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今回のバクチは成功するのか 否定的な専門筋は事態をどう見る (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/494.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 09 日 00:11:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8470.html
2013/4/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


日銀・黒田新総裁の「異次元緩和」にマーケットは沸いているが、その一方で否定的な見方も多い。これだけ日本株が上がっているのに、歓迎どころか、青ざめている専門家の方が多いくらいだ。

「日銀は国債購入額を単純計算で毎月7兆円強とする緩和策を打ち出しました。発行額の約7割を日銀が買うということです。こうなると、完全な官製相場で債券市場は機能しなくなります」

こう言ったのは三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏だ。日銀の「買い」が続けば、当面、国債は高値安定するのだろうが、こういうのを日銀による「財政ファイナンス(財政赤字の穴埋め)」というのである。財政規律を無視するようなやり方がいつまで続くのか。

加えて、危うい債券市場から逃げ出したマネーは株や不動産に流れ、資産バブルを膨らます。これによって安倍政権は景気回復を演出したいのだろうが、BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「(株は)企業の経営実態とはかけ離れた値上がりで、バブルの兆候」(毎日新聞5日)との懸念を示した。

◆日銀のバランスシートは怪しい資産で膨らんでいく

資産バブルは、株や土地などの資産を持つ人には恩恵があるが、多くの庶民には関係ない。しかし、バブルがはじければ、その影響は資産を持たない人にも広く波及する。日本は経験上、それをよーく知っているはずなのに、黒田日銀は札を刷る輪転機の速度を倍に上げて、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(J―REIT)などのリスク資産まで買い増すのだ。国債の買い入れ対象は40年ものにまで広げ、銀行券ルールも反故(ほご)に、つまり、歯止めをなくした。これじゃあ、放漫財政を宣言したようなものだ。

「黒田新総裁は『財政ファイナンスではない』と言っていましたが、問題は市場がどう見るかです。大胆な緩和策の発表と同時に、政府が財政規律について説明する必要があったと思います」(宇野大介氏=前出)

黒田は政策決定会合後の会見で「戦力の逐次投入はせず、必要な施策をすべて講じた」と得意げに語っていたが、これも危ないセリフだ。裏を返せば、もう切るカードがないということだからだ。これでデフレ脱却ができなければ、次の策はない。つまり、際限なく債券を買い続けなければならなくなる。日銀のバランスシートは怪しい資産で膨らんでいく。危なっかしいったらありゃしない。

◆黒田日銀は危険な領域に踏み込んだ

経済ジャーナリストの有森隆氏はこう言う。

「これだけの危険があるのに、政策決定会合は全会一致でした。3人の正副総裁だけでなく、6人の審議委員までもが市場の期待と政治の圧力におもねったのです。これではまるで経済戦争の大政翼賛会ですよ。日銀の首脳陣が目をつぶってリスクに飛び込もうとした時、冷静に『待った』をかけられる人がいないことが恐ろしい」

そもそも、黒田の「輪転機」政策で人々のインフレ期待が高まり、モノが売れて、デフレ脱却ができるのなら、とっくにやっていなければおかしい。それをやらなかったのはリスクと副作用が大き過ぎるからだ。

「セントラルバンクの使命は通貨の信用を守ること。ところが、日銀プロパーではない黒田総裁はアッサリ一線を越えてしまった」(日銀関係者)

この先は未知の領域で、日本はリフレ派によって、壮大な実験場にされているようなものなのだ。

◆アベノミクスの本質は「収奪政策」だ

決定会合後の会見で、黒田は「重大な副作用が直ちに表れる可能性は低い」と言った。どこかで聞いたセリフだ。福島原発事故の直後、当時の枝野官房長官も「直ちに影響はない」と繰り返していた。しかし、漏れ出た放射能はとんでもない量だった。今度の黒田日銀の量的緩和も同じである。

筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済学)が言う。

「黒田日銀は、実質的な財政ファイナンスに踏み出したとみています。毎月7兆円の国債購入は、間接的な国債の日銀引き受けです。いつ国債暴落を招いてもおかしくない。だいたい、中央銀行が株屋や不動産屋になってリスク資産をどんどん買い込むなんて、正気の沙汰ではありません。株価は永遠に上がり続けるわけではない。下落した時には、日銀の資産が劣化し、円の信用が著しく毀損して、円売りが加速する。そうなると、『悪い円安』が進み、輸入インフレが起きる。貿易赤字が拡大し経常収支の赤字も膨らんでいく。ある時点で国債暴落です。黒田日銀のバクチみたいな金融政策の行く末は空恐ろしいものがあります」

