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金利上昇の説明に”苦慮”する黒田総裁 (東洋経済オンライン) 
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/862.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 23 日 10:33:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130523-00014057-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 5月23日(木)8時0分配信


 金融政策の「わかりやすさ」を重視する黒田東彦日本銀行総裁だが、今回は曖昧模糊としていた。22日の金融政策決定会合後の会見で、何より注目されていたのは足元の長期金利上昇に対する黒田総裁の見解だった。


 4月4日にブチ上げた金融緩和策では国債の大量買入れで「イールドカーブ全体の金利低下を促す」と宣言したが、むしろ金利は短期から長期まで上昇している。円安と株高が進む中、5月10日以降に長期金利の急な上昇が起きたこともあり、会見での質問は「金利」に集中した。

 黒田総裁は長期金利の要素について、?景気回復や物価の上昇見通し、?債券保有に伴うリスク(リスクプレミアム)という二つで形成されていると繰り返し説明。日銀による巨額の国債買入で「リスクプレミアムを圧縮する効果がある」とし、「買入れが進むにつれてその効果が強まっていく」と述べた。要は、日銀が低下を促す金利ははあくまで「部分的なもの」というわけだ。
.

■ 結局は金利の上昇を容認? 

 4日の金融緩和決定以降、銀行の市場運用担当者からは「仮に物価上昇が実現するという見方が強まれば、当然、金利は上昇していく。しかし、日銀は金融緩和で下げると言っている。金利はいったいどちらに動くのか」という声はあった。黒田総裁は会見で、「経済学の理論が教える通り」と断ったうえで、「短期金利のように中央銀行が完全に(長期金利を)コントロールできるものとは違う」とも述べているように、足元の金利上昇をいくらか許容しているとみられる。

 従来、日銀は短期金利だけをコントロールし、長期金利の動向は市場機能に任せていた。一方、黒田日銀ではこれまでの緩和策が不十分だとして、短期から長期まで全体の金利低下を促すという未知の領域に踏み込んだ。それがうまくいかずとも、大胆な金融緩和を打ち出したことで人々の期待が変わり、円安・株高から企業業績の改善や個人消費の増加につながっていることに救われている面があるだろう。

 そもそも、金利水準に影響する二つの要素を定量的に区別することは難しい。理屈としては、景気回復や物価上昇期待が大きく上昇すれば、日銀によるリスクプレミアム圧縮を相殺して金利が上昇する。黒田総裁は、「今の段階で直ちに金利が上がると見ていない」「大きく金利が跳ねると考えていない」と繰り返したものの、「さらなる金利低下を促す」と踏み込んだ発言はしなかった。


■ 国債市場の安定化には要時間

 日銀の予想に反して早々に金利が上昇し続けるようだと、金融緩和の中で住宅ローン金利などは上昇する。超低金利で利払いが抑制できていた政府にとっても痛手となる。金融緩和で”時間”を買っている間は、できるだけ低金利が維持されているほうがいい。

 黒田総裁は「金融緩和の3つの波及経路のうち1番目の経路(長めの金利や資産価格のプレミアムへの働きかけ)として重視している。引き続き尽力していく」と述べた。

 だが、実務を担う金融市場局ができることは、「全体の金利低下を促す」ことではなく、景気回復や物価上昇期待からくる金利上昇をできるだけ抑制し、市場が混乱しないように円滑に国債の買入れを進めることなのかもしれない。

 いずれにしろ、日銀が今回の金融緩和を通じて資金供給量を2年で2倍に増やすため、民間金融機関から膨大な額の国債を買い入れることに変わりはない。日銀は異次元の金融緩和にどのような副作用が伴うのかを、これまで以上に注視していく必要がある。

井下 健悟


 

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コメント
 
01. 2013年5月23日 18:55:06 : BDDFeQHT6I
既発行の国債を全部日銀が買い取れば金利の上昇など気にせずに済む、円の価値は完全に毀損され国民の財産が目減りするが国は痛くも痒くもない、一旦チャラにしても20年も経てばまた膨大な国の借金が積み上がるだろう。

02. 2013年5月25日 11:23:25 : e9xeV93vFQ
2013年 5月 25日 10:38 JST
日本の生命保険各社、荒れ模様の国債市場に苦慮 
By ELEANOR WARNOCK AND KOSAKU NARIOKA

 【東京】国内最大級の機関投資家、生命保険会社が国債購入に苦慮している。直近の利回りが上昇し国債への投資妙味が増している可能性もあるものの、市場の変動が激しすぎるためだ。

