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1F(イチエフ)作業員〜福島第一原発を追った900日〜
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/198.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2013 年 12 月 09 日 07:30:53: 6nR1V99SGL7yY
 

(回答先: 樋口健二:写真家が見た原発作業員 / 原発を支えているもの / 被曝する労働者達:下請け・日雇いが支える原発の実態 投稿者 妹之山商店街 日時 2013 年 12 月 09 日 07:13:26)

1F(イチエフ)作業員〜福島第一原発を追った900日〜
http://www.youtube.com/watch?v=VkbJEkZ5TIw


『1F(イチエフ)作業員〜福島第一原発を追った900日〜』
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/22th/13-429.html
今夏汚染水漏れが発覚するなど困難を極める福島第一原発、通称“1F(イチエフ)”
廃炉への道のり。2年半に渡り50人以上の原発作業員に取材を続け、被ばく
しながら働き続ける現役作業員2人が初めて実名、顔出しで取材に応じた。
汚染水を巡る深刻な実態が語られ、今またほころび始めた1Fの実情が見えてきた。
地元の被災者でもあり、避難した家族とは離れ離れの作業員たち。
悩んだ末に1Fを去る決断、また1Fに残る葛藤に迫った。


取材ディレクターは事故直後から1Fの作業員にカメラを向け、取材を始めた。
しかし、箝口令が敷かれ、取材を断られる。
ようやく取材に応じてくれても匿名で、顔出しNGが条件。
幾度となく現場に出向き、50人以上の作業員たちを取材し、ようやく2人が
現役作業員として初めて実名、顔出しで取材に応じる決意をしてくれた。
「世間には知られていない現場の真実をありのままに伝えたい」それが理由だった。


林和夫作業員、49歳。浪江町出身。
地元高校を卒業後、東京電力の協力企業に入社し、1F勤務歴30年のベテラン。
現場の知識も豊富で、今は電源敷設に関する現場のリーダーを務める。
震災後、家族は埼玉に避難。
「誰かがやらなきゃ事故は収束しない」と一人福島に残った。
林さんは当初から汚染水問題の不備を指摘、
政府の事故収束宣言の際にも「現場は非常事態だ」と訴えていた。
しかし警鐘は届かなかった。それどころか現場の作業はより過酷になり、
高額だと言われた賃金も減る一方。
条件のいい除染作業へと移る仲間も相次いだ。


志賀央(あきら)さん、31歳独身。浪江町出身。
家は津波に流され、両親は群馬に避難。被災しながらも
原発で働き続ける仲間の存在から福島に残る決断をした。
原発作業員の約6割は地元福島の出身だ。
志賀さんは東京電力の子会社の下請けをする昭栄という会社に勤務。
昭栄は地下水バイパス工事を請け負った。
請負金も決まらないまま、現場の作業は進む。
被ばくしながらの作業、線量の高い場所を避けて
いるはずなのに避けきれない状況が続く。
線量が限度を超えれば現場に止まることはできない。
期限ありきのスケジュールに現場は追い立てられる。


東電の後手後手の対応では、増え続ける汚染水に対して
決定的な対策を取ることができなかった。
ようやく国が乗り出すことになったが、依然出口は見えない。
2年半に渡り50人以上の作業員に行ってきた取材の末に見えてきたのは、
悩んだ末に1Fを去る人、悩みながら1Fに残る人の存在だった。
福島第一原発の廃炉への道のりが困難を極める一つの理由がそこにあり、
今後の厳しさが見えてきた。


ディレクター・海野麻実(フジテレビ情報制作センター)コメント
東京電力や政府の発表だけでは現場の全容が把握しきれない中、
作業員の声を拾うことは最優先でした。
しかし、取材にこぎ着けても放映の条件はモザイクを掛け、声を変えること。
生身の人間として向き合い、時にはお酒を酌み交わし
色々な話を打ち明けてくれた作業員の姿は、
いつも放送にのせた途端、どこか遠いグレーの存在に変わっていきました。
廃炉まで40年。視聴者にとって作業員は、あの危険な場所で白い防護服に
防護マスクで動くロボットのような存在になり、次第に関心も薄れてきています。
しかし、そのような状況を作り出しているのはメディアの責任でもあります。
1Fでは半数以上の作業員が地元福島県出身。
いつ線量オーバーして仕事がなくなるか、先の見えない状況を恐れながら
現場に赴く彼らは、いつまでも動き続けてくれる“要員”ではありません。
もがき、迷いながら、いつ去ってもおかしくない人たちです。
「作業員は足りている」「工程はスムーズに進んでいる」
公式発表で発せられる言葉の影で、実際に何が起こっているのか。
今回の1時間の枠の中では、語りきれないことがたくさんあります。
しかし、その一端に触れてもらい福島第一原発の体温を感じてもらう。
それが、このドキュメンタリーの狙いであり、映像で訴える
ことの出来るテレビメディアの頑張りどころだと思っています」
 

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