すでに円安で輸入コストは上昇し、家計の負担は増している。そこに2%の物価上昇が加わり、さらに消費増税がのしかかってくる。

「このままいけば、給料は上がらず、物価だけが上昇する『悪いデフレ脱却』に向かいます。低賃金でも生活できたのはデフレのおかげなのに、低賃金のインフレは最悪です。私は、アベノミクスとは、究極的には国民資産の収奪政策だと考えています。庶民は株が上がったといって喜んでいる場合ではありません」(小林弥六氏=前出)

◆インフレ政策は政府の究極の錬金術

経済学者の野口悠紀雄氏は近著「金融緩和で日本は破綻する」で、こんなことを書いている。

〈歴史上、財政赤字が一定の限度を超えた場合には、ほぼ例外なくインフレを引き起こしている〉

〈インフレは税と同じ経済効果を発揮する〉

〈(日銀の国債引き受けによって)政府は、税制改正なしに、そして市場の制約なしに、いくらでも財源を調達できる。国民から見れば、法律によらずに財産を没収される手段である〉

黒田日銀の金融緩和=インフレ政策は、家計から政府へ所得移転を起こす錬金術なのである。

実体経済は良くならない。成長戦略もない。だから、金融政策のイリュージョンで、国民からかすめ取ろうということだ。

だとすると、黒田と安倍がやろうとしていることは、バクチよりひどくて、収奪という犯罪ということになる。


 

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コメント
 
01. 2013年4月09日 02:29:12 : W18zBTaIM6
小沢信者は経済がわからないだけだよ

02. 2013年4月09日 10:03:00 : hLWy48CiCA
>01

ぷっ

工作員のおまえはもっとわからんだろう

ボケ!カス!


03. 2013年4月09日 10:37:10 : EhO436YUJs
------黒田と安倍がやろうとしていることは、バクチよりひどくて、収奪という犯罪ということになる。

記事のこの表現はいい。たんすの中に手をつっこんで金をぬすめば刑務所行きだが、
お札を刷って国民の金を目減りさせ政府や特定の層がもうけても犯罪者にはならない。

それ以上に困るのは、副作用で日本経済が破綻することだ。もう外人の日本に対する
長期的な投資は望めない。世界のどこもやってないことをするのは勇気ではなく馬鹿
なのだ。円はこれから価値を下げる。そんな国をだれもあいてにしない。国民も多く
はインフレに疲弊するだろう。

苦しいからこそ、規制緩和という正しい方策を採らねばならない。


04. 2013年4月09日 12:19:27 : xEBOc6ttRg
>実体経済は良くならない。成長戦略もない。

これは間違い。

それに実体経済は確実に上向く


>金融政策のイリュージョンで、国民からかすめ取〜黒田と安倍がやろうとしていることは、バクチよりひどくて、収奪という犯罪

これまではデフレで賃金が下がると、散々批判していたのに笑える

緊縮にせよ緩和にせよ、金融政策も財政政策も、必ず、受益者と負担者が存在するということだ

しかしゲンダイの記事は、不満をもつB層への売り上げを伸ばすことしか考えていないから

部分的には正しい主張も含まれるが、反体制的な主張に流されがちで、結局は、矛盾だらけとなる

わかり易いマスゴミの王道と言える


05. 2013年4月09日 12:52:50 : zBYc960RaI
朝日新聞の一面でおもしろい記事を読んだ。
欧米株価はドル建てで、日経平均は円建てで計算し、日本株独り勝ち!とはやし
立てているんだ。ちょっと日経もドル建てで計算してみ。


06. 2013年4月09日 21:07:13 : qugjM7x9TQ
失業率が3%にならないと、評価されないよ。

07. 2013年4月09日 22:46:12 : p1Jwnbn1zY
黒田の本音は国債の借金をチャラにすることを目論んでいる。俺たちはちゃんとその後の「手」は打ってある、馬鹿な国民を踏み台にして、な。

