業者が判断すべきだ」として、実際に廃炉とするかどうかの判断は東電に委ねる考えも示した。

(2013年9月30日23時20分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130930-OYT1T01194.htm?from=blist


09. 2013年10月03日 01:59:14 : bxtXC8tF1o
やっぱり、原子力村の人達は事故を収束させるのは無理だとおもってるんだ。

溶けた燃料が何処にあるのか調べもせずに凍土方式って、おかしくないか?
水を注入して冷やせば、メルトスルーした燃料と土砂が混ざって、ある程度で沈下は止まると言っているが、比重を考えると溶けた土砂と混じり合う事はないと思うんだけど。
毎時2cmで、今も沈下してると思われる。


10. 2013年10月03日 03:20:23 : UbXr50XiWh
東電を潰さないという前提があるならば逆に朗報なのでは?
供奉アップして国の負担で至れり尽くせりだろ

11. 不乱坊 2013年10月03日 04:32:00 : kbTBOGSw0930o : gmVLe4WQaU
凍土方式てのが、いちばん費用がかかるから、財界に国庫の金を横流しする言い訳に使われたんじゃないの。
この前も書いたけど、池田清彦教授の本に(原発とは関係がない話だが)、トンネルを作るのに、
いちばん環境に負荷の少ないルート・工法を提案しても、行政は認めない、という話があった。
>「工学的判断にもとづくものではありません」
最も手間のかかる、したがってゼニがかかることをすることが、財界の希望であり、
官僚はそれに応えることが務めなのですよ。ALPSも、役に立とうがたつまいが、でしょう。

12. 2013年10月03日 09:38:19 : rrhrFN6JLd
なんせおがくず流した連中だからな。おつむもその程度。

13. 2013年10月03日 10:56:47 : ZZAocJNKpQ
凍結試験を行いましたが、40日経っても、半分しか凍結していないことが判明。

>8/22より凍結を開始し,40日経過
CASE1, 4では,No.4で0℃を下回っており,凍結止水壁が完成に近づいている
CASE2, 3では,No.4で0℃を若干上回っており,凍結を継続する

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_131001_04-j.pdf (34ページ以下)

http://fukushima-diary.com/2013/10/photo-frozen-water-wall-cant-be-frozen-even-though-40-days-have-passed-since-test-started/


14. 2013年10月03日 11:05:42 : 9DK7d3hjqQ
凍土は、コストが高い。
金属冷却やガス冷却を無視し、水で冷やし続けるしかないと、騙し続け、水冷を破綻させた末に、莫大な国費をつぎ込むのに、有無を言わせないように誘導した。
収束作業にも談合があって、凍土は鹿島建設が取ることは、ほぼ決まりだろう。

好意的に解釈すれば、「粘土」については、ゼオライトなど透水性の低い粘性土を使ったアースダムかな。
そういう案なら出てきてもおかしくないし、凍土よりはマシな気がする。

「工学的判断にもとづくものではない」ということであれば、カルディコット女史の「北半球は、ひどく放射能汚染される」や、小出氏の「日本はおしまい」も同じではないのかな。
カルディコットさんは専門外だから、机上の空論だろう。
小出氏も、シミュレーションに基づいたデータがないのであれば、机上の空論だろう。

両陣営ともに、国民の立場での情報提供や対応を望むものである。
ま、それを期待するほど、ウブではないが。


15. 2013年10月03日 12:42:13 : hKCs4ew492
>>14
>カルディコットさんは専門外だから、机上の空論だろう。

工学が専門でないということなのだろうが、工学が専門の連中がどれだけ汚染を垂れ流して
きたことか。カルディコット博士は自身の専門の医学的知識をもとに大局的判断をされて
いる。なにより今必要なことのひとつは大局的判断でしょう。

「北半球は、ひどく放射能汚染される」はまさに今その通りになってきていることです。
毎日のごとく汚染水の漏出、流出が報告される。厳格な放射性物質の隔離がなされていない
以上、当然のことで、しかも北半球のまえに「日本はおしまい」(小出)となるのは必定です。


16. 2013年10月03日 13:34:18 : Ql4JUZpkn6
14ですが、安全を煽る気もなければ、むしろ一般には危機感が欠如していることを危惧するものです。
今後、汚染・被害は拡がるであろうし、逆に、汚染・被害の実態の隠蔽には、拍車がかかっていくものと思っています。

多くの人々にとって避難指針となる、工学的判断に基づく汚染・被害予測のシミュレーションを知りたいところですが、「日本はおしまいとなるのは必定です。」とする工学的判断の拠り所はあるのでしょうか。

