★阿修羅♪ > 原発・フッ素34 > 295.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
原発事故後3週間以内のWBC測定値が存在、35%が汚染(おしどりマコ) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/295.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 19 日 08:53:00: igsppGRN/E9PQ
 

原発事故後3週間以内のWBC測定値が存在、35%が汚染(おしどりマコ)
http://no-border.asia/archives/15531
2013年10月19日 DAILY NOBORDER


2011年の原発事故後に、帰国した外国人の内部被ばくの測定データと詳細な行動記録が存在する。それを日本に提供する、という申し出がありながら、まだ実現していないという。筆者の取材メモからまとめる。

2013年1月27日に第2回国際シンポジウム「東京電力福島第一原子力発電所事故における初期内部被曝線量の再構築」が放射線総合医学研究所によって開催された。

これは平成24年度の原子力災害調査事業の一環で、資源エネルギー庁から1,200百万円、12億の予算が出ている。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/20121214_dai3-2-1-1.pdf

ちなみに事業の仕様書は下記。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1204/120416a/2.pdf

つまり、国の事業として放医研が行った事業なのである。

福島第一原発事故の際、ヨウ素131など、半減期が短い核種による被ばくは、過去にさかのぼっての測定が不可能なため、推定でしか評価できない。
しかし、その推定するための情報、測定値も十分なものでは無い。
よって、国が持つ測定値だけではなく、広く大学研究者や研究機関、様々な学会などに情報提供を呼びかけ、知見を集めていたのがこの「事故初期のヨウ素等短半減期核種による内部被ばくの線量評価調査」なのである。

********

この第2回国際シンポジウムの最終ディスカッションで、非常に重要な情報が提供された。
筆者の取材メモから抜粋する。

(このシンポジウムは非常に取材が厳しく、指定された時間以外、撮影、録音は禁止である。第1回のシンポジウムでは、机にパソコンを置くことも禁じられた。)

********

フランスの研究者

「フランスでは220人の日本から戻ってきた人を調査、測定。
280人、2011年日本から帰国した人の測定、35%の人が汚染。
(この人数の違いは不明、通訳の発言をそのままメモした)
ゲルマニウム検出器で測定。
ホールボディカウンティング、ゲルマニウム検出器2機で行う。
甲状腺の測定は1つのゲルマニウム検出器で、正面と頸部。
ほとんどの測定は事故の3週間以内。
汚染が確認された人たちは、大部分がヨウ素131。
セシウム134、セシウム137も20人検出。
テルル132、ヨウ素132も12人ほど検出。

線量評価を汚染が確認された人たちに行った。
線量評価は核種の元素としてヨウ素132を除いて行った。
日本から帰国したときヨウ素132に関してはテルル132と同じように減衰し、入っていないと考えたから。

東京にどれくらいいたか、時系列で事故のときから東京にいて、飛行機に乗るまでどういった行動をしたのか、聞き取り調査をした。

少数の測定値だが興味深いデータ。
ほかの短寿命の核種の寄与度も非常に需要。
線量再構築、推計に重要。」

スペインの研究者

「こちらでも再構築におけるものの情報は提供できる。
例えば他国でも帰国した者に同じようなアプローチをとっているところのデータなど。
それを精査して日本に提供できる。
これまで放射性物質の検出もすでにあった。」

これに対して、放医研の栗原氏はいい提案だ、ぜひ情報を提供して頂きたい、と応えている。

このディスカッションのまとめでも、日本側は
「今後、海外からのデータ、知見も加えて、短半減期核種の内部被ばくの再構築を進めていきたい」と閉めている。

********

日本では事故直後に住民のホールボディカウンターによる内部被ばくの測定はほとんど行われていない。福島県民の測定が始まったのは5か月後からである。
数時間や数日で減衰する短半減期核種で被ばくしても、数か月後の測定では検出できない。

福島県飯舘村の住民団体『負げねど!飯舘』が、「飯舘村の子供達を原発事故の少なくとも3カ月以内にホールボディカウンターを受けさせてほしい」と2011年4月5月と精力的に活動し、あちこちに嘆願し、要望していたが、結局どの機関もどの省庁もホールボディカウンターでの測定を受け付けなかった。

「短半減期核種による子供達の被ばくが切り捨てられた」と2011年6月に『負げねど!飯舘』のメンバーが非常に落胆していたのを筆者は覚えている。

そして、半年ほどたってから住民へのホールボディカウンターの測定が始まり、「短半減期の核種が減衰して検出されなくなってから、ヨウ素131による被ばくが検出されなくなってから、測定を始めて、セシウムだけの評価で判断するなんて酷いじゃないか!」と、非常に悔しがっていたのも筆者は覚えている。

