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東電「汚染水対策せず」の開き直り 台風27号を口実に次々掟破り (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/403.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 26 日 22:41:01: igsppGRN/E9PQ
 

東電「汚染水対策せず」の開き直り 台風27号を口実に次々掟破り
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10130.html
2013/10/26 日刊ゲンダイ


ついに東京電力が開き直り始めた。大雨をもたらす台風27号への「緊急対応」を口実にして、福島第1原発における“禁じ手”を次々に解禁しているのだ。

まずは欠陥「地下貯水槽」への雨水移送だ。汚染水をためる「地下貯水槽」は敷地内に7つあるが、今年4月、うち3つから高濃度の汚染水漏れが起き、東電の広瀬直己社長は「今後使わない」と約束している。ところが台風26号が直撃した先週16日、「緊急対応」を理由に貯水槽の1つを雨水の移送先に使った。台風27号では、ほかの2つも使っている。

さらに地上の貯蔵タンクを囲っている堰にたまった雨水を、敷地内に直接排水する暫定措置も決めた。本来、堰にたまった水はいったんタンクに移し、濃度測定後に排出しなければいけない。ところが、20日の大雨で11カ所の堰で雨水があふれると、東電はタンクに移さず、弁を開放してしまった。台風27号では最初からサジを投げてしまった。

要するに、「もう努力はしません」という対応なのだ。東電に今回の台風について、どんな備えをしているか聞くと、「弊社ホームページをご覧ください」(総務部)と回答するだけ。

元大阪市立大学大学院教授(環境政策論)の畑明郎氏はこう言う。

「後手後手ではあったけれど、これまでの東電は何かトラブルが発生するたびに必死に対応する姿勢を示してきました。ところが、台風26号から、完全に諦めたかに見えます。いつか大きな台風が来るのは分かっていたのだから、雨水をタンカーで移送するとか、いくらでも対策は打てたはず。それをしないのは、あれもダメ、これもダメと既成事実をつくり、国民を諦めさせようとしているのかもしれません」

東電がふざけた対応を取り始めているのは、安倍政権が後ろ盾になっているからだ。小泉純一郎が“脱原発”を叫んでも、安倍首相は「無責任だ」と一蹴。政権には“原子力ムラの守護神”と呼ばれる甘利経財相もいる。

「原発推進の安倍政権は、東電にとって間違いなく追い風です。自分たちは潰されないという自信を深めているのでしょう。さもなければ、対策を投げ出すなんて真似はできません」(畑明郎氏)

政府は汚染水対策にも税金を投入しようとしている。東電はそれが決まるまでノラリクラリやろうという腹なのかもしれない。


 

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コメント
 
01. 2013年10月26日 22:53:42 : OWpmKWinqY
・2013年10月28日(月)10:30 原子力規制委員会 田中委員長と東京電力 廣瀬代表執行役社長との面会後のぶら下がり会見〚IWJ〛
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3

02. 2013年10月27日 01:46:38 : Jny2RmHXSQ
頭のいい人は この国に大雨も台風もないと思っていたのか?
想定外の雨だってのか?
それともこうなるように対応していたのか?
でもアベさんの指示なんじゃないの国が前面に出てやっているんだから
子供でもどうなるのかわかることを頭のいい人の行動は分からない


03. 不乱坊 2013年10月27日 05:52:59 : kbTBOGSw0930o : YRJjlDDgb2
本音を隠さなくなった、というところかな。海に流せばそれでいいじゃないかという本音。
>「(略)国民を諦めさせようとしているのかもしれません」
確かに根負けしそうだ。どう非難されてもこたえていないように見えるからね。
この前のビデオで、今西憲之氏が「TEPCO四段活用」なんて言ってたけど、
会見だけじゃなくて、汚染水対策も結局同じことなんだろうな。
>。政権には“原子力ムラの守護神”と呼ばれる甘利経財相もいる。
守護神だったのか。知らなかった。セーブを与えたくないなあ。

04. 2013年10月27日 10:01:27 : suvcO3SHSw
デブリに触れた地下水が海に流れ出てるのに何が悲しくて
適当にくみ上げてタンクに入れなきゃならんのだ。

普通の頭してたら辞めるに決まってるでしょ。

東電様の発想は正しいわなー


05. 2013年10月27日 11:09:41 : l5hxCDlzQY
前から懸念していたのは、海外の汚染水の流出に対する動向だ。安倍が汚染水対策を
国際公約せざるを得なくなったのも、汚染水に海外の批判が高まったからだ。

ところで、野生動物への福一放出の汚染水による放射能の害が海外で報じられている。
水産物への影響も報じられ、もうツナ(マグロ)も食えないとの一般の投稿もある。
東電への憎しみは、次は日本政府への憎しみになる。その次は無責任な政府を許して
いる日本国民への憎しみとなる。その段階までいけば、日本製品不買も当然おこる。

東電のルーズを許していたら、取り返しのつかないことになる。


06. 2013年10月27日 11:41:00 : pbGtlhns2o
海外在住の在留邦人だれど、現地住民の怒りの目にびくびくしながら暮らしているよ。過去に日本人排斥の歴史のある国だったら、気が気じゃない。オーストラリアやニュージーランドは太平洋戦争で日本と戦っているし、戦後68年も経ったので戦争経験者もほとんどが亡くなられたが、彼らは日本嫌いでした。その感情が蒸し返されることを恐れています。

