福島県からの転校生で、不登校は増えていないことから、県内で増えた不登校を震災による心理的なストレスのせいにすることは、原発事故の被曝の影響による体調不良を、子ども個人の精神の問題へとすり替えることです。

別な言い方をすれば、政府東電の社会的な責任を個人の心理的な問題に転化しようとするものです。

チェルノブイリ原発事故を見るならば、放射性物質は、子どもの心身に障害を生じさせていることが、良く理解できるはずだ。

ヤブロコフ博士の「チェルノブイリ」には、そのよう症例が数え切れないほど示されている。

君たちに、以下のような状態や症状がある場合は、被曝の影響が強く疑われます。

体調がすぐれない。（Complaints of state of health）
気力がない。（Weakness）
目まいがする。（Dizziness）
頭が痛い。（Headache）
無気力である。（Fainting）
鼻血が出る。（Nose bleeds）
疲れやすい。（Fatigue）
心臓が変だ。（Heart arrhythmias）
お腹が痛い。（Stomach pain）
よく吐く。（Vomiting）
胸やけがする。（Heartburn）
食欲がない。（Loss of appetite）
アレルギー症状（じんましん、かゆみ、鼻水、くしゃみなど）が出た。（Allergy）

これは、チェルノブイリ原発事故によって、高濃度に汚染された地域に住む子どもたちに出た症状です。

君たちは、体調が悪い中、よくがんばっていると思う。

これ以上、がんばる必要はない。

体調が悪いときは、積極的に体を休めよう。

先生や大人が言うように、体調が悪いのは、自分の精神や心に問題があるためだと考えないこと。

一時的な疎開や保養を、自分の生き方の中に積極的に取りいれよう。

「集団安保参加に意欲　女性支援ODA30億ドル　シリア難民へ追加措置

　【共同】安倍晋三首相は26日午後（日本時間27日未明）、ニューヨークの国連本部で演説し、国連憲章に基づく集団安全保障措置への積極的な参加に意欲を示した。女性の社会進出や保健医療を支援するため今後3年間に30億ドル（約3000億円）超の政府開発援助（ODA）を拠出」
http://www.usfl.com/?p=27261

私も抜け毛がひどいです。真っ黒ですから、絶対無理じいさせないこと。

昨年度１年間に福島県内の学校で確認されたいじめは、前の年度と比べて４.３倍の７４６件にのぼり、同じ基準で調査を行い始めた平成１８年度以降、最も多くなったことが国の調査でわかりました。県教育委員会は「いじめへの意識が高まり報告が増えた一方で、震災によって環境が変化した影響も否定できない」としています。
文部科学省の調査結果によりますと、昨年度、福島内で確認されたいじめは
▼小学校で２８３件
▼中学校で３０６件
▼高校で１５１件
▼特別支援学校で６件で、
あわせて７４６件でした。
これは、１７５件だった前の年度の４.３倍にあたり、県教育委員会によりますと、同じ基準で調査を行い始めた平成１８年度以降、最も多かったということです。
県教育委員会は、大津市で起きたいじめの問題以降、生徒や教員へのいじめに対する注意や意識が高まって報告が増えたと分析する一方、「震災や原発事故で環境の変化があったことを踏まえると、震災によって児童や生徒の気持ちや行動に何らかの影響があったことは否定できない」としています。県教育委員会では、臨床心理士や有識者などでいじめ問題に第３者として関わるチームを作って、各学校に派遣してアドバイスなどを行う取り組みを来年にも始めることにしています。

12月10日　21時10分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053683631.html?t=1386680401531（リンク切れ）