東京電力は２４日、福島第１原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約３００トンの漏えいがあった「Ｈ４」エリア付近の排水溝で、２３日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が１リットル当たり最大１４万ベクレル検出されたと発表した。同じ場所では過去最高値（５万９０００ベクレル）を検出していたが、その２・４倍に急増した。

　検出場所は、外洋まで直線で約６００メートルの地点。東電は降雨によって排水溝周辺の放射性物質が排水溝に流れ込んだことが上昇の原因とみている。測定地点の下流を土のうでせき止めている。

　また、この場所から上流１００メートルの排水溝でも、２３日採取分の水で同１万５０００ベクレル検出し、前日の４４倍に増えた。

　一方、台風２７号の接近に備え、東電は２４日、汚染水を貯蔵するタンクを囲うせきの中にたまった水について、地下貯水槽への移送を始めたと発表した。

　地下貯水槽は、移送先に使用したのとは別の３基で漏えいが確認され、使用を中止している。東電によると、地下貯水槽に移しているのは６カ所のせき内の水。東電の暫定排出基準値を上回る放射性物質が検出された。原子力規制庁が大雨対策として一時的な利用を容認した。【河内敏康】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131024-00000026-mai-sctch

これっておかしくないか、、、
雨が放射能物質を含んでいるのか〜？

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/south_discharge_130912-2-j.pdf

全β線として、同じβ線を出すH-3（トリチウム）と区別して、1立方センチ当り
2.0E+5と表示しているが、1リットル当りでは、2×100,000×1,000＝200,000,000Bqとなる。

これだけ高線量の汚染水が300トン、加えて他のタンクからも漏洩している可能性もあり、排水溝の水からだけでなく観測井戸の水からもβ線が検出され、その濃度が時間とともに濃くなるのは当然といえる。