捕鯨反対運動にしても、日本の食文化だと主張しても決定打にはなり得ない。むしろ逆に反感を高めるだけだよ。うちの妻など猛反対だし、子供たちもそう。当方も日本で暮らしていた当時から「捕鯨はなぁ…」と思っていたが、今は明確に反対する側になった。やっぱりあれは生き物を殺すことだから。では他の動物ならいいのかと言われそうだが、そのため菜食主義に切り替えました。

1990年代初頭にフランスが南太平洋のムルロワ環礁で核実験を再開したときのオセアニア諸国の反発は、ものすごいものだった。当方はフランスのシトロエン車が好きで、当時も所有していたけど、現地住民の怒りがフランスの工業製品に振り向けられて壊されることを恐れて、半年間外に出さなかった。他の愛好家も同じように活動を自粛していたよ。

太平洋戦争当時のアメリカで、日系人が対日戦を自ら志願して戦争に出征したと言う。何だか当方も、彼らと同じような立場に追い込まれていくような気がしてなりません。


07. 2013年10月27日 14:27:04 : Kf7m9dTaiU
汚染水対策 賠償枠組みの見直しと一体の問題
 東電は12日、福島第1原発の港湾内と外洋との境目で、6月以降で最も高いセシウム値が検出されたと発表した。東電は8月中旬から港湾外でも測定を行なっているが、今月10日には原発の沖合1`でセシウムが出た。安倍首相の「ブロック発言」は事実として次々否定されている。すでに先月18日、IAEA科学フォーラムの場で気象研究所の研究官が、港湾外の放出口から放射能が外洋に放出されていると報告していた。

 外洋漏えいの現実は、建屋からトレンチ(坑道)へと流れた高濃度汚染水の問題への注目を求めるものだ。これを忘れさせるかのようにもてはやされている核種除去装置(ALPS)や「凍土壁」にしても、処理能力や、流入地下水量(水位)と循環冷却水量がうまくバランスを取れるのか等、難問山積なのが現状だ。

 こうした中で東電は、汚染水対策で1兆円確保を明言した。これは、福島第1の5、6号機の廃炉確定、(一度に損失計上せず減価償却費を廃炉施設のそれと共に電気料金に上乗せできる)廃炉新会計ルールの施行、柏崎6、7号機の再稼働申請、金融機関の融資継続という一連の流れの中で行なわれた約束であり、東電経営は「粉飾」「ゾンビ化」の様相を深めている。

 また政府・与党内では、汚染水対策や「東電処理」に関する構想が乱れ飛んでおり、利権をめぐる暗闘が展開されているとも言える状況だ。国会の汚染水問題閉会中審査では、東電の破綻処理を求める野党議員に対し、政府側から、銀行などが持つ電力債は電気事業法で優先弁済することが決まっているので、東電をつぶすと賠償金が出なくなるがいいのかという、脅しともとれる答弁があった。

 しかし、東電処理論は、何も資産をバラしてたたき売る(それで留飲を下げる、あるいは分け前にあずかる)ことが目的なのではない。まず第一に、原発事故の被害者に対し正当な賠償・補償を将来にわたって確実に行なうためには、東電救済を優先した今の賠償スキームの見直しが不可欠だと言っているのだ。そのためには経営者の責任はもちろん、株主責任、銀行の貸し手責任を問うことは当然の前提であり、これ抜きに税金や電気料金という形で国民に安易に負担を転嫁することは許されない。政府が銀行の債権保全の肩棒を担ぐような態度を取るべきではない。社民党は、今こそ広範な国民的議論を巻き起こすべき時だと訴える。

http://www5.sdp.or.jp/publicity/shimpo/opinion/131023.htm


08. 2013年10月27日 15:44:19 : ibCcyK74vA
>>政府は汚染水対策にも税金を投入しようとしている。東電はそれが決まるまでノラリクラリやろうという腹なのかもしれない。

そのとおり。
IAEAも、原規委も、反原発と称するジョバーも、「汚染水は海に放流するしかない」と言ってるじゃないか。
最初からそのつもりでなければ、2年半も、冷却には非効率な水を掛け続けたりはしない。
山側に壁を造らず、海側だけに壁を造れば、水処理が破綻するのは当たり前だ。
当然必要となるはずの処分場の計画すら出さないのだから、放流は始めから予定されていたことだ。
この期に及んで、努力したり、自腹の金を使ったりするわけがない。

福一には税金が注ぎ込まれ続け、今後、貧富の格差はますます激しくなる。
いずれ「病気だけれど病院に行く金が無い」といった事態が常態化するのは、チェルノブイリを見れば分かることだ。
貧困と病苦に備えておくことだ。
日本では暴動なんか起きないし、気づいた頃には、病人だらけで、暴れる元気も無くなっている。


09. 2013年10月27日 21:01:03 : UOlK1u00Xk
>>69
28には「冷却材としての使い勝手は、置いておいて」と書いてあるじゃないですか。 28は、23に対するコメントです。文脈を読んでください。

10. 2013年10月27日 23:23:57 : FfzzRIbxkp
台風を口実に汚染水を流す。 事故後の東電。

地震・津波を口実に原発事故を起こして廃炉費用と賠償逃れ。
 
 事故前の東電 か も ね。 そうかもね。癖は簡単には治りません。


11. 2013年10月28日 12:54:30 : 6R7GBpJ9bY
>>06
>海外在住の在留邦人だれど、現地住民の怒りの目にびくびくしながら暮らしているよ。

実感のこもったお話参考になります。


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