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東電・廣瀬社長「要員を福島に回す」の度し難いホラ (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/445.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 29 日 21:12:00: igsppGRN/E9PQ
 

東電・廣瀬社長「要員を福島に回す」の度し難いホラ
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar378119
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10142.html
2013/10/29 日刊ゲンダイ


 東電の広瀬直己社長の“ホラ”に厳しい視線が向けられている。きのう(28日)、原子力規制委員会の田中俊一委員長と初めて会談した広瀬社長は、「全社的に作業員を福島第1に集め、汚染水処理をしっかりやっていきたい」と語った。

 福島第1の作業員不足は深刻で、単純ミスが原因のトラブルが続出している。火力、水力発電所から作業員をかき集め、ピンチを乗り切ろうということらしい。

 だが、広瀬社長の宣言は掛け声倒れになる可能性が高い。先週、東電は競争入札を4倍に増やし、5年後までに調達・設備費用を1000億円カットする方針を明らかにした。東電がムダ遣いを減らすのは当然だが、やりすぎると原発作業員の確保がさらに難しくなるという悪循環を招きかねない。

 ジャーナリストの布施祐仁氏がこう言う。

「福島第1に原発作業員が集まらないのは、危険なのに賃金単価が下がる一方だからです。日当は事故前と同等か、それ以下の人もいます。元請け企業が競争入札に勝つために、作業員の人件費を不当にダンピングしたのが原因。むろん東電も同罪です。“査定”と称して落札した企業にさらに値下げを要求する。こうなると、腕が確かなベテラン作業員は福島第1で働かなくなります」

 かつての福島第1は東芝、日立などプラントメーカー関連会社の社員がメーンで働いていたという。しかし、こうした企業は概して人件費が高い。今は原発に不慣れの、除染やゼネコンを主力事業にする企業から派遣された作業員が多いという。知識と経験の不足は明らかだ。「ボタンを押し間違える」といった凡ミスが頻発している。

「トラブルが続いている汚染水処理設備『ALPS』にしたってそうです。東電に設備を売ったのは東芝ですが、運転と保守点検は他の企業が担当しています。東芝だと人件費が高くなるからですが、製造元が運転した方がトラブルを抑えられることは容易に想像できます。今の東電はコストばかりに目が向き、肝心の収束作業がなおざりになっています」(布施祐仁氏)

 やはり営利を追求する株式会社にこの事態は収束させられない。いずれ東電は国有化しないとダメだ。

 

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コメント
 
01. 2013年10月30日 22:49:37 : T5C7c3F3cA
2013/10/29 柏崎刈羽原発の適合審査申請 「規制委はもう一度説明を」 泉田知事が東電と規制委に注文

 原子力規制委員会による新規制基準適合性審査が予定されている柏崎刈羽原発に関し、29日の定例会見で泉田裕彦新潟県知事は、東京電力の安全対策の脆弱性や、規制委員会の対応、国の関与などを改めて批判した。


 規制委員会がまだ審査に入っていないことについて、泉田知事は「規制委員会と東電の意識のずれがあるのではないか」との見解を示し、「規制委員会は、原発を安全に運転できるかどうかという観点で審査したいのではないか。(審査について)規制委員会はもう一度説明すべき」と語った。

 この審査について、泉田知事は「安全審査ではない」との認識を改めて強調し、報道機関が「安全審査」と報じることで、「(原発)近くの住民は『安全審査を受けないの?』ということになるリスクがある」と、規制委から充分な説明がないままで、「安全審査」という報道がなされることによって、住民の誤解や、不安を生む可能性があることに懸念を示した。

 東電の審査申請に際し、新潟県が付与した条件にある「地元避難計画」に関しては、「住民が健康に影響のある被曝を避けられるしくみが必要」であるとし、「実際、どの程度準備しなければならないのか、技術委員会で検討し、シミュレーションしていくことになる」と報告した。

 福島原発事故に関する東電の対応については、「原発を安全に運転できるような、社長・トップが判断できるような体制になっているのかどうか、極めて疑問である」と、従来の主張を踏襲。政府の公費投入についても、「これまで棚上げされていた貸付責任、株主責任をどうするのだ、という話が出てこないで公費投入だけで済むのか」と、東電の状況が変わらない中で、公費をつぎ込んでいくことに疑問を呈した。

 さらに、福島の原発事故で相当なコストがかかることを指摘した上で、「もう一回同じことをやったらどうなるのか、日本が輸出した原発で事故が起きたら、今度は国にかかってくるのかを考えると、しっかり安全対策を講じる必要がある」と主張。ヨーロッパの最新型の原発が『メルトダウンが起きる』前提で設計されていることや、アメリカでは『メルトダウンが起きる』前提で軍が動くことになっている例を提示し、「日本だけ『メルトダウンが起きない』仮定で体制を組んでいくことは、いざトラブルが起きた時に対処ができない訳で、文明国として恥ずかしい対応ではないか」と、日本における事故対策の脆弱性を厳しく批判した。(取材協力:山田朋洋、記事構成:安斎さや香)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/108983


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