(回答先: キプロス、預金課税案を否決　ＥＵの支援計画、宙に浮く---(朝日新聞) 投稿者 ミスター第二分類 日時 2013 年 3 月 20 日 10:13:52)

ユーログループ、キプロスの銀行２行閉鎖と資産凍結を検討 --(ブルームバーグ)

出典　http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MK10XH6JTSEQ01.html

　３月21日（ブルームバーグ）：キプロスに救済条件として銀行システムの縮小を迫っているユーロ圏財務相会合（ユーログループ）は、極端過ぎるとして先週断念した要求を復活させている。４人の欧州当局者が明らかにした。

　協議は継続中だとして同関係者が匿名を条件に語ったところによると、ユーログループはキプロスの大手銀行２行を閉鎖して預金保険対象外の資産を凍結する計画を検討中。財務相らは21日夜に電話会議を開いている。

　関係者の１人によれば、キプロス・ポピュラー銀行 とバンク・オブ・キプロス は分割されていわゆるバッドバンクが設立される。欧州連合（ＥＵ）が上限とする10万ユーロ（約1224万円）までの預金保険対象部分はいわゆるグッドバンクに移管され損失を被らない一方、保険対象外の部分はバッドバンクに移管され、資産が売却可能になるまで凍結されると４人の当局者は述べた。

　国際通貨基金（ＩＭＦ）と欧州中央銀行（ＥＣＢ）の支持を得ている同計画では、保険対象外の預金者を含む無担保の債権者の損失は40％に達する。先週却下されたこうした方式は、保険対象の預金への課税や、キプロスの銀行がＥＣＢからの支援を失い無秩序に経営破綻する状況よりも良い選択肢だと見なされているという。

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[コメント]
　分り易く書けば、キプロスの2つの銀行は潰してしまい大口預金者の預金は40%カットすると言う事です。

　大口預金には、ロシアやイギリス等からのアングラマネーと見られるものも相当に含まれている筈で、これらへの影響がかなり出そうです。

　これが実施されると、キプロスという国家は、もう金融業を中心に国家を運営して行けなくなる事でしょう。

　国家の身の丈に見合わない程、金融機関が巨大で、危機に瀕した場合に保護や処理ができないとなれば、もう誰もキプロスの銀行とは取引しないでしょう。
　金融機関の背後にある、国による規制と保護という「見えざる信用」が崩壊したのですから。

　もしかするとEUはタックス・ヘイブンの金融機関を潰す事で、その事を知らしめ、タックス・ヘイブンからのキャピタル・フライトを狙っているのかもしれませんが・・・・・・・ 　

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• 「裏金庫」キプロス混乱で焦るロシア（真相深層）---(日本経済新聞) ミスター第二分類 2013/3/23 09:59:22 (0)

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