NRC、ガンダーセン氏、内閣府「福島原発事故不測事態シナリオ」によると、最悪の場合は、11年の事故よりも多大な被害が及ぶことは分かるのですが、日本はおしまいというわけでもなさそうです。
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf
http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1218/ML12184A301.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=uB7w7EftEu0
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/16th/16-7.pdf

他のところでも、何度かコメントしましたが、環境動態解析が専門である小出氏には、「日本はおしまい」とする結論を導き出したシミュレーションを公開してほしいです。
京大原子炉実験所のHPをみても、研究現況は、人形峠とソビエトの汚染についてしか出ていません。

環境動態解析を専門としながら、早川マップを無断借用したり、SPEEDI隠蔽の批判はするが、自らのシミュレーションを公開しない小出氏に疑問を感じているのも正直なところです。
カルディコット女史については、医学的にも、おやっと思わせるような発言もあり、疑問を感じるところもあるのですが、主旨が外れるので、ここでは触れません。

日本が終わりとならず、汚染・被害を、より軽減することができれば何よりです。


17. 2013年10月03日 16:55:54 : e0k3K1A4qI

 原発事故の初期段階で、米軍がミサイルを射ち込んで爆破させる事を検討したらしいが、案外これが正解だったのかも。

 爆破・飛散させてしまえばメルトダウン・メルトスルーは起こらないし、放射能はそれ以上には増えない。


18. 2013年10月03日 18:14:57 : rCTSsBR8yU
野党のときは良いんだけど与党になると黙ってしまう、馬淵さん

http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=112889&o=1


19. 2013年10月03日 20:47:43 : S2ksoSFczA

日本の原発ムラの現状はこんなものさ。
ゲンダイか何かで見たけど、既存の技術であれば費用は東電が負担しなければならないが、目新しい技術であれば新技術の育成とやらの名目により国の予算で賄うことができる、というのが理由らしい。金と色と天下りでお世話になってきたkuso政治家や腐敗官僚らによる東電様への恩返しのつもりらしい。始まる前にケチがつくようなものに国民の税金を使うな!

事態の早急な収束や被災者への補償よりも、東電やゼネコンなどの原子力村の利益確保が優先されている。こんな政治家や官僚に任せていたら国は滅ぶ。インチキ選挙でころがりこんだ安倍政権。天下り万歳政策と利権団体大喜び政策を推進しながらTPPで国売り推進の安倍政権は一刻も早く下野させるべきだ。ゲリピー内閣国外追放!悪霊退散!


20. 2013年10月03日 22:01:58 : CF9GERiMMw
>>17

頼むよ科学的知見の無い噂話を鵜呑みにするのはやめて下さい。
爆砕しても放射能は消えずに拡散するだけだから原子力に詳しいアメリカ政府がそんな事を考える筈は無い。
それこそ4号機の使用済み燃料プールの下に核爆弾をしかけて爆破すればきれいさっぱり解決する。なんて思ってはいないでしょうね。


21. 2013年10月03日 23:49:45 : S2ksoSFczA

ヒロシマ、ナガサキで人体実験をしてきた鬼畜の米国である。
原発にミサイル攻撃があったらどうなるかという実験をしたいのだろう。

まずは自国アメリカの原発で実験し、結果を持ってきなさい。
場所は大西洋側にしなさい。フロリダがおすすめですね。

>「原爆ホロコースト」の実態〜 「原爆」と「冷戦」の舞台裏 〜 
 http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html#04


22. 2013年10月04日 11:49:35 : rpIANlOdeA
>>16
>工学的判断に基づく汚染・被害予測のシミュレーションを知りたいところですが、「日本はおしまいとなるのは必定です。」とする工学的判断の拠り所はあるのでしょうか。

現状の東日本の放射能汚染の全面的な調査はない。政府がやらないから。しかし、ある程度はわかっている。
つぎに汚染水タンク、その他ドラム缶内の放射性廃棄物の量と将来の増加量も推定はつく。これらからの
汚染の拡散も予想はつく。
メルトダウンした核燃料の現状はさっぱりわからない。使用済み燃料プールの死の灰の量はわかっている。
地下水への影響は始まっているが、これがメルトダウンした核燃料によるものかどうかはわかっていない。
もしそうなら、これだけで首都圏を放棄しなくてはならない未来となる。

チェルノブイリの経験から被曝でどれだけの影響がでるかはわかる。概算した被曝量と被曝影響から大局的
判断はできる。
また政府がどんなに隠蔽をしようと、数年で爆発的な放射能由来の疾病増加でパニックがおき、経済社会への
壊滅的影響となる。小出氏の言う首都圏の大半が放射線管理区域であると言う事実もそのうち広く知られて
しまうだろう。

総合的に表現すれば、「日本はおしまいとなるのは必定です」と言える。


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