このように、原発事故直後の住民の短半減期核種の被ばくの測定が行われず、推定評価を出すにしても情報が乏しい現在、海外からの情報提供の申し出は非常に重要である。

しかし、現在、海外からの原発事故後の帰国者の測定データは日本に提供されていない。

エネルギー庁、つまり国の事業でのシンポジウムにおいて、海外からのこの情報提供の申し出を、どう扱っているのだろうか。

少なくとも、フランスの情報、200人以上のホールボディカウンターのデータ、
35%が汚染され、その大部分がヨウ素131での汚染、ほとんどが事故後3週間以内の測定値で、セシウム134、セシウム137も20人から検出、テルル132、ヨウ素132も12人ほど検出、という情報は非常に興味がある。

なぜなら、それは、福島ではなく、東京近郊にいた方々の測定値だからである。

飛行機に乗るまでの行動記録もあるというその情報を、我々日本人が知ることができる日はくるのであろうか。

【DNBオリジナル】

第1回国際シンポジウムは放医研で行われた。その際の写真であるが、非常に疲れていた筆者を掲載したいという撮影者おしどりケンの強い要望で載せる。

http://no-border.asia/wp-content/uploads/2013/10/4c39cfd07925f689911e3bb731030681-620x368.jpg

(撮影:おしどりケン)

【DNBオリジナル】


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. taked4700 2013年10月19日 11:46:46 : 9XFNe/BiX575U : r8KP5rI3WA
>福島県飯舘村の住民団体『負げねど!飯舘』が、「飯舘村の子供達を原発事故の少なくとも3カ月以内にホールボディカウンターを受けさせてほしい」と2011年4月5月と精力的に活動し、あちこちに嘆願し、要望していたが、結局どの機関もどの省庁もホールボディカウンターでの測定を受け付けなかった。

>(このシンポジウムは非常に取材が厳しく、指定された時間以外、撮影、録音は禁止である。第1回のシンポジウムでは、机にパソコンを置くことも禁じられた。)

>少なくとも、フランスの情報、200人以上のホールボディカウンターのデータ、
35%が汚染され、その大部分がヨウ素131での汚染、ほとんどが事故後3週間以内の測定値で、セシウム134、セシウム137も20人から検出、テルル132、ヨウ素132も12人ほど検出、という情報は非常に興味がある。

>なぜなら、それは、福島ではなく、東京近郊にいた方々の測定値だからである。

以上のことの背後にあるのは、相当程度に関東地方も被曝したということでしょうね。

キセノン133が相当程度に出ていたという話があり、ところがキセノン133がどんな影響を生体に与えるのかの情報が全くない様子。どなたか、キセノン133の影響についてご存知の方はいらっしゃらないだろうか。


02. 2013年10月19日 11:47:07 : 6MJ3Ujxb1A
IRSNは、2011年4月8日に、以下のような報告をしている。

2011年3月15日から4月7日まで、日本からの帰国者144人に対して、ヴェジネにあるWBCで検査を行った。

144人の内訳、個人32人、ジャーナリスト76人、エアーフランスの搭乗員36人。

66人に汚染を確認。個人16人、ジャーナリスト50人。

放射性ヨウ素だけ検出されたケース、ヨウ素と放射性テルルが検出されたケース、ヨウ素とテルルと放射性セシウムが検出されたケースがあった。

甲状腺の被曝量は、個人の場合、0.01〜1.3mSv、ジャーナリストの場合、0.01〜0.55mSvであった。

全身の被曝量は、個人で0.001〜0.08mSv、ジャーナリストで、0.001〜0.03mSvであった。

http://www.irsn.fr/FR/Actualites_presse/Communiques_et_dossiers_de_presse/Pages/20110408_Fukushima-evaluation-doses-recues.aspx


ヴェジネにあるWBCについて詳細は分からないが、IRSNが所有している車載用のWBCで性能が良いものの検出限界値は以下のとおりである。

10分測定で、I−131が30Bq、Cs−137が150Bq、C0−60が155Bq、Am−241が25Bq。

http://www-sante.ujf-grenoble.fr/SANTE/alpesmed/evenements/rns/Rencontres_nuclaires_annees_precedentes/rencontresnucleaires_sante2012/pdf/jeudi/c_challeton_g_phan_Jeudi_9_fevrier_RNS_2012.pdf


2ページにヴェジネにある、それらしいWBCの写真がある。

http://www.irsn.fr/FR/base_de_connaissances/librairie/Documents/publications_pour_les_professionnels/points_comm21.pdf


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素34掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素34掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