08. 2013年4月10日 02:55:11 : XsHiTEK9pY
ちょっと長いが貼っておこう・・・

■黒田新日銀総裁の大胆緩和政策の「異次元性」の「異常性」。「通貨の番人」の規律喪失

私は「時事直言」(www.chokugen.com/)で4月4日に発表された黒田新日銀の異次元かつ大胆と言われる金融緩和導入決定についての「異常性」を述べた。
国民の資産と経済活動の「糧」であり国民経済の価値を代表する円通貨発行の自由裁量権を持つ日銀は明治以来通貨発行に於いて厳しい規律を自ら課してきた。市場や実体経済の通貨需要以上に通貨を発行すれば通貨価値が低下し国民資産と経済価値(購買力等)を奪うことになる。
国民が何十年もかかって貯蓄した預金や持家の価値が奪われるようなことが無いよう、日銀は「(必要があって)市場に流通している通貨量以上に新たに通貨を発行して国家の負債(国債)を購入しないことを自ら決め、「日銀のルール」として守ってきたのである。
黒田総裁の言う「異次元の金融緩和」とは、「日銀券ルール」の無視であり、市場が示す実体経済の通貨需要を一切考慮せず、マネタリーベースを単純に倍増するなど「通貨の番人」としての中央銀行(日銀)の国民に対する「責任放棄」である。

■日銀と次元の違うFRBへの追従

黒田総裁が言う異次元の緩和はFRB(連邦準備理事会)やECB(欧州中央銀行)が5年以上続けている金融緩和政策への追従以外の何物でもない。
円は日本だけに通用するローカル通貨であり、円は国際通貨であるドルや欧州の共通通貨ユーロとは機能、責任、支配力(影響範囲)において似ても似つかぬ存在である。国際基軸通貨の責任者FRBの金融緩和政策は世界経済を主導する米国と世界経済が対象であり、米議会を通して世界市場に説明責任を果たしている。ECBについても同じである。従ってFRBは世界経済を、またECBは欧州経済を対象とした質と量の両面にわたる金融緩和政策を決定し市場に説明をしている。円はローカル通貨として日本国内のみで通用する通貨であるから中央銀行(日銀)としての金融政策の対象は世界ではなく日本経済のみである。
前回の本誌や報道で黒田日銀の緩和内容については説明されているから省略するが、黒田総裁は向こう2年間(2015年まで)で物価目標2%を達成するまで月間7兆円規模の緩和を決めている。これは月間$85 billion (約8兆円)の緩和を実行しているFRBとほぼ同じ緩和量である。日本のGDP(国内総生産:約500兆円)の3倍(約1,500兆円)の経済規模と世界経済を視野に入れたFRBとほぼ同額の量的緩和を日銀がする根拠と理由は何か。通貨の機能、責任、影響力がドルと根本的に異なる円の責任者、黒田総裁の、国際基軸通貨ドルの責任者であるFRBに追従する神経は「異常」以外の何物でもない。黒田総裁の言う「異次元」とはローカル通貨(円)を国際通貨という異次元に仮想して金融政策を行うという意味なのだろうか。

■ネタ無き「黒田マジック」と恐るべき結果

債権購入量も「倍増」、マネタリー・ベース(通貨供給量)も市場(コール市場)無視で「倍増」(138兆円から270兆円)、長期債購入倍増(190兆円)、リスク債権(ETFやREIT)の購入も「倍増」(ETF年間1兆円買増し)、国債保有残存期間も3年‐4年前後から「倍」の7年以上、、、。
黒田総裁は「市場と会話をする」と言うが、一方的に「何もかも倍にする」と宣言しただけでは市場との会話にはならない。黒田総裁は「倍々ゲーム」の理由を市場に一切説明しなかったし、また出来る筈がない。「黒田マジック」の手品には「種」は無く、あるのは、ありもしないものを、あるかに見せる催眠術だけである。黒田マジックの結果は、1985年のプラザ合意後の1998年から1991年まで続いた「土地神話」と「ニッケイ平均38,957円」(1989年2月29日)の狂乱と、後にバブル崩壊で奈落の底に落ち込み、20年間苦しんだ日本の再現である。黒田マジックは国民の預金をリスク金融商品(株式等)と不動産に強制誘導し、銀行に必要以上の融資を促す、正に日本を「一億総バブル」に追い込もうとしているに他ならない。経済基盤がぜい弱な日本で増大する仮需要資産は潜在成長率を高めながら経済復活が確実になってきたアメリカのNY株式市場、米国債、米不動産等へ押し流されるのが宿命。そして日本の銀行融資が限界に達し、余剰含み資産の増大化が止まるとアメリカは金融、住宅市場をバブル崩壊に誘導するからアメリカに流れた日本の資産は返ってこない!
アメリカに奪われる日本の資産とは、日本人が一生懸命貯めた銀行預金、タンス預金、銀行から無理やり押し付けられた借金である。失った資産回復にはまたもや20年かかるであろう。

