http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131225/biz13122521460026-n1.htm

2013.12.25 21:45

　５０歳代の管理職を全員、福島県に異動させるという東京電力の異例の人事策が、社内外で波紋を呼んでいる。福島第１原子力発電所事故当時の首脳は既に退陣したが、国費の追加投入を受け、当時５０歳以上の管理職まで一定の責任を負わされる形となったからだ。厳しすぎる人事策は士気の低下を招く恐れもある。

　「進駐軍による守旧派の一掃。ここまでやるとは…」

　エネルギー業界の関係者は絶句する。

　東電の現在の総合特別事業計画（再建計画）は平成２４年５月に政府認定され、東電は実質国有化された。当時の勝俣恒久会長ら経営陣の大半が退任し、取締役の過半数は社外取締役に。退任した経営陣は東電本店の建物に入れなくなり、影響力はなくなった。その代わり経済産業省や原子力損害賠償支援機構の意向が強く反映されるようになった。

　さらに、従業員の給与を管理職は３割、一般職は２割削減。一般職は残業手当などがつくため、一部では管理職と一般職で給与の逆転現象が起き、管理職の退職が急増した。東電は管理職をつなぎ留めるため、今夏には１人１０万円の一時金を支給したほどだ。

　新計画では、国費のさらなる投入を受け、一部の社外取締役から事故当時の管理職への責任追及を求める声が強まったという。実際、勝俣前会長らの薫陶を受けた５０歳代の管理職を本店から外すことで、「“守旧派一掃”が完了する」との見方もある。福島転勤を受け入れられず、退職を選ぶ人もいるとみられる。

　ただ、厳しすぎる人事策は社員士気を下げてしまう。福島に派遣される「元管理職」の給与は現在より上積みされるようだが、彼らのやる気を失わせない工夫も求められそうだ。 　

コメント
01. 2013年12月26日 11:58:43 : yhcXe1ACTY 違うだろうが。くるってるのか。 　　管理職以上を全員捕縛することだろうが。 日本が、日本民族が東電のために滅ぼうとしてるんだぞ。なにを甘いこといってるんだ。東電なんて全員を追放すればいいんだよ。昔の佐渡送りのように全員を福島に送れよ。福島の子供を今も皆殺しにしようとしてんだよ。東電全員を逮捕しろよ。そうしないと、いま、日本民族の次の世代の子どもを絶滅させて日本民族を絶滅させようと続行中なのを防げんだろうが。 　　　そんな我よし東電の自己保身を容認してるからダメなんだよ。今は戦時だぞ。
02. 2013年12月26日 12:43:17 : BDDFeQHT6I 会社が犯罪者なら社員も全員犯罪者だろう、江戸時代に罪人を金山に放り込んだように、東電の社員は全員死ぬまで原発の処理にこき使うのが正しい司法の在り方だろう。
03. 2013年12月26日 13:05:21 : 7Onnx32U7Q 地方の電力会社からもその原発関係者をすべて召集して福島の事故現場にいかせて終息活動にあたらせるべきでしょう。今止まってて隙だらけだろうからね。
04. 2013年12月26日 18:33:24 : zGOccl5qcU 「進駐軍」も全て原子力村の一員。しょせん同類の人間。

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