 日本銀行が先月初旬に今年の新発国債の7割以上を買い入れる量的緩和策を発表して以来、国債利回りは大きく変動している。この日銀買い入れが市場に与える影響が懸念されるなか、日銀や市場参加者の予想とは裏腹に、全体的に利回りは上昇してきた。

 こうした新たな緩和環境の下、生保各社は全般的な投資戦略を大きく変更する予定はないとしつつも、慎重に様子を見ている。

 資産規模で国内第7位の富国生命の取締役執行役員、藤原利秀氏は決算発表の場で、利回りがこれほど短期的に変動していると、長期利回りが若干上昇しても債券保有を大きく増やすのは難しいと述べた。

 政府首脳陣も直近の利回り上昇に懸念を表明しており、安倍晋三首相は24日の国会で、長期金利が急激に上昇すれば経済財政に大きな影響が及ぶ恐れがあるとし、日銀の適切な対応を期待すると述べた。

 利回り上昇は理論上、国債に多額の投資を行う生保にとっては歓迎すべき状況のはずだが、国債投資戦略は市場の安定が前提となっている。

 今年3月31日の前期末時点で資産残高5兆9300億円のフコク生命は今年度の国債保有高を1000億円増やす計画だが、保有債券の売買に関して懸念が残るようであれば新規投資資金の一部を現金保有とすることも考えているとした。

 国内第6位の三井生命の杉本整運用統括部長は24日の決算発表会見で、国債利回りは5月半ば以降上昇しているが、国債購入は計画していたよりも慎重に進めていることを明らかにした。通常の購入ペースを自動車の速さとするならば、4月は「歩く」速さ、5月は「自転車」の速さだと形容した。

 この日は6社の生保が決算を発表したが、国債利回りの上昇に伴い、当初計画よりも国債購入を増やす予定としたのは1社のみだった。

 資産残高32兆2400億円で国内第2位の明治安田生命保険の殿岡裕章副社長は、利回りが現行水準なら日本国債に資金を振り向けること が可能と述べた。

それ以外の5社は、量的緩和導入以来の市場の動きによって投資計画を再考したわけではないとした。投資担当役員らは、向こう数カ月間で日銀が市場の懸念に対応し、国債買い入れオペを微調整し続ければ利回りも安定するとみている。

 資産規模53兆6400億円で国内最大の日本生命の大関洋財務企画部長は、市場の安定を図るために買いオペが当初発表されたものから調整されていると指摘、その結果、市場は徐々に安定すると予想する。

 生命保険協会によれば、今年3月末時点で加盟43社の合計投資資金残高は324兆7000億円となっており、日本の年間GDP(国内総生産)の3分の2以上に相当する。


03. 2013年5月25日 12:28:39 : e9xeV93vFQ

独連邦債値上がり、リスク回避でスペイン・イタリア国債下落
2013年 05月 25日 03:15 JST  

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[ロンドン 24日 ロイター] 24日のユーロ圏金融・債券市場は、スペインやイタリアの国債利回りが上昇、独連邦債価格は値上がりした。27日は英国が祝日となるため連休を前に格付けが高く、安全資産とされる独連邦債が買われた。

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が22日、景気が改善すれば、向こう数回の会合で債券買い入れの縮小もあり得るとの見方を示し、市場で懸念が強まった。米商務省が24日発表した4月の耐久財新規受注の伸びが予想を上回ったことも、こうした見方を支えた。これを受け、より高リスクとされる国債への売り圧力が一段と強まった。

市場関係者によると、株式相場の弱含みに伴い、先月堅調な伸びを示したイタリアやスペイン国債を売って利益を確定する動きも出ているという。

クレディ・アグリコルの世界債券戦略部門の責任者デービッド・キーブル氏は「引き続きFRBの(債券買い入れ)縮小(の可能性)を材料に取引されている。ややリスクオフの状況だ」と話した。

スペイン国債10年物の利回りは14ベーシスポイント(bp)上昇して4.45%、イタリア10年債利回り も13bp上げて4.17%となった。

ユーロ圏経済の見通しがさえず、欧州中央銀行(ECB)は年内、引き続き金融緩和に重心を置くとみられ、周辺国債券の値下がりは新たなトレンドというよりも修正局面との声が市場で聞かれる。27日は英市場が休場となることから、3連休となる週末を控えたリスクオフの相場との指摘もあった。

独連邦債先物は19ティック高の144.58。IFO経済研究所が発表した5月の独業況指数が市場予想を上回り、2カ月ぶりの安値水準をつける場面もあった。

ユーロ圏経済の見通しが厳しさを増すなか、独連邦債は引き続き振れが大きく、目先は指標により神経質な動きとなるとの見方も聞かれた。
 
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