★阿修羅♪ > 原発・フッ素34 > 617.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
やっぱり東電に任せている場合ではない4号機問題 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/617.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 10 日 10:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

やっぱり東電に任せている場合ではない4号機問題
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7402615.html
2013年11月10日08:45 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)



公開日: 2013/11/09


http://www.videonews.com/
ニュース・コメンタリー (2013年11月09日)
やっぱり東電に任せている場合ではない4号機問題


福島第一原発の4号機4階部分にある使用済み燃料プールに残っている1533本の燃料棒。万が一これがすべて溶融するような事態に陥れば、福島県はおろか東日本全体、人間が住めなくなる可能性すらある。それほど重大な影響のある燃料棒が、補強されたとは言え、地震と津波、そしてその後の3号機の水素爆発によって激しく損傷を受けた建屋の4階に、事故後2年半が経った今も置かれたままになっている。


もし、今大きな地震に見舞われ、燃料プールが損傷を受けて水が流出するようなことがあれば、あるいは建屋が倒壊し、プールがひっくり返るような状態になって燃料棒が大気中に露出されれば、福島第一原発は全く手が付けられない状態に陥ることは必至なのだ。


そこで、その燃料棒を何とか4号機建屋4階のプールから取り出し、より安全な保管場所に移す作業が、どうしても必要となる。これは損傷を受けた建屋の中に多くのガレキとともに沈んでいる1533本の使用済み燃料棒を一本一本臨時に設置されたクレーンで取り出した上で、キャスクと呼ばれる別の容器に収め、そのままそれを地上レベルに新たに建設されたプールに移動する作業だ。万が一、作業の途中で燃料棒の入ったキャスクを落下させるようなことがあれば、キャスクが壊れて、核燃料棒が大気に露出する危険性もある。


民主党辻元清美氏は11月6日の衆議院経済産業委員会で、東京電力の広瀬直己社長や原子力規制委員会の田中俊一委員長に対し、キャスクを建屋の4階がある32メートルの高さから落下させる実証実験の実施を求めたが、両氏ともに落下実験の必要性は認めなかった。キャスクが32メートルの高さから落下した場合、本当に核燃料は露出しないのだろうか。


ビデオニュース・ドットコムではとりわけ海外のメディアが重大な関心を寄せている「4号機問題」を以前から繰り返し取り上げてきた。9月には元国会事故調の委員を務めた田中三彦氏をゲストに<マル激トーク・オン・ディマンド 第647回(2013年09月07日)「東電に任せてる場合ですか」ゲスト:田中三彦氏 (元国会事故調委員・科学ジャーナリスト)>を放送した。


しかし、今あらためて問いたい。本当に東電に任せている場合ですか、と。


この作業はいずれにしても誰かがやらなければならない。しかも、できるだけ早くやる必要がある。今のままの状態で大きな地震に見舞われ4号機プールが壊れた時には、もはや取り返しがつかないことになることがわかっているからだ。


それにしても、場合によっては日本の命運を握るといっても過言ではないこの作業を、東電という一企業に任せるのは、あまりにも無謀ではないか。東電は事実上破綻状態にあり、社員のモラールも決して高いとは言えない。汚染水問題でも失態を続けているし、情報公開も常に不十分だ。そのような企業に、これだけ重大な作業を任せて、本当にそれをやりきるだけの能力があるのか。何か問題があった時に情報公開も含めて適切な対応が期待できるのか。


実際に作業に当たるのが東電か、あるいはその関連企業になるにしても、4号機の燃料棒の取り出しは、その責任の重大さと失敗した場合の影響の大きさを考えると、どう見ても国が責任を持ってその任にあたるべき作業ではないのか。


一番肝心な時に誰も責任を取ろうとしない日本の伝統的な体質が、まさにこの4号機問題で露呈しているのではないか。ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。


=============================================


確かに,田中委員長の態度はおかしいですね。


しかし,この問題は確かに重要だとは思いますが,マスコミがワイドショーで取り上げだしたことには少し引っかかりますね。


マスコミがそういうことをするということは,別の何かを隠したいという意図がある場合があるからです。


汚染水問題をマスコミが急に取り上げだした理由
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7376886.html


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年11月10日 12:32:18 : 6roAYJvWik
メルトスルーの文字があったので読み始めたが、・・・疲れて途中で止めた。メルトダウンの話はこのところ生活党まで含めた箝口令が引かれているかの如く話題にならない。汚染水漏れだ東電の解体だ燃料棒の取り出しだ汚染は隔離されている汚染地域で戻れないところが出る除染だ風評被害だなど話題には事欠かないほどの事件・問題に引きづり回されていることが自体が原発村の誘導に完全に嵌っているようにも思われる。既にメルトダウンが進行して福島第一原発内には留まっていないという事も、廃炉部門の政府直接管轄と秘密保護法はこのメルトダウンと密接に絡んではいないだろか?原発事故の原因と現状の事実公開をさせるのが喫緊の課題と思われる。

02. 2013年11月11日 01:44:26 : FfzzRIbxkp
神保さんが指摘されていたように、
田中委員長のお話は、4号機の使用済み核燃料プールは他の1・2・3号機よりも、まだましなのだという前提があるように思います。

たしか6月の視察のときに、4号機の使用済み燃料プールの説明をしていた担当者の方が、4号機の使用済み核燃料プールは他のプールよりも核燃料に破損がないので扱いやすいと説明していました。
プールや建屋の傾きは事故当初危惧されましたが、その点は補充工事によって補えた状態なのかもしれません。

1号機と3号機は、爆発でクレーンもプールの上階も消失しています。
その爆発の時に、使用済み燃料プールの燃料も破損・消失しているのではないのでしょうか。
もしそうならば、フクイチ原発事故で亡くなられた作業員や住民の方の数は、この事故でよく使われる表現を借りれば、 桁が違うのかもしれません。

事故当初、線量計をつけずに作業をしていた作業員の話を思い出してください。


03. 2013年11月11日 02:37:42 : 5uvl0AM6Ng
4号機の使用済み核燃料プールのみが危険が強調されるのは、どうも疑わしい。
地震がきたらどうにもならなくなる可能性があるのは、壊れている福島原発だけではなく、他の原発も似たり寄ったりではないだろうか。
炉心や燃料プールが、大きな地震に耐えられるないのは、他の原発もどうよう。
むしろ、最近まで動いていた大飯原発が地震に襲われた場合、福島原発の4号機同様の爆発を起こし、太平洋ではなく日本列島の風下地域に汚染が広がるリスクや、もんじゅや六ケ所村のほうがのほうが、危険性としては高いと思う。

また福島原発でより危険な燃料プールは、4号機よりも、人が近づけない他の1・2・3号機のほうだと思う。
それなりの手を打つことができている4号機の燃料プールは、きわめて危険な状態にあるとは言え、まだマシなほうではないだろうか。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素34掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