■アメリカは何故黒田大胆緩和を歓迎するか

アメリカは5年以上の金融緩和政策を続けた結果住宅価格が上昇に転じ、結果家計の資産増で消費が着実に伸びている。さらにシェールガス・オイル革命でエネルギー・コスト(電力コスト)が下がりアメリカ潜在経済成長率が上昇、アメリカ経済復活の基盤が固まりつつある。このように長期金融緩和政策の実効が明確となりつつあることから、FRBは金融緩和の出口を模索し始めている。今後のアメリカ経済のリスクは金融緩和中止による金利上昇、株価下落、さらに長年の大型金融緩和の副産物、財政赤字である。黒田大胆緩和による対ドル円安でアメリカの国際競争力が落ちることはオバマ大統領が唱える輸出倍増計画にとって由々しき問題であるが、バーナンキFRB議長が黒田緩和を「多くの国に有利」などと持ち上げ、決して市場介入などと批判しないのは何故か。
それは黒田緩和はジャパン・マネーの米国への強制移動だから。(今後発表される)50兆円規模の米国債購入でアメリカが心配する緩和出口による金利上昇にストップがかかるばかりか株価を下支えする。さらに日本はアメリカの金融緩和による財政赤字を買わされることになる。アメリカの対日世論操作は今に始まった事ではないが、安倍政権誕生と黒田日銀の異次元緩和のタイミングはアメリカにとって最高である。

■市場はもう「黒田マジック」の答えを出している。

月5日午前中、日本の債権市場で想像を絶する黒田緩和内容がもとで債権買いが殺到し10年物国債の利回りは0.315%に急落、史上最低金利を記録。
ニッケイ平均も591円高で1万3,225円をつけた。ところが後場に入ると債権先物市場で債権価格が制限価幅いっぱいに急落、市場は取引停止。取引再開後さらに急落が続き2度目の取引停止。午前中の利回り0.315%は0.62%まで急騰し、株価も591円高は199円高に終わり1万3千円を大きく割り込み1万2,833円で終わった。
4月5日の債権市場に吹き荒れた午前の「債権買い殺到」と午後の「債権売り殺到」は「決して説明出来ない黒田異常緩和政策」への市場の回答である。
「日本経済一時的狂乱後は奈落の底」を見事に示唆している。
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h25/jiji130408_819.html


09. 2013年4月10日 10:25:27 : V4XLc740yo
世界最大の軍事力をもつアメリカとヨーロッパ主要国含め27カ国が加盟する
EUはおおきな信用力をもっている。
日本が脆弱の基盤しかないのは>>08の記事のとおり。それを黒田に地銀の政策で決定
的に毀損してしまった。真の資金調達は輪転機をまわしたのでは得られない。その
資金調達を高コストのものにしてしまった。

アメリカの復活は金融政策ではない。アップル、グーグル、アマゾンなどのITを
活用した新興企業の発展、シェールガスの採鉱技術の開発など地道な努力の結果なの
だ。日本では新産業の芽があっても官僚がぶち壊してきた。これでは、実体経済が
よくなるはずがない。記事の言うとおり。


10. 2013年4月10日 10:44:28 : Ym9NcScnZo
私も>>01の言うとおりだと思います。
基礎レベルの経済学知識があれば円安で需要が増えることぐらいわかるはずなのに、何故そんな基本的なことで文句がでるのかわかりません。

そういえば、日刊ゲンダイは野田政権が円高対策がおざなりになっていたことを批判していたはずですが、抜本的に円高対策をしようすれば程度の違いこそあれ今回の黒田総裁の手法と同じ方向を向かざるを得ないため、日刊ゲンダイが今回の円安を批判していることは矛盾ではないでしょうか?
それとも、日刊ゲンダイの記者は主旨替えをして「野田政権の経済政策は正しかった」と主張するようになったのでしょうか?

なお、私は>>04さんの主張にはほぼ賛成です。
「部分的には正しい主張も含まれるが、反体制的な主張に流されがちで、結局は、矛盾だらけとなる」のくだりには、私も自戒を込めて同意します。


11. 2013年4月10日 12:45:15 : HBmCjv2K2U
10様
その「基礎レベルの経済学知識」が無用の知識であれば元も子もありません。経済現象がそれ程単純な事であるならば、日本経済もとうの昔に立ち直っていたことでしょう。現在主流の経済学の根本教義をその根本から疑う事から始めねばなりません。

12. 2013年4月10日 13:41:25 : Ym9NcScnZo
>>11
あなたの言い分には納得しかねますね。
基礎レベルの経済学知識を否定するにはそれなりの論拠を示す必要があるのですが、あなたはまだそれを論証していません。
この点については今回の日刊ゲンダイの記事も同様で、イメージを煽る部分はあっても経済学的考察の形跡はあまりないのです。
たとえば、「『悪い円安』が進み、輸入インフレが起きる。貿易赤字が拡大し経常収支の赤字も膨らんでいく。」の部分でも、円安で需要が増えるメリットを考慮し比較検討したわけではないことは明らかです。

13. 2013年4月10日 15:22:16 : h7a0LTrbfs
10様
申し訳ありませんが基礎レベルの経済知識の円安になれば需要が増えるところを説明していただけないでしょうか?
よろしくお願いします

14. 2013年4月10日 17:34:16 : Ym9NcScnZo
>>13
簡単に言えば、円安になれば国産製品の価格競争力が上がるからです。
これは輸出する場合に限らず、国内市場においても国産製品と比較して他国製品の方がこれまでより割高感が生じます。
この価格競争力の向上により国産製品がより多く売れるようになります。
したがって、円安になれば国産製品がそれ以前と比較してより売れるようになるため、「円安になれば需要が増える」と言われるのです。

15. 2013年4月10日 17:45:38 : tuYLsyY4pI
安部政権のやり方を容認している米国を代表とする連合国は、何らかの形でさまざまな協力を条件に出していると思うな。個人的には、戦争関連で何かあると思っている。今回の北朝鮮の騒ぎも米国かロシアが1枚かんでそうな気がする。

16. 2013年4月10日 20:56:27 : lqOPOFnyLE
>14

とにかく、数ヶ月先にもう一度ここを見ましょう。その時本当に輸出高が順調に上がっていれば、いうことはないです。


17. 2013年4月11日 00:29:58 : 3PJAqRzx3M
>>14
要するに輸出企業は儲かる、ということでしょ。
それは各所ですでに指摘されています。
輸入品(燃料等)の上昇を考えると円安がまるまるメリットになるわけでもないと
思いますがね。

18. 2013年4月11日 08:49:49 : MtjjP19pzU
>>14
円安になれば、物価上昇がおこる、実際燃料、電気代など上がっている。
それで実質所得は下がる。その場合需要が減るのは経済のイロハで、子供でも
知っていること。ただ、継続して物価は上昇するから、貯金を吐き出して使えと
政府、日銀は言っている。円の価値はこれから下落するのだと。が、この場合
国民は外貨、ゴールドに資産を移し変えるだろう。

19. 2013年4月11日 16:34:51 : Ym9NcScnZo
>>16
同感です。
百聞は一見にしかずといいますし、私も説明するのに疲れました。

>>17-18
これは見解の相違ですね。
輸入品価格の上昇は国産製品の価格競争力上昇と表裏一体の関係ですから、私は輸入品の価格が上昇するデメリットと比較して需要が増えるメリットが勝ると考えたわけです。
需要が増えれば企業業績も上がり雇用や賃金が増加するので、購買力の点でも円安の方が有利だと私は考えています。


20. 2013年4月12日 09:09:12 : HM37gc9ZAo

>これは見解の相違ですね。

経済学の定説を「見解の相違」といわれては困る。

>私は輸入品の価格が上昇するデメリットと比較して需要が増えるメリットが勝ると考えたわけです。

国内産品も燃料などの原材料の値上がりで、値上げせざるを得なくなります。これで
需要は下がらざるを得ません。もし国の収支の黒字がおおきくなっても通貨増、円安
政策をつづければ、海外も反発するでしょう。


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